【論者の「立花隆研究」】

 更新日/2020(平成31→5.1栄和元/栄和2).8.29日

【サイト「田中角栄入門」管理人の立花激賞】
 田中角栄入門」は、立花を次のように激賞している。
 何故そうなるのかというと、彼らにオピニオンリーダーとしての自覚や責任感がない上に、知性が粗雑だからである。したがって、不利な状況に置かれても、あくまで自説に固執して、自分の誤りを認めようとしない。視野が狭く、客観精神に乏しい日本のジャーナリズムや報道番組では、人気取りのための我田引水と、その場しのぎの言い逃ればかりが横行している。そうした中で、立花隆の文章には、ひときは良質で誠実な知性が感じられる。
(私論.私見) 「サイト『田中角栄入門』管理人の立花激賞」について
 何と、「立花隆の文章には、ひときは良質で誠実な知性が感じられる」だと。噴飯ものとはこういう場合に云うのだろう。記念にここに転載して記録として保存しておく。

 2005.9.9日 れんだいこ拝

【京都大学名誉教授・佐藤進・氏の立花批判について】
 京都大学名誉教授・佐藤進・氏は、「立花隆の無知蒙昧を衝く」(サブタイトル「遺伝子問題から宇宙論まで」、社会評論社)を著し、立花隆を「無節操、間違い、いい加減な内容、支離滅裂な語り口に至るまで無知蒙昧丸出しのレベル」と酷評している。

 この本の企画は、社長の松田健二さんが「文藝春秋」を読んでいて立花隆の論調がどこかおかしいとは思いつつも、その根拠がなかなか理解できない、という苛立ちに端を発して、誰か遺伝子組替問題や生命科学、宇宙論についてきちんと立花隆の論調を批判的に検証できる人はいないものかと想いあぐねていて京都大学の佐藤進さんにお願いしたという。


宝島社文庫「立花隆『嘘八百』の研究について】
 「別冊宝島編集部」による宝島社文庫「立花隆『嘘八百』の研究」は次のような見出しを掲げている。これを転載しておく。
 目次
第1章

○、教養の「敵」(通俗知の巨人・立花隆―彼はなぜ生物学にしがみつくか?)

第2章 ○、ジャーナリスト失格!(『田中角栄研究』の呪縛が生んだチンプな政治観
○、ザ・公安妄想―なぜ「謀略史観」にハマるのか?
○、「脳死三部作」が辿り着いた"おかしな人間観"とは?
○、『臨死体験』をベストセラーにした「脳内現象か?現実体験か?」の眉ツバ ほか)
第3章 ○、科学憑き、宇宙憑き(現代物理学を講釈する前に、ブルーバックスをちゃんと読みなさい!
○、これだけあった『21世紀知の挑戦』『人体再生』のインチキ!
○、こうして疑似科学になった『環境ホルモン入門』
○、知の超訳にファック!もうやめようよ「なんでも前頭葉」 ほか)
第4章 ○、伝説のオシマイ(立花伝説―それは「古典的教養」が崩壊したからこそ完成した)

【神戸大学立花隆研究会・薗田恵美の「論者の立花隆研究」について】
 「メディアの中の立花隆―「知の巨人」立花隆を考える―」(神戸大学立花隆研究会・薗田恵美、研究会ホームページ http://www07.u-page.so-net.ne.jp/tb4/emikko/ )を転載しておく。(れんだいこ責任で、読み易くするため、内容を改変しない範囲で順不同、「」文を作っております)

 以下は立花隆を批判した主な書籍・記事である。
 http://www008.upp.so-net.ne.jp/emi_sonoda/hihan.htm

 立花隆批判について
  • 福田雅章「立花隆の研究」(『宝石』・1998年)
  • 新田均「イデオロギーに陥った立花隆」(『正論』1999年)
  • 佐藤進『立花隆の無知蒙昧を衝く』(社会評論社・2000年)
  • 斎藤美奈子「彼らの反動 明るい退廃時代の表象アイドル論 立花隆」(『世界』2001年)
  • 谷田和一郎『立花隆先生、かなりヘンですよ』(洋泉社・2001年)
  • 別冊宝島Real『立花隆「嘘八百」の研究』(宝島社・2002年)
  • (寄稿者:浅羽通明、菊池信輝、野田敬生、小浜逸郎、朝倉喬司、宮崎哲弥、佐藤進、粥川準二、斎藤環、天笠啓祐、塚原東吾、大月隆寛)
  • 斎藤美奈子『文壇アイドル論』(岩波書店・2002年)p157~188

