夏越の祓(なつこしのはらひ)

 更新日/2018(平成30).11.24日



 「FB関袈裟夫」参照。
 “水無月の 夏越の祓す人は千年の命延ぶという"
(拾遺集巻五;詠み人知らず)
 1年の半分経過する6月30日、多くの神社で「夏越の祓」(なこしのはらえ)という祓神事が行われる。神社境内に設けられた「茅の輪」を、最初に左回り、次に右回りと 8 字を描いて計3回くぐることによって、半年間に溜まった病と穢れを落とし、残りの半年間の無病息災や、無事過ごせることを願う。
 祓は、日本の神祭りの基本とも言える作法で、起源は古く701年制定「大宝律令」に定められ、宮廷で行われていた。12月晦日と6月晦日の年二回の「大祓い」神事は、次第に民間神社でも行われるようになった。12月を「年越しの祓い」、6月を「夏越の祓い」と呼び「茅の輪くぐり」行事は、出雲系の神社で「夏越の祓」が行われる。「茅の輪」くぐっている際、下記「神拝詞」(となえことば)奏上しながらくぐる。「祓い給へ 清め給へ 守り給へ 幸え給へ」。
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画像 ①会社同期仲間と大山山麓「温泉ハイク」「夏越の祓い」
② 「出雲大社・相模分祠」(神奈川県秦野市)「夏越の祓い」




(私論.私見)出雲王朝史5の1、国譲り譚その1考