議会政治家の申し子としての角栄その6、人心収攬能力
更新日/2023(平成31.5.1栄和元/栄和4).4.22日
(れんだいこのショートメッセージ)
ここで、「議会政治家の申し子としての角栄その6、人心収攬能力」を確認したい。
2015.12.20日 れんだいこ拝
週刊現代2023年4月15・22日合併号が次のように記している。
「高橋是清に勝るとも劣らない酒豪が
田中角栄
だ。彼は酒席で人心を掌握する天才だった。若い頃は一日10件以上の宴席に顔を出し、多忙を極めた通商産業大臣(現・経済産業大臣)時代も一日3件の会合に出ていたというから驚きだ。主賓であっても決して偉そうにせず、一人一人にお酌をし、相手の懐へするりと飛び込まんとした。そのために数え切れないほど盃を交わす角栄は、あらかじめ店側に小さい盃を用意させていたという。さすがは宴席の達人である。酒は友好の道具であるが、飲みすぎれば身体を冒す毒となる。政治家たちはよくも悪くも酒と上手く付き合ってきたのだ」。
(私論.私見)