 立花氏の「知の巨人」の似非性が指摘されている。立花氏は著作「21世紀 知の挑戦」で次のように述べている。
 「正確に言うと、生物のあらゆる細胞には、エネルギー産出システムを受け持つミトコンドリアという細胞小器官があり、そこではA、T、G、Cではない別の暗号システムを使っている。これは、進化のきわめて初期の段階に、別の暗号システムを使う原始的生物がおり、それが酸素をうまく使うすぐれたエネルギーシステムを持っていたので、環境に酸素が増えてきたとき、現生生物が、それをエネルギーシステムとして丸ごと細胞内に取りこんで細胞内小器官にしてしまったのだろうといわれている。(中略)そしてこのことは、現生生物がみんなスーパーファミリーという考え方に、いささかでも、修正を迫るものではない。現生生物はみなミトコンドリアを細胞内小器官として持っているという意味においても、同一のスーパーファミリーに属しているのである」。

 この一文に対し、谷田和一郎氏は著作「立花隆先生、かなりヘンですよ」の中で次のように批判しているということだ。 (出典元不明、申し訳ない、教えてくだされば有り難い。「立花隆批判について」の中の文章だったかな)
 「この短い文章の中に、二つも間違いがある。一つは、ミトコンドリアという細胞小器官があり、そこではA、T、G、Cではない別の暗号システムを使っている、のくだりだ。正しくは、ミトコンドリアもA、T、G、Cの暗号システムを使っている。別にミトコンドリアは地球外生物ではない。もう一つ、現生生物はみなミトコンドリアを細胞内小器官として持っている、というのも間違っている。バクテリアなどの原核生物はミトコンドリアを持っていない」。

 これは、谷田が立花の文章を引用してきて、批判しているものだ。こうやって指摘されると、立花は高校の文系でも習うような生物の知識を間違っているのだが、果たして読者のうちどれぐらいの人がこのことに気付くだろうか? 私は何も読者の生物の知識について言っているのではない。速読をしていく時に、この誤りは見落とされるのではないか、ということを言いたいのだ。立花のここで言いたいことは、「現生生物はみな同一のスーパーファミリーに属している」ということだ。

 (実際、よく考えれば、何の事やらわからないコメントである。谷田も引用部分の後でこの「スーパーファミリー」が無意味であることを指摘している。)暗号システムが云々、というところがわからなくても、そこはさらっ、と読んで、最後の結論だけを理解する。なるほど、現生生物はみな兄弟なのだな、という程度の大まかな、イメージによる理解。大まかだが、わかった気にはなる。読者のなかでこのような理解の仕方をしている人は、少なからず存在するのではないだろうか。そして、大半の読者にとっては、それでいいのだ。なぜならば、彼らが必要としているのは詳細な説明部分ではなく、結論の部分だからだ。そしてこの、大まかに理解したような気にさせるような文章力、イメージを喚起する卓越したレトリックの技法が立花の魅力なのだ。

このように、立花は現代の消費者のニーズに合った商品を提供したわけである。最新の情報を手軽に読めて、何かがわかる(気になる)。それは、これまでに一般の読者が立花の探究心に感銘を受け、立花ファンになりこそすれ、批判が出てこなかった理由の一つであり、かつ立花の著書がベストセラーになった理由なのではないだろうか。もちろん、明らかな誤りが見落とされるのであるから、読者の、情報に対するリテラシーも問題である。ではなぜ、読者は立花を疑わないのだろうか。


