ユースタス・マリンズ・著「世界権力構造の秘密-闇の犯罪秘密結社の恐るべき野望」
 (THE WORLD ORDER-OUR SECRET RULERS)」

 (太田龍・解説、日本文芸社、1995年刊)

 (最新見直し2010.05.30日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、ユースタス・マリンズ・著「世界権力構造の秘密(THE WORLD ORDER-OUR SECRET RULERS)闇の犯罪秘密結社の恐るべき野望」(太田龍・解説、日本文芸社、1995年刊)を検証する。さてはてメモ帳 Imagine & Think! 」、「世界権力構造の秘密  闇の犯罪秘密結社の恐るべき野望(なわふみひとの抜粋)」、「世界権力構造の秘密〈上〉富と権力の強奪史」、「 世界権力構造の秘密〈下〉影の支配者の実名」等を参照する。

 2010.05.30日 れんだいこ拝


 巧みな機構を網羅し世界を寡頭支配する、国際秘密超政府の全系列を暴く衝撃の書。聖書の民ユダヤを剽窃したカナンの末裔こそ世界超政府の正体だ。13世紀にヴェネツィアを本拠とし全欧に寄生した黒い貴族たちの800年に及ぶ世界支配の秘密を探る。
 日本語版序文 日本人よ、戦いに備えよ!
 初版への序文
 第二版への序文
序章  新世界権力とはなにか?
第1章  ロスチャイルド家の勃興と一族の世界支配
第2章   ソヴィエト・ロシア帝国の誕生と崩壊
第3章  フランクリン・ルーズヴェルトの虚像を剥ぐ
第4章  アメリカ経済を自在に操作する七人の金融家
第5章  ホワイトハウス結託企業・ベクテル社の秘密
第6章  世界権力の諜報機関CIAの機密活動を暴く(「CIAの父」ビル・ドノヴァン[外部リンク]の女性遍歴;世界権力からの秘密指令を受け、ヒトラーと会見したドノヴァン ほか)
第7章  「財団」とは世界権力の犯罪シンジケートである(慈善事業を装う犯罪シンジケート=財団;ロックフェラー財団が研究する「世界権力」 ほか)
第8章  慈善事業を隠れ蓑にするペテン財団の全犯歴(財団の犠牲者はアメリカの若者である;財団は軍事・諜報活動にも関わる―マイター財団とランド研究所 タヴィストック研究所ほか)
第9章  世界権力という寄生体の覇権は永続しない(武力を背景に世界権力の頂点に立つ最高支配機関「五人会議」;世界権力が用いる単純な支配のテクニック「分割して統治せよ」 ほか)
解説  太田龍―ユースタス・マリンズをより深く理解するために
 日本語版序文より

 「タルムード[外部リンク]」(Pes.113b)に次のように書いてある。「カナンは息子たちに5つのことを要求した。たがいに愛し合え 盗みを愛せ 邪淫を愛せ 自分の主人を憎め 決して真実を語るな(引用注:ユダヤ人が異邦人を騙す事は差し支えない)」。カナンの遺言はきわめて有害な反抗の教義を世界中に持ち込んだばかりではない。(引用注:まあ、ここまでは同情もできるが) 同時に、カナン族のあらゆる活動の背後にある支配的な動機として、憎悪という要素をも導き入れた。この教義は、なにゆえに世界権力の手先たちが自分たちに対立する者を「憎悪を煽る者」。つまり「憎悪によって心がねじくれた者」といって非難するか明らかにしている。この手口は、自分が実際にやっていることを相手が行っていると非難する古い手口である。

 --カナンの最後の命令である「決して真実を語るな」という掟も、現代生活のあらゆる局面に大きな影響をおよぼしてきた。カナン族たちはけっして真実を語らないばかりでなく、彼らは世界権力の力を駆使して、犠牲者たちに彼らのウソを公然と容認するよう強制さえする。そして、彼らの手先になると、カナン族のウソこそ現実的には唯一の真実であると認めざるをえなくなってしまうのだ。

 --カナン族は「ホロコースト」と「シオンの議定書[外部リンク]」を踏み絵として利用する。

 19世紀のあいだに、カナン族たちは中央銀行というカラクリをまんまと成功させ、それによって地上のすべての民族を略奪し奴隷化する権力を手に入れたので、世界権力として急速に発展を遂げ、それまで何千にも渡って支配者であった古代からの貴族階級に取って替わった。19世紀以前にも、イングランド国王のチャールズ1世とフランスのルイ16世を公開処刑して、カナン族が権力を握ったことをはっきり見せつけていた。カナン族は、こうして手にした巨大な権力を代理人を通じて行使するには、もっと詳細な計画が必要だと気づくにいたり、この計画がスイスのバーゼルで開かれた「世界シオニスト会議」(1897年)において詳細に検討されたのち、「シオン長老の議定書」として配布された。

 この計画の原則はあらゆる細部までそのまま受け入れねばならないこと、そしてこの現代版のカナンの掟からけっして逸脱してはならないことが、カナン族の人間すべてにはわかっていた。意図的か、それとも偶然かはっきりしないが、第一次世界大戦が勃発した背景を説明するものとして「シオンの議定書」が広く流布されてしまった。そこでカナン族は議定書を否認しなければならなくなり、有名なスイスにおける裁判(第一審)で議定書が否認された。つまり裁判官は、議定書が「偽書」であること、すなわち現存する記録を許可を得ないで写したものであると判決を下したのである。

 カナン族が中央銀行の協力を通じて仕掛けた世界大恐慌のあと、公然と反カナン的な政策をとる政府が(引用注:予定通り)イタリア、ドイツ、日本に出現した。カナン族はこれらの国に宣戦布告し敵を倒そうとした。これが第二次世界大戦といわれるものである。

 この戦争に彼らは勝利したが、それは大量生産能力のおかげだった。そして戦後に敵の指導者を「戦争犯罪」の罪で裁判にかけ処刑した。戦争犯罪とは、勝者に対して敗者が犯した罪のことである。戦争に勝った諸国は、第二次大戦中に数百万人のユダヤ人が大量に虐殺されたと主張した。いまやカナン族はユダヤ人として知られていたのである。これらのいわゆる犠牲者なる者たちは、「ホロコースト」として顕彰されている。

 さて、カナン族は政治的傀儡を選ぶさいの判断基準を2つ持つことになった。傀儡たちはカナンの遺言として残された掟の各条項に逐一心から賛同しなければならないばかりでなく、「シオンの議定書」を「偽書」として熱心に弾劾してカナン族への忠誠を誓わなければならず、さらに第二次世界大戦中のホロコーストというユダヤ人大量虐殺なるものが実際に起こったと誓いを立てなければならないのだ。また、ユダヤ人の政治国家イスラエルにも変わらぬ忠誠を誓わなければならない。

 これらのおとぎ話を公然と承認することは、決して真実を語るなというカナンの最後の掟を支持することである。
 序文(抜粋)

 この本の中には、読者がどうしても認めたくないような事実がたくさんある。わたしがお願いしたいのは、いっさいなにも認めないで、自分自身で調査をやってみることである。すると、わたしが35年間におよぶ徹底的かつ綿密な調査でなんとか探りだしてきたものより、さらに驚くべきほんとうの事実を発見するかもしれない。

                       1984年11月1日 ユースタス・マリンズ
 世界権力は金融政策によって市民を破滅させる            [TOP]

  ロスチャイルドはその息のかかった財団や外交問題評議会(CFR)、連邦準備制度理事会(FRB)をとおして合衆国を支配しているが、ロスチャイルドの権力に対する重大な挑戦は受けていない。カネのかかる「政治キャンペーン」なるものが日常的に行なわれ、そこに登場する“慎重に保護された候補者”は世界権力の計画を実行することを誓約した者たちである。もしも計画から逸脱するようなことがあれば、候補者は「事故」に遭遇したり、セックス・スキャンダルをデッチ上げられたり、金融不正事件で起訴されたりするはめに陥る。(中略)

  アメリカの市民は一生懸命働いて税金を払う。秘密の支配者たちがいつ何時でも、連邦準備制度理事会を通じて工作し、市民を厄介な借金に陥れたり破産させたりするような金融規則をつくれることを、“おめでたい”市民は気づかない。金融政策がどう決定されるのかを前もって知っていれば、投資銀行が莫大な利益をあげるのは目に見えている。「連邦準備制度理事会の決定がどうなるか、前もってわかるはずがない」と本気で信じている人は、あまりにも純真すぎて一人で外出させるわけにいかないくらいだ。「連邦準備制度理事会にどういう政策を採るべきか指示できる者はだれもいない」と信じている人は、もっと現実離れしている。
 魔の金曜日の3日前に株を売り抜けたモーゲンソー           [TOP]

  当時バンガーズ・トラストにつとめていたノーマン・ドットはこんな話を伝えている。大暴落の数日前、ヘンリー・モーゲンソーがバンカーズ・トラストにやってきて、彼の預託分の6000万ドル相当の株券すべてを3日間で処分してくれと役員らに命令した。役員たちがモーゲンソーをいさめようとして、「そんなに急に株を処分しないで、もし数週間かけて売っていけば、もっと大きい、おそらく余分に500万ドルの儲けになるはずだ」と指摘した。モーゲンソーはカッカして、役員たちを怒鳴りつけ、「わしはきみたちと議論をしにここに来たんではない。わしがいうとおりにやりたまえ!」といった。
  魔の金曜日(1929年10月24日)はその週のうちに起きたのだった。インサイダーたちは「大成功のうちに」切り抜け、片や何百万人もの犠牲者たちは“存在するはずがない”と思っていた勢力によって破滅・破壊させられたのである。心臓発作、家屋や商売の喪失、神経衰弱、自殺、家庭崩壊――これが、彼らによって着手実行された世界経済政策の結果なのである。
 ロックフェラーが成功したのはロスチャイルドの融資のおかげ      [TOP]

  クリーヴランド・ナショナル・シティ・バンクはロスチャイルドのオハイオ・コネクションとして、合衆国でもっとも有名な2つの家族タフト家とロックフェラー家の成功の先導役であった。 ジョン・D・ロックフェラーの成功は、石油事業でクリーヴランド・ナショナル・シティ・バンクの支援を受けて、商売がたき乗っ取りのための融資を受けたときに始まる。(中略) ロックフェラー帝国のすべては、ロスチャイルドの融資を受けたおかげなのである。

