タバコ囚の脱獄生還記その2

 (最新見直し2014.10.20日)

 (ほう吉のショートメッセージ)
 ドキュメント「タバコ囚の脱獄生還記その2」を公開しておく。

 体験を幅広くするために「禁煙の巻」、「禁煙の森 」、「禁煙の森 掲示板」、「読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー [セラピーシリーズ] (ムックセレクト) [新書]」、「禁煙成功のノウハウ」、「佐藤内科クリニック」、「禁煙成功体験談 この方法で必ずタバコはやめられる」、「禁煙に関する知識集」、「禁煙・離煙・卒煙・たばこの煙が無い生活・体験記」、「禁煙奮闘日記」、「禁煙サイトリンク集」、「まだ たばこを吸っているあなたへ」、「禁煙ブログ 根性と意志で戦う記録」等々を参照した。

 2014.05.18日 ほう吉拝

【我が禁煙闘争記その2】

 禁煙2ヶ月目以降の戦い
 禁煙60日(2ヶ月)目の6.28日、このところのいつもと同じ目覚めである。依然として目覚め時の脳バンド感を感じたが洗面後はほぼなくなり、いつになくくっきり目覚めた感じである。歯を磨いたこともありとてもスッキリとして気持ちが良い。とうとう禁煙2ヶ月目を迎えた。ここまで苦しかったようにも思うが、辿り着いてみればさほど困難だったとも思えない。この先を楽しみ3ヶ月目に向かいたい。体内のタバコ遺産を上手に抜きたいと思う。今後はそういう闘いだろうと思う。
 「もうすぐ2か月です。長かったような、あっという間だったような。喫煙していた時と特に変わったことはタバコの臭いに敏感になったことです。自分が吸っていた時は感じなかったのですが、自分が吸わない立場になるとタバコの臭いが気になります。吸っている人のタバコの臭いはまだしも、吸った後の人の体臭や服などにつくタバコの臭いを臭いと感じてしまいます。不思議というか身勝手と云うか、自分が吸っていた時には気にならなかったタバコの臭いが今は気になり臭いとまで感じてしまうとは」。

 但し、禁煙3ヶ月目で、「タバコのにおいをかぐと、まだ良いにおいと感じます」のブログもある。
 禁煙61日目の6.29日、このところのいつもと同じ目覚めである。違いがあるとすれば、脳バンド感がなくなり、脳の縛りが前葉頭から後頭部の方に移ったことか。そういえば、昨日とあるホテルでの2時間パーティーに出向いたが、以前なら薬切れでタバコをすいたくなりソワソワしたものだが、そういう兆候は何もなかった。

 或る人のブログが次のように述べている。同感なので採録しておく。
 「離脱症状と思われる症状の中で、私にとってとにかくきつかったのが眠気でした。59日目まではそんな状態だったんですが昨日の60日目は『あれ? 今日はあんまり(いや、ほとんど!?)眠くない』と感じるまでに。一時期は『この眠気、いつまで続くの!?』と途方に暮れてましたが、体の変化は着実に表れてきますね。一歩一歩進んで行くしかないし、進めば必ず嬉しい出来事にも出会えるんだなぁと思いました」。

 次のようなブログもある。囲碁吉はまだこの域には達していないが興味深いので採録しておく。
 「禁煙61日目。クリーンな部屋や車等に喫煙者が入ると、タバコ臭と言うか喫煙者臭(煙臭いのではなく、ヘドロのような臭い)を感じる。かつて自分もこうであったのが恥ずかしく感じる(今でもまだそうなのだろうか・・・・)が、現在の自分の書斎(オーディオルーム)もいまだタバコ臭い(煙臭いのではなく、ヘドロの乾燥したような臭い)が残っている。これにはうんざりだ。何時になったら快適な趣味の部屋に生まれ変わるのだろうか」。
 禁煙62日目の6.30日、昨日と同じ目覚めである。ようやく脳バンド感がなくなった気がする。代わって膜が張っている感じだが膜はバンドより弱いという意味だろう。昨日、行きつけの居酒屋で顔見知りと禁煙の話しをしたところ、8ヵ月後に1本吸ったのがきっかけで又吸い始めたと云う。思わず「エェッ8ヶ月も止めていたのに吸い始めたのですか」 と聞き返した。原因は釣りの時の手持ち無沙汰だと云うが、禁煙が如何に難しいのか改めて知らされることになった。 
 禁煙63日(9週)目の7.01日、昨日と同じ目覚めである。脳バンド感がはっきりなくなった。膜が頭の後ろのほうに回って張っている感じだが既に弱い。もう少しでニコチン&タールが溶ける気がする。午前中は禁煙して良かった感を満喫しており、その分、鉄の意志のような禁煙誓約が貫徹している。夕方頃に崩れて格闘が始まるのだが今日はどうなるだろうか。

 納得できるブログがあったので採録しておく。
 「禁煙2ヶ月を経過した頃より、禁煙を始める前の煙草をバリバリ吸っていた頃と同じくらいのヤル気と元気が戻ってきたのを実感しています。喫煙時の状態に戻るだけで2ヶ月かかってしまったと云うことにもなります。今、仕事も1ヶ月前の4倍以上こなせるようになりました。禁煙による仕事効率の低下や鬱は自覚以上に大きいのかもしれません。自分の作業効率が2割減だと思ってたら実は8割減の可能性がありますね。離脱症状はジワジワではなく、意外と階段のように急に良くなったり、逆に結構前の状態に急に戻ったりします。今日もきついから明日もキツイとは限らないわけですね」。
 禁煙64日目の7.02日、昨日と同じ目覚めである。脳バンド感がはっきりなくなったが依然として膜がある。一進一退の感じがする。午前中は禁煙至福のひと時で、タバコを止めて良かった感に浸っている。今まで何でできなかったんだろう、悪魔のささやきに負けたんだろうと悔やむほどである。こたびはそれができた、できつつあることに感謝する。 
 禁煙65日目の7.03日、昨日と同じ目覚めである。禁煙が板についた感じの始まりである。納得できるブログがあったので採録しておく。
 「私は喫煙歴43年で64歳に禁煙しました。喫煙歴が長かっただけに禁断症状も半端ではなく気も狂わんばかりの七転八倒で本当に辛いの言葉に尽きました。でも、成せば成る、タバコは絶対買わないの2つを守り通して今900日越え穏やかな日々を送っています。1日が凄く遅く感じた当時を我慢と根性で乗り越えて来たことに今は自分を褒めています」。
 禁煙66日目の7.04日、昨日と同じ目覚めである。目覚め時のスッキリ感と眠気の関係でスッキリ感が断然優っているようになった。脳バンド、膜も溶けつつある感じがする。昨日、コンビニの喫煙コーナーでタバコ吸っている人を見て可哀想と云う気がした。今までは特別の感情を沸かさなかったのに。それにしても、ついこの間までほう吉はあちら側の人間だったんだなと思い感無量だった。昼頃、行きつけの喫茶店に顔を出したところ、今まで感じなかった店の臭いがした。嗅覚が戻ってき始めたのだと思う。鼻が利きだしたのがうれしい。 
 禁煙67日目の7.05日、いつもと同じ目覚めである。 
 禁煙68日目の7.06日、いつもと同じ目覚めである。今日は目の奥辺りに膜が強い。一進一退だな。夕方、なぜか分からないが突如タバコヤニ溶けの脳内シャワーに見舞われた。吸魔の誘惑としではなく単に混乱を招くだけのタバコヤニ溶けの脳内シャワーだった。少々びっくりした。 
 禁煙69日目の7.07日、いつもと同じ目覚めである。昨日から脳内シャワーが起こっている。思うに恐らく禁煙当初来のタバコヤニ溶け第一ステージが終わり、第二ステージに入ったのではなかろうかと思われる。こういう捉え方は誰もしないだろうが、そう考えたい。従って、この頃に吸魔衝動にやられ再喫煙に向かう者がいるはずである。先輩禁煙成功者の「まだまだ、これから吸いたなるで〜」の教えは、これを示唆しているのではなかろうか。なかなか手強いというか執拗というか要するに「敵もさるもの」と思えばよい。
 禁煙70日(10週)目の7.08日、いつもと同じ目覚めである。第二ステージ的脳の奥の膜を感じる。これが溶け始めていると思う。 
 禁煙71日目の7.09日、いつもと同じ目覚めである。脳バンドなし、膜あり。後頭部に移動している。口の中のネバネバあり。このところお腹が出てきておりメタボ対策が必要と思われる。昨日は飲み会だったが、何の苦労もなく禁煙で通り過ごせた。気に入ったブログを採録しておく。
 「さすがに最近は煙草を吸わない環境が当たり前になって来た。今の精神状態で、禁煙を始めた頃の魔の3日間に苦しんでた自分を見ると、中毒症状の恐ろしさってのが嫌でも実感できる。もう禁煙効果を噛み締めることも禁煙を楽しむこともなくなった。吸わない光景が普通で、たまにタバコを思い出しては懐かしむ感じ」。