【文芸評論家・山崎行太郎氏の立花隆批判】
 「★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK78 」の亀ちゃんファン氏の2017.1.27日付投稿「立花隆の犯罪を告発せよ。 (文芸評論家・山崎行太郎の『毒蛇山荘日記』)」。
  http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/

 立花隆の犯罪を告発せよ。 文芸評論家・山崎行太郎の『毒蛇山荘日記』 2010-01-27
 世間では、田中角栄を潰したのは立花隆の『田中角栄研究』(文藝春秋,1974)だということになっているらしいが、実際は田中角栄を潰したのはアメリカであり、意識的か無意識的かは別として、結果的にそのアメリカの手先として華々しく立ち回ったのが立花隆であった、ということは事情通の間では、今や常識であろうが、したがって今回の「小沢事件」でも、早速、立花隆が、小沢批判の急先鋒として登場してきたのもその前歴からして必然的だろうと思うのだが、しかし、おそらく今回の「小沢事件」では、田中角栄の時ほど上手くは行かないだろう。むしろ、この「小沢事件」での立花隆の振る舞いによって、立花隆は、反国家的ジャーナリストとしての本質を露呈することになり、結果的に立花隆の「思想犯罪」は暴露されることになるだろう。『田中角栄研究』以来の立花隆の「金権政治家」批判の言説の構造が、我が国の戦後史に何をもたらしたかを考えてみれば、それは歴然とするだろう。江藤淳は、それを「第二の敗戦」といったが、おそらく、76年の「田中角栄逮捕事件」こそは我が国の「第二の敗戦」の始まりであったと見ていいだろう。しかるに、その「第二の敗戦」のお先棒を担いだジャーナリストが立花隆であり、その実行部隊が東京地検特捜部だったといっていい。そして、驚くべきことに、その「田中角栄逮捕事件」の構図は、現在、事件の渦中にある「小沢事件」の構図となんら変化していない。しかしその結末は、まだ予断を許さないとはいえ、僕の予想ではまったく異なったものになるだろうと思う。そして立花隆の権威は失墜するはずである。僕が、そう考える根拠は、現在の論壇やジャーナリズムの置かれている思想状況にある。つまり、立花隆的ジャーナリストを、権力に立ち向かい、権力を打ち倒したジャーナリストとして「英雄」にしてしまうほど、昨今の論壇やジャーナリズムは単純でも、低レベルでもないないということだ。

 立花隆は、「週刊現代」での対談で、例によって例の語り口で、こう語っている、「特捜部は最大手ゼネコンの鹿島や、鹿島のOBで談合の仕切り屋と言われた元幹部の自宅、さらに中堅ゼネコンの山崎建設、宮本組などに家宅捜索に入っていますが、どこに『ガサ入れ(家宅捜索)』しているかを見れば、特捜部の捜査の狙いは透けて見えてきますね。」と。これに対して、宗像紀夫が「ずばり今回の事件は東北地方における公共工事利権の全容、これを解明することでしょう。ゼネコンの裏献金システム、利権構造を明らかにすること、これを最終着地点に見据えていると思います。」と応じると、立花は「その利権構造の頂点に小沢がいたという見立てですね」と言っている。これで、立花隆の小沢批判の論理構造は明らかである。そこで、僕がひとまず確認しておきたいことは、僕の関心は、「ゼネコンの裏献金システム、利権構造…」なるものの内実にはなく、むしろ、何故、立花隆や東京地検特捜部等が、かくも深く、「ゼネコンの裏献金システム、利権構造…」なるものに関心を寄せているか、という点にあるということだ。いいかえれば、何故、ゼネコンなのか。何故、トヨタやキヤノンではないのか、ということである。いずれにしろ、立花隆は、「小沢一郎のような金権政治家を逮捕し、政界から追放しろ」と言っているわけで、これは要するに、「日本の政界には、清貧で、綺麗な政治家だけ残れ」と言っているようなものである。この立花隆的な「金権政治家」批判の論理構造が、「日本沈没のシナリオ」であることは自明である。未だに論壇やジャーナリズムには、「金権政治家」や「土建屋国家論」への批判は根強いが、その種の批判に、僕は必ずしも賛成ではない。むしろ僕は、「金権政治家」や「土建屋国家論」が日本と日本国民を救う、と考えている。つまり「金権政治家」や「土建屋国家論」が悪であり、それを追放することが正しい、という前提を疑う必要がある、と。そもそも、トヨタやキヤノンからの莫大な「政治献金」は綺麗な政治献金で、建設会社からの献金は汚い献金だ、と考える思考が狂っている。いずれにしろ、すでに、日本の現在の論壇やジャーナリズムでは、立花隆的な「金権政治家」批判は主流ではなく、むしろ立花隆的言説に対立するはずの「検察批判」や「マスコミ批判」が、多数派を占めつつある。これはどういうことかというと、われわれには、「ひよわな花」ならぬ、「無能で、清貧な政治家・・・」などに日本の将来を託すつもりはない、ということだ。おそらく、論壇やジャーナリズムも、「田中角栄事件」から「金丸信事件」、あるいは「小泉・竹中事件」を経て、「小沢事件」に至るプロセスで、その「金権政治家」批判、あるいは「土建屋国家論」批判の言説の裏にアメリカの対日戦略の政治性の影がちらついていることを、多くの日本人が学んでいるのである。つまり、立花隆的な「金権政治家」批判の言説の裏に隠された政治性の深層構造が何であるかを、多くの日本人が知ってしまったのである。それを未だに知らないのか、知らない振りをしているのか分からないが、マスコミを舞台に、自ら進んで喜劇的な道化師役を演じているのが立花隆である。