  リンカーン・ステフェンズ(1866年~1936年。ジャーナリスト)はウォール街担当記者になったとき、J・Pモルガンとジョン・D・ロックフェラーにインタビューする機会が何回かあった。すぐ彼が気づいたのは、この2人は確かに実力を持ってはいるが、しょせん隠れ蓑として使われている人間だということだった。ステフェンズは「だれ一人『モルガンとロックフェラーの背後にいるのは何者か?』と疑問に思わないようだ」と書いている。これまでほかのだれも疑問に思わなかったし、だれもその答えを出した者はいなかった。ステフェンズはモルガンとロックフェラーの工作資金が第三者からやってくることまではわかったが、それ以上は追跡できなかった。

  アメリカの雑誌にロスチャイルドの記事が載ることは少ないが、その一つが1930年2月号のフォーチュン誌にあらわれた。記事は次のように述べている。

  重大なたった1つの点でロスチャイルドは予測を誤った。アメリカ合衆国とまったく関係しようとしなかったことである。ロスチャイルドがオーストラリア領に注ぎ込んだ半分の金額をこの国の若い産業に使っていたとしたら、ロスチャイルドは今日どうなっていただろうかと考えると、想像力もたじろいでしまう。

  フォーチュン誌の作者はこのときも、そしてそれ以後も知ることはなかったであろうが、ロスチャイルドは常にモルガンとロックフェラーの工作を操ってきたのであり、この2人の隠れ蓑によって合衆国国民を支配するために設立された数々の財団も同じように操ってきたのである。
 ハリマン家に仕えて「黒い貴族」の一角に食いこんだブッシュ一族    [TOP]

  アメリカ人の一部には、ジョージ・ブッシュ(註:現大統領の父親)が大統領職まで急速に登りつめたことを、日米欧三極委員会(TC)の権力の証しと見る人びともいる。しかし、ブッシュの運勢の星は三極委員会などよりはるか昔にさかのぼる。彼は黒い貴族であるイングランド女王の遠縁のいとこにあたる。黒い貴族とは、およそ5000年の長きにわたって続く闇の権力である。ブッシュの家族企業であるブラウン・ブラザーズ・ハリマンは、1800年代の初め以来、合衆国におけるイングランド銀行の代理人をつとめてきた。ブッシュ一族はハリマン家に仕えることによって王朝名門支配機構の第3位階の家柄の地位を獲得した。世界権力の第1位階に君臨する王朝名門は、ロスチャイルド家やイングランドおよびヨーロッパを支配する王族・貴族階級であり、第1位階の名門のほとんどは1700年以降イングランド銀行の株式を所有してきた。王朝名門の第2位階を構成するのは、第1位階の名門に家臣として仕える者たちである。第2位階には、ロックフェラー家やモルガン家、ハリマン家が含まれる。ブッシュ一族は、第2位階に属するハリマン家の召使いとなることによって世界権力の王朝名門の第3位階グループに仲間入りを果たしたのである。
 英国諜報部に忠誠を捧げるヘンリー・キッシンジャーの秘密        [TOP]

  新保守派のゴッドファーザーがヘンリー・キッシンジャー(1968年~73年ニクソンの補佐官、1973年~77年国務長官)である。ドイツに生まれたキッシンジャーは、誕生の地に米軍の軍曹として帰還したが、彼の正体は暗号名を「詐欺師」というKGBの新参スパイであることがバレてしまう。やがてハーバード大学の学生となり、ほどなくヘルムート・ゾンネンフェルトというキッシンジャーよりさらに謎の多い人物の子分としてロックフェラーに雇われた。 ネルソン・ロックフェラーを大統領にしようと遊説して回ったが、ニクソンが勝利すると、キッシンジャーはニクソンがなんにも知らないバカ者だと公然と嘲笑した。それから数日後、命令どおりに動くニクソンは、キッシンジャーを安全保障問題担当補佐官にし、のちに国務長官に任命した。(中略) キッシンジャーが主に献身したのは、英国諜報部(British Secret Service)に対してである。そのことを自慢して、1982年5月10日にロンドンの王立国際問題研究所(RIIA)の本部チャタムハウスで行なった演説で、次のように語った。 「当時わたくしがホワイトハウスに出入りしていたさいには、いつも合衆国国務省よりも英国外務省のほうに、より詳しい情報を流し、より密接な関係を維持するようにしておりました」
 ADLは英国秘密諜報部の一部局として発足した                [TOP]

  シオニストであるキッシンジャーが、なにゆえに英国外務省とこれほどまで密接に協力して働くのであろうか? その答えはユダヤ名誉毀損防止連盟(ADL)の成立起源に潜んでいる。この機関はふつう徹頭徹尾ユダヤの工作だと思われている。しかしほんとうは、ADLは英国特殊情報部(SIS)の一部局であり、英国の外務大臣パーマストン郷ヘンリー(1784年~1865年。外相と首相を歴任)が創設した機関である。そもそもシオニズムという運動自体も、パーマストンが英国のスパイ活動の武器として1843年から60年にかけてつくり上げたものなのである。ADLはブナイブリス(ユダヤ人文化教育促進協会)としてはじまり、プトレマイオス朝エジプトのイシス神再生密議を手本とした。パーマストンは、英国情報機関の一部門としてブナイブリスを計画したが、この部門はアメリカ共和国を転覆破壊するという特別の使命を帯びていた。この使命は今日もなお生きている。 (中略)

  キッシンジャーは中国ヴェンチャーズというグループとともに、共産中国における大規模な商業権益に関与している。中国が天安門広場でなんの武器も携行しない学生たちを大量に虐殺したとき、キッシンジャーとブッシュはこれを堂々と弁護し、この事件はプレスコット・ブッシュが中国に建設を企画している豪華な不動産のような商業投機にいささかも干渉するものではないと申し立てた。プレスコット・ブッシュは大統領の兄弟である。 中国の独裁者鄧小平は、学生に対する大量虐殺を説明して次のように語った。 「最近の反乱はわれわれを大いに啓発し、われわれの心をさわやかにしてくれた。社会主義への道なくして、中国にはいかなる未来もない。そして中国に未来がなければ、偉大なる中国と合衆国、ロシアからなる世界権力(秩序)の鼎立もありえない。アメリカ人にわたしは告げる。中国の最大の資産はその安定性なのだ」。 おそらく、三強大国の鼎立という目標は、世界の三大共産主義国となるはずの国々からなる鼎立ということなのである。
 タヴィストック研究所の基本戦略――洗脳と大衆心理操作

  タヴィストック研究所は「一般大衆爆撃」(戦争で非戦闘員一般市民を空爆によって大量虐殺し、敵国の戦意崩壊度を調査する)なるものを発明した。それを、ルーズヴェルトとチャーチルとが純粋に集団テロの臨床実験として実行した。爆撃を行ないながら、「制御された実験条件」のもとで「実験動物たち」がどのように反応するか観察し、その結果を記録し続けたのである(こうした実験としてドイツのドレスデン爆撃や東京空襲が行なわれた)  タヴィストック研究所やアメリカの財団が用いるさまざまな手法は、たった1つの目標しかもっていない。すなわち、個人の心理的な強靭さを破壊し、無力な状態に陥れて、世界権力の独裁者たちに対抗できなくすることである。家族というまとまりを破壊し、家族によって植えつけられる宗教・道義心・愛国心・性行為などの基本的なきまりを破壊するのに役立つあらゆる手法を、タヴィストックの科学者たちは群衆支配の武器として用いるのである。
 ロックフェラー財団による世界の農業の破壊絶滅工作     

  ロックフェラー財団が行なっている工作のなかで、重要なのにほとんど知られていないものの1つが、世界の農業を支配する手口である。 財団の理事の一人ケネス・ヴェルニモントは、ロックフェラーの支配する農業計画をメキシコやラテンアメリカのいたるところで実行した。自主独立の農民は、世界権力にとって大いなる脅威である。というのも、独立農民はみずから生産し、その生産物を資本に転化することも可能であり、農民が自主独立することになるからである。 ソヴィエト・ロシアでボルシェヴィキたちは、国民に対する全面的な支配を達成したと思いこんでいた。ところが、頑固に自主独立を守ろうとする小規模農民つまリクラークたちによって彼らの立てた計画が脅かされていることがわかり、愕然とした。そこでスターリンはOGPU(合同国家保安部)に命令を下して、クラークの所有する食糧・家畜をすべて没収し、兵糧攻めにした。1934年2月25日のシカゴ・アメリカン紙は「ソ連で飢饉、600万人が死亡」という見出しを掲げ、「農民の作物が没収され、農民と家畜が飢える」と第一面トップでこの事件を取り上げた。共産党も農民党も労働党も、農民を絶滅させ、労働者を奴隷にした。全体主義政治体制の多くは、小規模農民こそが体制にとって最大の障害だと思い知らされてきた。いま合衆国では、それと同じたぐいの絶滅戦争を財団が必死になってアメリカの農民に対して仕掛けている。土地があって労働すればやっていけるという農民の伝統的方式は、農民が感じている購買力の必要性、つまり農作業に必要な工業製品を購入するために、次第に変更されてきた。こうして資本金が必要になったために、農民はやすやすと世界権力の金利操作の餌食となっている。このために農民が破産しているのだ。いまアメリカの小規模農民は絶滅の危機に直面している。つまり、不本意ながら自耕地を手放し、トラストという名の巨大な農業ソヴィエト(かつてのソ連の政治単位ソヴィエトをもじってこういった)に使われる作男になれと迫られているのである。
 世界権力が用いる単純な支配のテクニック「分割して、統治せよ」

  世界権力が支配に用いるのは一つの単純なテクニック、すなわち「分割して、統治せよ」である。人と人とのあいだにある自然な断絶、あるいは不自然な断絶のことごとくが、そして憎悪と貪欲をあおるあらゆる機会が利用され、極限にまで増幅される。合衆国における人種・民族間の分極化は、洪水のように次々に出される政府の命令によって加速されている。その命令は、ひたすらアメリカ人とアメリカ人を反目させることを目的とした財団の「研究」に源を発しているのだ。ただこうした方法によってのみ、世界権力は人びとの日々の生活に対する鉄の支配を維持することができるのである。 (中略) 世界権力の計画は依然として同じままだ。つまり、「分割して、統治せよ」である。 わたしは、エジプト人を駆り立ててエジプト人にむかわせる。兄弟は兄弟と、友人は友人と、町は町と、王国は王国と、相逆らって争う。(旧約聖書・イザヤ書第19章2節)
 「相互依存を超えた世界経済と地球環境の調和」のペテン