 禁煙リバウンドとの戦い
 禁煙72日目の7.10日、いつもと同じ目覚めである。昨夜からメタボ対策として当分、ビールを飲まないことにした。代わりにトマトジュースにした。ズボンのベルトがきつくなり腹のボタンとジッパーを緩めるようになったからである。考えてみれば、メタボは禁煙リバウンドの最たるものである。他にも眠気、食道のゲップ感、脳内萎縮感、その他諸々あるに思われる。そろそろこれとの闘いをせねばならないと思うようになった。

 別にビールに恨みはない。思うにメタボにならないビールを開発すると売れるんではないか。

 禁煙2ヶ月目の半ば以降の戦い
 禁煙73日目の7.11日、いつもと同じ目覚めである。脳の膜を前頭葉辺りで感じる。禁煙リバウンドとしてみぞおち辺りのゲップ感があり、このところ又し始めた。たいした問題でなければよいのだが。
 禁煙74日目の7.12日、いつもと同じ目覚めである。脳の膜も次第に薄くなってきている気がする。今日の気づきは、最近、よく眠ることについてである。毎日ほぼ7時間寝ている。これを逆に云えば、喫煙中の睡眠時間が短かったと云うことになる。平均6時間ほどでやり繰りしていたのではなかろうか。思うに喫煙は睡眠時間を抑制する働きがあるのではなかろうか。今はその時の睡眠不足時間を埋め合わせしようとしてよく眠っているのではなかろうかとさえ思える。
 禁煙75日目の7.13日、いつもと同じ目覚めである。寝覚め時の寝起きがとても良い。喫煙中の胸圧の悪さ、喉のイガイガを思えばどれほど楽かと思う。今日得たネット上の知識で有益なものを採録しておく。
 「一度禁煙に成功していた人が再度吸い始めることをスリップと云う。原因として、脳のなかの海馬という部分にタバコを吸ったときの快感がインプットされており、これが誘惑するからではないかと考えられている。スリップのひとつの山が3ヶ月で、それを過ぎるとスリップする人は少なくなり、6ヶ月経つとほとんど起きなくなり、1年経てばまったくなくなるとされている。まずは3ヶ月目をクリアすれば楽になる。但し、禁煙が完全に身についていない段階なので油断は禁物である。禁煙の習慣がしっかり身に付くまでにはまだもう少し時間が必要である」。

 或る人のブログが次のように述べている。これは良いアイデアかもと思ったので採録しておく。
 「短い時間で1日1、2回だけど毎日のように吸いたい、吸えたらなって吸いたい瞬間が来る。そういう時にはお香を焚いている。お香はいい。いい香りで落ち着く」。
 禁煙76日目の7.14日、いつもと同じ目覚めである。禁煙以来、よく眠る。今日も、膜が張っている、口の中のネバネバがある。
 禁煙77日(11週)目の7.15日、いつもと同じ目覚めである。禁煙以来、よく眠る現象につき気づいたのだが、逆に喫煙は眠気を抑え、無理を通す作用があるのではなかろうか。タバコが徹マンに付き物の筈であると思った。そういえば、最近になって部屋に入った時のタバコの臭いを嗅ぎ分けるようになった。タバコ吸いの顔がタバコ汁に冒されて汚れて黄ばんでいることに気づくようになった。これは、男ならまだしも女性の喫煙者には大変だなと思う。
 禁煙78日目の7.16日、いつもと同じ目覚めである。
 禁煙79日目の7.17日、いつもと同じ目覚めである。書き忘れていたが、去る日、コンビニの喫煙コーナーで顔見知りのご婦人がタバコ吸っていた。横顔を見ると鯉の口のようにパクパクさせていた。改めて中毒患者性を思った。禁煙前の囲碁吉も同じだったことを思った。吸ってる時は中毒性自覚はなかったが、禁煙してみてタバコの中毒性をつくづく感じている。
 禁煙80日目の7.18日、いつもと同じ目覚めである。「まだ毒を吸うか!やめろ~タバコ!」のなるほどのくだりを採録しておく。
 「④気合で禁煙して80日経過。やっと強い禁断症状から抜け出したようだ。しかしながら危ない! って事も多々ある。後10日で取り合えず3ヶ月経過する。自分ながら大したもんだと誉めてやりたい。 ただ不思議な事がある。それは飲酒時に全く吸いたいと思わない。傍でバサバサ煙を出されても何ともない」。
 禁煙81日目の7.19日、いつもと同じ目覚めである。
 禁煙82日目の7.20日、いつもと同じ目覚めである。今日は県下の囲碁団体戦大会があった。戦績は1勝3敗で散々だった。留意すべきは喫煙コーナーに居なかったことだろう。吸っている連中を冷ややかに見ている自分が居た。帰ってからの反省飲み会でも喫煙者のタバコの臭いが気になった。これは大いなる変化である。
 禁煙83日目の7.21日、いつもと同じ目覚めである。但し膜が溶け始めた感じがしないでもない。脳の奥に突っ張り感があるので微妙な違いではある。この頃のほう吉の気分としてはタバコを止めたメリットの数々の恩恵を受けており、再喫煙する気持ちは毛頭ない。よって世評の喫煙衝動が理解できない。
 禁煙84日(12週)目の7.22日、いつもと同じ目覚めである。目覚め時の胸が軽いのが幸せである。喫煙中は起床時に胸が重苦しかったことを考えれば天地の差である。後頭部にシビレのような張りを感じる。但し、もうバンドとか膜ではない気がする。そういえば、いつの頃からか食事量が落ち着いてきている。体重も恐らく上げストップしている筈である。7キロアップまでは確認したが、その後は測っていない。ヤマ10キロ増と見なすが、これもそのうち適正に戻るだろう。中山★セブンスター氏ブログ「【禁煙】食事量【84日目】」の次の下りを採録しておく。
 「禁煙がもう大丈夫な感じがしてきたら真剣にダイエットというかシェイプアップを考えていこうと思っています。服のサイズが合わなくなって買い換えることになる前にどうにかしないと(汗)」。
 禁煙85日目の7.23日、いつもと同じ目覚めである。
 「本日、禁煙85日目になり、禁煙成功した!。7日×12週=84日目で禁煙期間は終了とのこと。最近の私は全くと言っていいほど吸い魔が消えた。もう、結構前から消えているんだけど、最近は特に『あぁ~喫煙者じゃなくてよかったー』って思うことが何度もある」。
 禁煙86日目の7.24日、いつもと同じ目覚めである。脳内の張りがまだあるがバンドか膜とかではなく、従来のそういうものが解け始めているのが分かる。そう云えば、昨日、久しぶりに温泉に行き体重計に乗った。3週間ぶりだが72キロ。前回は73キロだったので1キロ減となっている。禁煙当初の頃のガツガツした空腹感がないので食事も以前のペースに戻ってきている。そのお陰だろう。恐らく以前の67キロに戻るのではなかろうか。有難いことである。
 禁煙87日目の7.25日、いつもと同じ目覚めである。脳内のツッパリ感はまだある。あと少しで禁煙3ヶ月になる。早くここを突破してみたい。それはそうと、昨日、碁を打とうとして着席するとき、喫煙時のようにカウンターへ行き灰皿を取り、それを手に持ったまま着席しようとして気がついた。みんなで大笑いである。それにしても禁煙3ヶ月ぐらいでは喫煙時の習慣がまだ抜けていないことが分かる。
 禁煙88日目の7.26日、いつもと同じ目覚めである。
 禁煙89日目の7.27日、いつもと同じ目覚めである。頭の中のツッパリ感がまだある。昨日、ワンコの散歩の時に気づいたのだが夏草の匂いを感じた。長らくなかった草の匂いである。禁煙して良かったと改めて思った。

