ユダヤ問題(近・現代編)その7

 更新日/2023(平成31.5.1栄和/令和5).3.15日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「ユダヤ問題(近・現代編)その2」を学ぶ。

 2004.2.12日再編集 れんだいこ拝


【】
 ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 第31話 ― ハルマゲドン(救世主降臨)計画(終話《前》)
 行為そのものより、その動機の方が重要だと教えられています。例えば【優しい言葉をかける】この行為だけ見れば見た目は美しいです。実際にその行為が素直な愛情から出たのならば確かに美しいです。しかし、相手を嵌めて貶めるために【優しい言葉をかける】場合もよくあるのです。詐欺師そして悪魔の常套手段で、この手を用い近寄ってきます。自分を悪魔だと表明して近寄ってくる悪魔はいません。逆に悪魔は自分が神聖存在であることを装い、神、天使、聖者であるがごとくに偽装します。カインやエノクたち闇の者がそうでした。

 ハルマゲドン計画の根本にはサナット・クマラの怨念と復讐心があります。その彼のもとに、彼を裏切り破滅させるカインやエノクたち、闇の者たち、真の悪魔が潜入します。彼らはサナット・クマラへの怨念と復讐心から近づいたのです。しかしサナット・クマラは彼らの狙いに気付きません。サナット・クマラの内部が怨念と復讐心に満ちていたため、彼らの自分に対する怨念と復讐心が見えないまま引き寄せたともいえます。似たもの同士は互いに引き合います。サナット・クマラもマイトレーヤも神聖存在を装った者たちでもあったのです。(seiryuu)
 自分以外を神とは認めないサナット・クマラ ~幾度もの転落
 ハルマゲドン計画について、前回でサナット・クマラの野心が映された表のシナリオ全貌を見終わったので、残るのは裏のシナリオだ。無論、表のシナリオも事実を拾っていった上での推測ではあったがね。

 へい、驚愕でやした。まさか本当に平気で地球そのものを爆破消失させるつもりだったとは!あの映像配信(宗教学講座257回)を見やした。最後部分は慄然としやした。サナット・クマラとその配下の者たちは本当に上位の神々や宇宙全体を支配しようとし、それができると信じていたみたいでやすね。

そうだね。サナット・クマラにとって神の国の完成とは、地上の人間などだけで無く、上位にあった神々を奴隷支配し、宇宙全体の支配者として君臨することだっただろう。
彼は事実としてユダヤ教キリスト教イスラム教で唯一絶対の神として自らを拝ませていた。これは、自分以外は神だと絶対に認めないというサナット・クマラの信条だろ?
しかしサナット・クマラ自体が既に神から転落していたのだがね。

うーん、御隠居は以前にマイトレーヤは神ではないといわれていやしたが、サナット・クマラもそれと同じ扱いになるので?
そして神からの転落? これには一体どういう経緯があったんで?

ふむ、私たちの世界は宇宙レベルではシリウスシステムと呼ばれ、その視点では下から人間、人霊、神霊、神(ホツマの神)の順に分類される。

ホツマの神とは、日本で古来より祀られてきた天照大神や伊弉諾・伊弉冉尊、素戔嗚尊などだ。他の宗教で神とされる存在とはレベルが異なる。
ホツマの神の次が神霊で、エジプトで祀られる神々などだ。その次が人霊でマイトレーヤは人霊になる。

サナット・クマラは元々はホツマの神、それも非常に高い地位にあったようだ。しかしある事件を起こし神霊へと落とされている。

サナット・クマラがある事件を? それと人間や神霊、神とは何が違うんで?

先に人間と神霊などとの違いだが、これは人間や神霊それぞれの身体を構成している構成要素が異なっているようだ。詳しくはあたしも説明できないがね。
そしてサナット・クマラについては詳しく見ている余裕はないが、ハルマゲドン計画の裏バージョンもあるし、地球史にも関わる事なので少し見ていこう。

サナット・クマラと地球史の関わりでやすか、御隠居、よろしく御願いしやす。

サナット・クマラは元来ホツマの神だが、幾度も転落しているようだ。

この情報はスミワタルタカキホシノヒメミコ様の通信で初めて公開されたものだが、約3500万年前、地上の人間への転生がホツマの神々で行われるようになっていた。その中、それに反抗するグループが出てきて反乱軍が組織された。
その指導者が当事高い地位にあったサナット・クマラで、その軍団長がサタナエルだったようだ。その反乱軍は天の軍団によって平定され、サナット・クマラの一味は、地獄と呼ばれるような霊空間に落ちていった。

Author:Gustave Doré [Public Domain]


へ?それだとまるで黙示録の天に攻め入って、たたき落とされた“竜”がサナット・クマラだ?

