ユダヤ教徒の性暴力、性凌辱考 |
更新日/2018(平成30).12.10日
(れんだいこのショートメッセージ) |
ここで、「ユダヤ教の殲滅思想、根こそぎ根絶やし思想」を確認しておく。 2006.10.9日 れんだいこ拝 |
2024.6.28日、志葉玲/フリージャーナリス「電気棒を肛門に突き刺す、イスラム女性を路上で裸にする―イスラエル軍の性暴力が酷すぎる 国連文書が批難」 | ||
「イスラエルは、強制移送、性的暴力、戦争手段としての飢餓、拷問および非人道的または残酷な扱いなどの戦争犯罪を行った」―今月12日にまとめられ、国連の人権理事会に提出された独立した調査委員会による報告書は、イスラエル軍のガザ攻撃における戦争犯罪や、それがイスラエル政府関係者の明確な意図を持って行われていることを、様々な角度から具体的ケースや証拠と共にまとめています。今回の記事では、こうした国連関連の報告等で筆者が注目したイスラエル軍による性暴力(男性に対するものも含む)について、とりあげます。
*本記事は「志葉玲ジャーナル-より良い世界のために」から転載したものです。 |
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〇深刻さを増すイスラエル軍による性暴力
日本のメディアでの報道で、あまり報じられていない問題として、イスラエル軍によるガザの人々への性暴力やセクシャルハラスメントがあります。10月7日の越境襲撃で半裸の女性をまるで戦利品のように連れ去る等、ハマス等ガザの武装勢力側の性暴力は、それ自体は強く批難されるべきであり、その真相究明や加害者への法に基づく処罰は行われるべきですし、国連の人権関連の各機関もそう求めています*。しかし、上述のようなハマス等側の振る舞いを、イスラエル側は、ガザ攻撃の正当化する上で「アピール」してきたのですが、実は、そのイスラエル側もガザの人々に対する性暴力を行ってきたのだということは、やはり、もっと注目されるべき問題です。当たり前のことですが、性暴力は誰に対するものであれ、断じて容認できないものであるし、加害者が誰であれ処罰されるべきだからです。 *ハマス側の性暴力についても、国連は調査を行っているのですが、イスラエル側の協力が得られていないため真相究明が困難だとの問題があり、それは上述の独立調査委員会も報告書の中で言明しています。 昨年10月のガザ攻撃開始以前から、イスラエル側は、占領への抗議デモに参加した等で女性や子どもを含むパレスチナ人を拘束、起訴や裁判のないまま拘禁施設内で拘禁し続けるという「行政拘禁」を数千人規模で行ってきました。拘禁されているパレスチナ人は、性的虐待を含む拷問や屈辱的な扱いを受ける等、その非人道性がかねてから人権団体等から問題視されていたのですが、それらはより深刻なものとなっているようです。今回、独立調査委員会によるガザ攻撃の実態についての包括的な報告書が国連人権理事会に提出され、同報告書には性暴力についても「イスラエル軍がパレスチナ人に対して行った性的およびジェンダーに基づく暴力の範囲、頻度、深刻さが大幅に増加している」と指摘しています。 |
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〇肛門に電気棒を突っ込まれ死亡
また、同じくUNRWAの報告書は、ガザでのイスラエル軍による家宅捜索で、住民の女性達が男性兵士の前で裸にされ、ビデオや写真を撮られるということがあったと報告。証言者の一人として、34歳の女性はガザで拘束され、イスラエル領内の拘禁施設に移送される際の経験を次のように語っています。
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〇イスラム教徒の女性を晒しものに
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〇パレスチナ人女性が強姦されている
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〇ジェノサイドの一環として行われる性暴力
つまり、イスラエル軍は性暴力をガザ、そしてパレスチナ人社会全体に対する攻撃の手段として行ったと評しているのです。こうした、特定の民族や集団そのものに重大な被害をもたらすための「兵器」として性暴力を行うことは、ジェノサイドの一要素としてあげられるものです。そして、ジェノサイドを防ぐための国際条約である「集団殺害罪の防止及び処罰に関する条約(ジェノサイド条約)」は、そもそも、第二次大戦におけるユダヤ人大虐殺「ホロコースト」への反省から生まれたものなのです。 |