 禁煙3ヶ月目以降の戦い
 禁煙90日(3ヶ月)目の7.28日、いつもと同じ目覚めである。スッキリ感と眠気とツッパリ感の三角関係でスッキリ感が強まっている。ここまで禁煙してみて思うことは、喫煙によるメリットが仮に多少あろうとも、失っているものが多過ぎることに対する気づきである。禁煙したことにより得たメリットが大きく、これが禁煙の原動力になっているのではなかろうか。そういう意味で、禁煙3ヵ月後の再喫煙リターンと云う流れが理解不能である。
 「禁煙3ヶ月目を過ぎ、今思う事は、人によっては無性に吸いたくなる場合もあるそうだが、私の場合は2ヶ月暫く過ぎた辺りから喫煙への欲求は殆どない。煙草の匂いがかなり嫌になってきて、それでも何かストレスが溜まれば吸いたかったが、3ヶ月を過ぎた先日前後では多少のストレス時でも殆ど吸いたいと思わなくなった。1本お化けの怖さを経験的に何度も知っているので吸うようなこともない。近くで煙草を吸う人がいれば、かなり臭く感じ、場合によっては咳き込む事もあるようになってきた。さて、禁煙2ヶ月目ではさして気づかなかったが3ヶ月目頃から禁煙と健康の関連性についてメリットらしきものを感じるようになってきた。具体的に言えば体力。多少疲れにくくなり全体的に持続力が増した感じがする。数字で表せば2~3割増し程度体力が向上したと言う感じ」。
 「3ヶ月を過ぎると禁煙はほぼ成功と言ってしまって問題ないでしょう。煙草を吸いたいという日は来ます。ただ、そういうものです。吸いたいと思うときがあれば堪えてください。イライラしてストレスがたまった時は初日のつらさを思い出してください。それだけで持続できるようになれば禁煙は成功です。3ヶ月を過ぎるとさらに喫煙欲求から我慢ができます。ふとしたシチュエーションで煙草を吸いたくなっても簡単に我慢できるでしょう」。
 「アドバイスするとしたら・・・日に日に吸いたい気持ちが薄れて行くって事を実感してください。禁煙した当初より今の方がまだ我慢できると思いませんか? 禁煙してから3分後、3時間後、3日後、3週間後、3ヶ月後がツライ時期(吸いたい時期)が来ると言われますが、これを乗り越えると楽になってくるはずです。私の場合も3ヶ月後が禁煙がキツイ時期でした。もう少しです!これを乗り越えれば、他の人が吸ってても気にならないし、禁断症状も出なくなると思います」。
 「禁煙3ヶ月では、まだまだ戻ってしまう人も多いので、せっかくここまで来たのですから、とにかく絶対に吸わないことをオススメします。1本でも吸ったら終わりだと思いましょう。タバコの夢を見なくなるまでは3年ほどかかりました。夢を見るということは見たものを断ち切ろうとしている証拠なのだそうです。確かに禁煙直後よりも半年くらいたってから見るようになったような・・。頑張ってください!」。
 「禁煙のヤマは、3日、3週間、3ヶ月と3のつく期間が、一番危ないそうです。3ヶ月目が一番吸いたくなるとも聞かされております。3ヶ月も禁煙出来たのだから、ちょっとくらい・・・と油断するのでしょうか。私の場合はまだ吸いたくなったりはしていません。吸いたいと言うより逆に煙が煙たくて、レストランで喫煙席を通るだけで臭く感じます。良くこの中で食事をしていたもんだと思います。このまま卒煙宣言出来ればと思います。変われるもんなんですね。禁煙をしてみようと思ってる方へ。やめようと思う意思と少しの期間がまん出来ればタバコは簡単にやめれます。がんばって下さい」。

 「#169 禁煙後の色々な変化についての記録(禁煙90日目)」の共感できるところを採録しておく。
 「禁煙して90日が経過しました。3ヶ月でとりあえずは禁煙成功といえるらしいですし、今のところ順調です。今回は禁煙したことによる色々な変化について書いておこうと思います。禁煙関係の本等を読みますと、禁煙するといろいろと素晴らしい変化がある様に書かれているものもありますが、誰でもそんなにすごい効果がある訳ではありませんので、あまり期待しすぎない方が良いと思います。長年タバコを吸っている方で、タバコによる影響がかなり進んでいる場合は、劇的な変化もあるそうですが、そこそこ健康な人にはそんなに大きな変化はないんじゃないでしょうか。しかし、ちいさな変化は沢山ありました。あまり変わらない様に思えても、いろいろと変化はあるもので、私の場合はハグキが急に成長しだしたのが一番わかりやすい変化でした。身体の変化もありますが、気持ちや考え方にも影響がありますし、禁煙するとなんらかの変化があるはずです。ただ、そういった変化に気がつくのは一瞬ですし、すぐにその状態が当たり前になってしまい忘れてしまう事が多い様に思います。そういう訳で今回は禁煙後の身体や考え方等の変化について忘れない内に記録しておこうと思います。これから禁煙を考えている方や、禁煙中の方に少しでも参考になるでしょうか。

 身体の変化。ここでは身体に起こった変化や感じ方等についてまとめています。●のどの痛みがなくなった●セキがでなくなった●夜眠りやすくなった●味覚が敏感になった●嗅覚が敏感になった●のどの感覚が変わった●歯の裏の茶色い汚れが落ちてきた●ハグキが成長してきた●ハグキの色の改善●唇の色●舌の色の改善●口臭が無くなった●口の中に清潔感を感じる様になった●体重が増えた●髪の毛の手触りが良くなった(気がする)●手のひらの感じがかわった●目薬をささなくても良くなった●指のにおいがなくなった●鼻の中のにおいがなくなった●タバコの煙が煙たく感じる●イライラすることがなくなった●いつも落ち着いた気持ちでいられる●集中力が落ちなくなった●記憶力が良くなった●自分に自信が持てる様になった●やる気を感じる様になった●不安感を感じなくなった

 身の回りの変化。直接身体に起こったこと以外の変化についてまとめています。●30分毎にタバコを吸わなくて良くなった●生活のパターンが変わる●時間が増えた●暇つぶしができなくなった●連続して活動できる時間が増えた●食べ物にさわれる様になった●コンビニエンスストアに行かなくなった●ベランダに出なくなった●隣近所に迷惑をかける心配がなくなった●歯みがきが楽しくなった●人に気兼ねなく近づける様になった●喫煙者に対する見方が変わる●周りに迷惑をかけていたことに気付く●タバコの事を考えなくても良くなった●残りの本数を気にする必要がなくなった●タバコとライターを持って歩く必要がなくなった●火事になることを心配しなくて良くなった●身体を動かす様になった

 以上です。色々と書いていますが、こういった変化はすぐに忘れてしまいます。この記事もメモを見ながら書いたのですが、こんな事があったのかと思い出しながら書いています。これまでの経緯に興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、タバコと禁煙のリンクからご覧いただければと思います」。


 禁煙91日(13週)目の7.29日、いつもと同じ目覚めである。今日のツッパリ感は前頭葉の方に来ている。後頭部に来ることもあり廻っているんだなと思う。  

 禁煙92日目の7.30日、いつもと同じ目覚めである。今日は頭の中にバンドを強く感じる。何だかいろいろ日替わりで変化しているんだな。今日は森林浴、温泉浴、滝詣でに行った。森林浴で木々の匂いをさほど感じなかった。まだ鼻覚が戻っていないんだな。滝では思い切り何度も深呼吸ができた。喫煙中はこれがなかなかできなかったんだな。温泉浴の時、体重を図ると71.5キロになっていた。メタボからの脱却が更に進んだことになる。
 
 禁煙93日目の7.31日、いつもと同じ目覚めである。 今日は口の中のネバネバを強く感じた。 

 
禁煙94日目の8.1日、いつもと同じ目覚めである。 今日ぐらいから脳内の突っ張りもめっきり弱くなった気がする。バンドから膜になり、膜から突っ張りになり、その突っ張りが弱まる、そういう流れになったと思う。こうなると禁煙から卒煙に移行することになるように思われる。「卒煙テーゼ」は次の通りである。
 「卒煙要件は次の通りである。その1は、目の前のタバコ(副流煙含む)によっても心揺さぶられることのない禁煙状態であること。その2は、喫煙時代における生活の各シーンの全ての“一服”達に心からサヨナラが言える禁煙状態であること。その3は、仕事上、生活上、想定しうる最大のストレス下に置かれた状況、もしくは、疲労、飲酒、その他、身体能力・判断能力が通常より弱まっている状況下においても禁煙を維持できる状態であること」。

 卒煙期を迎えて思うことは能く眠れることである。と云うことは逆にタバコには眠気を押える作用があったことを今にして改めて知ることになる。徹マンにタバコが似合うのはそれ故であろう。喫煙により無理が効く身体になるのだろう。その無理を重ねることにより故障が起り病気になるのだと思う。
 
 禁煙95日目の8.2日、いつもと同じ目覚めである。  

 禁煙96日目の8.3日、いつもと同じ目覚めである。頭の突っ張りがまだある。行きつ戻りつしている感じである。ここへ来て胸の支(つか)えを感じる。禁煙後の最初の気づきはみぞおち辺りだったのだが次第に上へ上がってきている気がする。今日はとうとうのど下辺りまで上がっている。

