石鹸考 |
更新日/2017(平成29).8.7日
更新日/2017(平成29).8.7日 れんだいこ拝 |
世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルスへの感染を予防として「石けんを用いた手洗い」を呼びかけている。「なぜ画期的な新技術や強力な新薬ではなく、昔から身近に使われていた石けんがウイルス対策に効果的なのか」。この疑問に、ニューサウスウェールズ大学の超分子化学の専門家であるポール・サンダーソン氏が次のように答えている。 ほとんどのウイルスは、RNA・たんぱく質・脂質という3つの構成要素から成る自己組織化ナノ粒子である。ウイルスは厳密には生き物ではない。超分子化学の立場からすると「自然と自分と同じ構造をつくりあげるナノサイズの粒子」である。重要なことは、ウイルスの中核であるRNAを保護しているのが脂質の膜だという点である。ウイルスの粒子はエンベロープという膜で保護されおり、このエンベロープの多くは脂質二重層でできている。脂質二重層の組織はまるで面ファスナーのようにがっちりとかみ合っているため物理的に分解することは困難だが、分子同士は非共有結合でつながっているので、化学的な結合力そのものは弱い。石けんには脂質を溶かしてしまう作用があるので、石けんにさらされたウイルスは「トランプで作ったピラミッド」のように簡単にバラバラになってしまう。これに、石けんが手の表面から汚れを除去する効果も加わるので、石けんはウイルス対策にうってつけとなる。ドラッグストアなどには手洗い用の石けん以外にも、抗菌作用などをうたったさまざまな製品があるが、「それらはウイルスの構造にはまったく影響を与えないので、普通の石けんには勝てない」とサンダーソン氏は指摘。多くの衛生用品は「石けんの高価なバージョンに過ぎません」と断じた。 唯一の例外はアルコール消毒。アルコールは60%を超す程度の濃度になると、脂質を溶かす溶剤としての作用が非常に強くなる。そのため、市販されている濃度60~80%のアルコール消毒液は石けんと同様の仕組みで効果的にウイルスを不活性化させる。しかし、石けんでの手洗いと違ってウイルスごと汚れを除去する作用はないので、石けんほどの効果は見込めない。ウイルスが含まれただ液の動きをシミュレートした別の研究でも、ウイルス対策にはアルコール消毒より石けんでの手洗いの方が効果的であるという結果が示されている。 |
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【ウィルスと石けん】 |
インフルエンザウイルスによる実験でハンドソープ製品の大半の主成分である合成系界面活性剤と比べ自然素材無添加石けん(の界面活性剤)のウイルス破壊能力が100〜1000倍も大きいことが明らかになっている。「自然原料で製造した無添加石けんの主成分である界面活性剤を調べたところインフルエンザウイルスに対する効果があまりにも大きいことにびっくりしました」。広島大学大学院ウイルス学教授の坂口剛正氏 。さらに567ウィルスに関しても天然せっけん成分が高い予防効果を示すと発表されている。 |
天然せっけんにコロナ抑制効果 北九州市のメーカーと広島大共同研究 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/679856/ 今回の法改正は狂ってる。政府が有害物質に指定しようとしている成分は動植物の油脂からつくられるモノで石けんとして人間が昔から使ってきた成分で、それをなぜ今になって第一種(有害)物質に指定するのか。この背景に合成洗剤業界の思惑があることは間違いない。洗濯洗剤やシャンプーなどの合成洗剤類では9種類の合成界面活性剤が第一種物質に指定されている。これらの物質は人体への影響のほか自然界ではなかなか分解せず生態系に悪影響を与える。 |
昔からの石鹸もいいけど重曹でほとんどまかなえる。
普通の固形石鹸で髪も洗ってクエン酸を湯舟の湯に溶かしたものを髪にかけるとリンスになる。市販のシャンプーもリンスも(いつまでも臭いが消えない)洗濯用合成洗剤も使わない。歯磨き粉が売れないのでスースーするミントを混ぜたらよく売れるようになった、と宣伝の専門家がしゃべっていたが、要するに実態とはまったく関係ない効果もない何かを添加して買う気にさせる商売をしているのだ。ひでえ連中だよ。その分の費用も価格に入ってるんだから。 |
(私論.私見)