NHK本局移転問題考 |
(最新見直し2008.5.15日)
(れんだいこのショートメッセージ) |
坂本 衛(さかもと・まもる)氏の「放送批評1994年05月号」の「放送事件史「田中角栄」<後編>―メディア支配構造の完成」が、NHK本局移転問題につき、角栄の口利きを如何にもさもらしく批判している。これを検討する。 2008.5.15日 れんだいこ拝 |
A氏は、「大蔵大臣時代の田中にまつわる事件に、NHKの放送センター用地をめぐる疑惑がある」と書き出す。どういう疑惑かと思いきや、次のような話である。
坂本は、よほど角栄が忌々しいらしい。次のように述べている。
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角栄逝去に際して、死してなお鞭打つことを正義弁する坂本に、角栄に成り代わりれんだいこが返歌しておく。 坂本よ、君が同じ目線で同様の義憤で岸なり中曽根なり小泉の犯罪に言及するならまだしも許そう。君の他の論考は知らぬが、俺が終生闘った軍事防衛利権、原子力利権に勤しむ岸−中曽根らには大甘になり、この問題を推測混じりで断定批判してくれるとは、俗に云うお里が知れる類いの話ではないのか。まっ、第1期払い下げの坪単価が約9万4400円、第2期払い下げの坪単価が22万850円であろうとも、後の地価上昇と、かの時NHK本局(代々木放送センター)が移転した事によるメリットを勘案すれば、そう目くじらされることではないのではないか。功績を見ず、粗探しに興じる君の性格を直して給え。そういう事では大成せんぞ。 2008.5.15日 れんだいこ拝 |
(私論.私見)