 禁煙97日目の8.4日、いつもと同じ目覚めである。

 禁煙98日(14週)目の8.5日、いつもと同じ目覚めである。
禁煙3カ月で肺の浄化機能が正常に戻るとの説があるようであるが、特段の変化は感じられない。少なくとも半年ぐらいは経過しないと分からないのだろうか。半年はまだ先の話しだなぁと思う。今日辺りは胸の支(つか)えを感じない。あれは一過性なんかなぁとか思う。

 
禁煙99日目の8.6日、いつもと同じ目覚めである。頭の突っ張りがまだある。為になるブログを採録しておく。
 「結局、禁煙って【脳】を上手くコントロールできるかどうかにかかっているような気がしています。タバコがない人生なんて味気ない…なんて思っている間は、禁煙がつらいものでしかないでしょうね。僕も、過去の禁煙時にはそういった考えしかなくて、本当につらかったです。禁煙したことで得られる楽しみのほうが喫煙による楽しみよりかけがえのないものだったりするんでしけどね。そこに気付いて、タバコにダマされていることに気付くことができれば、禁煙は難しくないと思います」(「【禁煙】禁断症状どう?【99日目】」)。
 「心が変われば態度が変わる。態度が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。運命が変われば人生が変わる」。

 禁煙100日目、何と元の体重に戻り始めた
 禁煙100日目の8.7日、いつもと同じ目覚めである。気づけば体重も以前のスリム系に戻りつつある。ほぼ3ヶ月前辺りからである。禁煙リバウンドの最たるものがメタボであるが、何と67キロから74キロまで増え、何と今71キロになっている。恐らく元の67キロ前後に戻るのではなかろうか。

 ここで、禁煙100日記念発表的締めをしておく。
 「喫煙履歴45年、一日喫煙量3-4箱の囲碁吉が、禁煙外来にも行かずニコチンパッチなどの禁煙補助グッズなども使わずただ気合と根性だけで禁煙に突入し、禁煙突入以来、ただの1本も吸わずに100日経った。色々あったが断固たる決意で乗り越えてきた。お陰で若返りましたねぇの声を聞く。元気になった分、何かしなくっちゃと思う」。
 「100日達成したからといって、まだまだニコチンくんは誘惑しに来る事でしょう。3ヶ月禁煙していたけどまたスモーカーに・・・。4年禁煙していたけど・・・。10年禁煙していたけど・・。色んなパターンを耳にしますが、どれもこれもニコチンの罠だと思っています。数年間付き合っていた恋人を思い出す事って誰だってあるでしょ? それと同じで、またその恋人と元に戻るか戻らないかだよぉ。いい人だったらそれもOKだけどね。ニコチン君の場合、いい人じゃないんだもの。想い出す事はあっても、また喫煙したい(元に戻る)なんて思いたくないわぁ。まみは2度とタバコを吸うことがないと思います。本当にタバコとはさようならなのです」(「100日禁煙生活」)。

 夕方、何やら口の中が粘る。「1本お化けの悪魔のささやき」が悪さをしているんだな。そうだ、歯を磨いてみようっ。

 禁煙100日目以降の戦い
 禁煙101日目の8.8日、いつもと同じ目覚めである。但し、今日は寝起き時に眠たさを感じた。脳のバンドもハチマキ的に感じた。つまり揺れ戻りと云うものがあるのだろうと思う。この辺り確認しようとして禁煙闘争ブログを捜すが、100日を越した禁煙記はめっきり少ない。あったとしても採録したくなるような情報が滅多にない。こちらは気長に続けようと思う。 

 禁煙102日目の8.9日、禁煙103日目の8.10日、禁煙104日目の8.11日、禁煙105日(15週)目の8.12日、禁煙106日目の8.13日、禁煙107日目の8.14日、いつもと同じ目覚めである。

 禁煙108日目の8.15日、いつもと同じ目覚めである。禁煙とは関係ないと思うが、足の甲が目立つほど浮腫(むく)んでいる。下駄を履きだしたのと関係があるのかどうか足の裏がいつも火照っている。足の甲のむくみは気をつけねばならないと聞かされているので評判の良い総合病院で診察してもらった。心臓系で見てもらったが何も問題ないとのこと。薬もいらない程度なので暫く様子を見ませうと云うことになった。まずは一安心である。

 次のブログを採録しておく。
 「禁煙開始から108日目。禁煙開始から100日を越えました。魔の3ヶ月目も特に問題なく過ぎ、タバコの事はほとんど忘れています。もう一生タバコを吸う事もないだろうと思いますので、そろそろ卒煙宣言をしたいと思います。私の感想としましては、タバコって思っていたより結構あっさりとやめれるものなんですね。やめるには、かなりの意志の強さとものすごい我慢の戦いだと思っていました。でも実際に禁煙してみると、結構あっさりとやめれました。タバコをやめた事により体の調子が良くなったり、肌や唇の色も良くなったり、全席禁煙のレストランで食事をした時にタバコを吸いたくて我慢してイライラする事もないし、タバコに縛られる事がない生活が楽しく感じます。禁煙した事によって良いことの方が多く、二度とタバコを吸いたいとは思いません。迷っている方、是非禁煙にチャレンジして下さい!」。
 
 禁煙109日目の8.16日、いつもと同じ目覚めである。禁煙生活の幸せを噛み締めている。口の中のネバネバは体内のタバコ残留物が出てきている証拠だと思う。この頃になると悪魔のささやきもめっきり弱くなったように思う。こいつに長年住みつかれ手玉に取られていたことを口惜しく、今はこ奴の罠から抜け出せたことを有難く思う。 

 禁煙110日目の8.17日、いつもと同じ目覚めである。昨日は囲碁の調子も良かった。ようやく禁煙による禁断症状から自律し、喫煙に侵されない本来の思惟活動パフォーマンスができ始めたのではないかと思われる。有り難いことである。

 禁煙111日目の8.18日、いつもと同じ目覚めである。目覚め時にまだ眠気がある。この眠気が脳バンドと関係していることに気づいた。いつになったらスッキリするのだろう。但し脳の活動がすつかり正常になった気がする。というのは、昨日、2年ぶりに囲碁大会で優勝した。1回戦は互い戦、2回戦は相手3子置き、3回戦は当方常先、4回戦は当方3子置き(相手は県代表クラス)だったがいずれの局も堂々と勝ちきった。これは脳活動が極めてしっかりと正常に作動していることを意味する。してみれば、ポカ癖のあるほう吉のポカは喫煙のもたらしたものではなかったかと今にして思う次第である。

 「禁煙することで改善される10の効果」が禁煙効果を時系列で次のように纏めている。囲碁吉風にアレンジしてみる。
 「その1、禁煙から20分。血圧、脈拍、体温が正常になる。喫煙によって収縮していた血管が元に戻り、手足の血行がよくなる。体はニコチンを求め始めイライラするなどの症状がでてくる。 その2、禁煙から8時間。血液中の一酸化酸素濃度が正常化し酸素濃度が正常に上がる。呼吸器系の改善がみられる。その3、禁煙から24時間。心臓発作のリスクが減り肺がキレイになり始める。血液中の一酸化炭素濃度が正常値に戻る。 その4、禁煙から2日以内。末梢神経が再成長を始め、嗅覚、味覚が改善し、ご飯やお酒がおいしくなり始める。 その5、禁煙から2-3日。ニコチンが体内から検出されなくなる。 その6、禁煙から3日。気管支が緩み呼吸が楽になり肺活量が増加する。ランニングなどの軽い運動をすれば禁煙効果をはっきり実感できる。その7、禁煙から2-3週間。循環器機能が良くなり歩くのが楽になる。肺の機能は30%も良くなる。体全体の血液の流れが改善し肌にハリとツヤが戻ってくる。 その8、禁煙から1-9ヵ月。せき、疲労感、けんたい感、息切れが減る。肺の細胞が修復されキレイになり細菌感染が減る。体中からエネルギーがみなぎってくる。 その9、禁煙から5年以内。肺がんで死亡するリスクが半分に減る。 その10、禁煙から10年以内。肺がんの死亡リスクが非喫煙者と同程度になる。他のがんのリスクも減る。禁煙は間違いなく効果がある」。

 いずれにせよ薄紙を剝ぐように日々和らぐということであろう。

 禁煙112日(16週)目の8.19日、いつもより眠気が少ない目覚めとなった。脳バンドも崩れて奥に何やら鉛があるような感じになった。今日辺りから少し変化したと思う。朝の洗面で色艶の良い舌を見るのが感激である。タバコ止めて良かったと心底から思う。

