「日教組撲滅論」について

 (最新見直し2007.10.15日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 右翼イデオロギーとして「日教組撲滅論」があり、選挙公約などでこれが掲げられ、奇異に思った者はれんだいこならずとも居られることだろう。れんだいこはずっとそのように感じてきたし、今もその感じに問題を抱かないが、「日教組撲滅論」には若干の裏根拠があるように思えてきた。そこで、以下、この問題を考察する、。

 もっとも、微妙な例題なので、あらかじめ次のことをお断りしておく。勘違いされても困るから。いわゆる右翼が「日教組撲滅論」を云う目線では、れんだいこは逆に「文部省解体論」を唱えたい。そういう持論を持っている。問題は、右翼が「日教組撲滅論」を云う裏の根拠について考察したいということにある。さて、それはどのようなものなのだろうか。

 いわゆる右翼が「日教組撲滅論」を云う時、彼らは何を攻撃しているのだろうか。れんだいこが読み解くのに、どうやら戦後憲法と教育基本法の提起している教育論に滲んでいる汎人類性とも云うべき博愛主義、もっと云えばそれ故に反国家主義、反民族主義教育に対して大いなる疑問を投げかけているのではなかろうか。それには十分な根拠があるというのがれんだいこの最近の気づきである。しかし、これを論で証明することは随分骨の折れることで、かなりの能力を要する。事と次第は、現代文明論にまで関わってくるように思えるから。それを為そうというれんだいこの指先に幸いあれかし。

 (以降、気の向くままに)

 2003.8.26日 れんだいこ拝




(私論.私見)