れんだいこのイスラエル先制第6次中東戦争批判 |
(最新見直し2006.8.3日)
Re:れんだいこのカンテラ時評196 | 2006/08/03 |
(れんだいこのショートメッセージ) れんだいこは、こたびの中東紛争を第6次中東戦争突入と見る。世間ではまだそのようには見立てていないようである。この闘いが長期化し、いずれ第6次中東戦争と位置づけざるを得なくなるであろう。はっきりしていることは、イスラエルが次第に大義名分を欠き始めており、表見的にはイスラエルの方が景気が良く見える驕りによってかそれを意に介さなくなりつつあり、「歴史学上のユダヤの民の悲劇神話」の「虚構の崩壊」へと自ら導きつつあることである。その損失は、彼らが考えている以上に大きい。 彼らは今や、勝てば官軍式のご都合主義論を振りかざし、先制攻撃の道へ露骨に分け入りつつある。イスラエルは制空権を保ちつつ一見ワンサイドゲーム的な勝利を収めつつあるかに見えるが、イスラムの民はそれほど馬鹿ではない。「ユダヤ禍」を歴史的に認識し、いずれ手厳しい反撃を用意するだろう。 もはや、イスラエルは、数々の度の過ぎる蛮行の積み重ねゆえに、中東諸国を制圧する大イスラエル帝国を作り上げることによって自存するか、再びパレスチナの地から石持て追い出されるか、二つに一つの道しかなくなりつつある。しかし、評論的に見ても、選択肢をこのように狭めるのは決して賢明ではなかろう。イスラエルは、その滅びの道を自覚的に歩み始めている。れんだいこにはもはや、古代イスラエルの辿った離散の道の二の舞しか想定できない。この民が彼らが自惚れるほど真に有能かどうか、既に結論が見えているように思われる。 そう見立てると、この時代に於ける現代史上の我々の責務は、イスラエルの悪あがきの愚行を早めに終息させることであろう。世界諸国民がその為の叡智を結集するべきであろう。れんだいこには分かる。どっちみち崩壊するのはイスラエルの方であり、悪あがきが深まれば深まるほどイスラエルの好戦勢力に対する戦後制裁が厳しくなるであろう。そのことを理詰めで教えねばならない。 いずれ国際軍事法廷が設置され、彼らが考案したニュルンベルク裁判と東京裁判で問われた平和の罪と人道の罪に於いて、戦争責任者が弾劾されることになるだろう。否、イスラムの憎しみは余り、国家としてのイスラエルの解体まで押し進めるであろう。その後に諸民族共和の政体が生み出されることになるだろう。イスラエルの民には二度と好戦勢力を生み出さないよう厳しい制裁が科されることになるだろう。 れんだいこは、イスラエルの好戦勢力に対して嫌悪を覚える。その思想的母体であるネオ・シオニズム的ユダヤ原理主義との徹底対決をせねばならぬと思う。こうなると、史上の最強対決者イエスを歴史から呼び戻さねばなるまい。れんだいこは再度「イエス・キリスト論」の推敲に向うことにする。イエスが如何にネオ・シオニズム的ユダヤ原理主義を論難したか、闘ったか、学び直して見たいと思う。 「れんだいこのイスラエル先制第6次中東戦争批判」( neoshionizumuco/tyutosensoco/rendaiconohihan.htm) 2006.8.3日 れんだいこ拝 |
(私論.私見)