 禁煙113日目の8.20日、このところと同じの起床時の眠気が少なくなった目覚めとなった。昨日は仕事絡みの会合に約3キロの道を歩いて行った。今までなら考えられない。要するに歩いて行く意欲を持ったということである。お陰で気持ちよい汗をかいた。禁煙以来の意欲の向上がこういうことで感じられる。

 禁煙114日目の8.21日、このところと同じの起床時の眠気が少なくなった目覚めとなった。昨日の日帰り温泉の際、体重を測ると70キロを下回っていた。遂に禁煙前の体重に戻ったことを意味する。禁煙直後からの空腹によるメタボ化問題は約4か月で解決すると云うことなんだなと体感したことになる。

 禁煙115日目の8.22日、このところと同じの起床時の眠気が少なくなった目覚めとなった。タバコを再喫煙する衝動ベクトルと禁煙のメリットを満喫するベクトルの両者を天秤に掛けると、ますます禁煙のメリットを満喫するベクトルの方に傾きつつある。よって、誰それのブログにあるような禁煙3ヵ月後でまだ再喫煙する衝動ベクトル囚われているのが信じられない。禁煙3ヵ月に成功すれば禁煙生活が確定したと思うのだが、どうなのだろうな。ひょっとして、禁煙グッズで禁煙した者に特有の弱さなのではなかろうか。

 禁煙116日目の8.23日、このところと同じの起床時の眠気が少なくなった目覚めとなった。脳内バンドが弱まった。とはいえまだある。次第にかさぶた感覚になりつつある。それが証拠に今日辺りから痒(かゆ)みを感じる。

 禁煙117日目の8.24日、このところと同じの起床時の眠気が少なくなった目覚めとなった。昨夕の飲み会である時不意にタバコが吸いたくなった。まだニコチン魔が住み込んでいることが分かった。油断できないと思った。力関係がどんどん我が方有利になりつつあるのが救いだな。

 禁煙118日目の8.25日、このところと同じの起床時の眠気が少なくなった目覚めとなった。

 禁煙119日(17週)目の8.26日、このところと同じの起床時の眠気が少なくなった目覚めとなった。頭の縛りが段々弱くなってきているのを感じる。「心刀眞武」の「119日目」を採録しておく。
 「さて久々に禁煙カテゴリで書いております。煙草の値上げが来月に迫りましたが、私の禁煙活動は世界禁煙デーから順調に継続されています。ヘビースモーカーだったので今でも肺は時折痛みますが、背中の痛みは禁煙を始めてから無くなりました。これまでの禁煙と今回の禁煙では質が違い、依存による症状がさほどありません。そもそもなぜこうも今回の禁煙は続いているのかと少し考えてみました。

 今回の禁煙は自己発進型。他者から言われて禁煙するのではなく、自分から禁煙を決めて決意する事が大切。誰が何と言おうと禁煙の成功失敗を分けるものは100%が精神力です。以前は剣の師に禁煙を命じられていても隠れて喫煙を続けていた私です。自分自身が辞めようと意思を固めない限り話にはならないのです。

 我慢は長くは続かない。先の精神力ですが、単に我慢力ではありません。人間は弱いもので我慢というのは長くは続きませんから、我慢からも精神力で脱却しなければいけません。遠く遠く喫煙というものを遠い過去の記憶のように遠ざけることで我慢する必要はなくなります。昨日から禁煙を始めた人も、10年前から禁煙をしているのだと思い込む事で、一本でも吸ってしまうことを後悔するようになります。よく夢をみました。仲間内で酒を飲んでいて、貰い煙草を一本吸ってしまう夢です。あ、駄目じゃんもったいない!と目を覚まして夢で良かったと思いました。我慢ではなく精神的に煙草を遠ざけるのがコツかなと思います。とか偉そうに書きつつも、まだ119日目の禁煙なのでありました」。

 禁煙4か月目以降の戦い
 禁煙120日(4ヶ月)目の8.27日、このところと同じの目覚め目覚め時の眠気が次第になくなりつつあることが分かる。他の人のブログではメタボ副作用との闘いを記していることが多いが、ほう吉の実感としては既に解決済みで元の体系に戻りつつある。このあたりは個人差なのだろうか。

 「管理人の禁煙日記 禁煙120日目」を採録しておく。
 「禁煙開始から4ヶ月経過。90日目から1ヶ月経ったが、大きな変化はない。しいて言えば90日目よりもさらにタバコが気にならなくなった。タバコを見たり、タバコの臭いを感じなければ、タバコを思い出すことはほとんどない。でも、タバコが吸いたい気持ちがまったくないわけではない。以前はタバコを吸いたいときにミント深呼吸をしていたが、最近はそんなにタバコを吸いたいと思うことがなくなったので、ミントも必要なくなった。どんどん自分からタバコが遠ざかっていく感覚がうれしいような、さみしいような」。

 「禁煙、120日目。4ヶ月達成!!」を採録しておく。
 「早いもので、本日で禁煙120日、丸4ヶ月を迎えました。振り返ればあっという間、タバコのない生活も、はや1年の3分の1、前回の90日を1ヶ月超えて、今なお、がんばっております。ヒロタさん、いつも応援ありがとう!! ヒロタさんも、2人目、がんばって!! 禁煙、もうさすがに大丈夫だろうと、空腹感と、イライラ感はほとんどなくなった…と、胸を張って言いたいのですが、残念ながら、時折、突然、一本だけお化けが、ささやいて来ます。昨日も、あわやコンビニへ駆け込みそうになり…まだまだ、油断はできません…20年の習慣が、4ヶ月で消えるわけは、ありませんよね…あせらず、ゆっくりと…

 禁煙120日の、身体的変化を、記しておきます。朝、「おえっ」て、えずくことが、少なくなりました。飲みすぎた翌日は別ですが…笑。以前はほとんど毎朝、おっさんのように(おっさんですが…笑)えずいておりましたが、ここのところ、それがなくなりました。以前よりも、咳が出たりすることも、少ないような…。味覚に関しても、少しずつですが、向上してきたような…。ビールがおいしくなり…飲酒量は逆に増えております…(家計のピンチ…笑)。体重は、もともと増えるタイプではないので、平行線ですが、以前よりは、食べているという、実感があります。この調子で、タバコと縁が切れると、いいですね!!」。

 禁煙121日目の8.28日、このところと同じの目覚め
禁煙122日目の8.29日、このところと同じの目覚め

 禁煙123日目の8.30日、このところと同じの目覚め。昨日もコンビニの喫煙所で金魚のように口パクしながら喫煙している者を見て、かっての囲碁吉もまさしくあの通りだったことを思い出した。可哀想な中毒患者と思い同情した。

 禁煙124日目の8.31日、このところと同じの目覚め。

 禁煙125日目の9.1日、このところと同じの目覚め。但し、はっきりと脳内リングが溶けてしまった感じ。今は全体に痺れているがリングそのものはない。これは大きな変化ではなかろうか。

 禁煙126日(18週)目の9.2日、
禁煙127日目の9.3日、禁煙128日目の9.4日、禁煙129日目の9.5日、禁煙130日目の9.6日、禁煙131日目の9.7日、禁煙132日目の9.8日、禁煙133日(19週)目の9.9日、禁煙134日目の9.10日、

 禁煙135日目の9.11日、このところと同じの目覚め。同じ気持ちなので代弁的に採録しておく。
 「禁煙135日目になりました。およそ4.5ヶ月。禁煙120日目から比べると、たばこを吸いたくなるときは限りなく減った気がします。かと言って、たばこのことを全く忘れたかというと、頭の片隅には残っています」。

 禁煙136日目の9.12日、このところと同じの目覚め。同じ気持ちなので代弁的に採録しておく。
 「136日目!久々の日記です。いつの間にか136日も経ってたんですね~。当時タバコが辞めれなかったので今吸ってない生活を送っているのがとても不思議な感覚ですし当時はたくさん吸っていたというのも今にして思えばとても不思議な感覚でよく分からない感情ですね^^;」。

 禁煙137日目の9.13日、。

 私もタバコの夢を見ましたよ
 禁煙138日目の9.14日、このところと同じの目覚め。但し、待望というべきかタバコ喫っている夢を見た。このことを何人もの禁煙挑戦者がブログで書いているがほう吉には無縁だった。否記憶に残らぬような夢で見ていたのかも知れない。今日の夢はしっかり覚えている。それによると、経緯は分からなくなったが既にたらふく喫っていた。次の場面で腰袋を開けたところ昔の銀色パッケージのセブンスターが一箱か二箱入っていた。取り出し口が既に開いており、吸おうとして1本取り出したところ真ん中辺りが筋折れしていた。これは不味い、こんなん吸えるかとゴミ箱に放り捨てたところで目が覚めた。これで人並みのタバコの夢を見たことになる。

