別章【イエス教・キリスト教考】 |
(最新見直し2007.3.16日)
(れんだいこのショートメッセージ) |
日本は今確実に滅びの道に誘われつつある。それを促す裏政府権力の強さと彼らの狡知による仕掛けを思えば、もはや抗う術は無いのかもしれない。しかし、不思議の神国日本はやはり再生するだろう。その時の心強い史実にイエスの格闘が有る。刻まれているこの歴史を学ぶべしであろう。歴史上のイエスを極力実像で捉え返してみたい。そういう思いから、「イエス論・キリスト論」をサイト化することにした。 サイト名称を「イエス論・キリスト論」としたのは、イエス教とキリスト教が大きく異なるためである。れんだいこは、イエスの御教えを画然とさせ、それが現代につながる「パリサイ派のサタ二ズムに対する神の駁論」であることを伝えたいと思う。あまた神父が居るが、何らかの規制があるだろう、こういう風には問いかけられないみたいである。そこで自由人れんだいこが斬り込むことにする。 この問題で最初に留意すべきは、イエス論とキリスト論の差異であろう。我々は、イエス論にこそ熱中すべきであり、パリサイ派の教説を取り入れ過ぎたキリスト論に深入りすべきではない。歴史は、この逆のことばかりをやってきた。お陰で、キリスト教はイエスの真実を曇らし、ユダヤ教が負うべき偏執性を引き受けさせられ、為にする批判の洪水に遭わされるという損な役回りをさせられている。この虚構の解体とイエス教の再生こそ目指すべきだろう。 2004.11.14日、2007.3.16日再編集 れんだいこ拝 |
いよいよイエス・キリスト考に入る。初めにお断りしておくが、れんだいこは、キリスト教については門外漢である。思えば、中学生時代に聖書を読んだ。小さな字でびっしりと書かれたものを読み、何やら半分判ったようで分からない読書体験であった。それから以降は、マルクス派になったので敢えて読まなかった。 ところが、50代半ばの今2004年、折からの「9.11米国同時多発テロ事件」、タリバン政権懲罰アフガン戦争、フセイン政権懲罰イラク戦争、イスラエルによる残虐非道のパレスチナテロの流れと仕掛けを思うに付き、否応なく現代世界を牛耳る国際金融資本に目が行かざるを得なくなった。その表出権力体「米英ユ同盟」を眼前に据え、如何に闘うべきか問わざるを得なくなった。 現代史を理解する為に、「シオンの議定書」に注目し、その歴史的流れを追わざるを得なくなった。「シオンの議定書」の流れは存在する、そう思うようになったからである。そこで気づいたことが、かってのイエスは、当時におけるネオコン族であったと考えられるパリサイ派と律法学者同盟の悪魔主義的選民論理に徹底対決し、彼らをして震え上がらせた稀有な超能力者ではなかったのか、ということである。そういう訳で、ならば、イエスが具体的にどう弁証していたのか行状も含めて知りたくなった。 当時のパリサイ派と律法学者同盟、後の「シオンの議定書」派、そして今日のネオコンに至る系流は歴史的に一貫してサタン思想に被れている。今日ネオコン一統が世界で為している残虐非道ぶりを見よ。これは昨日今日始まったことではない。深い歴史的な伝統を持ち続けていることが判明する。 本当にそうなのかは別として残念ながら、この流れが人類智の最高の頭脳を形成しているようにも思われる。彼らは現代社会の全分野で支配権を確立し栄耀栄華をほしいままにしており、今や、この連中の観方、説教がメディアを通じて不断に流され続け、人は容易にこれに汚染され、マインドコントロールされている。人類はこのまま彼らの頭脳、仕掛けに誰も太刀打ちできないのだろうか。 れんだいこは、天理教開祖中山みきについてはそれなりに研究してきた。その成果を生かしつつ、こたびイエス・キリスト論を書いてみようと思う。興味深いことに、イエスとみきはかなり思想的に近接している。歴史的風土及び伝統に規制されてと思われるが、双方の御教えには若干の差が有るが、本質的には同類の共生思想を福音していたように見える。みき論の時にも述べたが、だがしかしみきがみきのままに論ぜられてはいない。イエスについても然りではなかろうか。そう思う故に、れんだいこの観るイエス論を綴って見たいと思う。れんだいこは、キリスト教については門外漢であるが、キリスト教団公認イエス論より案外イエスの実像に迫っているのではなかろうかと自負している。どこがどう違うのか以下創書する。 以上前置きしてれんだいこ式イエス・キリス論の考察に入る。 2004.10.27日 れんだいこ拝 |
関連サイト | 【パレスチナ問題考】 | 【「ユダヤ人問題」考】 |
【イエズス会宣教史考】 | 【天理教教祖山みき論】 | |
【ユダヤ聖書神話考】 | 【ルネサンスの研究】 |
目次
れんだいこのイエス・キリスト論 |
コード | 項目 |
別章【イエス伝福音書考】 | |
別章【イエス伝】 | |
別章【キリスト教史その1、原始キリスト教から東方教会の成立まで】 | |
補足・三位一体教説考 | |
補足・キリスト教の国教化の裏事情考 | |
別章【キリスト教史その2、中世キリスト教】 | |
別章【キリスト教史その3、十字軍考】 | |
別章【キリスト教史その4、プロテスタント派発生史】 | |
別章【キリスト教史その6、イエズス会宣教史考】 | |
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の教義的差異と対立考 | |
ユダヤ−キリスト折衷系宗教 | |
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