  1990年4月22日にワシントンで聞かれた三極委員会(TC)の会合で起草された「三極委員会報告書」は、この世界的規模の独裁権を「相互依存を超えた世界経済と地球環境の調和」と呼んでいる。この報告書の序文で、デイヴィッド・ロックフェラーは次のように述べている。

  執筆者たちは、世界がいま経済的相互依存を超えて環境的相互依存へ、つまり両者の相互調和へと移行しつつあることを明らかにしている。ジム・マクニール(報告書執筆者)はリオヘの道すがら、わたしに助言を行なった。リオはこれまで開催された会議のなかで最大のサミット会議となるだろう。この会議は、世界共同体に安全かつ持続的な未来を保証するために、国家的および国際的な経済課題に必要とされる基本的変化と、わが国の統治体機関に必要とされる基本的変化とを産みだす政治的資格をもつことになるだろう。2012年までに、こうした変化がわれわれの経済的・政治的生活に完全に溶けこまなければならない。
 ★なわ・ふみひとのひとくちコメント
  わが国では相当な情報通と思われるような人でも、「ロックフェラーが世界帝王である」とか、「ロスチャイルドとロックフェラーは対立関係にある」などといった認識で著書を出版しています。もし本当にそう考えておられるのであれば、不勉強のそしりを免れないでしょう。

  ユースタス・マリンズは序文の中で、「私が35年かけてやっと探り当てた結論だから、疑う気持ちのある人は自分でそれ以上の調査をやってみてほしい」という趣旨のことを述べています。それだけ、この内容に自信を持っているということです。もちろん、生命の危険を伴いながら探り当てた“真実”なのでしょう。

  この本を読むと、世界で起こっている出来事の背景がよく理解できるようになります。たとえば、次のような疑問が氷解するはずです。

① ブッシュ親子がそろってアメリカの大統領という要職につくことができたのはなぜなのか。特に息子(現大統領)はどうみても知能の程度が低いと思われる人物だというのに‥‥。

② ニクソン大統領の下で補佐官や国務長官を務めたキッシンジャーが、ノーベル賞を受賞し、いまなおアメリカ国内において隠然たる影響力を保持しているのはなぜなのか。

③ 人権国家を標榜しているアメリカが、天安門事件で学生たちを虐殺した中国政府を擁護する立場をとり続けたのはなぜなのか。

④ 先の大戦において既にギブアップしている日本に対して、原爆を落とす予定の広島や長崎を除く各都市に徹底的な空襲を行ない、市民の虐殺を実施したのはなぜなのか。

  そして、私たちが最も知りたいと思うことは、「ではこれから先、世界を支配している彼らは私たちをどうしようと思っているのか」ということでしょう。最後の部分に世界権力の代理人の一人であるロックフェラーの言葉が紹介されていました。

  それによりますと、1992年にリオで開かれた第1回国連地球サミットがどういう性格をもつ会議であったのかがわかります。「世界共同体に安全かつ持続的な未来を保証するために、国家的および国際的な経済課題に必要とされる基本的変化と、わが国の統治体機関に必要とされる基本的変化とを産みだす政治的資格をもつことになる」ということです。

  要するに、「世界政府の邪魔になる要因を経済面、地球環境面で取り払うために、国家は変化してもらわねば困る」ということを述べているのです。では、国家はどのように変化させられるのか――。この結論は既に明らかでしょう。「国ごとの主権を放棄し、世界政府の言うとおりにしなさい」ということです。そうでないと、経済問題(大恐慌)も環境問題(地球温暖化)も解決しませんよ、と言っているわけです。

  「経済的相互依存」が必要となる大恐慌は、まもなく(遅くとも2009年までには)発動させられるでしょう。そして、「環境的相互依存」の考え方は、いま「不都合な真実」というキャンペーンとなって強力に推し進められているのです。

  しかも、なんとご丁寧に、終末の大峠と見られている2012年にタイムリミットを合わせて、地球レベルでの大きな変化が完了すると予告しています。これが彼らのアジェンダ(行動日程)というものなのでしょう。私の言葉で言えば「サタンのシナリオ」ですが‥‥。(なわ・ふみひと)

 2015年04月11日、この世界の真の支配者はだれか?(ユースタス・マリンズ) 」。
 ■国際金融が権力と武力を必要とする理由
 2006-3-12 日本人が知らない 恐るべき真実
 http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20060312
 『世界権力構造の秘密』ユースタス・マリーンズ著(日本文芸社)より抜粋。
 なぜ世界権力が存在する必要があるのか?という疑問が湧いてくるかもしれない。ただ一つの国で、あるいは数カ国をまとめて絶対的な権力を握るだけで十分ではないのか? 答えは「ノー」である。その理由は、国際移動・国際貿易・国際金融の性質のなかにある。まず国際移動においては、ある国から他の国へわずらわされることなく安全に移動できることが望ましい。無政府状態や革命、戦争などの場合をのぞけば、通常この条件を満たすことができる。 次に国際貿易においては、ある国の商人が他の国に行って取引を行ない、そこで得た品物または利益をもって帰れることが望ましい。この条件も通常は満たされている。万一そうならない場合は、被害を受けた国は武力を行使することができる。ちょうど英国がアヘン戦争で武力を行使したのと同じように。

 世界権力が誕生したのは、第三の国際金融の要請からである。昔、国際貿易が物々交換や金銀による支払、あるいは海賊行為つまり武力による品物の強奪によって成立していたときには、交易手段の価値を決定する世界的裁定機関は必要とされなかった。紙幣通貨や株式、引受手形などの譲渡性証書類の発達により一つの権力が必要となったのである。つまり、一枚の紙切れが現実の富の10億ドルの代わりになったこと、あるいは現実の富のわずか1ドルさえも一枚の紙切れが代行するようになったことを宣言するために、世界のどこでも影響力が行使できる権力が必要になったのだ。

 コンピューターに一度入力すれば、信号がロンドンからニューヨークまで一瞬にして届き、AがBに50億ドルの借金があると述べる。その債務の現実性や道義性はともかく、これほどの金額を回収するとなれば、正真正銘の権力の後ろ盾がなければとても不可能であろう。マフィアの人間ならだれでもするように、いざとなれば相手の両足をヘシ折ってしまうくらいの覚悟がなければ借金の回収はできない。世界権力はいつでも相手の両足をヘシ折る準備ができており、実際に百万人単位で相手の両足をヘシ折るのである。

 これはアメリカ入植時代のことであるが、初期の移民たちがインディアンのところに行って、「おまえの品物や家と土地の証書をよこせ。その代わりこのきれいに印刷された紙切れをやる」と申し出たりすれば、とうてい無事にはすまないはずだ。当然インディアンは攻撃してくるだろうし、事実そうだった。だが、移民たちがピサロやコステロのような人間の率いる軍隊と一緒に上陸した場合には、土地を奪うのに紙切れなど要らなかった。世界権力はみずから考案した紙切れによって支配する。しかし、紙切れ一枚の背後には、世界中どこでも行使できる武力が控えている。その武力はさまざまな工夫によって偽装することができる。国際条約や国際協会、あるいはほかにも偽装の仕方がある。だが、その基盤には常に武力がある

 ちなみに著者のユースタス・マリーンズは本書の中で「五人の人間が世界を支配している」としています。この「五人会議」は、1992年時点で1人空席であり、以下の4名で構成されているそうです。

 ギイ・ド・ロスチャイルド…1909年生まれ。フランス家当主。戦時中はドゴールの密使をつとめたが、49年に父の死後パリ・ロスチャイルド銀行の資本金の半分を握って頭取就任。ニューヨーク・ロスチャイルド証券会長、メリル・リンチの中核細胞となったニューコート証券社長、日本に進出したファイヴ・アローズ証券会長、リオ・チント・ジンク重役を歴任して全世界のウラン・カルテルの頂点に立つ。

 エヴリン・ド・ロスチャイルド…1931年生まれ。99年現在ロンドン・ロスチャイルド銀行会長として、毎朝、全世界の金価格を決定。ニューコート・セキュリティーズ社長、デビアス重役、ファイブ・アローズ証券重役、パリ・ロスチャイルド銀行重役、金塊業者ジョンソン・マッセイ大株主、経済紙『エコノミスト』会長など、数多の金融機関と企業幹部を兼務。

 ジョージ・プラット・シュルツ…軍産複合体ベクテル出身。元アメリカ国務長官。

 ロバート・ローザ…ブッシュ一族の後ろ盾であるブラウン・ブラザース・ハリマン出身。

 なお、過去数年に死亡した五人会議のメンバーには、アヴェリル・ハリマン(ハリマン財閥。トルーマン大統領の外交特別顧問。クーン・ローブ・グループのユニオンパシフィック鉄道の鉄道王エドワード・ハリマン[太平洋戦争の原因となったハリマン事件で有名]の息子。ニューズウィーク。スカル・アンド・ボーンズ。)、ヴィクター・ロスチャイルド卿(第二次世界大戦中のロスチャイルド直系当主。英BBC放送理事。)、テュルン=タキシス大公(中世以来神聖ローマ帝国の宿駅郵便長官の特権を世襲している。ロスチャイルド家の秘密情報網)などがいたそうです。

 ロスチャイルド一族内には、NWOに反対する者も存在するようですが・・・ここでは、主流派=各当主の話です。ロスチャイルドvsロックフェラーは、あまりにも広がりすぎており、意図的に準備され広められたように見える。(例:民主党vs共和党、右翼vs左翼、天皇派vs教皇派などのプロレス構図と同じかな)目玉ピラミッドは1つなので、どー見ても1つです(笑)金融支配のカラクリを調べると、AIIB(アジアインフラ投資銀行)とBRICS銀行が、どれだけ現在の支配に邪魔なそんざいか理解できると思う。調べると各方面、規模の大小はあるが食い込んでますね↓

