「渡部VS立花のshall論争」

 (最新見直し2011.09.3日)

 「渡部VS立花のshall論争」を調べようと思いネット検索すると全く出てこない。こういう場合には裏があるとしたもんだ。れんだいこは逆に知りたがる癖を持つ。2011.9.3日、ヒントになりそうなサイトを見つけたので確認しておく。「立花隆『ロッキード裁判批判を斬る』(全3巻)」が次のように記載している。
朝日文庫
1994年6月15日…1巻
1994年7月15日…2巻
1994年8月15日…3巻
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目次(1〜3巻)

序章 ガン細胞のごとき裁判批判キャンペーン――反論を始める
第1章 マチガイだらけの「暗黒裁判論」――基本的知識の欠如について
第2章 デタラメ引用によるデタラメ論証――誤った引用について
第3章 空想と妄想で築き上げた裁判批判――誤った推理について
第4章 「無罪推定」という名の「デッチ上げ推定」――誤った予断について
第5章 空想と憶測でつくり上げた現実=\―現実の無視について
第6章 基礎を間違えれば全部間違える――実在しない概念について
第7章 判決を読まないで判決批判≠ェできるのか――無意味な批判について
第8章 自説攻撃に大わらわの行政法の権威=\―三段論法について
第9章 永江農相事件と密接関連行為――誤った判例引用について
第10章 法律的に無意味な「田中角栄個人の力」論――事実誤認および論理的破綻について
第11章 田中裁判は「反対尋問権が奪われた裁判」だったか――デマゴーグについて
第12章 「暗黒裁判論」と「身障者抹殺論」をつなぐもの――原則と例外について
第13章 「一点突破全面展開」のイカサマ論法――詭弁について
第14章 「青年将校論」と「腐敗礼賛論」の首尾一貫――アナロジーについて
第15章 悲鳴と弁解と印象による論証――反論らしきものに対して(T)
第16章 現実の前に敗れ去った虚構――反論らしきものに対して(U)
第17章 別件逮捕論者の実務的積極性=\―反論らしきものに対して(V)
第18章 ガセネタを根拠にくり広げられる珍説珍論――反論らしきものに対して(W)
第19章 「やってみなければわからない」論のナンセンス――反論らしきもにに対して(X)
第20章 「徹底究明」が「逆指揮権発動」なのか――角栄に狂うことについて
第21章 「拷問無害論」を唱える大学教授――自己欺瞞について


第二巻 序 「倒れる」前に「倒す」べきだった――田中倒れる
第22章 捜査手続と公判手続を混同するお粗末――嘱託尋問の法的根拠について(T)
第23章 嘱託尋問の行為主体は裁判所である――嘱託尋問の法的根拠について(U)
第24章 事実を無視する刑法学の泰斗=\―日米司法共助協会について
第25章 「明文規定にないことは何もできない」論の誤謬――訴訟指揮権について(T)
第26章 事実(de facto)問題と法律(de jure)問題の区別――訴訟指揮権について(U)
第27章 歴史偽造による裁判批判――嘱託尋問の経緯について(T)
第28章 閣議で了承されていた免責付与――嘱託尋問の経緯について(U)
第29章 被告(被疑者)にも役立つ嘱託尋問――不起訴宣明について
第30章 「オーダー又はルール」を要求された最高裁――ファーガソン裁定について(T)
第31章 アメリカから伝えられた「最高裁意見でよい」――ファーガソン裁定について(U)
第32章 証言命令プラス証拠規則――イミュニティについて(T)
第33章 自己負罪拒否特権を消滅させる免責――イミュニティについて(U)
第34章 ギャランティをしたのは検事総長――最高裁宣明について(T)
第35章 中学生でもわかるshallとwillの違い――最高裁宣明について(U)
第36章 「最高裁長官を国会に呼びつけろ」の暴論――司法行政事務について(T)
第37章 秦野章氏の脱線恫喝国会質問――司法行政事務について(U)
第38章 「不正直と不正とデマゴガリー」――渡部氏の英語力について(T)
第39章 declareを「司法的保証宣言」と読むごまかし――渡部氏の英語力について(U)
第40章 団藤元最高裁判事の「問題」――不起訴宣明の法的効果について
第41章 異例なり、されど違法にあらず――免責付与の適法性について(T)
第42章 巨悪を追うか、小悪を追うか――免責付与の適法性について(U)


番外 序 事実にもとづいた議論をしていただきたい――渡部昇一氏との公開論争の前に
番外第1章 はしにも棒にもかからぬ幼稚な議論――渡部昇一氏との公開論争(T)
番外第2章 数カ条の疑問に一〇〇カ所以上のデタラメ――渡部昇一氏との公開論争(U)
番外第3章 「渡部氏は憲法を尊重する方と思うがいかがか」――渡部昇一氏との公開論争(V)
番外第4章 判決を読まずに判決が批判できるか――渡部昇一氏との公開論争(W)
番外第5章 尻尾をまいて逃げ出した渡部昇一氏――渡部昇一氏との公開論争(X)
番外 総括  殺しても殺しても生き返る煽情的言論人――渡部昇一氏との公開論争を終えて
第43章 「採用証拠」必ずしも「有罪証拠」にあらず――証拠能力と証明力について(T)
第44章 「カラスが黒いから、サギも黒い」という詭弁――証拠能力と証明力について(U)
第45章 伝聞法則の例外規定は憲法と両立する――刑訴法三二一条と憲法三七条について(T)
第46章 伝聞証拠と英米法、大陸法――刑訴法三二一条と憲法三七条について(U)
第47章 「国外にいるため」の本質は主権行使の問題――「供述不能」の要件について(T)
第48章 文理解釈ができない「文法教師」――「供述不能」の要件について(U)
第49章 相対的不可欠性は絶対的不可欠性にあらず――「不可欠性」の要件について
第50章 「刑法学の泰斗」も認めた特信情況――「特信情況」の要件について(T)
第51章 「記録を止めましょう」で陰謀を妄想する荒唐無稽――「特信情況」の要件について(U)
第52章 実態に目をつぶって特信情況を否定する机上の空論――「特信情況」の要件について(V)
第53章 証拠能力と証明力を混同する「日本一の刑事弁護士」――「特信情況」の要件について(W)
第54章 「日本の裁判全批判派」と「政治的田中擁護派」の野合――法令の解釈について
第55章 突然始まった、なりふり構わぬ裁判引きのばし――反対尋問請求と裁判引きのばし(T)
第56章 立証計画も出さずに証人40人、公判50回を要求――反対尋問請求と裁判引きのばし(U)
第57章 「立証事項にかんがみ、必要性なし」の判断――反対尋問請求却下について(T)
第58章 本気でなかった田中側の尋問請求――反対尋問請求却下について(U)
第59章 「必要なし」による却下の法的根拠――反対尋問請求却下について(V)
第60章  無罪盲信論者がデッチ上げた暗黒裁判論――俗論をならべて斬る(T)
第61章 共犯者の自白がキメ手となる贈収賄事件――俗論をならべて斬る(U)
第62章 要約すれば「デタラメをいうな」の一語である――俗論をならべて斬る(V)

参考文献一覧
あとがき

 このどこかに「渡部VS立花のshall論争」があるのではなかろうか。今はこう記しておき後日の確認としたい。

 2011.9.3日 れんだいこ拝




(私論.私見)