ふむ、まぁそれは一端置いておき、その後サナット・クマラは改心したのか許されたようだ。
しかし約1850万年前にまた事件を起こし、ホツマの天帝の激怒を買い、金星から地球へとたたき落とされた。

あれ?1850万年前?
確か『マイトレーヤの使命』では、サナット・クマラは1850万年前に金星から“降臨”と記されていたのでは? それが“たたき落とされた”? 一体どんな事件を起こしたので?

(続きはこちらから)

アダムとイブの天界追放の真相 ~創世記の蛇とは誰のことか?


Author:William Blake [Public Domain]


旧約聖書の『創世記』の有名な一件だよ。あのアダムとイブが天国から追放された件だよ。

えっと、イブが蛇に唆され知恵の木の実を食べ、アダムにも勧めて食べてしまい、天から追われた件で?

そうだよ。
知恵の木の実は比喩で性交渉のことだ。そして蛇とはサナット・クマラのこと、つまりサナット・クマラがイブと性交渉を持ったことを意味する。

さて、ホツマの天帝は天照大神で実は男神だ。そしてイブは天照大神の妾になる予定の女性だったようだ。
またサナット・クマラは天照大神の息子の一名のようだ。天照大神が息子に女性を寝取られて激怒し、地上にたたき落とした。これがことの真相のようだ。
この際にサナット・クマラはホツマの神から神霊へと屈辱の格下げをされたようだ。

うえー!聖書では随分ゆがんで伝えられている。
うーん、しかし、サナット・クマラが創世記の蛇なら、黙示録の「竜の正体は、悪魔ともサタンとも呼ばれる年経た蛇である」、これに完全に当たりやすね。何と!竜の正体はサナット・クマラだった?
でもミカエル率いる天の軍により地にたたき落とされた?

聖書ではいろんな伝承がごっちゃになっていて真相が巧に隠され、人間は誤誘導されるようになっている。

ミカエル率いる天の軍にたたき落とされたのは、サナット・クマラではなく天使長サタナエルだ。
サタナエルは人間への転生を拒み、サナット・クマラに対する反乱軍を決起、しかしミカエルたちに破れ地獄に。約1586万年前のことのようで、それから約1100万年前まで地獄で帝王となっていたようだ。

エルは神聖を表す。それが反乱を起こし地獄に落ち、エルがとれるとサタナエルはサタナ、サタンとなるだろ?

ああ、なるほど。
1850万年前、金星から地球にたたき落とされたサナット・クマラにサタナエルたちはついては来たが、やはり人間への転生を拒み、サナット・クマラに反乱したわけでやすね。
しかしその前、約3500万年前に転生を拒んで反乱軍を起こし、地獄に落ちたその指導者はサナット・クマラだった。だから本来のサタンとか竜に当たるのはサナット・クマラそのものの筈だ。
しかし部下のサタナエルが自分に反乱をおこしたので、その役割を部下だったサタナエルに押しつけた、このように言えやすね?

そうだ。

さて、約1100万年前、サタナエルは許され、アザゼルと改名し人間に転生に入った。
しかしアザゼルたちの転生時の所行が咎められ、サナット・クマラの命でアザゼルたちはまた縛られ、幽閉されてもいる。

えっと、人間に転生に入るとは人間の肉体を持つことでやすね?
アザゼルたちは何を咎められたので?

そうだね。色々と理屈は付けているが、その一番はアザゼルたちが地上の人間の娘たちと性交渉を持ったことだろうね。
それで巨人が生まれ地を汚したと。これを記しているのが「エノクの黙示録」だ。

ああ、そう言えば。ごちゃごちゃ記してありやしたね。
しかし、男性としての人間の肉体を持ったアザゼルたちが人間の女性と性関係を結ぶ、これはごく自然なことだ。なぜそれが咎められるので?