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〇イスラエル首相らの責任追及が必要
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志葉玲![]() パレスチナやイラク、ウクライナなどの紛争地での現地取材のほか、脱原発・温暖化対策の取材、入管による在日外国人への人権侵害etcも取材、幅広く活動するジャーナリスト。週刊誌や新聞、通信社などに写真や記事、テレビ局に映像を提供。著書に『ウクライナ危機から問う日本と世界の平和 戦場ジャーナリストの提言』(あけび書房)、『難民鎖国ニッポン』、『13歳からの環境問題』(かもがわ出版)、『たたかう!ジャーナリスト宣言』(社会批評社)、共著に共編著に『イラク戦争を知らない君たちへ』(あけび書房)、『原発依存国家』(扶桑社新書)など。 |
「★阿修羅♪ > 戦争b25」「 |
https://www.nytimes.com/2024/07/06/world/europe/ukraine- russia-killings-us.html |
ドイツ人衛生兵カスパル・グロスさんは、兵士が片言の英語とロシア語を混ぜた言葉で治療を懇願するのを見たと。夕暮れ時だった。チームのメンバーの一人が包帯を探した。そのとき、仲間の兵士がよろよろと近づき、ロシア兵の胴体に向けて銃を発砲した。ロシア兵は倒れたが、まだ呼吸していた。別の兵士が発砲し頭を撃った。グロス氏は、この出来事に非常に動揺し、上官と対立したと述べた。 2番目のエピソードでは、チョーズン(国際部隊)のメンバーが手を挙げて降伏するロシア兵に手榴弾を投げつけ、殺害した。ウクライナ軍は戦場での勇敢さを誇示するためにこのエピソードのビデオを公開したが、降伏シーンは編集でカットされている。 3番目のエピソードでは、チョーズンのメンバーが10月の任務中にロシア軍捕虜を殺害したことをグループチャットで自慢していたことがテキストメッセージから明らかになった。 彼らはいかなる不正行為でも起訴されていない。捕虜の殺害はジュネーブ条約違反である。兵士が降伏の意思を明確に示せば、攻撃はできず、安全に拘留されなければならない。「事件そのものよりも、捜査が不十分なことのほうが問題だ」と元米空軍弁護士は言う。「説明責任の欠如は捜査の欠如から始まる」 |
Almayadeenは上記を引用しさらに踏み込んだ記事を書いています https://english.almayadeen.net/articles/analysis/how- ukraine-tortured-and-slaughtered-donbass |
ウクライナのドンバスにおける8年間に及ぶ「対テロ作戦」は、分離独立国であるドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の、ほとんど無防備な住民に対する残忍な攻撃だった。この間ずっとキエフが行ってきた虐待の悲惨な現実は、西側諸国の目からほとんど隠されていた。しかし、時折、有害な暴露が明らかになった。2014年、アムネスティ・インターナショナルは、ドンバスでファシスト準軍事組織アイダル大隊が犯した恐ろしい犯罪を公表した。アムネスティは、ウクライナ軍と治安部隊に捕らえられた戦闘員や民間人が拷問され殺害されたという「圧倒的な証拠」について報告した。同組織は、マイダンクーデターの先頭に立つ超国家主義民兵組織、右派セクターの活動を特に憂慮すべきと評した。同組織は、放棄された青少年キャンプを臨時刑務所に変え、数十人の民間人を人質に取り、残酷に拷問し、彼らとその家族から多額の金をゆすり取った。囚人のほとんどは「電気ショックを受け、残酷に殴打され、数日間連続してさまざまな物で殴られた」。これには「鉄の棒、野球のバット、棒、ライフルの台尻、銃剣ナイフ、ゴム警棒」などが含まれる。「絶対多数」が模擬銃殺隊の対象となり、「家族への殺害や強姦の脅迫」を受けたと報告している。水責め、絞殺、窒息は一般的だった。その他の方法には「骨を砕く、刺す、切る…赤熱した物で焼印を押す、小火器で体のさまざまな部分を撃つ」などがある。捕らえられた女性は「頻繁に強姦された」。その間ずっと、被収容者は「氷点下の気温で、食事も医療も受けられない」状態で長期間拘束されていた。伝えられるところによると、地雷原を歩かされたり、軍用車両に轢かれたりして殺害された囚人もいた。また、「向精神薬を飲まされ」て「苦痛」を味わった囚人もいた。何人かは「ヘックスバー」(重量挙げ器具)に手錠でつながれ、天井から吊るされたと報告している。 |
(私論.私見)