田中角栄のマスコミ評語録

 更新日/2016.10.15日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「田中角栄のマスコミ評語録」を確認しておく。

 2004.11.30日、2010.06.13日再編集 れんだいこ拝


【田中角栄のマスコミ評語録】
 角栄は、次のようなマスコミ評語録を遺している。
 「日本のマスコミは、司法、立法、行政の三権と並ぶ第四権力だ」
 「日本のマスコミには問題が多い。世の中の本当の仕組みや現実を知らず、人間の矛盾に満ちた実態に目が届いてこない。血の出るようなシャバの苦労も経験せずに、残薄な知識と狭い視野のままで、世の中や人様をなで斬りにして憚らない。日本の最高の頭脳があれだけ集まって記事を書いても、景気がよくなるとか悪くなるとかと云う、たった一つの問題にさえ結論がでたことはない」。
 「新聞で信頼できるものが三つある。死亡記事に株の値段、それにテレビの案内欄だ。この三つにウソはない」(「新聞記事で読まれているのは三つだけだ。株の値段と訃報、それにテレビ番組。一番読まれないのが社説」)。
 「テレビは世論ではない。新聞も世論ではない。世論とは選挙だ。選挙の結果が世論だ」。
 「決断力は、情報力によって支えられる。単なる直感だけでは、見通しを誤る。新聞代が月2、3千円というのは安い。あれだけの情報が詰まっているのだから、1万円でも安いものだ」。

 
*角栄は毎日、新聞6紙全部に目を通していた。早坂秘書は、「あの人ほど、丹念に新聞を見る人もいない」と証言している。
 「やはり懐に入ってもマムシはマムシだ。隙を見せれば噛みつく。気が抜けない」。
 「決断力は、情報力によって支えられる。単なる直感だけでは、見通しを誤る。新聞代が月2、3千円というのは安い。あれだけの情報が詰まっているのだから、1万円でも安いものだ」。
 





(私論.私見)