禁煙の最中、第一の禁断症状が「眠気」であり、ひどい眠気に襲われる。眠気なんて生易しいものではなく「耐え難いほどの眠気」であり「落ちる」、「気を失う」、「睡魔」といった感じ。目をが開けていられない。頭の後ろからスーッと意識が抜けていくように、気がついたら寝ている。この眠気に翻弄されっぱなしになる。しかも眠っても眠っても襲ってくる。眠くて眠くてたまらなくなる。こういう日が何日も続く。

 これは恐らく、喫煙期間、
ニコチンの覚醒作用によって睡眠不足を補っていたものを、禁煙したことにより、その作用がなくなり、それまでの睡眠不足を取り戻そうとする調整のように思われる。従って、対策としては、十分な睡眠をとって規則正しい健康的な生活を送る以外にない。ただひたすらに症状が治まるのを待つしかない。その間、気分転換したり、リフレッシュ休憩したり、ガムや水を飲んだり食べたりして眠気を乗り切る以外にない。眠気はニコチンが抜けている証だと思えば良い。