①金融(経済は金融を通じてコントロールされる)→AIIB、BRICS銀行設立
②政治(軍事を含む)→ロシアの台頭、アメリカは内戦中?
③宗教/オカルト→バチカンに変化
④知識(フリーメーソン、科学技術、芸術)→ディスクロジャープロジェクト
⑤社会(マスコミを含む)→スプートニク、イランラジオ、ベテランズなど、クソコラGP(笑)
 この世界の真の支配者はだれか?
 2014-12-20 日本人の覚醒
 http://kabukachan.exblog.jp/23234436
 【この世界を真に支配しているのはだれか】(ユースタス・マリンズ)

 現在の世界の大いなる難問は「支配者はだれなのか?」という問題である。どの国でも、はっきりと目に見え、だれもが知っている人物が支配している。彼らは選挙で選ばれたか、武力で権力を掌握したか、陰謀によって地位を与えられた者たちである。だがほんとうは、これらの指導者たちは一つの国際的グループによって秘密裡に選ばれるのだ。この国際的グループのことをわたしは『世界権力』(ワールド・オーダー)と呼んできた。世界権力の陰謀家たちの計画とは、どんなものだろうか?世界権力のメンバーはだれとだれがいるのか?こうした疑問は、実際に世界権力というものが存在し、世界権力がさまざまな働きをしている実体であることをいったん認めれば、答えるのにさほど難しい問題ではない。われわれには世界権力が存在することがわかっている。というのも、世界権力のメンバーたちはいまや傲慢になっており、無力な民衆の前におのれの力を日常的にひけらかしているからである。彼らはもはや暴露されるのを恐れてはいない。
 【太田龍―ユースタス・マリンズをより深く理解するために】

 「世界権力構造の秘密【下】影の支配者の実名」 ユースタス・マリンズ著 太田龍【解説】から世界人類の人々に「大切なメッセージ」を紹介したい。

 p304~
 ※―――FBIの迫害に敢然と立ち向かった勇気の人

 アメリカの生んだ思想界の巨人ユースタス・マリンズの名前を、最初に発見して紹介した日本人は私であろう。一九九二年のことである。 それ以前にマリンズを知る日本人はただの一人も存在しない。マリンズだけではない。ジョン・コールマン博士、フリッツ・スプリング・マイヤー、デーヴィット・アイク、彼らの著作も一九九二年から一九九五年にかけて私が初めて発見して日本の読者に紹介した。マリンズの人間像を知るための必読文献は『My Life Christ(キリストの中に生きる私の命)』(一九六八年)であろう。これは90頁の小著であるが、私は一九九二年、三年、この本を熟読することによってユースタス・マリンズという人間を根底から理解することが出来た。一九二二年生まれのマリンズは当然のことながら、第二次世界大戦期、米軍に召集された。復員後いくつかの大学で勉強したのち、ワシントンDCの米国国会図書館に職を得た。
 そうしているうちに、米国政府によって精神病院に監禁されている詩人エズラ・パウンドの弟子となり、パウンドの指導下に名著『FBIの秘密』を出版する。もっとも、この本は「マリンズ著」とあるものの、実質的にはエズラ・パウンドの著作とされなければならない。しかし、政治的囚人の立場上、パウンドは名前を出すことが出来なかった。
 
 マリンズが精神病院に幽閉されているパウンドの助手兼秘書兼弟子として行動するようになると、直ちにFBIのマリンズに対する迫害が始まる。マリンズ本人のみではない。FBIはマリンズの両親に対しても苦烈な弾圧を加え、彼の父親はFBIによって死に至らしめられる。筆舌に尽くし難いFBIの長期の迫害の中に、マリンズはイエス・キリストを発見した。そしてイエスの中に彼は、いかなる逆境、苦境、窮地においても泰然としていた。この本を読まないと、日本人はマリンズの真価が分からないであろう。しかし、残念ながら本著は未邦訳である。同じく、一九六八年に出版された『マリンズの真ユダヤ史』については、私は全一〇章の詳しい要約を有志に紹介した。その内容はのちに日本文芸者から『衝撃のユダヤ五〇〇〇年の秘密』として刊行されている。ただし、その前に出た、ユダヤの寄生性、寄生的生体としてのユダヤの実体を暴露する『生物学的ユダヤ』は未邦訳である。ユダヤの寄生性、寄生体としてのユダヤ―――ユダヤの本質を明示するこの言葉は、まさしく、言い得て妙、である。

 ※―――ロスチャイルドのディスインフォメーション戦略を見破る

 本書下巻の第九章冒頭(二五八頁以下)に、「世界権力の頂点に立つ『五人会議』についての記述がある。(これは本書が出版された一九八〇年から一九九〇年初頭の時点)。ロスチャイルド家から二人。ジョージ・プラット・シュルツ(ベクテル社社長、レーガン政権の国務長官)、ロバート・ローザ(ニューヨーク連邦準備銀行の役員。彼の子分のポール・ヴォルガーはのちに米FRBの議長に就任した。ローザはまたブラウン・ブラザーズハリマンの共同経営者になった)。一人は欠員である。『魔術とイルミナティ』(英文、未邦訳)によれば、イルミナティは世界を支配するために次の五つの部門を動かしているという。すなわち、

 ①金融(経済は金融を通じてコントロールされる)
 ②政治(軍事を含む)
 ③宗教/オカルト
 ④知識(フリーメーソン、科学技術、芸術)
 ⑤社会(マスコミを含む)

 そして、その五部門の頂点に五人委員会が存在し、それぞれの五人の中の三人はロスチャイルド家から選任されると。この通りだとすると、要するに、ロスチャイルド家がすべてを取り仕切ることになる。ロスチャイルド家のある者は、五部門のすべてまたはその二部門以上にわたって、世界権力の頂点を占めることになるであろう。マリンズ著の前出箇所の「五人会議」とは、この五つの中の政治部門に相当すると見てよい。二〇〇七年の現時点で、政治部門その他の五人会議のメンバーは、そのうち二人ないし三人はロスチャイルド家という以外に分からない。

 このように見て来ると、ロックフェラーが米国のみならず世界の皇帝であるとか、ロックフェラーとロスチャイルドの対決が現代世界情勢の基準であるとかいう主張は、知ったかぶりした愚か者の戯言(たわごと)か、またはイルミナティ世界権力の中核としてのロスチャイルドについての実相を隠蔽するための見え透いたプロパガンダであるか、そのどちらかであろう

本書の特徴の一つは、上巻第一章で、世界権力の総帥としてのロスチャイルドについて、深く、かつ全体的に分析し、展開していることである。いやしくもロスチャイルド、ロックフェラーについて云々しようとする者はこの章を熟読しなければならない。さらに第四章(「アメリカ経済を自在に操作する七人の金融家」の章)の中の「ロックフェラーが成功したのはロスチャイルドの融資のおかげ」「クーン・ローブ商会の共同経営者の承認を受けなければならないロックフェラー」も。ロスチャイルドは一九世紀から、きわめて意図的、謀略的にアメリカにはロスチャイルドは介入しない、関与していないかのごとく演出しつづけていることについてもマリンズは正確に引用している。アメリカ人に対しては、ロックフェラー、モルガン、カーネギーらの看板男(フロントマン)を立てたのである

 ※―――マリンズから日本民族への重要なメッセージ

 本書で、日本人にとってもっとも重要な箇所は、言うまでもなく巻頭の日本語版序文「日本人よ、戦いに備えよ!」という長文の日本民族へのメッセージである。ここに「カナン族は政治的傀儡を選ぶさいの判断基準を二つ持つことになった。傀儡たちは・・・・・・『シオンの議定書』を偽書として熱心に弾劾してカナン族への忠誠を誓わねばならず、さらに第二次世界大戦中のホロコーストというユダヤ人大量虐殺なるものが実際に起こったと誓いをたてなければならないのだ」とある。ここにカナン族という。これについてはマリンズ著『カナンの呪い』(邦訳・成甲書房刊)に詳しく説明されている。その要点は、今ユダヤ人と称する人々は、実はノアの息子セムの子孫ではない。つまりセム族ではない。彼らはノアのもう一人の息子セムによって、「カナンよ呪われよ・・・・・・」と言われてカナンの子孫になる。そのカナン族は後年、フェニキア人と名前を変えたという。つまり、「カナン族」とは、今、セム系人種のユダヤ人と称しているカナンの子孫を意味する。本書を読みこなすためには、この『カナンの呪い』も必読書である。世界権力を掌握しているカナン族(今ユダヤ人と自称している)は、彼らの傀儡に対して二つのことを要求する。すなわち、
 ①『シオン長老の議定書』を偽書として公然弾劾すること。
 ②第二次世界大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人ホロコーストを実際に起こったこととして、それを弾劾すること。

 これは根本問題である。読者のみなさんはこの物指しを適用して、日本の様々な著者、作家、学者、ジャーナリストたちについて評価を下すことをおすすめする。さらにマリンズは、「日本という国家は、今日の世界において人種的にまとまりのある数少ない共同体の一つであり続けているために、カナン族〔ユダヤ人と称する〕の世界権力はこの国〔日本〕を次なる絶滅候補に選んだ」という。それでは、我々日本人はどうすればよいのか。「すべての民族が『世界権力』という国際秘密結社と戦わねばならない」と。全くこの通りである。にもかかわらず、幕末開国以来今日まで、日本人は学校でも、マスコミでもどこでも、「世界権力」という国際秘密結社などというものについて、未だかつて教えられたことがない。しかもこの「国際秘密結社」は、その存在そのものが犯罪的である、という。

 ※―――ユダヤ史は重層的に偽造されている

 マリンズによれば、世界権力=国際秘密結社の本質は寄生体である。この寄生体が寄生する宿主(ホスト)は誰か。それは地球上の全人類であり、すべての民族、すべての国家であり、地球そのものである。つまり、今、に日本人が理解すべきことの核心は「宿主VS寄生体」、この関係、この構造とその歴史を明確に認識することである。これは、まことに見事なマリンズの洞察である。宿主の立場から規定すれば、この寄生体をして世界権力たらしめようとするすべての企図と行動は、一から十まで犯罪的である。従って、彼らは「犯罪シンジケート」と定義されなければならない。