ハイアラーキー団では、ある位階以上の者は女性との性交渉は御法度になっていたからだね。

御法度?決めたのはサナット・クマラでやすね。
ふむ、それでは人間への転生を拒むわけだ。不自然だ。

そう、そうだね。
一方サナット・クマラは結局一度も人間に転生に入っていないままだ。反乱を起こす者の気も分かるね。

ともあれ1850万年前、地球にたたき落とされたサナット・クマラは、プライドをかけて神々と全宇宙に対する復讐を誓い、そのため結成された結社がハイアラーキー組織とのことだ。

1850万年の怨念と復讐?なんてしつこい! 大変な粘着気質で一種の変態だ。
それに狭量でわがまま、まるで苦労知らずの未熟なぼっちゃん、まるで誰かさんみたいだ。
なるほど、不幸な地球史の原因だ。

そうだね。彼が世界主で地球史とは切り離せないからね。そしてこの怨念と復讐心がハルマゲドン計画の根本にある。

また、サナット・クマラは、約10万8千年前にその変態的野望がホツマの神に発覚して更に低い次元に落とされ、反省の時を与えられたようだが、逆に益々復讐心を燃やしただろうね。

やはり!変態か・・・、それにこの手のタイプは反省などしませんぜ。ただただ恨むだけで。

pixabay [CC0] 1 & 2


10万年前に持ち上がったクーデター計画 ~高い界層の天帝の関与


いや、全くだ。
そしてそのサナット・クマラの怨念と復讐心を逆に利用するクーデター計画が練られる。

それがハルマゲドン計画の裏バージョンでやすね? これに裏のイルミナティが関係すると?

その通りだ。
ことの起こりはサナット・クマラの変態的野望が発覚してから後のこと、約10万年前に、サナット・クマラの復讐実現のためのクーデターの野望とは全く別のクーデター計画が起き上がった。

サナット・クマラの企む暴力クーデターは、神霊である彼がホツマの神など上位の神々を支配するもので、いわば天界の秩序をひっくり返すものでやしたね。
これとは全く別のクーデター? そいつはどんな内容で誰がその首謀者になるんで?

ふむ、これをキチンと説明するには膨大な時間が必要だ。それにそもそもあたしの力量では無理があるのでごくごく簡単に。

約10万年前、ホツマの神の界層より遙か上位の界層からそこの天帝が地球に降臨し、ある仕事をされた。この時その天帝は、あるホツマの女神と不適切な関係を持ち、このホツマの女神を我が物にするため、ホツマの神が統治するこの世界にクーデターを起こすよう依頼を持ちかけた。
その依頼を受けた者が旧約聖書の“カインとアベル”のカインだ。カインはそのために様々な画策をしていった。

うーん、あっしにはスケールが大きすぎてちんぷんかんぷんでやすが、このクーデターの依頼は、遙か高い界層の天帝の個人的な欲望を満たすためでやすね。
高い界層の神である天帝が、何ら同意や賛同なしで、低い界層の神が統治する世界をひっくり返すクーデターなどの介入などが許されるので?

無論、それは大罪で許されない。それで直接自分は手が出せないので、秘かにカインに依頼したのだろう。

カインとはアダムとイブの息子で、弟のアベルを殺した人類初の殺人犯といわれている人間でやすね。
高い界層の天帝はなぜカインにクーデターの依頼を? 不思議でやすがカインとよほど親しかった?

ふむ、これは私もよく分からないが、カインはホツマの神の統治する界層を包含しながらも、更に上に上にと拡がるある超巨大な闇組織の頭だった。裏のイルミナティの天帝といった位置づけかな。

闇組織?カインを頭とする悪魔崇拝の総元締めでやすね?
この中に裏のイルミナティが入り、これが秘かにサナット・クマラのハイアラーキー組織を乗っ取っていたわけでやすね。

『創世記』では、カインが弟を殺害したきっかけは、自分が差し出した供物を神のサナット・クマラが受け取らなかったのに、弟の供物のみは受け取った、その嫉妬が原因でやしたね。
カインはサナット・クマラを恨み復讐を狙っていた?