 そう云えば昨日の夕方過ぎ、タバコ吸わせ魔の誘惑が激しかった。吸うつもりが断固としてないので無駄な誘惑ではあったが、その分、体と云うか胸から喉の辺りの調子が変になった。行きつけの居酒屋で一杯飲んだら直ったけれども。

 禁煙20週前後の戦い
 禁煙139日目の9.15日、。

 禁煙140日(20週)目の9.16日、このところと同じの目覚め。脳の変調がまだ続いている。但し、次第に下へ下へと向かっているような気がする。お気に入りのブログを採録しようと検索したが出てこない。この辺りになるともう禁煙を意識しないままに禁煙が日常化し始めているんだな。

 禁煙141日目の9.17日、。

 禁煙142日目の9.18日、このところと同じの目覚め。相変わらず頭に霞か雲が掛かっている。これまでの、縛りというより霞か雲に感じ始めたのが変化なのだろうか。それも次第に頭頂部から基底部へと下がってきている感じがする。これを何回か繰り返すのだろうか。

 「7月16日、禁煙142日目。夏になっても、禁煙、順調。禁煙してから蚊に刺されるようになった。だんながたばこ吸ってるときは、蚊の攻撃を私が一身に受けていたが今は半分引き受けてくれている。あまりの被害に水性キンチョウリキッドを購入した...。蚊もたばこのニオイは嫌いなんだな」。

 禁煙143日目の9.19日、このところと同じの目覚め。禁煙144日目の9.20日、このところと同じの目覚め。
 禁煙145日目の9.21日、このところと同じの目覚め。納得できるので代弁的に採録しておく。
 「禁煙145日目 漢方外来受診。あと5日で禁煙5カ月です。光陰矢のごとし、ですね。まだ禁煙始めたのが昨日のことのようなのに5カ月も経とうとしてるなんて。ふだんはタバコの事は考えてないけれど、喫茶店に入るとやはり吸いたいなーと思います。もしかしたら今苦しんでいるこの不定愁訴の数々、タバコ一服したら全部治ってしまうかもーなんて幻想を抱いたりします。でも、吸っってなんになる?と思い、踏みとどまるんですけどね…ってか吸おうというところまではいきません。これこそが禁煙5カ月の成果なんです。

 ところで北里大学 東洋医学総合研究所の漢方科を受診しました。症状の問診と、舌診、脈診、腹診をして、半夏厚朴湯という漢方をせんじ薬で処方して頂きました。毎日40分コトコトと煎じて飲んでいます。その前段として、近くの内科でツムラのエキス剤をいくつか処方してもらいましたが、どれもパッとしませんでした。けれど今度のせんじ薬は何だか効きそうな予感がします(^^)只今10日目、まだ劇的変化はありません。最初のうちはかなり胃腸の調子があがりました。少なくとも食欲が出てきました。胃のもたれ感やピリピリした感じは良くなったり悪くなったりを繰り返しています。先生曰く1週間では効果は分からないという事なので、しばらくこれで様子見な感じです。良くなるといいな~。

 あと前に胃腸科でもらったドグマチールというお薬のストックがあるので、あまりにも胃腸が苦しい時だとか、あまりにも胸がつまるような感じがするとか、そういう時には我慢せずに飲んでみます。まあ1日1錠を3日おきに、なんて感じなので気休め程度ではあるのですが。

 思い起こしてみると、この機能性胃腸障害は禁煙してから後のことです。せっかく禁煙したのに、私の体はストレスを感じていたのかもしれません。あと、禁煙して唯一良くなったこと。それは脈です。なんと、ここ数年の謎の、原因不明の頻脈が改善されたのです。それまでは90,100は当たり前、時には120なんて事も…。でも最近はいつ測っても70~80くらいですから、これは禁煙効果としか思えないんです。せっかく禁煙したんだからイイこともないとね。いえ、これからきっと体は快方に向かうのだと信じてがんばります!!」。

 禁煙146日目の9.22日、。禁煙147日(21週)目の9.23日、このところと同じの目覚め。
 06年11月8日(水曜日) 禁煙147日目

 本日禁煙147日目。禁煙しておよそ5ヶ月で節約金額も43,320円となった。タバコを吸っていた事の方が今となっては不思議だ。今までタバコを吸っていた数々の瞬間。あの人と飲みに行ったらタバコを吸っていた、とか・・・5ヶ月も過ぎれば、一通りの生活を経験している。しかし7ヶ月で禁煙に失敗したという人を自分は知っている。そんな中、今後自分にとって、禁煙を阻む(はばむ)物は一体何だろうと思う。なぜ7ヶ月で禁煙に失敗したのだろうか??おそらくそれは『成功した』という気持ちだと思う。「自分はもう禁煙に成功したから、1本くらい吸っても大丈夫だろう。」と思う事だ。そして、『どうせ数ヶ月もやめれたのだから又やめようと思ったらすぐやめれるだろう。』と思う事だ。現在、タバコを吸いたいと思っても、それは簡単に我慢できる。つまり今さら禁断症状との闘いではないのだ。自分の気持ちのふとした油断が7ヶ月目の失敗であり、この2点の原因につながるのだと思う。こんな事を考えていたら、「禁煙に挑戦」に終わりはないのでは?と思う。10年以上の禁煙成功者は、『いまだにタバコを吸いたい・・・しかし1本吸ったらおしまい!』と語っている。う~~ん!・・・このページは今から禁煙しようと思う人は見ない方がいいのかもしれない。

 禁煙148日目の9.24日、このところと同じの目覚め。禁煙149日目の9.25日、このところと同じの目覚め。。昨日、久しぶりの温泉で体重測ったらほぼ70㎏。ますます順調に元の体重に戻っている。結構食べているので、引き締まっているのかなとうれしく思う。以下の文を共感できるところがあるので採録しておく。
 「禁煙149日目。禁煙149日目の朝を迎えました。今日ようやく晴れました。悪天候が続くとイライラしてしまい、ふと「タバコ吸いてぇな」と思ってしまうんです。禁煙に雨続きは大敵です。このブログのこの記事を、タバコを吸い始めようとしている若者が見ることは、100%無いと思いますが、ダメ元で伝えたいのが「一旦ニコチンに依存して、中毒になると一生だよ」って話です。10数年タバコを吸って禁煙して明日で150日ですが、「今後もずっとタバコの影がチラチラするんだろうな」という諦めにも似た感想を持ってます。禁煙するきっかけが「突然タバコを吸って体調崩した」とか「風邪ひいててタバコ吸って気持ち悪くなった」とかそういうきっかけの人は違うかもしれませんが、私のように「吸いたいのに無理くり止めた」という人は、簡単に言えば未練が残るんです。未練ってタバコ以外でもなんでもそうですが、実際の思い出よりも美化されて脳に焼き付いてるので、もし再会したり再経験すれば「こんなもんだったのか」と美化された部分が外れるはずです。でも再経験する勇気はまだありません。なんかこうやって書いてると、恋愛みたいですね(^_^;)」。