 フランシスコ・ザビエルの日本侵襲(一五四九年)以前の日本列島には、ここに言われるようなものとしての寄生体は存在しなかった。それ以降の日本史については、拙著『ユダヤの日本侵略450年の秘密』(日本文芸者、平成五年、絶版)が、今のところ唯一の通史である。しかし、この本を執筆する時点では、筆者の「ユダヤ」認識は未だ浅い。筆者というよりは、これは日本人、日本民族全体の歴史的限界であったろう。ユダヤというけれども、実は世界中に流布されているその公式の論述には、三重四重の偽造がほどこされていた。そのことをマリンズ著『新ユダヤ史』(『衝撃のユダヤ五〇〇〇年の歴史』)、『世界権力構造の秘密』と『カナンの呪い』は全面的に暴露した。いわゆるユダヤ人は自分たちをセム族、セムの子孫と称している。それは〝真っ赤な嘘〟である。彼らは本当は、ハムの息子カナンの子孫であった。さらに、一九世紀以降、「ユダヤ人の王」と称されるロスチャイルド。このロスチャイルド家は、ニムロデの子孫であると伝えられる。ニムロデも、ハムの系統である。つまり、ロスチャイルド家はセム族でない。 

 三番目の偽造。それは、有名なバビロン捕囚である。このバビロン時代に、イスラエルの宗教指導者はバビロン=カルデアの宗教を取り入れて、新しい宗教の教義書を作成した。それがのちのユダヤ教の経典とされる。この間の経緯については、グラッペ著久保田栄吉訳『世界撹乱の律法ユダヤのタルムード』(昭和一八年)に詳述されている。四番目の偽造は、ローマ帝国によるエルサレム破壊のあと、ユダヤ内部の覇権を握ったパリサイ派によるタルムード編纂である。

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※―――パラサイト世界権力は犯罪シンジケートである

 これだけで既に、いわゆる「ユダヤ史」は四重の偽造がなされている。ユダヤ史の偽造はさらに五重六重と重層的に構築される。普通の日本人には完全にお手上げであろう。マリンズ著はここに「パラサイト(寄生体)は、―ホスト(宿主)」問題を提起する。パラサイト(寄生体)は、宿主(ホスト)に寄生して生きることが出来る。宿主に取り付くことに失敗すれば、ただちに寄生体は死亡する。パラサイト=寄生体の典型または原型はウイルスである。マリンズには一九六〇年代に『生物学的ユダヤ(バイオロジカル・ジュー)』という小著作がある。それは本書第九章にも論及されているジェフリー・ラページの「寄生動物」を主たる参照文献として、ユダヤの生態がパラサイト動物に酷似していることを論証する。「過去三〇〇〇年のあいだ、すべての陰謀結社はただ一つの目標、すなわち寄生体の覇権を追及してきた」(本書下巻二八五頁)という。これらの「陰謀結社」はユダヤであろうと非ユダヤであろうと、その本質はパラサイト性である。宿主が自衛のために寄生体を追い払おうとすると、覇権を握っている寄生体の方は、その宿主を、反動的とか、敵意を持っているとか、憎悪心に満ちているとか、精神錯乱とか、ファシズムとか、ありとあらゆる罵倒を浴びせかける。
 高利貸は、このパラサイト性の典型である。五%の利子は一見、高利と見えないかも知れないが、五%の複利は長期では恐るべき破局をもたらし、いかなる個人、民族、国家をも確実に破壊する。まして中世紀ヨーロッパの農民に取り付く、年利三割とか五割とかのユダヤ高利貸は、至るところに荒廃をまき散らした。必然的にヨーロッパの農民は、ユダヤ高利貸と戦わないわけにはいかない。ところが、ユダヤ高利貸(金融家と称する)は、莫大な資金をヨーロッパの封建領主、貴族、王様に供給して手なづけてしまう。このあたりのことは、ナチス・ドイツ時代に出版された『ユダヤ四〇〇〇年史』(戦時中に日本語版あり)に生々しく描かれている。しかし、この寄生体は、究極的には、地球を丸ごと支配することになる。つまり地球を一つの宿主として、その地球に寄生するのである。この結果、このパラサイトに食い尽くされて、地球は今やご臨終である。

 マリンズは、本書の最後の章に、「世界権力(ワールドオーダー)=寄生体権力」は永続しない、それは必ず自滅する、と述べている。「世界権力=パラサイト」の本質は犯罪シンジケートである。ゆえに全世界のまっとうな市民たちは、団結して、この犯罪シンジケートを撲滅しなければならない、と。

 ※―――日本の思想界にバラまかれた虚偽デマ情報

 ロックフェラーとロスチャイルドの関係について、多くのニセ情報と嘘と誤謬、デマ虚偽が日本にもバラまかれている。この点については、本書上巻二四六頁以下(「ロックフェラーが成功したのはロスチャイルドのおかげ」「クーン・ローブ商会の共同経営者の承認を受けなければならないロックフェラー」)が必読である。さらにジョン・コールマン、太田龍共著『ロスチャイルドの密謀』(成甲書房、平成一九年三月刊)で、筆者はより詳しくロスチャイルド問題を解説した。そのために二〇世紀以降、ロスチャイルドはアメリカでほとんど影響力を持ち得ないでいる」とのディスインフォメーション工作(国家・企業・組織あるいは人の信用を失墜させるために、マスコミなどを利用して故意に流す虚偽の情報)を継続中である。「・・・・・・ロスチャイルドは常にモルガンとロックフェラーの工作を操って来たのであり、この二人の隠れ蓑によって合衆国国民を支配するために設立された数々の財団も同じように操って来たのである(本書二〇〇頁)とある通りである

 ロックフェラーが米国のみならず世界の「皇帝」であって、ロスチャイルドはもはや過去の存在などといった調子の言説を得々と述べ立てる日本人たち。これは一体、イルミナティの意図的なエージェントなのか、それとも単なる無知無学なのか。それはなんとも分からない。しかし、一九一三年に発足した米国FRB(連邦準備制度)が設立当初から現在まで、完全にヨーロッパのロスチャイルド系金融機関の支配下にあることは、全世界のユダヤイルミナティの陰謀研究者にとっては自明であるロスチャイルドはFRBと通じて思うがままに米国を管理し、支配していることは、イロハのイ、ではないのか

 それだけではない。ロスチャイルドは一八七〇年代にヤコブ・シフに与えられた米国工作の任務の一つは、米国の宗教界を制圧することである。ヤコブ・シフは、この領域でも「見事に」その任務を遂行した。すなわち米国のキリスト教会のシオニスト化である。(ユダヤ人の祖国回復運動。故国を持たずに世界に離散していたユダヤ人が、パレスチナに祖国を建設しようとした運動。「シオン主義」とも呼ぶ。シオニズムを主張・展開する人は「シオニスト」と呼ばれる。『シオン』は、そもそもエブス人の砦で、後に「"ダビデの町"」と呼ばれるようになった場所。後に転じてエルサレムの意味でも使われるようになった。) かくして今や、シオニスト・キリスト教、またはキリスト教シオニストという化け物が米国のキリスト教の圧倒的主流と化し、この勢力によって米国政治のシオニスト化が実現した。こうしてシオニスト・イスラエルの奴隷となることを拒否する政治家は米国政界から追放されてしまう。

 このようにして、米国は政界も金融界も通貨も政治も外交もマスコミも、なにからなにまでロスチャイルドの支配下にありながら、米国一般市民にはそのことを全く知らされないままである。「ロスチャイルド王朝の当主ヤコブ・ロスチャイルドは、シンクレア家と姻戚関係を結んだ。これは、イルミナティの頂点に位置する家族と『聖杯家系』とされている家族との重要な王朝間の同盟を打ち固めることを意味する」(デイヴィット・リビングストーン著『テロリズムとイルミナティ』二六五頁。二〇〇七年、未邦訳)、とある。

 ここで『聖杯家族』とは、南フランスのメロヴィング王朝の血統を意味する。フリッツ・スプリング・マイヤーの『イルミナティ悪魔の13血流』(KKベストセラーズ刊、太田龍監訳)では、一から十二までは実在の家系であるが、第十三番目は将来の世界国家(または世界人間牧場)の絶対的独裁者として君臨すべき「反キリスト」が出現する血流として説明されている。シンクレア家は、この第十三番目の血流の中枢の一つだと言う。(あ、それ違うから。本当なら「聖盃」作って見ろや?) 従って、ロスチャイルド王朝の当主と第十三番目の血流の中枢的家系との姻戚関係は、イルミナティの内部にはきわめて重要な大事件であるだろう。(・・・ご苦労さん。) 前出のロスチャイルド・トリビューナルの五部門の一つは、「オカルト/宗教」とされる。つまり、彼らにあっては「オカルト」と「宗教」が表裏一体なわけである。これはイルミナティを多少でもまともに研究する者にとっては、イロハのイ、である。にもかかわらず、今の日本人の精神的水準は、イルミナティのこの初歩の中の初歩も理解することが出来ない。

 ※―――悪魔学=デモノロジーに無知無関心な日本人

 マリンズには『カナンの呪い―――歴史のデモノロジー』という著作がある。「デモノロジー」は日本語では「悪魔学」と翻訳される。「デーモン」の「ロジー」である。日本ではデモノロジー(悪魔学)などという学問分野は存在しない。従って、「歴史のデモノロジー」も有り得ない。まさしく日本はザビエルの日本侵襲(西暦一五四九年)以来、目を隠し耳もふさぎ、霊感も封印された状態で、悪魔の米国西洋イルミナティと「交際」しているつもりである。しかし実態は、ザビエルの仕掛けた悪魔霊に呪縛され、精神的物質的なイルミナティの檻の中に収監されているのである。日本人は、本書の日本語版に寄せた序文「日本人よ、戦いに備えよ!」(一九九五年五月二十三日付)を一二年前に提供された。そこには「日本はいまやがて第三次世界大戦と呼ばれるであろう戦争の攻撃対象国となっている」とある。しかし、日本のマスコミにデマ情報を注入されている日本人には、なんのことやら訳が分からない。「第三次世界大戦」の演出者は、第一次、第二次世界大戦を計画してそれを実行した「世界権力」すなわち数千年に遡るイルミナティ・サタニストであるという。それでは、この世界権力はなんのために、日本を攻撃するのか日本は人種的民族的に団結している数少ない共同体の一つであり続けているために、カナン族の世界権力は日本を絶滅させなければならないのだ、という。これはまさしくその通りである日本は世界中のすべての民族と共に、世界権力という名の国際的な犯罪秘密結社と戦わなければならない、とマリンズは呼びかけている。反米とか、反中国とか、反北朝鮮とか、反ロシアとか、そんな見え透いた囮(おとり)、疑似餌に引っかかってはならない。日本を襲い、日本を抹殺しつつある本当の敵はイルミナティ世界権力である