pixabay [CC0] 1 & 2 & 3 & 4


そこの聖書の記述は不正確みたいだが、何らかの事実は示しているかも知れないね。
カインは確かにサナット・クマラの裁きによって地獄に落とされていた。そして地獄の頭領にもなっていた。しかし改心して引き上げられてようだ。
ただしその改心は見せかけで、実際にはサナット・クマラへの恨みから復讐を狙っていたようだ。カインはハイアラーキー団の中で秘かに闇組織を結成し、勢力を徐々に拡げていた。

ふーむ、それにしてもホツマの神への復讐を誓うサナット・クマラ、それに対し、そのサナット・クマラへの復讐を誓うカインがサナット・クマラの組織に潜入か。
なんて言うか因果応報だ。

そういうことだ。
そしてこのカインを頭とする闇組織にエノクが取り込まれ、その大幹部となっている。

え!? あのサナット・クマラお気に入りの側近のエノクが、悪魔崇拝の総元締め闇組織の大幹部?
うーん、いや、やはりそうか。エノクのサナット・クマラへの忠誠は見せかけ、黙示録からは、エノクはどのような態度を取ればサナット・クマラに気に入られるか、よく知って演技している様子が受け取れた。そうやって側近に引き上げられて忠誠を誓い、実際にサナット・クマラの野望を一旦は成就する計画を練った。

そう、それがハルマゲドン計画だ。
サナット・クマラへの忠誠を誓い、エノクは実際に一旦はサナット・クマラの野望が成就する計画を立て、実働部隊の司令官として働く。
そして、本当はサナット・クマラの野望がほぼ成就完成の寸前にひっくり返し、サナット・クマラとマイトレーヤ等を滅ぼすつもりでいた。

なるほど、ハルマゲドン計画は、根本にはサナット・クマラの怨念と復讐心があるが、闇の者がそれを利用し、自分たちの野望を成就する計画でやすね。
その対象は違うが、それぞれ怨念と復讐を誓うサナット・クマラと闇の者たち。
ある意味、似たもの同士で互いが互いを呼び寄せている。波動共鳴でやすね。

pixabay [CC0]


ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 第32話 ― ハルマゲドン(救世主降臨)計画(終話《後》)
 今回で長きに渡ったハルマゲドン(救世主降臨)計画シリーズ並びにユダヤ問題のポイント「近・現代編」の本編は終了です。長期間のお付き合いありがとうございました。なおユダヤ問題のポイントは「近・現代編」としては残ったポイントを外伝の形で幾つか見ていき、その後は「古代編」に移行する予定です。

 さて、地上世界を席巻してきたシオニズム、その正体は進行するハルマゲドン計画の一形態だったのです。この計画はそうと気付かれないまま進行していたのですが、これを破棄させたのが「天界の改革」です。
 ハルマゲドン計画を破棄させるために「天界の改革」が起こされたわけではないでしょうが、「天界の改革」なしにハルマゲドン計画の破棄はありませんでした。
 数年前から「天界の改革」から「地上世界の改革」へと具体的に移行していますが、実のところ私たちの見えないレベルでは、天界の大変革は、そのまま第3次世界大戦へと進行していた地上世界での事態を破棄させるという大変動をともなっていたのです。それが数年前から「地上世界の改革」へと具体的に見える形に現れるようになっているのです。
 まだ、“非常にしつこい人達”などがいて、彼らは「死んでも権力は手放さない。」とばかりにもがいてはいますが、既に勝負自体はついています。(seiryuu)
 地上世界で着々と進行するハルマゲドン計画 ~計画を推進させたロスチャイルド家
さて、前回まででハルマゲドン計画の表と裏を併せた全貌を明らかにするために、必要なところは全て訪問し見てきた。一応、材料のピースは全て出そろったので、後はそれらを組み合わせて整理するだけだね。

へい、御隠居。
前回、約3500万年前の出来事だとか、とてつもないスケールのことまでを表面だけでも見てきたわけで、まぁ無謀な旅と言えば無謀でやしたが、遂にこの旅路も終わりとなるわけでやすね。