 立花は、こういうことも言っている、「角栄は76年の2月にロッキード事件が明るみに出たあと、4月に会見して疑惑を全否定したが、そのときの迫力はいまの小沢など比べ物にならないほど凄まじかった。ところが、その角栄も3ヶ月後に逮捕されてしまう。私はいま、小沢の姿が、そのときの角栄にダブって見えて仕方がないんです。」(「週刊現代」2/4)と。たしかに「田中角栄逮捕」に無邪気に拍手喝采したのは日本国民と日本のマスコミ・ジャーナリズムだったが、しかし、いつまでも、日本国民と日本のマスコミ・ジャーナリズムが同じだという保証はない。立花は、素朴に「小沢逮捕」を期待しているようだが、むしろ、政治や政治家の本質が見えていない似非ジャーナリスト・立花隆がマスコミから消える日の方が、そう遠くないと言うべきだろう。

コメント
 当時、立花隆の奥さんが入院していた病院で師長をしていた人から聞いた話です。「世間的には、有名かもしれないが、わけのわからないことを言う変な人だった」と言っていました。その意味がよくわかります。もう化けの皮は剥がれていると思います。一方、田中角栄の愛人だった人が書いた本を読んだことがありますが、普通暴露本は、よいことを書かないのに、「角栄さん(おとうさんと言っていたような・・・)は立派な人だった」と書かれていました。身近で接した人の感じ方は真実だと思います。
 橘孝三郎は第一高等学校を卒業直前に中退して茨城にかえり、農業を始め自給自足の「愛郷塾」を起こした。立花隆は橘孝三郎と姻戚(孝三郎が大叔父)に当たる。立花隆は本名は橘隆志。さらに橘孝三郎は、あるきっかけで血盟団の井上日召と出会う。五・一五事件に絡み(その思想的指導者)無期懲役。後に釈放され、三島由紀夫の「楯の会」の導師になって隠然たる勢力を残したといわれている。 また橘孝三郎はインタービューした保坂正康に対して、「田中角栄によって日本と日本社会は軸を失うであろう」と語ったとされている。(なかなかいいところを見ている)。橘孝三郎は立花隆のことを知っていた模様だが、じかに会っていたかどうかはわかない。
なぜCIA立花が?  小泉改革が後押しするアメリカ金融資本一人勝ちの構図