 本書は、日本民族がこの真の敵を明確に認識するための必須必読の基本著作である。ここに記載されていることくらいは、全日本国民の常識となって欲しい。イルミナティ世界権力は、世界中のすべての人種、すべての民族、すべての国家を殲滅しなければならない。彼らは米国も、日本も、中国も、ロシアも、インドも、英国も、フランスも、ドイツも、ありとあらゆる国家民族を根絶するつもりである。なんのために彼らはそんな大それたことをするのか。彼らの究極の目標はどこにあるのか。全人類を家畜人間そして、世界人間牧場の中に狩り立て、永久に収監するためである。(※これは、以前私のMIXI日記に記載した、「偽の神」が宇宙からやって来て、「選ばれた人間たち」は「偽の神と同じ真似をしなければならない」ことに由来する。すなわち、飲血、カニバリズム、邪淫〈ホモ、レズ〉、スカトロ〈うんこを食べる〉など。そして、本来の神々、特にキリスト教に希望を失った人々に「新たなる真の神」としてルシファーが姿を現す。このシナリオのためである。)

 ユースタス・マリンズは、米国史上最大の詩人、二〇世紀世界の最高の詩人と言われたエズラ・パウンド(一八八五~一九七二)の名前と密接不可分に結び付いている。マリンズの『エズラ・パウンド評伝』(一九六一年刊、未邦訳)の日本語版刊行を「ユースタス・マリンズ記念エズラ・パウンド研究所」(二〇〇七年八月設立、代表・太田龍)の最初の仕事として実現させることが出来るなら、このことは、ユースタス・マリンズ氏から受けた深甚な学恩に報いる日本人の心のこもった大切な贈り物となるであろう。エズラ・パウンドは青年時代、ロンドンでフェノロサの未亡人から、漢字がいかにすぐれた文字であるかを論証したフェノロサの遺稿を本として出版するように託され、そしてそれを実行した。周知のようにフェノロサは日本と非常に縁が深い。しかもフェノロサの墓は日本にある。パウンドが編纂した本の日本語訳も出ている。思いもかけず、一九九五年以降、自分の本が次々と日本で翻訳出版され、さらに日本に招待もされて、マリンズの日本への愛着は深くなった。そのことは、前出の日本人へのメッセージの中にもはっきり表現されている。
 日本人がマリンズの真価を発見し、その業績を消化する仕事は今後に残されているのであろう
 最後に未邦訳の主要著書リストを以下に揚げる。

 ①Ezra Pound :This Difficult Individual
 ②Biological jew
 ③Rape of Justice
 ④A Writ for Martyrs
 ⑤Murder by Injection
 (この本は邦題『医療殺戮』として面影橋出版から刊行されているが、原著の後半約三分の一が省略されており、不十分な翻訳本である)

 歴史学者のユースタス・マリンズ氏が2010年2月2日火曜日にテキサスの小さな町の介護者の家で死去した。同氏は、多くの著書やパンフレットで戦争を擁護するメインストリーム・メディアのウソを覆してきた。

 「かれは研究や著作、口頭でのプレゼンテーションでまったく素晴しかった。私達の国アメリカが生んだ一番の正直者であり学者でした。私はユースタスと一緒にインタビューをするという光栄機会が何回かありましたが、いつでも私を驚かせ、私達の世界と、世界を長い間支配している悪魔的集団について非常に重要な事実を教えてくれました。支配者達についての彼の知識はほんとうに驚くべきものでした。」とジェフ・レンスは語っている。
カザール(ハザール)人は詐欺師? ユダヤ人の神話と血統  Khazar Jewish DNA

https://www.youtube.com/watch?v=yfZb5JVeYg4

ハザール・マフィアとロスチャイルドの悪行、新世界秩序の暴露
http://ameblo.jp/ghostripon/entry-11998498597.html
FRB連邦準備銀行を廃止せよ! ユースタス・マリンズ氏  End The Fed!

https://www.youtube.com/watch?v=AzEo3zI0reQ

JPモルガン
http://ja.wikipedia.org/wiki/JPモルガン・チェース
マサチューセッツ州出身のジョージ・ピーボディは、ロンドン在住中にロスチャイルド家から支援を受け、ジョージ・ピーボディ&カンパニーを設立し金融業を始めた。当初は米国債をイギリスの投資家に仲介するのが主な業務だった。このとき共同経営者として迎え入れられたのがジニーアス・スペンサー・モルガンで、のちにモルガンが代表を引き継ぎ、社名はJ. S. モルガン&カンパニーとなった。

MCD出版 広報室 ‏@MCDdigitalPR 11月11日
渋沢栄一はロスチャイルド財閥と懇意になり・・幕府使節団に加わって御用商人としてフランスに渡り・・近代の銀行業、金融業を学んだのがロスチャイルド財閥グループでした。 「そうだったのか! ロスチャイルドと欧州財閥」 安平雲軒

MCD出版 広報室 ‏@MCDdigitalPR 11月11日
ロスチャイルド商会の米国における初期の3つの代理会社は、J・P・モルガン商会、クーン・ローブ商会、そしてベルモント商会でした。オーガストはペリー提督の娘婿でもあります。 「そうだったのか! ロスチャイルドと欧州財閥」

 クーン・ローブ商会
 https://sites.google.com/site/uranenpyou/home/kuhn-loeb-co
 ジェイコブ・シフは改革派ユダヤ教徒、つまりフランキスト。このシフはソロモン・ローブの娘テレサと結婚し、1870年、クーン・ローブ商会の頭取に就任、経営者としてジョン・D・ロックフェラーやエドワード・R・ハリマン、アンドリュー・カーネギーの後援者となり、ロックフェラーのスタンダード・オイル社、ハリマンの鉄道、カーネギーの鉄鋼帝国に融資、巨大財閥に育成した。その後、モルガン家、ビルド家、ドレクセル家という当時の三大有力者と提携し、ウォール街の銀行連合を形成する。

 1974年、ネルソン・ロックフェラーが副大統領に指名された時に、個人資産を公表しなければならなくなった。その時に明らかになった事は、ロックフェラー家の資産は、ジェイコブ・シフ以来、クーン・ローブ商会が財務管理しており、その投資はすべてクーン・ローブ商会の承認を受けなければならなくなっていたということである。

フランス大統領 「Illuminati is attacking Paris」
http://ameblo.jp/ghostripon/entry-11978118054.html

[ロシアのユダヤ闘争史] プーチン大統領 最初期のソ連政府のメンバーは80~85%がユダヤ人
http://ameblo.jp/ghostripon/entry-11954993132.html

壮大な詐欺:新生への希望 元カナダ国防大臣ポール・ヘルヤー DISCLOSURE PROJECT
http://ameblo.jp/ghostripon/entry-11952402434.html
ハザール・マフィアとロスチャイルドの悪行、新世界秩序の暴露
http://ameblo.jp/ghostripon/entry-11998498597.html


 「雑記帳01−0‎ > ‎イルミナテイのTop」の「04人類に大災禍をもたらす銀行カルテル 」を転載しておく。
 人類に大災禍をもたらす銀行カルテル

 「私は、金融機関のほうが常備軍よりも我々の自由をはるかに脅かす存在だと思う」、トーマス・ジエフアーソン(第三代合衆国大統領)。1949年11月、ワシントンDCで研究者として働いていた弱冠二五歳のユースタス・マリンズのもとを、数名の知人が訪れた。知人たちは、セント・エリザベス精神病院に「政治犯」として収容されていた有名な詩人、ユズラ・バウンドと面会するために首都を訪れていた。詩人、批評家として一流のバウンドは、ジェームズ.ジョイス、W.B.イエーツ、T.S.エリオットらを世に知らしめた。第二次世界大戦中は、ラジオ・ローマを通じてアメリカの汚れた参戦の動機を暴露してしまった嫌疑で反逆罪に問われた。バウンドは、マリンズにアメリカの金融機関の権力について調べるよう依頼した。マリンズは二年間、毎朝米国議会図書館に通い、午後はバウンドと面会した。その結果生まれた著書『民間が所有する中央銀行』(原題『The secrets of the Federal Reserve』)は、内容が過激すぎるとしてアメリカの出版社一九社が出版を断っている。うち一社からは、「これをニューヨークで出版するのは絶対に不可能だ」と言われている。同書は最終的に一九五五年にドイツで発行されたが、ドイツ駐留アメリカ軍は初版一万部すべてを没収し、燃やしてしまった。
 ユースタス・マリンズが見破った中央銀行のカラクリ

 マリンズは、アメリカに対する見方を根底から覆している。「イギリスからの独立戦争を行なったにもかかわらず、私たちは経済面でも金融面でもイギリスの植民地でありつづけた」。1865年から1913年にかけて、ロンドンを拠点とするロスチャイルド家の銀行家たちがJ.PモルガンやJ.D.ロックフエラーといったエージェントを使い、アメリカの産業を支配し、企業カルテルを組織したとマリンズは主張する。

 この銀行家たちは一体どこから資金を得ていたのか。実は200年以上もの間、ヨーロッパの銀行家たちは受け入れ国にその資金を発行させていたのだ! 17世紀、金融業者と貴族たちはある契約を交わした。 紙幣の債務を国家が負うとの条件で、金融業者は国王が望むだけの紙幣を発行すると約束したのだ! こうしてイングランド銀行、バンク・ド・フランス、ドイツ帝国銀行という中央銀行が生まれたのだが、それらの銀行はみな、民間企業であった。その結果、金融業者は無から創り出した資産に利息を課すようになった。貴族たちはみな中央銀行の株主となり、さらには成長著しい政府を資金援助し、莫大な戦費がかかる戦争を仕掛けるようになつた。この秘密小集団が、私たちの預金を使って世界中の富を吸い上げたのだ。この小さなごまかしが、人類の苦悩の根底にある。