本当にそうだ。よく遭難せずにここまでこれたものだ。
さぁ、このシリーズは「近・現代編」なので、ハルマゲドン計画の根本にはサナット・クマラの野望と、その野望を利用しようとするカインやエノクの悪魔崇拝・闇組織の陰謀があることを前提に、狭義のシオニズム運動の始まりあたりから整理していこうか。


へい、1881年にアレクサンドル2世が暗殺され、ロシアでポグロムの嵐が吹き、ロシアに居住していたハザールユダヤ人は三つの動きを取る。

一つはニューヨークを中心とした米国への多量移民
二つには国内残留ハザールユダヤ人は革命共産運動を激化
三つには一部ハザールユダヤ人のパレスチナ移住の開始、つまり狭義のシオニズム運動の開始

これらの全ての運動の背後にロスチャイルド家があった。ロスチャイルド家はサバタイ-フランキストの頭であり、地上の裏のイルミナティの頭にもなっていた。

そういうことだね。この三つの運動がそれぞれ裏のイルミナティによる①米国の乗っ取り②ロシアの乗っ取り③イスラエル建国に繋がったのだが、アレクサンドル2世暗殺の5年前から、ロスチャイルド家はパレスチナの土地買い占めを行っている。周到に準備してロシア皇帝暗殺、ポグロムの大発生、これでハザールユダヤ人三つの動きへと繋げているのが分かる。

またイスラエル建国のため、オスマン帝国領パレスチナ全土を手に入れるべく、1908年に青年トルコ革命を起こさせ、オスマン帝国を滅亡に導いた。

そして1913年には米国にFRB設立で、ロスチャイルド家を頭とする地上の裏のイルミナティが米国の完全乗っ取りに成功、もともとその予定での建国だったでやしょうが、「バビロンの大淫婦」としての米国誕生

間髪を入れずその翌年1914年には第1次世界大戦を起こさせていやすね。計画が着々と進行。

そうだね。
1917年に遂にロシア革命で帝政ロシアを滅亡、それでソ連を誕生させている。つまり表の計画上の「偽預言者」の誕生だ。

またオスマン帝国を解体し、パレスチナは英国委任統治に。ハルマゲドン勃発の導火線役となるであろうイスラエルの衛星国のトルコ共和国とサウジアラビアを誕生させた。

第1次世界大戦後、その世界大戦によって国際連盟、王立国際問題研究所、CFR、また国際決済銀行という重要な世界にまたがる機関を設立。そして敗戦国ドイツにナチスも結党させていやすね。

そうだね。ナチス・ドイツの役割は、1939年に勃発の第2次世界大戦を起こすためと、それでイスラエルを誕生させるため
それと救世主ヒトラーを登場させることで、救世主キリストが再臨し、キリストに統治される千年王国運営の実地実験だろう。
これらの歴史的役割を終えたナチス・ファシズムは、歴史の表舞台からは姿を消す。しかしナチスはイスラエルと米国の支配層となって今日まで生き続けている。

こうやって1945年第2次世界大戦終結。国際連合発足。
そしてアラブ世界と紛争の真っ最中の1948年にはイスラエルが一方的に独立宣言、これを米ソが承認することでイスラエルが建国でやすね。(続きはこちらから)
陰謀団の誤算は地上世界においてはロシアの存在 ~カバールと闘ってきたロシア人たち
そう、米ソ承認でイスラエル建国だが、裏で目立たぬよう全ての糸を引いていたのが英国だ。
ともあれハルマゲドン計画の中核となるイスラエルが誕生、つまり表計画の「反キリスト666」がここに誕生した。

バビロンの大淫婦の米国、偽預言者のソ連、そして「反キリスト666」のイスラエルと、表計画での闇の主役達はこれで揃ったわけでやすね。おまけに1953年にはソ連にてハザール・カガン国が再現だ。

そうだ。
計画を推進する上で用済み、既に邪魔者となっていたスターリンを始末し、ハザール帝国のカガン、つまり皇帝の末裔であるカガノビッチ、そしてその従兄弟のベリヤ、このコンビでハザール・カガン国がソ連に再現していた。ここの時点が地球人類にとってハルマゲドン勃発の最大の危機だった。

