【邪馬一国への道標】

 (最新見直し2009.11.29日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 古田氏の「邪馬台国論考」を確認しておく。非常に多岐にわたって精緻な研究をしており、そのエートスを確認しておくことにする。れんだいこは、非九州説であり、その限りにおいて古田氏の筑紫説と見解を齟齬するが、邪馬台国論に於いて共有せねばならない理解基準を学ばせてもらおうと思っている。それにしても膨大な論考が為されており、全体の構成が分からない。とりあえず目にしたところから採録しておき、順々にテーマ別の構成にし直してみたいと思っている。

 2009.11.29日 れんだいこ拝


目次

【邪馬一国への道標】邪馬一国への道標 講談社版 角川文庫版
はじめに
序章 邪馬一国研究に憑かれて
第1章 縄文の謎の扉を開
縄文人が周王朝に貢献した ーー『論衡』をめぐって
殷の箕子は倭人を知っていた ーー『史記』『漢書』をめぐって
孔子は倭人を知っていた ーー『論語』『漢書』をめぐって
第2章 三国志余話
まぼろしの倭国大乱 ーー『三国志』と『後漢書』の間
陳寿とピーナッツ ーー『晋書』陳寿伝の疑惑
陳寿と師の予言 ーー『三国志』と『晋書』の間
陳寿の孔明への愛憎 ーー『三国志』諸葛亮伝をめぐって
第3章 三世紀の盲点
それは「島」だった! ーー津軽海峡の論証
疑いなき邪馬一国 ーー『隋書』経籍志をめぐって
真実への道標 ーー伊都国「統属」論争から
第4章 四〜七世紀の盲点
歴代の倭都は「謎」ではない ーー『翰苑』をめぐって
四世紀は「謎」ではない ーー『広志』をめぐって
平西将軍の謎 ーー『宋書』をめぐって
一大率の探究 ーー『宋書』をめぐって
太宰府の素性 ーー『宋書』をめぐって
第5章 二つの不思議
親魏倭王の印 ーー『宜和 集古 印史』をめぐって
東方海上に紫庭あり『宋書』の楽志をめぐって
八ケ岳山麓の縄文都市 ーー諏訪の阿久遺跡




(私論.私見)