 銀行家たちは国家(すなわち国民)に対しいくらでも借金できる既得権を有する。彼らは、大きな政府と社会的支出を推奨するマルクス主義運動、社会主義運動、自由主義運動の後ろで糸を引いている。前世紀の壊滅的な戦争の裏にも、彼らが控えていた。

 無から金を創り出すことができるとなれば、当然、負債を利用して人々から現実の資産を巻き上げようとする強い欲求が生まれる。これが「第三世界の債務危機」の本質だ。すべての富を手に入れ、人類を隷属させようとする吸血鬼が世に放たれたのだ。

 マリンズの著書『世界権力構造の秘密』の大半が、アメリカが致命的な支配を受け入れさせられた分析に費やされている。1913年、オーウエン・グラス法が成立し、外国が支配する銀行(名目上は「連邦準備制度」)にアメリカ政府の信用に基づく通貨を発行し、その際利息を取る権利が与えられた。銀行家たちはこの法案を通過させるために、1913年の選挙を不正操作し、民主党のウッドロー.ウイルソンを当選させた(手下であるセオドア.ルーズヴエルトを使って共和党の票を分裂させ、現職のタフト大統領を落選させた)。そして彼らの傀儡政権は、野党がクリスマス休暇で首都を去った12月22日に、新たな銀行法を議会で通過させたのだ。当時、チャールズ・リンドバーグ議員は「この法案は地球↓でもっとも巨大なトラスト〔カルテル〕を創出した」と述べている。「大統領が法案に著名すれば、金融権力による見えない政府が合法化される。国民はすぐには気づかないかもしれないが、つけを支払わされるのはほんの数年後だ」。

 マリンズはこの法案が通過した直後に、アメリカ国民は第一次世界大戦の資金調達を行なうことになつたと指摘する。ヨーロッパの大国には、もはや新たな戦争を行なう資金がなかったのだ。その点アメリカは比較的債務がなかったため、戦争を可能にしてくれたのだ。セオドア・ルーズヴエルト以降のすべての大統領が、銀行家の追従者であつたとするマリンズの分析には説得力がある。2006年、アメリカ国民は4000億ドル以上を国家債務の利息として負担している。支払先の大半が中央銀行家だ。この巨大な詐欺を維持するために、銀行家たちはアメリカの政治・言論機関を冷徹に支配している。マリンズは、ニューヨーク.タイムズはクーン.ロープ、ワシントン.ポストはラザール・フレールが掌握しているという。ヨーロッパではロスチャイルドが、ロイターおよびフランスとドイツの通信社を所有している。

 アメリカの出版社、テレビ放送網、映画製作会社も同じような状況だ。ロックフエラー、カーネギー、フォードが国の図書館や大学を資金援助している。ジャーナリストや大学教授は、民主主義と自由に関する幻想を律儀に繰り返している。CIAやタヴイストック人間関係研究所が運営する洗脳研究機関では、大衆を支配する方法が練られている。女性の精神的去勢(それが「フェミニズム」だ!)がその代表例だ。少なくとも、これで善と悪の地球規模の戦いがようやく白日の下にさらされただろう。
 銀行家にとって理想の世の中が実現される

 国際銀行家たちは怯えながら暮らしている。彼らが恐れるのは、飢餓や伝染病、戦争ではない。こうした心配事は、第三世界の子供たちのものだ。彼ら国際銀行家たちは、毎年何億ドルもの利息を支払わされていることに私たち預金者が文句を言い出さないかと戦々恐々としているのだ。この利息は、彼らが無から生み出し、私たちの税金で保証された金から生じている(この独占を1913年に詐欺的方法で実現したのが、大半が外国の民間銀行で構成される民間カルテル 「連邦準備制度理事会」だ)。銀行家たちは、私たちが「自分でも同じことができる」と言い出すのではないかと恐れている。政府がさらに踏み込んだ対応をして、何兆ドルにも達する見せかけの「債務」を「履行しない」と言い出すのではないかと恐れている。支配権を失うのではないかと恐れているのだ。夜も眠れないでいる。 そこで安眠できるように、彼らは対策を講じた。

 彼らの行動は、私たちが暮らす世界について理解する手助けとなる。銀行家にとって安全であっても、他のすべての人々にとっては危険で不可解な状況となるのはなぜか? まず、通貨製造機関を所有する人々の周りにはたくさんの仲間がいる。銀行家は、石油、化学製品、薬品、運輸、メディアといった業界をお仲間たちが独占できるよう計らい、膨大な利益を得てきた。容易に想像できると思うが、これらの人々は非常に親密なネットワークを構成している。 弁護士、ジャーナリスト、知識人たちは、みな競って恩恵にあずかろうとする。この究極カルテルに奉仕することが「社会的成功」とみなされるわけだ。

 銀行家たちの最初の行動は、政治家の買収だ。そして次は主要メディアを買収し、政治家たちが自ら決断を下し、国民の利益のために働いているとの″幻想″を広める。三番目は、国民の思考を幼少期から止めてしまうために教育システムを掌握することだ。その後は政府とメディアを利用して、宗教、愛国心や郷土愛、家族のイメージを傷つけ、彼らが望むことを私たちも望んでいると思い込ませようとする。こうした価値観は一切議論されず、投票で決まることもない。どこからともなく出現し、国民の意思であるかのように存在するのだ。

 私たちは世俗主義と政教分離を「求めている」。人々が、何世紀もの間キリスト教会とキリスト教の価値とうまくやってきたにもかかわらず、銀行家たちは、自分たちの方針の妨げとなるかもしれない精神的基準を一掃しようとしているのだ。私たちは、世界政府(「グローバリゼーション」)を「求めている」。銀行家たちは自分たちの事業を合理化し、権力を強化するために、国民国家、自由、民主主義を消滅させなければならない。国連、EU、IMF (国際通貨基金)、世界銀行 実態は高利貸し兼取り立て屋が法律を作るようになる。

 私たちは多様性を「求めている」。国家は、国民的アイデンティティーや伝統を守ってはいけない。2007年のクリスマス、私の地元の州知事はクリスマスツリーを「多文化ツリー」と呼ぶよう議会に提案した。多様性とは、ヨーロッパのキリスト教文化以外のあらゆる文化を尊重することのようだ。どの国家も、マーブルチョコのように同じような姿をしていなければならないのだ誰も、銀行家に抗(あらが)えない。

 私たちはフェミニズムを「求めている」。フェミニズムは女性の平等な権利のふりをしているが、実際はレズビアンを普及させる動きである。女性が社会的キャリアを求めるようになれば、夫を探す重要性が低くなる。出生率は下がり、子供を産まない女性も増える。そして、数少ない子供たちは公立保育所で育てられる。

「女性」や「ゲイ」の権利という大義に騙され、私たちは中性的で同性愛者のような行動するように再構築されている。彼ら彼女らは通常結婚もせず、家庭も持たない。男女の心理的、生物学的違いは固定化されたものではない。しかし直近の国連「女性差別撤廃委員会(CEDAW)」(米上院外交委員会が提案)で調印した国々は、「男女の社会的及び文化的な行動様式を修正するための適切な万策」(第五条)を講じなければならない。

 この手の共産主義的社会工学は、異性愛者に対する迫害でしかない。人類の自然な発展を妨げようとする動きなのだ。その間に出生率は半減し、離婚率は倍増した。高給取りの弁護士軍団、ソーシャル・ワーカー、精神科医、高級官僚が「犠牲者」を取り扱う。彼らのような利己的な職業人たちが、銀行家の政治的支持基盤を構成している。

 家族も、宗教的アイデンティティーも、民族的アイデンティティーも失い成長を妨げられ、愛に飢え、セックス中毒にされた人間を操るのはたやすい(彼らは何にでも結びつく。家族を求めているからだ)。それでも銀行家たちは、反抗に備えてスケープゴートを用意している。

 「テロリズム」だ。彼らはテロリズムとの戦いを口実に、巨大な保安機構を正当化している。

 米国土安全保障省(DHS)は、私たちアメリカ国民を支配するためにある。なぜこのような機関が必要なのか。アメリカは何兆ドルもの「借金」を抱えており、銀行家たちはこの金を私たち国民に支払わせようとしているのだ。近い将来、彼らは私たちの銃を取り上げるだろう。そのとき抵抗しても、ジョージ・オーウェル式の警察国家がすでに成立しているはずだ。だがまずは、イスラム教徒を征服し、略奪するのが先決だ。

 アメリカを独立国家とみなすのは馬鹿げている。アメリカの政治家は1913年にこの国の主権を質に入れてしまった。それ以来、アメリカ軍の兵士たちは国際銀行家たちの政治ゴロでしかなくなってしまった。
 アメリカは超大国ではなく 「超使い走り国家」

 アメリカの納税者と兵士たちが、第一次世界大戦を可能にした。第一次世界大戦は、「連邦準備制度」が創設されてからちょうど半年後に勃発している。連邦準備制度の目的は、借金を増やし、ヨーロッパの大国を無力化し、一世代をまるごと虐殺し、銀行家が長年あたためてきた二つの計画を実現することだった。その計画とは、共産主義(ロシア)、シオニズム (パレスチナ)だ。 戦争が終わると、銀行家の世界政府 国際連盟(別名「平和強制連盟」)が創設された。

 しかし第二次世界大戦では、アメリカは最初は参戦せず、西洋文明を救おうとしなかった。 イギリスは二年以上もの間、単独でドイツと戦わなければならなかった。アメリカが参戦したのは、ヒトラーがロシアを攻撃した半年後だ。目的は、共産主義を守るためである! 〔この件に関してはA・K・チェスタトン (『不満な新貴族たち(The new Unhappy Lords)』1969年)の意見を参考にしている〕。 同じ理由で、ソ連は戦後50億ドルの貸与を受けた。

 戦後の混乱が落ち着いてくると、ナチスに代わって共産主義者が東欧を虐げるようになった。旧ソ連の工作員でありアメリカの外交官であったアルジャー・ヒスとハリー・ホプキンスが、ロックフエラーが寄付した土地に国際連合を創設した。国連は、初期の段階でイスラエル建国を決議している。

