ロスチャイルド家の広がりワールド考

 (最新見直し2012.1.10日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、ロスチャイルド家の広がりとワールドを考察しておく。

 2012.1.10日 れんだいこ拝


 本題に入る前にまずは読者であるassassinsさんのこのコメント、「小沢さんの裁判をやる裁判長は、過去に1度も無罪を出した事がない人です」。これを聞いて、日本の司法制度について少し書きたいと思いました。みなさん、日本の刑事裁判では、起訴された人のうち99.8%が有罪になります。これは、検察というGHQが創設した絶大な権力組織のせいです。過去に検察の見解に疑問を呈した裁判官がいましたよ。でも、彼らは決まって左遷させられるのです。そういえば、植草事件の裁判官も左遷させられました。そもそも検察は勝てると思わなければ起訴しません。つまり、法廷に出る前にほぼ有罪は確定しているのです。
 続いて読者のアリスさんのこのコメント、「本当かどうか判りませんが、天皇がイルミナティ李家に預けていた金塊(時価資産にして16京円)を、李家が東日本大震災の復興と、米国救済の為に引き出し、少しづつ日本に送り始めている」。これについての真偽は私にはわかりませんが、せっかく「李家」というワードがでたので少し。。。李家は確かに中国のイルミナティと言われています。

 イルミナティとの関わりはさかのぼること18世紀、アヘン貿易で中国が相当のダメージを喰らって反発が起こったとき、イギリス(史実上のこと。本当はイルミナティと言いたい)のエージェント(詳細に言うと“東インド会社”)としてアヘン貿易を取り仕切ったのが、清朝時代の政治家であった李鴻章(りこうしょう)でした。
政財界にはこの李一族が今現在も入っています。私が危惧するのは、彼らが中国の政界を操っていたら大変なことになるということです。もし、そうだったら「中国がアメリカと対立」という図式は茶番劇となることでしょう。
 
 その中でも、香港の経済界のドンである李嘉誠(りかせい)という人物がいます。
彼は富豪ランキングの上位に君臨し、並々ならぬ財力を持っています。香港及び東アジア全域で最も富裕な人物であり、華人としては世界最大の資産家であるとのこと。なんと、この人物、ロスチャイルドの代理人であるアヘン貿易の黒幕サッスーン財閥と関係が深く、兼、その売上金のマネーロンダリングに使われている香港上海銀行(HSBC)の元副会長。また、他にもデビッド・リーこと李国宝がいます。彼は、香港最大の華人資本銀行・東亜銀行(Bank of East Asia)の会長兼CEOでした。

 もう少し続けましょう。中国の秘密結社の中で特に大きな勢力を持っているといわれる組織に「客家」(はっか)があります。民族意識が高く、それがユダヤ人に見えるのか、この組織は「東洋のユダヤ人」とも言われています。革命の父である孫文もこの組織の出身だったといいます。台湾の元総裁李登輝
や陳水扁も所属しているとのこと。
 この客家から派生した組織に「洪門」(ほんめん)があります。これは反清復明(清を倒し明を復活させる)を謳った時代の秘密結社であり、この組織を土台としてフルフォード氏がよく言う「紅幣」(ほんぱん)や「三合会」というものが生まれたと言います。ただし、三合会は、香港を拠点とする幾数かの犯罪組織を総称する呼名です。青幣(ちんぱん)は別の系列から派生したものです(この組織の三巨頭の中で特に力を持っていたのは杜月笙(とげつしょう)です。蔣介石は対日抗戦の時、この青幣を駆使しました)。

 三合会は麻薬売買などによって権力を得た集団ですが、しかし麻薬といったらブッシュ一族。勝手にさばくことになると、それはもう、とんでもない目に遭うはず。しかし心配ご無用。たとえば、タイ、ミャンマー、ラオスにまたがる一体は“黄金の三角地帯”と呼ばれる麻薬密造地帯ですが、彼らはここでCIAと手を組み共同で麻薬ネットワークを確立しました。
洪門傘下のいくつかの組織はフリーメイソンのマークを使っています。それはやはり、アヘン貿易と関係があります。

 前置きが長くなりました。今回から何回かに分けて、ロスチャイルド・コネクションを書いていきたいと思います。これには広瀬隆氏の『赤い楯』を参考にさせてもらいます。以前も言いましたが、たぶん、私の知っている中で、世界で一番ロスチャイルドを詳しく書いた人物です。私が思うに、世の中すべての仕組みを知りたければ、この『赤い楯』上・下巻で十分でしょう。というか、十分過ぎます。この本の内容がほとんど頭に入ったなら、どんな知識人も対抗できないことでしょう。知の巨人、広瀬隆。。。おそるべし。本来なら、すべてを引用したいとこなのですが、それでは、本を買え!と言う話ですし、とんでもない情報量なので、ある意味箇条書きのように書こうと思っています。では始めましょう。
 ロスチャイルドの系図を辿っていくとイアン・フレミングに当たります。
 彼は、映画『アンタッチャブル』『インディー・ジョーンズⅢ』に出演、そして何より、ジェームズ・ボンドシリーズを生み出した原作者であり、兼、以前私がコメントしたように、ナチス副総統マルティン・ボルマンの逃亡支援を手伝ったMI-6のメンバーです。そして、彼の従兄がロスチャイルドのウラン採掘会社「リオ・チント・ジンク」の重役。

