マスコミの言論買収考 |
(最新見直し2008.5.20日)
(れんだいこのショートメッセージ) |
戦前から「読売よたもん(与太者)、毎日まやかし、朝日似非(えせ)紳士」と云われている。 2004.6.26日、2005.10.18日再編集 れんだいこ拝 |
Re::れんだいこのカンテラ時評689 | れんだいこ | 2010/03/24 |
【言論買収考】 現代マスコミの変調さが誰の目にも明らかになりつつある。それは、日共の変調さの暴露と歩調を合わせているように見える。これは、古い型の支配の構図が綻(ほころ)び始めたことを意味する。 先に日共の変調さについて述べておくと、前門真市会議員の戸田氏が「驚愕!共産党は8年前に三井氏の検察裏金追及要請を『我が党になじまない』と拒否していた!どんな弱みが?」で、日共と検察の異様な提携ぶりを暴いている。 (ttp://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/874.html) それによると、検察の裏金問題を追及し、マスコミ暴露の直前に2002年に逮捕され、以来獄中の身となり、先だって満期出所した元大阪地検検事の三井氏が、逮捕直前に日共の志位委員長に仲介者を通じて国会での追及をお願いしたところ、「そういう問題は我が党になじまない」という不可解な言葉で追及拒否をされたことを明らかにしている。田中角栄−小沢一郎−鈴木宗男パッシングには率先太郎で正義ぶる日共が、検察告発となると途端に腰を引くという貴重な実態を暴露している。れんだいこに云わせれば、変でも何でもなく正体をあらわしただけなのだが、大方の向きは眉をひそめるだろう。 戸田氏は控えめに次のように述べている。「共産党は検察によほどの弱みを握られてしまっているから検察とは金輪際闘えない組織に、かなり以前から腐敗転落してしまっている、という事だったのだ」、「ビラまき弾圧や冤罪事件など個々の事件ではそれなりに検察批判を行ない、取り調べ可視化も主張する共産党だが、検察に取って致命的となる批判追及は行わない、検察の組織存続に関わる批判追及は行わない、そういう『一線を画し』ながら『正義の旗』を振り回すのが共産党の実相である事を、今回改めて知らされた。共産党の中枢はここまで酷くなってしまっていたのか。口の中が苦くなってしまった」。 れんだいこが補足しておくと、共産党は、1955年の歴史的戦後政界再編期に、戦後直後の運動を指導した徳球−伊藤律体制から反動極右の宮顕−野坂体制に移行して以来、共産党とは名ばかりの実は日本左派運動撲滅党に変質した。この当時、社会党も左右合同し、保守派も大同団結して自民党を創出している。背後に大きな力が動いていることが透けて見えてこよう。共産党がそのように変質して以来、変調運動が始まり、急進的学生運動家間では日共と呼び捨てる風潮が始まった。至極もっともなことであろう。こたび三井氏の自身の体験からの日共告発は、日共疑惑の決定的証拠の一つを加えたことになり意義が高い。 さて、本題に入る。そういう変調共産党問題と並行してマスコミの変調にも触れねばならない。れんだいこは、いろんな証拠を見つけては告発しているが、ふと思いついた。あれやこれやの現象批判ではなくズバリと言い当てる観点を獲得した。これをこれから述べる。 要するに日本ジャーナリズムも、現代世界を牛耳る国際金融資本により高額給与で言論買収されているということであろう。全てのキ―はここにあるように思われる。新聞社、雑誌社、テレビラジオの各社の社員は、その仕事のお粗末さにも拘わらず、高額給与で操られていることにより嬉々として自ら言論買収されているということではないか。こう読まないと変調報道が解せない。よって、これらの連中に対して幾ら批判しようとも通じない。何せ、自身が考課査定する能力の数倍以上の収入を得ているのだから、我々の批判を貧乏人のヒガミとしか受け取らない。 この利権構造を徹底解析し対処しない限り、日本に健全なジャーナリズムは生まれない。それはそうだろう、れんだいこだって年収2千万も3千万も貰ったら多少なりとも舌鋒が鈍ると云うものだ。こういう風に金権買収されているのが現代マスコミであろう。我々が幾ら叩いても通じない訳だ、馬耳東風で聞き流し精勤する次第ということになる。 マスコミ言論支配のそういう政策が本当にあるのかどうか、ここが議論されねばならないが、れんだいこはあると見立てる。多くの自称インテリが偽書として退けるところの「シオン長老の議定書」には次のように記されている。詳しくは「言論機関、マスコミに関する記述一覧」に記したが、その中でも次の下りがズバリであろう。ここでは要点だけ確認しておく。 (ttp://www.marino.ne.jp/~rendaico/judea/neozionismco/zionnogiteisyoco /theemabetuco/theemabetuco10.htm) 「近代国家は、大衆の世論を創り出す強力な力をその手に持っている。すなわち、新聞がそれである。我々が練り上げた大規模な計画は今や成功を収めんとする域にあるが、我々はこの計画に従って更にゴイムの政府を誘導せねばならぬ。何によってかといえば、いわゆる『言論大砲』と称する手段を使う。これによりひそかに我々が吹き込んだ世論というものを作り出し政府を砲撃する。『言論大砲』とは新聞である。新聞は、ごくわずか例外はあるが、すでに完全に我らの手中にある。 (中略)一片の記事といえども我々の検閲抜きには公表されることはない。現在ですらすでにこのことは達成されていて、すべてのニュースは少数の通信社に世界中から集められそこから各新聞社、諸官庁に配信されるようになっている。現在ある程度まではそうなっているが、通信社は追って完全に我々の傘下に入り、我々が許可したものだけが供給され一般に公表されるようになるだろう。 (中略)以上の意味で、我らが新聞軍団の指導にあたっては、格別細心の注意を払ってこの問題を組織しなければならない。中央新聞局という名称のもとに、我々は文筆者の会合を設け、そこに我々の覆面の代理人を送り込み、指令と当日の標語を示す。問題の核心を避けて常に表面だけにとどめた議論討論をして、見せ掛けの政府政策批判や反対論を唱えさせ、決して核心に迫らせない。 (中略)我々は、ある時は真実、ある時は虚偽を振りまき、ある時は事実に即して立論し、ある時はその反論を掲げたりする。それは大衆にどんな印象を与えようとするのかによって異なり、その為に常に我々が足を踏み出す前に地面の様子を細心の注意をもって調べねばならない」。 手短に記したが、「シオン長老の議定書」を偽書呼ばわりして足りるのではなく、ここに記された内容そのものを吟味するのが態度となるべきではなかろうか。れんだいこにはピタリと当てはまっているように思える。その原因が、要するに高額給与で釣る言論買収に他ならないと云うことだ。これが彼らのマスコミ対策の要点となっている。ということは逆に、現下のマスコミに登場する司会者、コメンテーターは金で釣られた売文言論売り屋に他ならないということだ。つまり言論売春しているということになる。これが記事のおもしろくなさ、物足りなさのズバリ原因ではなかろうか。ハタと膝を叩いて気づくことがありはしないか。 2010.3.24日 れんだいこ拝 |
(私論.私見)