 禁煙5か月目以降の戦い
 禁煙150日(5ヶ月)目の9.26日、このところと同じの目覚め。
 「半年くらいを過ぎたあたりから煙草の匂いそのものが臭く感じるようになります。よくこんなものを吸っていたなぁと。もうここまで禁煙の期間が長くなれば後は時々起る喫煙欲求をただ我慢すれば良いだけです。禁煙成功と言えるでしょう。いや、ほぼ成功でしょうか。煙草を吸ってしまえば何年禁煙しようが禁煙失敗になってしまいます。このまま継続して一生禁煙者として禁煙を継続させていきましょう!」。
 「管理人の禁煙日記 禁煙150日目。禁煙開始から5ヶ月経過。120日目からほとんど変化がない。喫煙欲はほとんどなく、タバコを我慢しているという感覚はなくなった。ただ、タバコを吸わない日が一日一日過ぎていくだけという感じ。タバコをうまそうに吸っている人を見ると、やっぱりタバコが吸いたいのだが、自分がタバコを吸うということがありえないというか、タバコが遠い存在になっている。禁煙前は3日で2箱ペースでタバコを吸っていたので、禁煙してから100箱のタバコを我慢したことになる。100箱というと、本数にすると2000本、金額にすると41000円。こう考えると結構な量のタバコを我慢したなぁと思う。タバコをやめてから咳や痰が減った。最近は肌がきれいになったと言われる。もうタバコを吸うことはないかなぁと思う。今日のタバコ吸いたい度 10%、今日のタバコ吸いたい回数 5回」。
 「【禁煙】5ヶ月前の自分へ【150日目】2014年03月22日 [禁煙5ヶ月目] 素敵な決断をしてくれてありがとう。何をやっても中途半端で、いつまでたっても自信のない人生だったけど、少しは達成する喜びを味わえてるよ。そして、少しだけど自信もついたよ。カラダに悪いと分かっているタバコをやめれずに自己嫌悪の中で吸ってるより、禁断症状と戦っている方が人生前向きに過ごせてる気がする。喫煙者から禁煙者になると両方の気持ちが分かる。これって貴重な体験だ。タバコを吸ってる時は、常にカラダのダルさを感じていた。禁煙して、その鈍くてつらい状況から開放されると、思考まで好転し始めた。考えて行動せずにやめていたことも考えて行動してみるようになった。すると、見える景色も変わって来る。まだ、何か大きな成果が出たわけじゃないけど近い将来、何かいいことが起こるような気がしてる。5ヶ月前は、タバコを吸わない人生なんて味気なくて退屈な人生じゃないか、そう思っていたけど違ってた。吸わないなら吸わないなりの時間の過ごし方があって、それは、タバコを吸っていた時よりも上質な時間だった。そんなことは、5ヶ月前には理解できなかった。もちろん、何かしら良くなるだろう期待感はあった。ここまで禁煙できる自信はなかった。でも、今日まで禁煙できていることは大きな自信。何に対してかというと、ぼんやりしてるけど、きっと、なんでもできそうな気がする自信。今はわからないけど、これからの何かに対して。禁煙は、自分のためだけじゃないということもわかった。家族のためでもある。子どもや嫁さん、親やペット、大事に思う人のためでもある。ある程度、年齢を重ねれば自分のカラダではあるけれど自分だけのカラダじゃない。こんな自分なんて…と思っていても病気をすれば本気で心配してくれる人がひとりくらいはいるもの。そんな人を悲しませないためにも禁煙できた自分がすごくうれしい。同じ人生、カラダは言う事を聞いてくれたほうがきっと楽しいだろうと思う。そう思えるのも禁煙して5ヶ月たった今だからこそ思える。まだ、ありがとうと言いたいことはいっぱいあるけど、今日はこれくらいにしとくわな。本当にありがとう」。
 「禁煙150日目達成。今日で、5月も終わり。もう九州地方は梅雨入りしたそうですね。禁煙、本日で150日目達成です。陰ながら応援して下さっている皆様方、ありがとうございます。たばこをやめて、本当によかったと思います。同時に、たばこを吸っていた間、さまざまなことを無駄にしていたのだなと痛切に感じています。たばこをやめていなければ、今のようにビジネスに関してより突っ込んで学習しようとは思わなかったでしょう。また、その日その時の気分や感情に振り回されてばかりだったと思います。たばこをやめたただけ、格段に読書量が増えました。自分でも少々驚いています。中学、高校とろくに活字だけの本をまったく読まない漫画好きだったのに、今では、2日に1冊のペースで本を読みつぶしています(ただ黙読するのではなく、鉛筆や付箋を使ってどんどん本を汚しながら)。

 たばこを吸えば、ストレス解消になると信じ込んでいた昔の自分が本当に、くだらないというか、バカバカしくなります。たばこを吸って脳内に快楽的な物質を取り込むことで、現状に対する不満や抑圧、不安を曖昧にし、うやむやにするという意図がそこにはあるようです。つまり、たばこは人間が本来備えているはずの問題処理解決能力を著しく損なっている可能性が高いのです。

 ここからは、私の仮説に過ぎませんが、なぜ高所得高収入の富裕層やニューリッチと呼ばれる新興企業や若手起業家にたばこを吸う習慣がないのか。なぜ、下請け企業や日雇い労働者や低賃金で雇われている派遣社員・フリーターに喫煙習慣が根強く残っているのか。すべてを画一的に論じることにはできませんが、わたしはこう思います。たばこを吸っているから、日々を安逸に過ごし、低収入、低所得クラスの階層に甘んじているのではないか。たばこを吸っていないから、時間を資産と考え自己投資を繰り返し、高収入、高所得を実現できているのではないか。半分以上が税金、というたばこにお金を使い、自身の健康も損なってしまう。周囲の人間も「あなたは自分の意志でたばこがやめられない弱い人なのね」というレッテルをはる・・・。対人関係、支出面、健康管理などさまざまな点において、たばこを吸うデメリットが多すぎます。この文章を読んでいる愛煙家の方がいらっしゃれば、すぐゴミ箱にお持ちのたばこを葬り去って下さい。あとは、順を追って、灰皿を処分し、ライターを処分するだけです。部屋の中も清潔になります。いいことだらけです。禁煙が成功すれば、人生観を変えるきっかけにつながります。これは、事実です。

 なかなか、たばこをやめられないかたがいらっしゃったら、こういうふうにイメージしてみて下さい。たばこは吸っているのではなく、「吸わされている」ということ。何者かに、喫煙を毎日強要され、たばこを吸わない人よりも過剰に税金を支払わされ、日を追うごとに健康を損ない続けているということをイメージしてほしいのです。これは、現在までのたばこの普及した経緯をたどれば、あながち誇張ではありません。と、いうよりもほぼ現実に起こっていることです。たばこを吸っていれば、ストレス解消につながるから、気休めになるから、という妄信。周りの仲間はみんなたばこ吸っているからという集団欲。もし、あなたが未だ、たばこを吸っているのであれば、それはたばこを吸っているのではなく、吸わされているんです。JTの広告だって、あまりにも偽善的です。たばこのマナーを語る前にたばこの実害を語るべきなのに、たばこ産業の存続を考慮してか、喫煙者と非喫煙者の共存という理屈を並べています。

 レジャー先で、家族団らんのなかで、子供の前で父親がたばこを吸う姿ほど、惨めなものはありません。父親の習慣化したいつもどおりのたばこを吸う行為。予定調和的な子供らの笑顔。そこに、マナーも思いやりも、微塵もありません。少なくとも、マナー向上をうたっているJTの広告は、喫煙者への「喫煙のいいわけ」としてしか機能していません。たばこ産業も、タスポ実施前まで、速やかにたばこの未成年者への販売を禁じる処置をとればよかったのに、そのようなことは過去において、行わなかった。無知な未成年者に自動販売機でたばこを買わせることで売上増加につなげようという意図が見え隠れします。少なくともスクールゾーン、通学路付近にたばこの自動販売機を置かない工夫がなされるべきではないと思います。日本の社会はたばこという目先だけの利益に飛びつき、たばこを大衆に啓蒙し、普及せしめました。結果、人々のからだの健康、対人関係など多くのものを奪ってしまった。いちばんやるせないのは、喫煙者が現在進行形で「奪われている」「搾取されている」「たばこ産業にいいカモにされている」という自覚が希薄だということです。情報操作で、たばこを吸わされている事実を知れば、それでもたばこを吸い続けようと思うのでしょうか・・?

 長文ですので、このへんで話しを終えたいと思います。たったひとつだけです。わたしが言いたいことはたったひとつだけ。たばこには、何にもいいことないよ、ということです。すぐゴミ箱にお持ちのたばこを葬り去って下さい。あとは、順を追って、灰皿を処分し、ライターを処分するだけです。部屋の中も清潔になります。いいことだらけです」。
 「禁煙150日、5ヶ月です。禁煙4ヶ月目に「 禁煙セラピー 」を購入しましたが、半分読んだ時点で母に奪われてしまい、まだ読破していません。タバコについては、考えることはほとんどなくなりました。たまーに吸いたいなって思うくらい。それも、禁煙3ヶ月や4ヶ月目と比べると、吸いたいと思う回数は減った気がします。しかし、そこで油断してはいけないと思っています。 ← これが大事!気を緩めると、1本くらいってやってしまいそうなところが怖いです。その1本を吸ってしまうと、いままでの5ヶ月が水の泡になってしまいます。そういえば、3/17の西日本新聞に掲載されていましたが、 たった禁煙2週間(禁煙2週間は結構しんどいと思うが・・・)すると血液がサラサラになり、非喫煙者と同等に戻るらしいです。ただし、喫煙を再開して2週間であっという間に、またドロドロの血液に戻ってしまうそうです。なぜこの記事を覚えていたかというと、父の禁煙とマッチしたからです。実は私の父が、今年の1月に脳梗塞で2週間入院しました。父は朝起きると手足がしびれていたらしいのですが、仕事始めの日だったため、いつも通り会社に行ったそうです。しかし、糖尿病を持っているので、気になって午後から病院で検査したところ、 脳の毛細血管がプッツンと切れていたそうで、即入院となりました。症状としては早期発見だったため大事には至りませんでしたが、もしもあと一日、病院に行くのが遅れたら半身不随になるところだったとお医者様に言われました。父の場合は糖尿病から来る合併症で、タバコが直接の原因ではありませんが、タバコは血管を収縮させるため、 動脈硬化により、血液の流れが途絶えたり、血管が切れたりするそうなので、タバコは厳禁だと言われました。その入院以来、父もタバコをキッパリとやめて全く吸っていません。タバコを吸うと血液がドロドロに!タバコをやめると血液がサラサラに!さぁ、どっちがいいんでしょう?答えはやっぱり『タバコは吸うな!』ということですね」。