 ジェームズ・ゴールドスミス。彼の父は、ヨーロッパの豪華ホテル群を支配し、ロシア皇帝に莫大な資金を貸し付けました。彼自身は、全世界の富豪が脱税のために利用するタックス・ヘイブンとして知られるケイマン諸島で影響力を行使していました。彼の祖父アドルフ・ゴールドスミスの兄であるマクシミリアンの妻はミンナ・ロスチャイルド。ゴールドスミスは、アラブ世界にもコネクションを持っており、「アラブ・プリヴェ銀行」はゴールドスミスと親密な関係。そして、アラブ投資銀行の重役室にはロスチャイルド家の人間がいるとのこと。

 1987年10月19日、ウォール街は大暴落。この時、火付け役となった人物にアイヴォン・ボウスキーがいます。
彼は、ウォール街の相場師として1985年に収入トップを記録した人物。彼は後にインサイダー取引で裁かれるが、彼が映画『ウォール街』のモデルとなったようです。その彼は、ニューヨークの「L・F・ロスチャイルド商会」で証券アナリストとして働いていました。また、同じく投機屋サウル・スタインバーグ。彼の母親はロスチャイルド家。またまた同じく投機屋T・ブーン・ピケンズ。彼はあのゴールドマン・サックスと親密な関係。

 ロスチャイルド家の中で特に突出した人物ネイサン・ロスチャイルド。彼は、ロンドンでロスチャイルド商会を開設。イギリスのユダヤ人富豪リーヴァイ・コーエンの娘と結婚することで、ロンドン・シティーを動かしていたもう一つのユダヤ人富豪モンティフィオーレ家と閨閥が生まれます(意図的に)。そしてそのモンティフィオーレ家はロンドン一の強敵ベアリング家に金塊を運んでいた「モカッタ・ゴールドシュミット商会」と婚姻関係を結んでいた。 イギリス元首相ジョン・メージャーはこの商会出身。
 この商会は元々スペインで活動していたモカッタ家と、ロンドン・シティーの支配者ゴールドシュミット家とが組んで創立した金塊銀行。後にロンドン一の強敵ベアリング家のフランシス・ベアリングが死去、モカッタ・ゴールドシュミット商会のエイブラハム・ゴールドシュミットと兄であるベンジャミン・ゴールドシュミットがそれぞれ自殺?、誰もいなくなり自動的にネイサンがロンドン・シティーの王者に。ネイサン・ロスチャイルドは、次女ハンナにクラシック音楽を習わせたが、その時の教官が巨匠メンデルスゾーンとロッシーニ。
 こんな感じで続けます。私は読んでいてびっくりしました。たぶん、世の中のあらゆる分野で活躍している有名人は、ことごとくロスチャイルド家とつながり、一本の線で描けるのです。

 イルミナティは映画『SALT』のようにエージェントを大量生産している!?   作成日時 : 2012/01/03 21:09

 「陰の政府は存在する。彼らは独自の空軍と海軍を持ち、独自の集金機構を備え、国益に関する独自の考え方を追求する能力があり、チェック・アンド・バランスにも、そして法自体にもしばられない」米上院議員ダニエル・K・イノウエ

 読者の竜一さんが示してくれた次のニュースをご覧下さい。

 「ロシアと中国は、対イラン攻撃を自国への攻撃とみなす」

 政治問題の専門家が、「ロシアと中国は、イランへの軍事攻撃を、自国の国境への攻撃、国家安全に対する脅威とみなしている」と述べました。プレスTVによりますと、この専門家は、ネットサーチ・アンケート調査を行うリサーチ会社グローバル・リサーチのウェブサイトで、「アメリカは、ロシアあるいは中国はどの国に対しても軍事行動をとらないと考えているが、アメリカのブッシュ前大統領が2008年、グルジアのサーカシビリ大統領に南オセチア共和国への攻撃に関して、ゴーサインを出した際、ロシアはグルジアに軍事攻撃を行った」と述べました。さらに、「シリア、あるいはイランへの攻撃は、地域、そして世界規模での戦争の下地を整えるだろう」と述べました。(中略)

 先月にも、中国の国防大学の張召忠教授が、「中国は軍事攻撃に対抗するイランへの支援を惜しまない。たとえそれが第3次世界大戦の開始を促すことになってもである」と述べていました。先週にも、ロシアのチュルキン国連大使が、対イラン攻撃に関する計画を非難し、それを地域の危機につながる危険なシナリオだとしました。アメリカとシオニスト政権イスラエルは、軍事的核開発の可能性を理由に、何度となくイランに軍事攻撃を仕掛けると脅迫しています。(後略)