 先の「WEDGE」の記事は、これが、バブル崩壊以後、日本で続いているアメリカの金融資本による日本の富のむしりとり路線の流れの上にでてきたものであることを指摘している。要するにリップルウッドによる新生銀行再生プロジェクトでの2200億円荒稼ぎ、ゴールドマン・サックスによる三井住友支援等での1700億円荒稼ぎがいろいろあったが、そういうむしり取りの一環だということだ。 この記事は、グローバル化の波の中で、各国の金融資本が海外に出て稼ぐことが基本的に自由化されたが、その自由化(国際的金融ビッグバン)によって稼ぎまくっているのはもっぱらアメリカの金融資本であるということを指摘して、次のような数字を示している。米国の郊外直接投資による収益率は全世界に対して、10.3%。逆に、米国以外の国からの対米直接投資の利益率は、平均で4.2%(欧州が4.5%。日本は5.0%)。要するに、アメリカ金融資本の一人勝ちなのだ。そして、特に、むしりとられ方が激しいのが日本なのだ。 先に述べたようにアメリカの対外直接投資からの平均収益率は10.3%だが、その内訳をみると対欧投資からは9.6%にとどまっているのに対して、対日投資からは、実に13.9%もの収益をあげている。これだけ日本からのむしりとられ方が異常に進んでいるというのも、いわゆる小泉改革がアメリカの利益を計るためとしか思えない方向性をもって推進されてきたからであるという。(この項、次回に続く)

立花隆について検討するのであれば、下記は必読です。
【れんだいこの立花隆論】
http://www.gameou.com/~rendaico/mascomiron_tachibanaron_
rendaicoron.htm