 ベン・ヘクトは『世紀の子供(A  Child of  the Century)』のなかで、「二〇世紀は第二次世界大戦によって膝元から切り取られてしまった」と述べている。1942年に自殺したシユテファン.ツヴアイクは、遺著『昨日の世界』のなかで西洋文明の崩壊を同様に嘆いている。

 地球は乗っ取られたのだ。私たちの指導者たちは詐欺師、日和見主義者、裏切り者、あるいはそのすべてだ。私たちが知る現代史の大半は捏造だ。私たちの社会的、文化的生活は道徳的に侵害されている。マスコミ、教育、あるいは政府が宣伝するものはすべて疑わしい。 現在起きている状況は、道徳的株序、すなわち神を否定した結果である。

 私たちの子供たちはこのような世の中を受け継ぐ。安全な世の中……、しかしそれは、国際銀行家のみが安泰に暮らせる世界だ。
 銀行家たちは私たちに隷従を求めている

 最近の出来事は、まるで画像を立体視する「マジック・アイ」のようだ。長い間眺めていないと何が描かれているのかわからない。しかし求めているものがわかっていれば、画像はすぐに浮かび上がってくる。

 信じられないような奇妙な話だが、中央銀行制度を通じて、悪魔崇拝(カバラ)の秘密組織がこの世界を支配している。彼らは「テロとの戦い」「グローバリゼーション」というまやかしを通じて圧制を敷こうとしている。すべての戦争は、人類を虐殺し迫害するための手段であり、イングランド銀行を拠点とする彼らの富と権力を増幅させるための方策だった。

 この不愉快な真実を裏づけるもう一つの事実は、背筋を凍らせるような内容の手紙だ。この手紙は数年前にインターネット上で公開されたもので、内容を読むと、私たちが民主主義の恩恵にあずかる自由な市民であるとの幻想を打ち砕いてくれる。手紙の差出人である「あなたがたの友人である世界主義者グローバリスト」は、世界中の市民に「あなたがたは我々の所有物」であり、「自分たちのためにも」服従を受け入れなければならないと警告している。「我々が押しとどめられる時代はとうに去った」と述べる語り口はまるでジョージ・オーウェルの「ビッグ・プラザー」のようだ。「我々は地球と地上の金融を完全に支配している。マスコミの主要なプロパガンダに関しても同じだ。いかなる国家も権力も、我々を打ち負かすことはできない。我々はアメリカやヨーロッパの軍隊をいつどこにでも、いかなる目的でも派兵することができる。あなたがたは従順に我々の計画に従うだけだ。これ以上の事実が必要だろうか? これだけでも、我々た従ったほうが賢明だと理解するのに十分だろう」。

 このような資料が、世間の常識とは一致しないため、読者に不愉快な印象を与えるのは承知だ。 それは、マスコミが提供する現実のイメージとはほど遠いからだと指摘しておく。

 六ページにおよぶ手紙は、1999年秋にしたためられているが、広く周知されなかった。ここでは要約して紹介するが、全文をインターネット上で読むことを強くお勧めする(Letter from Your Globalist Friendで検索)。手紙は捏造されたものである可能性はあるものの、私は今の現実を表わしていると判断している。多くの陰謀理論研究者たちが独自に発見した内容と一致しており、しかも研究者たちでは実現しえない鮮明さと洞察力がある。
 素性を明かさない 「グローバリストからの手紙」

 それでは、「あなたがたの友人である世界主義者グローバリストからの手紙」をご紹介しよう。

 私たちの友人である世界主義者は、政治的現実をまずは解説する。私たちが「現在出現しっつある新秩序のなかでどのように行動するべきか」 を理解させるためだ。 彼は『シオン長老の議定書』の執筆者のように、世界を密かに支配する秘密の権力を代表していると豪語する。「我々はすべてを掌握している。しかし誰も、我々の攻撃に気づかない。この見えざる手は実に巧みに考案されている。また、史上これほどの大規模で行なわれた計画はない。我々は世界を支配している。しかし人々は、誰が自分たちを支配しているのかも知らないのだ。本当に素晴らしいことだと思う。我々はマスコミを通じて、あなたがたにしてもらいたいことを伝える。するとたちまち、我々の小さな召使いたちは命令に従うのだ」。

 差出人は素性を明かさない。しかし次の記述から、中央銀行家であるのは明らかだ。「我々は、あなたがたの金であなたがたを縛りつけている。なぜなら、我々はすべての通貨を支配しているからだ」。

 先にも述べたように、中央銀行カルテルは新世界株序の原動力だ。私たちの先祖は政府の信用に基づく通貨を発行する権利を異国の個人的利益集団に与え、西洋文明の破滅を招いた。当然この個人的利益集団は、金のカであらゆる物と人を支配し、現在はその支配を制度化して世界中に押しっけようとしている。

 我らが友人、世界主義者はこのように述べる。「我々の王国は金の王国だ。我々は紙幣という名の紙切れ、あるいはコンピューター上の数字をあなたたちに与えた。この『金』は我々が金であると言う以外、何の裏づけも証明もない。我々はこの金を無から創り出し、発行し、融資し、価値を与え、その価値を失わせる。金に関わるすべての事柄は、我々の手中にある」。

 我らが友人はこのほかにも、銀行家たちが私たちと共存関係にあると明かしている。私たちが銀行から借金することで、利益を生み出しているのだ。「我々は、あなたがたをシステムのなかにとどめておきたい。あなたがたが家を買うと、我々はその不動産税を好きな目的に使えるだけでなく、住宅ローンの金利で莫大な収入を得る。利息だけで、家が二、三軒買えるはずだ。利息にも税金がかかるため、我々はその利益を別の支配分野に投入する。我々は、あなたたちに自由の身になって欲しくない。そのために、現在のシステムを作り上げたのだ」。

 彼が言う支配分野の一つが、教育だ。彼らは私たちの税金を使い、「公立学校で学ぶ子供たちを洗脳する。我々は、あなたがたの子供たちを、我々が描くシステムのなかでうまく機能するように育てたいのだ。子供たちは我々が学んで欲しいことだけを学ぶが、その費用を払うのはあなたたちだ」。「あなたたちは我々の所有物だ。我々に服従しない限り、売り買いの権利は与えられない。裁判を起こそうものなら、あなたがたを長期にわたって消耗させ、最後は敗訴させる。暴力に頼れば、刑務作業という名の強制労働施設に送り込む。あなたたちは日々の生活を送るにあたって、我々の金、娯楽、燃料、公共事業を必要としている。これらを取り上げられれば、困窮するだろう。こうしてあなたがたは我々の意思に屈するのだ」。
 政治指導者はいつでも脅迫できる

 「あなたがたの友人である世界主義者」は、政治指導者たちについても言及している。「多くの政治指導者たちが、犯罪者や性的倒錯者のなかから選ばれている。それをタネに脅迫できるからだ」。クリントン大統領の堕落を暴露したことは、「若者たちの道徳的習慣を低下させるのに非常に役立った」。

 我らが友人は、クリントン大統領に対する弾劾の試みを嘲笑う。「彼〔クリントン〕は我々にとって役に立つ。そのため、我々にとって用済みになるまでは絶対に罷免されない。我々が指導者の座に据えた人間は、我々が別の人間に替えると決めるまでその地位にとどまる。変更の時期が来ると、我々は用意した指導者をあなたたちの前に登場させ、あなたがたは我々の思惑どおりに投票する。このように我々は無意味な選挙を提供し、あなたたちは自分たちが選んだ大統領がホワイトハウスにいると信じている」。

 我らが友人は、彼らの命令に背いたサダム・フセインとスロボダン・ミロシエヴイツチを例に挙げる。「我々の目的に沿った行動をし、言うとおりにしなければ栄光はない。さもなければ、彼らのような悲劇的な結果が待っている。あなたがたには、彼らのような運命をたどつて欲しくない」。

 フセインらほどの大物ではない場合、より抑圧的な法律で締めつける。反抗者を裁判を通じて拘束することもできる。ちなみに、彼らは裁判所も掌握している。デヴイツド・コレシユ(カルト教団の指導者。FBIとの銃撃戦で死亡)にしたように、信用を失わせて破滅させることもできる。

 リベラルと保守は「我々の同意のもとで行動しているが、真の問題を提議してはならない。あらゆるレベルで議論を巻き起こすこ.とで、みな何をすればよいのかわからなくなる。この混乱に乗じて、我々は誰に邪魔されることなく目的を達成するのだ」。

 マスコミは大衆の思考をセックスと暴力で満たし、人々を無分別な戦いに導く。そして、「本当に重要な問題を解決する品格と知力を失わせる。こうして重要事項は完全に我々の手に委ねられる」。

 中国とロシアは脅威ではないと「世界主義者」は語る。「我々は中国もロシアも恐れていない。なぜなら、すでに両国の制度を完全に掌握しているからだ。中国は、我々が著名一つでアメリカ国内の中国企業をいくらでも活動停止にし、すべての資本を凍結できると理解している」。
 私たちはいつになつたら目覚めるのか

 社会が啓蒙と進歩の時代にあると私たちは教えられた。しかしこれは策略だ。実際には、原始的な捕食性の野獣が過去からよみがえり、人類をとらえようとしているのだ。遅かれ早かれ、私たちは人類に対する邪悪な陰謀が目の前で繰り広げられていることに気づくだろう。サタンの弟子たちが、彼らの邪悪な神に捧げる世界規模の体制を築いていると理解して初めて、人類に起きている出来事が見えてくる。あまりにも突飛すぎて、信じられない話だというのはわかっている。しかし彼らは、まさにこの反応を狙っているのだ。『あなたがたの友人である世界主義者からの手紙』は、「ハロルド・ローゼンタルのインタビュー」 「ハウス・レポート」 「スヴアリによる暴露」 「ソ連洗脳術」 「静かなる戦争のための静かなる兵器」「アイアンマウンテン・レポート」「赤いシンフォニー」「シオン長老の議定書」といった、見えざる政府に関する主要な暴露文献とも一致する。

 私たちは、幻想の幸福感を生きている。残念なことに、人々は甘い誘惑を取り上げられない限り目を覚まさないだろう。しかしそのときはすでに手遅れだ。






(私論.私見)