そうでやすね。ほんとにぞっとする状況でやしたね。
その気になればもういつでもハルマゲドン、第3次世界大戦自体は起こすことが可能な状態でやしたからね。

しかしそこであっしらにすれば奇跡が・・・。


第8話の、演習中の戦車部隊を率いて国家保安省本部を占拠し、ベリヤとカガノビッチを逮捕したジューコフ元帥の乱だね。
陰謀団にすれば全く虚を突かれた感だろう。これはいわば折角誕生させた「偽預言者」が、突発事故で死亡といった事態だからね。順調に進捗していたハルマゲドン計画が大幅に後退だ。

しかし、もう一度大きな危機が再来してやすね。
1991年ソ連が崩壊し、エリツィン大統領のロシアが誕生している。御隠居の感覚ではエリツィンは表のイルミナティでやしたね?そうならば「偽預言者」のロシアが復活だ。
おまけにこの年は第1次湾岸戦争が起きている。第3次世界大戦のお膳立ては充分だ。

その通りだよ。ブッシュ・シニアがこの湾岸戦争にあたり「我々は新世界を目にしている」と公然とNWOを米議会で宣言している。近々にハルマゲドンを起こす腹づもりだったろう。

ただしエリツィンはアル中の親父で、能力的に無理があったので実行を延期。エリツィンの腹心の部下であったプーチンをエリツィンの替わりに「偽預言者」に仕立てる腹だったのだろう。

しかしこれがまた大誤算だった。

そうでやすね。ジェイコブ・ロスチャイルドは、プーチンをNWO推進の裏切り者と評しているみたいでやすからね。

しかしこうやって見ていくと、もう既にハルマゲドン計画は破棄されているとのことでやすが、それまでハルマゲドン計画実現を阻止してきたのが、ジューコフ元帥でありプーチン大統領だ。
つまり、ロシア人達が地球人類をハルマゲドンの危機から救ってきたということにもなりやすね。

そういうことになるね。
ハザールユダヤ人達と長年にわたり闘ってきたロシア人達だが、別の見方では、ロシア人達はカバールと闘ってきたと言える。
陰謀団と闇組織にとってもこれは誤算だっただろう。

カバールとの闘争か・・・。カバールは表と裏のイルミナティを併せた悪魔崇拝でやすね。
彼らハルマゲドン計画に大きく関係しやすが、計画の表と裏では光と闇の主要な配役が反転していたんでやしたね?
裏のハルマゲドン計画での配役 ~計画を阻止し廃棄させることになった「天界の改革」

表の計画の配役では光側の神(主)はサナット・クマラ。キリスト(小羊)はマイトレーヤだ。
しかしもうお前さんも分かっているように、裏の計画では光と闇が反転し闇側の竜(サタン)がサナット・クマラ。獣(反キリスト666)がマイトレーヤとなっている。これがエノクの建てた本当の計画だ。

悪魔崇拝の裏組織がハイアラーキー組織を乗っ取っていることで、光として裁く側だったはずの神のサナット・クマラとキリストのマイトレーヤが、逆に裁かれる側の竜と獣に反転するわけでやすね。

うーん、それに事実、旧約『創世記』の蛇、つまり竜(サタン)はサナット・クマラだ。また、救世主マイトレーヤはミロクとしてマッチポンプでハルマゲドンを起こさせる存在だ。サナット・クマラとマイトレーヤはそれぞれ竜(サタン)と666の獣であることを否定できないわけだ。

うーん、しかし、こうなると裏の計画では、光として裁く側の神とキリストになるのは闇組織の存在となりやすね? 具体的には誰が?


ふむ、それを知るには先ずこの映像配信教育プログラム18を視聴してご覧。闇の全体像が見えるよ。

うわー!こうなっていたのか!
しかしこれは驚きだ。悪魔崇拝闇組織の13名のトップ、真の悪魔でやすね? まさか!と思う存在がゴロゴロいる。いわば神だ仏だと崇拝される対象が真の悪魔だった・・・。

そうだ。ただし、この映像配信の情報は少し古く、この後判明したことも幾つかある。
闇組織の浸透と拡大は凄まじく、実態としてサナット・クマラの側近のエノクが闇組織の大幹部になっていただけではなく、マイトレーヤの側近達全てもが悪魔崇拝者で闇組織に所属している。(2014/10/11 時事ブログ記事