 この記事に限らず、いろいろな説がありますよね。まさに世間は混乱状態です(裏社会を知っている人のみですが)。なぜ、この竜一さんが提示してくれた記事を記したかというと、ベンジャミン・フルフォード氏が著書『闇の支配者最終戦争』中で、イラン大統領であるアフマディネジャドはイスラエルの諜報機関モサドのエージェントであると言っているからです。私は疑わしいと思っていますが・・・・・・しかし、イルミナティは私たちが想像できないほどの狂人的なことをするので、この意見は排除できないとも思っています。アフマディネジャドに課せられた任務は、イランを中国とロシアと組ませることでイスラエルを挑発し、戦争を勃発させることだと。

 プーチンはどうしたの?と読者の方はお思いでしょう。ロシアからユダヤ資本を駆逐したじゃん!と。しかし、形を変えただけでユダヤ資本は生き残っていると言われています。詳しく説明したいのですが、どの本の中で語られていたかを思い出せないので、すいません。そうなると、プーチンも仲間なの?と思われるかもしれませんが、そこはわかりません。リトビネンコの変死事件やチェチェン問題などを見る限りは、プーチンを排除したい輩がいるのは事実でしょう。この問題は、ヒトラーのように、エージェントなのか?それとも利用されているのか?と同じ考えに行き着くでしょう。

 裏の歴史とはホント難しいものです。例えば、冷戦時代アメリカとロシアでは様々な密約があったことは多くの著作で語られています。つまり、敵でもあり仲間でもあったということ。いったいどれが真実のシナリオなのでしょうか。ザガミ氏が以前、「イルミナティは、ロシア連邦軍参謀本部情報総局(GRU)の内部にスパイを多く抱えています」(『これが闇の支配者イルミナティの内部告発だ!』より)と語りましたね。これを考えるとロシアも一枚岩ではないのでしょう。

  「自分たちの資産をまとめて巧みに利用すれば、大衆を失業させて飢餓寸前の状態に陥れる経済状況を生じさせることは可能であり、巧みに練りあげたプロパガンダを利用すれば、その経済状況を、国王、その延臣、貴族、教会、企業家、雇用者のせいにすることも可能である。また、宣伝者を雇って、浪費やら不道徳行為、不正、虐待、迫害のからむ事件についてあることないことを言いふらさせれば、支配階級に対する憎しみ、復讐心を煽ることができ、汚名を着せるための事件をでってあげれば、計画全体に干渉しかねない人々の評判を落とすこともできる」。これは初代ロスチャイルドが語った内容ですが、今年の「アラブの春」がぴったりではないですか?
 ロスチャイルドは1773年、ドイツ・フランクフルトで財界の12人の重鎮を招いて秘密会合を開きました。そしてその際、25の世界革命のための行動計画を述べました。その時の内容を上記したサイトで記事として以前示しましたが、ここでもう一度記述しようと思います。

2. 政治権力を奪うためには「リベラリズム」(自由主義)を説くだけで十分である。そうすれば有権者は一つの思想のために自らの力、特権を手放すことになり、陰謀者はその放棄された力、特権をかき集めて手中におさめられる。

 ↑TPPがまさに当てはまりますよね。

12. 資金を利用して、我々の要求に率直に従い、我々のゲームの駒となって、政府を陰で操ることを我々から任じられた学識と独創性を備えた人物にすぐに利用され得る候補者を選ばなければならない。「助言者」として我々が任じる人物は全世界の出来事を支配するために、幼い頃から我々の考えに沿って育てられ、教育され、訓練された人物である。
 
 ↑今年のアメリカ大統領選では、これがいかんなく発揮されることでしょう。


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4. 貧困と恐怖によって大衆が支配された時には、代理人を表舞台に立たせ秩序を回復することを宣言させる。そして、犠牲者が出た原因を犯罪者や責任能力のない人のせいになるよう誘導する。つまり、犯罪者や精神異常者を処刑することで、自分たちを「抑圧された人々の救世主」または「労働者の擁護者」として見せかける。
 
 ↑何かこれから先有事が起こった際、ヒーローとなる人物に要注意です。

21. 重税と不当競争を組み合わせて大衆の経済破綻を引き起こす。国際舞台において一般大衆が商売をできないように仕向けることは可能である。それには原材料の支配、短時間および高賃金を求める組織的扇動運動の普及、競争者の助成によって実現できる。そして賃金の増加で労働者が潤うことが決してないよう状況を管理する。
 
 ↑例を挙げると、モンサント社がまさにそうです。

 「われわれは地球規模での変容の瀬戸際にいる。適切な大危機さえあれば、世界の国々は選世界秩序を受け入れるだろう」デーヴィッド・ロックフェラー




(私論.私見)