http://www.gameou.com/~rendaico/mascomiron_tachibanaron_rireki.htm
立花隆の正体が暴露されたサイトがあります。驚きの・・・・・。
http://tatsmaki.at.webry.info/
日本共産党のトップは、アメリカとつながっているでしょ。共産党が検察をバックアップして小沢叩きをしてきた。いういざという大事な時にアメリカを支援するのもお約束。共産党は、戦後、日本人の誇りを叩きつぶすために自虐史観を日本人にたたき込んだ。これもアメリカの日本占領政策に協力したこと。アメリカに協力することで、戦後、共産党はお取りつぶしを免れたと思うね。日本共産党の一般党員とか一般政治家は全く知らないと思うけどね。つまり、もともと売国奴の立花と、共産党は、両方ともアメリカの支配下にある。
ロッキード疑獄騒動のお祭り騒ぎをプロデュースしていた下っ端活動家のなかに、高野孟の弟の津村喬がいた。津村喬は、カクマルが牛耳っていたJICC出版(現在の宝島社)の月刊『宝島』の常連執筆者として、70年代末には、かなりの知名度があった。ロッキード祭りが終わると、津村喬は、玄米正食とかディープなエコロジー運動の方面に、活躍の場を見出した。
193. 2011年4月28日 08:00:42: DApWm01Bhw
 平成23年1月6日付け 東北財務局長岡部憲明殿あてに 国有林国有財産の不法管理の是正について上申しその後未処理であるので速やかに総括処理されることを再度請求する。この事案の中身をちょっとだけ話してみたい「さわりからちょっとだけだよ」と老人は北の方角に目をやった、、、、、、、、、面倒だから簡単に話すと青森県下北郡佐井村の何千町歩という民有林を農林省と法務省とが結託して「林班図」というトリックを使い一時国の名義にして今で言えば世界遺産級の青森ヒバ美林を全盗伐した事案、所有者は伐採が終わるまで牢に入れておいての犯行、このときの青森ヒバの価格は現在価格で言うと二桁の兆の単位になるはず、このときの首謀者の1人が「中クソ大勲位」。彼の名前は出てこないけれど「こくまつ」という彼の実家の材木屋とその手先詐欺グループの名前が出てくる。
 アメリカの手先となって田中総理を潰した立花と堀田。彼らの命脈は尽きている。牢に入れるのが一番である。少なくとも公職メディアからの放逐をしよう。協力者を糾弾しよう。短い田中総理の在任中に田中総理は新幹線、高速道路、日中国交正常化、税制等々今日の日本国家の屋台骨を作られた。日本はその遺産で今日まで食べてきた。その遺産を食いつぶしアメリカに譲渡したのが小泉竹中である。いまや日本は普通に働いても食べてゆけない貧乏国になってしまった。もし立花や堀田がいなければ田中総理により日本は自立の道を歩んでおり日本は独立してアメリカの基地もなくアメリカの武器を買うこともなくアメリカの戦争にお金を出すことも人を出すこともなく世界に尊敬される国となり北方4島も返還され近隣諸国からもバカにされない日本人による日本の統治が成就していた可能性がある。他国にいまだに内政干渉されそれだけではなく他国に未だに収奪され続けている国はある一国を除き他にありません。国民は政府やメディアの嘘と騙しにより洗脳されて羊のように諦めている。こんな国にした元凶立花と堀田は正に国家反逆罪人である。本当に不思議なことだが立花堀田たった二人で国の方向をかえ小泉竹中たった2人で国を破滅に導いてしまった。国民一人一人が歯を食いしばって命がけで裏切り者たちを駆除し日本人の日本人による日本国を取り戻さねばならない。
 かつての自民党は建設族、運輸族、教育族などに分かれその首領(ドン)がそのセクションを牛耳っていた。他人の縄張りには口を突っ込まない配慮がなされていた。因みにこのころの運輸族の首領は佐藤栄作元首相である。私の知っている限りでは、田中角栄首相のころまでは公共事業の談合が無かった。何故か、田舎は別として民間の建設土木工事のほうが儲かったからである。公共事業の入札があると営業マンは何とか逃げてくるように指示されたほどであった。石油の輸入をアメリカ一辺倒から脱却してリスクを分散するため、中東の産油国と外交交渉したことがアメリカの逆鱗に触れた。アメリカの意のままにならない田中角栄が邪魔だった。日本が第二次世界大戦で降伏した後、アメリカは日本の力を削ぐ政策を始め、現在の憲法を押し付けた。処がソヴィエトとの間に冷戦が始まると、ジョージ・ケナンを代表する論客によってアメリカの政策は180度変更して、日本をアメリカの盾にする構想が浮かび上がり、再軍備を求めた。当時の吉田茂首相が軍人を嫌い、再軍備を拒否して番犬を雇ったつもりになれば良いではないか、と言うボタンの掛け違いの判断がアメリカを増長させて、今でも占領が続いている。宮沢内閣のころから、公共事業を増やせとか、内政干渉まがいの政策を押し付けるようになり、その結果が借金の山となった。
 日本メディアが無視する中でその工作弾である文芸春秋「田中角栄研究」を取り上げたのが外国人記者クラブでの田中首相記者会見であった。第二弾がアメリカの証券取引委員会の誤発送されてきたとされるロッキード社の諸外国えの売り込み工作情報である。それは日本だけでなく欧州各国についての情報はあったが、賢明な諸外国はこれをアメリカによる政治干渉、政治工作と疑って無視した。しかし、日本では政権維持を目的とする当時の三木内閣がこれを利用し、事実上の逆指揮権を発動した。これを出世の好機と捉えた検察・司法官僚と事件を煽れば売れるとするメディアが後先考える事無く騒ぎ立てた。未だ正義面をしてブラウン管に登場しているのが、堀田力であり、河上和雄である。冤罪事件を多発させ、罪無き人に塗炭の苦しみを与えている特捜の悪行を加速させたのはこれら田中角栄氏をめぐる一連の事件に源がある。
 彼は、週間文春の記者時代に米国エージェント担当の当局と繋がったといわれている。検察エリートの当時の在ワシントン大使館勤務帰りの特捜部検事が、米国ヱ-ジェント当局との情報交換でロッキード事件捜査に従事。
 現在も代表選挙にCIA資金・官房機密費が飛び交う危険性は否定出来ません。30数年昔、角福の総裁選の時は、福田のCIAの資金と角栄が苦労して集めた政治資金が飛び交う対米従属派と国民独立派の戦争だった事が今になって解った。
 日本は農耕民族だ。稲穂が重く垂れその豊作をみて”俺の手柄”とは言わない。田圃の精霊に感謝し皆でお祭りする。日本の強みは村社会。村社会の掟は共生、人を押しのけ自分だけが成り上がる事を良しとしない。これが日本的な良さ。しかしアメリカ様はこれが気に入らなかった様だ。アメリカは、日本から日本的なものを排除しアメリカ思想と流儀を浸透させ日本をアメリカ化する方針だ。この様な日本にする為には先ず、物言う政治家を抹殺(政治的に)する事だ。田中角栄は、日本的考えの代表だ。田中角栄及び田中角栄的なものを排除すれば、日本は骨抜きになる。名付けて”日本骨付き作戦”  アメリカは、次々に日本的な社会を破壊する作戦を行ってきた。例えばゼネコンだ。マスコミによる談合悪キャンペーンと検察が一体になって談合排除が進められた。最近は、競争入札の受注業者が倒産して工事がストップする事態すら起きている。これによって日本の地域の団結は崩壊した。今では、マスコミの談合(記者クラブ)だけが許されている。マスコミは不条理アメリカの代弁者だからだ。 鳩山氏が沖縄60年の苦難を見て基地県外を打ち出した。これに対しマスコミの鳩山非難は凄まじかった。普通なら、沖縄県民の味方をするのが人情だ。またアメリカの数々の暴走を止めていただろう。これが本当の友人と言うものだ。今のマスコミはアメリカ大王に仕える忠実な家来だ。