え?マイトレーヤの側近達も!
うーん、闇のトップ13名を見ただけで、サナット・クマラやマイトレーヤでは太刀打ちできない感がありやしたが、エノクだけで無くマイトレーヤの側近全員が闇組織なら、サナット・クマラとマイトレーヤは闇組織に対し全くなすすべも無い。

ふむ、エノクの計画は先にサナット・クマラ達にホツマの神など上位の神々に対するクーデターを決起させ、自分たちはその部下として戦いながらも、サナット・クマラのクーデターが成功するやいなやサナット・クマラに対するクーデターを起こして滅亡させるもの。いわば2重クーデターでやすね。
これで上位の神々を含め全宇宙を支配?

全くその通りだ。
2重クーデターにより、真の悪魔達が全宇宙を支配する計画が、エノクが練り上げたハルマゲドン計画の全容だ。
そして、このエノクの狙いはサナット・クマラだけでなく、ホツマの神々も全く察知できていなかったようだ。つまり誰も真のハルマゲドン計画の実現を阻止しようも無かったわけだ。

そうでやすね。闇組織以外は誰も何が進行しているかに気付いていなかったわけでやすからね。

うーん、さて、ところでエノク達は一体どの時点でサナット・クマラ達にクーデターを起こす予定だったんで?


ハルマゲドン勃発、マイトレーヤが統治するキリストの千年王国、別の見方をすればミロク、つまり666の獣が完全統治する世界が開始してからには当然なる。恐らくはマイトレーヤ統治のもと、地球の爆破消失の際になるだろう。
地球の爆破消失は宇宙を崩壊させかねない、当然上位の神々は大混乱だ。これに乗じてサナット・クマラは上位の神々を屈服させ支配する。

しかしこの秩序消失の大混乱はエノク達にとっても大好機で、大混乱の間隙を縫って、サナット・クマラとマイトレーヤ達に反乱の兵を向ける。これがエノク達にとっての最終戦争ハルマゲドンだ。

この戦闘には当然サナット・クマラ達はなすすべも無く、エノク達が完全勝利だ。その前に屈服させていた上位の神々も奴隷支配、悪魔崇拝闇組織が全宇宙を掌握支配する。即ち真の悪魔達が全宇宙を支配する。これでエノクが計画の「神の国の完成」となる。

うーわー!
ハルマゲドン計画の完成は真の悪魔達が全宇宙を支配、これが止めようも無く進行していた。

そう。しかし、陰謀団もそうではあるが、特に闇組織にとっては青天の霹靂の出来事が立ち上がり進行していった。「天界の改革」だ。
これの進行によって先に裏の計画が破棄、続いて表の計画も破棄された。逆にいえば「天界の改革」が無ければ、ハルマゲドン計画の破棄・頓挫は無かっただろう。

そうでやすね。
とんでもないことが進行し、完成しかけていたことが改めてハッキリと分かりやす。

知ってみればね。
さぁしかし、これであたし達の旅路も終了だ。この旅路を通し何か感じたかい?

へい、地上世界は天界の「写し」で、基本的には人間も神も、そして動物や植物も変わりが無いということでやすね。

そして宗教は人間に救済を説いてきやしたが、本当は神だキリストだと救済者を自称している者たちこそに救済が必要だった・・・。こんなことを旅路でつくづくと感じやしたね。

なるほど、確かに、ほんとそうだね。
神聖存在を装ったサナット・クマラ、マイトレーヤ、エノク、カイン・・・彼らは全て既に「天界の改革」で消滅だ。

しかしこの消滅が、自らの飽くなき野望と野心に振り回され、苦しんできた彼らにとっての安息であり、救済だった。あたしにはこう感じられてならない。

・・・そうでやすね。野心が生みだすのは苦のみ。
彼ら自身、既にそれを放棄することで感じ取ることさえも出来なくなっていたかも知れやせんが、本当は彼らその内部の一番奥では苦しんでいたような・・・。

さ、お疲れだったね。さあ、あたし達は帰るべきところへ帰ろう。
また機会があればよろしく頼むよ。

へい、御隠居、こちらこそ何かあればまたよろしく御願いしやす。
帰りやしょう。









(私論.私見)