(私のコメント)
ソ連の歴史を見ると多くの出来事に謎が付きまとっている。ソ連の歴史を解説した本などはたくさんあるが、このサイトほどソ連のユダヤ人の実体を解説したものはなかった。これらの解説がどれだけ真実であるかはわからない。しかし読んでいると、いままで理解できなかった謎の多くがわかったように思う。
元ソ連外交官が書いたものだからいい加減な論文ではないと思いますが、日本の歴史地理教育やテレビ新聞などの大手メディアでは決して語られない内容だ。まずハザール人はビザンチン帝国のキリスト教とペルシャ帝国のイスラム教に挟まれて、やむを得ず王から奴隷に到るまでユダヤ教に改宗することでユダヤ国家を建設した。
だから聖書に出てくるユダヤ人と現在の東欧系ユダヤ人とはまったく関係がない。イスラエルにいるユダヤ人の多くは東欧系ユダヤ人でシャロンからネタニエフなど名前からして東欧系ユダヤ人でユダヤ教徒には違いないが偽ユダヤ人だ。
ロシア人はスラブ民族と言われるようにユダヤ人によって奴隷として扱われてきた。ところがロシア人の反乱やモンゴル帝国の侵略でハザール王国は滅んでユダヤ教徒のハザール人は流浪の民となった。この点では正統派ユダヤ人(スファラディ)と運命は共通する。多くのユダヤ人たちはロシアやポーランドに逃れた。
この時点からロシア人と彼らによって滅ぼされたハザール=ユダヤ人の対立が続き現代に到っている。ロシアの共産革命はその対立の一環であり、革命によってソ連というユダヤ人国家が成立した。スターリンという独裁者が数千万人ともいわれる大虐殺はソ連というユダヤ国家が行ったもので、スケールからするとヒトラーのユダヤ人大虐殺はかすんでしまう。
ナチスドイツがユダヤ人虐殺を行ったのもユダヤ国家ソ連と戦争をしていたからであり、敵性民族としてユダヤ人を収容所に送り込んだと見れば納得できる。またアメリカが共産主義国家のソ連を助けたのも、アメリカも実はユダヤ国家であり、アメリカとソ連というユダヤ国家がナチスを滅ぼしたのだ。
スターリンはグルジア人でユダヤ人ではありませんが、ユダヤ人の傀儡だった。ユダヤ人たちのロシア人への殺戮は大規模なものでこれがスターリンの粛清だ。ロシア人の知識階級は殺されるか亡命してソ連の知識階級はユダヤ人が独占した。ロシア革命でニコライ二世一家を全員暗殺したのもユダヤ人による革命だったからで、ロシア人による革命だったらニコライ二世は殺される理由はなかった。
これほどロシアのユダヤ人が力を持つに到ったのは世界に広がるネットワークがあるからで、日露戦争で日本が勝ったのもユダヤマネーのおかげであり、ロシア革命の資金もアメリカやイギリスからのマネーによるものだ。だからアメリカとソ連とは兄弟国家といわれる理由もそこにある。
しかしスターリンとジューコフの裏切りによりソ連のユダヤ人は逆粛清にあい、多くのユダヤ人が殺された。ユダヤ運動には二つの流れがあり、一つは共産主義運動でもう一つはシオニズムだ。共産主義運動はソ連の崩壊で滅びましたが、シオニズム運動はアメリカで盛んでありアメリカのイラク侵攻はこのシオニズム運動の一環だ。この点からもアメリカはユダヤ国家であることが言える。
現在のロシアもロシア人とユダヤ人の熾烈な争いは続いており、ユダヤ人によるソ連崩壊で海外からのユダヤマネーがロシアの経済界を乗っ取ってしまった。ユコスなどの新興財閥は皆ユダヤ人によるものですが、プーチンを始めとするロシア人の反撃でユダヤ人石油王が脱税で逮捕されている。
これでユダヤ国家のロシアはなくなりましたが、もう一つのユダヤ国家のアメリカは残っている。しかしアメリカも将来、スターリンやジューコフのような裏切り者が出てユダヤ人が弾圧されたり追放されるような事態が予想される。ユダヤ人と大虐殺は深い関係があり異教徒に対する弾圧は虐殺という手段がとられることが多い。だからアメリカはイスラム諸国民を平気で殺害できる。アメリカはアフガニスタンやイラクでどれだけのイスラム教徒を殺害してきたのだろうか。
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