 禁煙151日目の9.27日、このところと同じの目覚めであるが一段と脳の縛りのバンドが緩くなり、細い針金線で縛った感じになっている。眠気もますますなくなりスッキリ感がする。序々にながら好転しつつあることが分かる。
 「151日目。約5ヶ月ですよ、タバコを吸わなくなって。吸いたくなった回数は数知れず…何とか乗り切って5ヶ月達成です。まだまだ吸いたくなりますが…今までどおり気合で継続していきたいと思います。

 禁煙152日目の9.28日、このところと同じの目覚め。
禁煙153日目の9.29日、このところと同じの目覚め。


 禁煙154日(22週)目の9.30日、このところと同じの目覚め。但し、今日は頭の重みと眠気がひどくなったみたい。と云うことは行きつ戻りつでじょじょに好転するんだな。そういうことが分かった。

 禁煙155日目の10.1日、このところと同じの目覚め。

 禁煙156日目の10.2日、このところと同じの目覚め。
 「156日目。峠を越えた感じ。霧が晴れたと言う表現がぴったりの感覚。それと同時に体も軽くなった」。

 禁煙157日目の10.3日、このところと同じの目覚め。煙158日目の10.4日、このところと同じの目覚め。

 禁煙159日目の10.5日、このところと同じの目覚め。夕方、いつになく強烈な吸わせ魔が襲って来た。しつこいなと思う。皆な乗り越えてきているんだ、しっかりしようと思う。

 禁煙
160日目の10.6日、このところと同じの目覚め
。脳バンドがますます弱くなりつつあるのを実感する。こうやって溶けて行くのだろうか。
 「160日目。禁煙3日目位の様な寝起きの良さ、爽快な目覚めを久しぶりに実感。164-170日目。若干の憂鬱感を味わう。170日目。また霧が晴れた状態を実感。寝起きは快調」。
 「禁煙160日目のみそラーメン 。先日、出先でラーメンを食べる機会があり…私は何の気なしに味噌ラーメンを注文して食べたのです…が・・・食後・・・これまでになかった・・・(これまでの禁煙期間中に経験したことのない)なんといっていいのか・・・最高レベルの『タバコ吸いたくてたまらない波』が襲って来たのです・・・・・・びっくりしました…(私はもうすぐ禁煙半年目・・・です) その時の私は鼻と口(息)…お腹がカッカとして熱く・・・いつになくエネルギッシュでバイタリティ溢れる食後感だったということもあり…身体が(煙草的なもので…)クールダウンを要求していたのかもしれません・・・1分くらいただひたすらボーっと・・・(ビックリしつつも…)残ったスープに浮かぶ赤いトウガラシ眺めていたら……スゥ~っと(欲求は)なんとかおさまっていきましたが・・・これがもし禁煙開始翌日の出来事だったとしたら・・・と思うとちょっとゾッとします…結局…禁煙(初年度)というのはこいうことの繰り返しなのかもしれない・・・と改めてしみじみと考えに耽りました・・・喫煙を誘発する環境や出来事をいかに楽しみながらも避けて、自分なりの禁煙LIFEを継続・獲得してゆくか・・・(苦しむと失敗しやすいような気がします・・・) 翌日、私は再度味噌ラーメンをあえて(チャレンジ)注文して食べてみたのです・・・が…今度は(あらかじめ心構えができていたせいか)平気でした・・・煙草を吸いたいともなんとも思いません・・・あっさりしすぎ・・・です・・・一体…なんだったんだ・・・ 」。

 禁煙161日(23週)目の10.7日、このところと同じの目覚め同じ気持ちなので代弁的に採録しておく。
 「チャンピックス/禁煙161目。禁煙は順調です。約半年前までは、あんなにタバコ吸ってた自分が想像出来ないくらいです。私にとってタバコは『なくてはならないモノ』だと確信してましたが・・・『なければないで平気なモノ』だったのですね」。

 禁煙162日目の10.8日、このところと同じの目覚め。脳のバンド感がなくなりシビレ感覚になってきている。昨日、碁会所で隣からタバコの煙が流れて来たのが始めて臭い、咳き込むような感覚で受け止め、席を離れた。これは今までにない経験である。タバコの臭いが嫌になり始めたと云うことで、禁煙当初の頃のタバコの煙を懐かしくおいしく感じた頃と比べれば雲泥の差である。

 禁煙163日目の10.9日、このところと同じの目覚め。

 禁煙164目の10.10日、このところと同じの目覚め。脳のシビレの正体が、脳内のニコチンタールが脳内でセミの抜け殻的なものになっていることによるものと思えてきた。セミの抜け殻が自然界でどのように風化するのか分からないが、脳内のセミの抜け殻的ニコチンタール残留物もそのうち溶けてなくなるだろう。
 「164~170日目。また、若干の憂鬱感、さびしい感情を味わう。でも、170日目にまた霧が晴れた状態を実感。寝起きは快調」。

 禁煙165日目の10.11日、このところと同じの目覚め。禁煙166日目の10.12日、このところと同じの目覚め。 禁煙167日目の10.13日、このところと同じの目覚め。 禁煙168日(24週)目の10.14日、このところと同じの目覚め。

 禁煙169日目の10.15日、このところと同じの目覚め。ここへ来て禁煙に対する関心が格段に落ちており、よって毎日の書き込みができなくなっている。症状は同じで、僅かに軽くなりつつあるのを感じる。

 禁煙170日目の10.16日、このところと同じの目覚め。

 禁煙171日目の10.17日、このところと同じの目覚め。昨日今日辺り相当の禁煙リバウンドが起っている。というのも、昨日は喉の支えが酷く食道ガンにでもなっているのかと心配になるほどゲップ状態になった。今日は症状が軽く基本的に治まっているので、あれは一体なんだったのだろうと思う。昨日今日のもう一つの症状は眠気である。なんで今頃と思う。10月中旬と云う季節のせいでもあるのだろうか。これらの峠を越えた後を確認したいと思う。そうだそう云えば、最近久しぶりに髪がモサモサしてきている。これは恐らく1本1本の髪が太くなり始めているからなのではなかろうか。

 禁煙172日目の10.18日、このところと同じの目覚め。禁煙173日目の10.19日、このところと同じの目覚め。

 禁煙174日目の10.20日、このところと同じの目覚め。思うに脳のバンド状態が完全に終り、シビレ感覚になってきている。それも何か溶けつつあるような気がする。後は夕刻になると襲ってくる吸わせ魔との闘いである。あいつをまだ成敗できない。あいつのカムバックの目を断ち切ってやらねばならないのだが、その解決は日にち薬しかないだろう。

 禁煙175日(25週)目の10.21日、このところと同じの目覚め。禁煙176日目の10.22日、このところと同じの目覚め。

 禁煙177日目の10.23日、このところと同じの目覚め。今日は改めて起床時の胸の軽さに感謝した。そう云えば喫煙中の胃の痛みもない。歯の黄ばみもなくなり白くなりだした。禁煙に感謝大である。

 禁煙178日目の10.24日、このところと同じの目覚め。
 「禁煙178日目。禁煙178日目の朝を迎えました。夏休みスタートの3連休中日で、なんか外がザワザワしてる感じがしますね。なんだかんだで、禁煙して半年が経とうとしています。去年の夏、自分がタバコを吸ってたかと思うと、不思議です。それくらいタバコを吸う習慣はすっかりなくなりました。そして、最近はタバコ欲求のバイオリズムが下がってるようで、殆どタバコのことを考えることがありません。長いようで短い半年ですが、その前10数年吸い続けてきたタバコで、辞めるのは凄く難しいと思ってても、やってみたらたった半年であっさり辞められたわけです。自分の頭の中も、行きつ戻りつしてて、「やってみたら割と簡単だった」と思える時と、「禁煙って大変だった」って思う時と、その時のバイオリズム次第ですね。この夏も禁煙継続して乗り切れたら、秋、冬、そして1周年が見えてきます。あと半年も頑張ろう!」。

 禁煙179日目の10.25日、このところと同じの目覚め。







(私論.私見)