ご先祖論

 更新日/2020(平成31→5.1栄和改元/栄和2)年.11.21日

(れんだいこのショートメッセージ)
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 2016.02.29日 れんだいこ拝


【ご先祖論】
 「私(矢追富夫)の生まれさせていただいたのは、明治40年3月21日でありまして、私は初代会長矢追楢蔵の長男として、この世に生を享(う)けたのでありますが、ちょうど私から言えば祖父の惣五郎がかりものをお返し申した時に、私は7ヶ月くらいの胎児として、母親の胎内に宿っていたわけであります。私の4才の時です。ふとした風邪が原因で大患いをしまして、もうどちら向くか分からぬというところまでいったのであります。その時、父は九州巡教中でありまして、教会には母親と伯母とがいましたが、昔の事ですから、人力車に乗せて50町の道を、おぢばへ連れて来てくれたのであります。その時は、まだちょうど桝井伊三郎先生がご在世の時でありましたので、お諭しを伺いますと、先生は、「教祖は仰った。『何もさんげすることがなければ、先祖の名を呼んでごらん』」とのお諭しでありましたので、早速にかんろだい様の前へ行って、『この子四つの年まで、うかうか育てておりましたが、この子は祖父様の生まれ変わりでございました。祖父様として育てさしていただきます』と、お詫びとお誓いをしてくれたのであります。すると私の身上は、それだけのお詫びとお誓いで、ケロリと助けていただいたのであります。それで私は物心ついた頃より祖父さんの生まれ変わりだと聞かされておりますので、私は魂は生き通しであるということは絶対に疑えないのであります」。(「先祖の名を」、昭和39年12月号みちのとも「魂の生き通し」矢追富夫より。※治道大教会初代会長・矢追楢蔵さんの祖父惣五郎さんは明治40年1月20日出直し)





(私論.私見)