 アメリカは、一握りの巨大な富みを持つ者に支配されている国だ。この強欲の支配者は、例え経済悪化が起きても我富だけは守りたいと考えた。そこで知恵を絞りアメリカ発グローバル化を推進した。 これによって、富めるものは益々富み、持たざるものは更に貧しくなった。小泉政権はアメリカに完全追従し、規制緩和を行った。強い者が強くて何が悪い。弱い者は自己責任だといって。富めるものは更に富み、貧しいものは更に貧しくなった。貧困層が増えると犯罪が増える。そこで厳罰主義の流れを作った。加害者を極悪人化する戦略だ。マスコミは被害者側の無念をことさらクローズアップし、憎しみを煽り、その憎しみを加害者に向けさせた。そして被害者から極刑の言を引き出す。加害者にも犯罪を起こすに至る事情有ったのではと言えば、犯罪者を擁護したと言って一斉攻撃する。決して環境や不条理な支配によるものとは言わせない。

 不条理な支配とは何か。例えば、均等に分ければ皆生存出来る島があったとしよう。その島には強者が居て、その強者は先に多くの糧を独り占めし、残りを競争で分ける様にした。住民の何人かは全く糧が手に入らなかった。そして犯罪が起きた。支配者の言いなりに成っているもの(マスコミ)は、被害者に同情する振りをして加害者がどれほどに悪いかを捲し立てた。被害者もそれに煽られ加害者を強く憎む様になった。そして厳罰にしろ!と叫ぶ様になった。不条理なアメリカに盲従しているマスコミ。立花隆は、日本売りした悪人、告発が当然だ。

300. 2012年3月02日 05:10:34 : DWRRjk7z42
 先日、こんにゃく閻魔様の近くで立花を見たが徘徊老人の風情だった。堀田、河上も長生きして生き恥をさらして欲しい。
●知識、歴史も勉強は必要だが、基本、胆力心眼を養わないと、頭でっかちで目は節穴になる。自分で考えないから節穴なので、表面と、知識、理論の構成ばかりを見る。だから、新しい事物に遭遇すると、思考停止で、米も気味悪がるほどの驚くほどの右へならえ状態になる。国家国民の行く末や人々の窮状は解らない。節穴だから情もなく、形が見えているだけ。言葉も文も人の心に訴える事はない。●どれだけ数理に秀でていても人間の情感とは無関係。節穴でも大丈夫。岡潔先生のような人物はまれ。●剣術の練磨練習は凄くて強くても、武運の練磨はどうするのか。●節穴の真逆・・眼光紙背に徹する眼力《紙の裏まで見通す意から》を持つとおかしな本なら手に取ればすぐわかる。会ったら見たら聞いたらわかる。





(私論.私見)