ヘンリー・メイコウの「イルミナティ 世界を強奪したカルト」その2

 (最新見直し2010.12.06日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「ヘンリー・メイコウの『イルミナティ 世界を強奪したカルト』その2」を検証する。

 2006.1.14日 れんだいこ拝



 雑記帳01−0‎ > ‎イルミナテイのTop」の「06無から創り出した金、ユダヤ資本の帝国主義 」を参照転載する。
 無から創り出した金、ユダヤ資本の帝国主義

 1889年に出版されたL・B・ウルフォークの「赤いドラゴン」(The red Dragon)を読んで、ユダヤ人銀行家と彼らの非ユダヤ人共謀者が、(金融を独占することで)無から創り出した金を本物の富(即ち世界の所有)に変える必要性から、西洋帝国主義が生まれたのではないかと私は思った。銀行家たちは、1694年に詐欺的な方法でイギリスの金融を独占すると怪物に変身した。今ではこの怪物が人類を乗っ取ってしまった。ロンドンを拠点とする銀行カルテルは文字どおり地球を喰いつくしてしまった。それでも彼らはすべてを所有し、人類を身体的とまではいかなくとも、心理的、精神的に隷属させるまでは満足しないだろう。要するにこれが新世界秩序だ。最後の一押しは、ナサニュル・ロスチャイルドのためにセシル・ローズが1891年に創設した秘密結社によるものだった。ローズは「世界中の富を吸い上げ」、「全世界を統治するため」にこの組織を立ち上げた。最近実施された国連の調査によると、世界の人口の2%が富の50%を保有しており、人口の半分はわずか1%の富にしかあずかれていない。もっとも富裕な2%に、ロンドンを拠点とする銀行家とその協力者たちが含まれるのは言うまでもない。今日、イギリス、アメリカ、ユダヤの帝国主義は、宗教、国家、人種、家族の破壊を通じて銀行家の「世界政府」計画を明示している。この帝国主義が反映しているのは、一般のイギリス人、アメリカ人、あるいはユダヤ人の利益や願いではない。彼ら自身、侵略されているのだ。
 「偉大なる赤いドラゴン」とロスチャイルド家

 L・B・ウルフォークはバプチスト派のアメリカ人牧師で、南北戦争後の数十年間の銀行カルテルの陰謀について調査した。彼はロンドンを訪れるたびにカルテルのメンバーと接触し、調査結果を裏づけた。ウルフォークは、「偉大な赤いドラゴン」が「ユダヤ・ロンドン・金融権力」の象徴だと述べている。ウルフォークの著書は現在ネット上で読むことができる。そのなかで彼は、1913年の連邦準備法が制定されるかなり以前から、このカルテルが仲介者を通じてアメリカ経済を買収し、支配下していた様子を解説している。およそ150年前の1864年、ウルフォークは世界の富が既に彼らの手中に集まっていると指摘したのだ。「私が指摘する資本帝国主義とは、資本家たちーユダヤ人からほぼ一人の男ーの結束だ。この資本家たちの拠点は、銀行家が暮らすスレッドニードル街、ロンバード街といったロンドンの金融街にある。ユダヤ人資本家たちは地上の産業と商業を自分たちに集中させることに成功した。世界中の債務のほとんどが彼らの手中にある。国家、州、市町村、企業、個人の債務、すベてを足すとおよそ750億ドルになると推定され、毎年40億ドルもの利息が彼らの懐に転がりこむ。彼らは世界中の工場、海運、商業を所有している。世界の産業と貿易を支配している。そして、すべての事業を自分たちのもとに急速に集中させている。あらゆる貿易と事業の大系列を所有しており、独断的にあらゆるものの価格を統制している。ロンドン金融街のこの金融権力は地上で唯一のもっとも顕著な帝国主義だ」。

 ウルフォークによれば、このカルテルのルーツは18世紀初期のイギリス東インド会社までさかのぼることができる。「1764年、イギリス東インド会社は世界でもっとも偉大で裕福な企業だった。当時は、一つの帝国領土を支配する唯一の企業だった。この東インド会社と同社の配当によってのちに設立された会社の株の大半がユダヤ人の手に渡っている。こうしてユダヤ人は世界の金融王になった。歴史上、東インド会社によるインド征服ほど詐欺、裏切り、強奪が組み合わさった征服劇はない。東インド会社は一貿易会社が帝国主義権力となった史上初の例だ。同社の帝国主義支配は詐欺、強奪、ごまかしに満ちており、卑劣かつ良心のかけらもない方法で利益を追求する大企業の姿を浮き彫りにしている」。

 1775年に蒸気機関が発明されたのち、産業革命の恩恵にあずかることができたのは、資金カのあるイギリス東インド会社の資本家だけだ。資本家たちは何百もの株式会社、石炭や鉄鋼採掘、鉄道や海運、不動産など、あらゆる種類の会社を設立した。こうした企業は、誰が真の所有者であるかは厳重に秘密にされた。「経済危機が起きた場合(多くの場合資本家たちが自ら引き起こし、常に事態を操作している)、彼らは組織的にライバル企業を破綻させて買収し、個人株主を略奪した。この組織化された資本家たちは最終的に製造業のすべてあるいは大半の株を非常に安い値で手に入れた。彼らはこのようにしてライバル企業を潰し、個人株主を締め出す技術を一つの制度、科学に変えてしまったのだ」。

 ウルフォークは、ロスチャイルド家が単独で行動したのではなく、ユダヤ人銀行家のシンジケートを代表していたのだと推測する。「ロスチャイルド家の台頭は、ユダヤ人が初めてシンジケートを結成した大連合として記憶に残る。この大連合は、ユダヤ人が所有するすべての資本を組み合わせた大規模事業の取引のためのものだ。ロスチャイルド家はユダヤ人金融王たちの首領となり、以来、シンジケートとして行動するユダヤ人の頭領となった。おそらくロスチャイルド家は、世界のユダヤ人金融権力の頭目でもある。金融権力の富は算定不可能だ。1600億ドルは下らないだろう。2000億ドル近いと思われる。金融権力は現在、投資先を見つけられないはどの金を所有している。資産が倍増すれば、地上の財産をすべて所有できるだろう。生まれたてのころの彼らにとって資産の倍増は1億ドルを意味した。現在は4000億ドルだ。そして世界中の富の合計額は6000億ドルにも達しない」。強調しておくが、この文章が書かれたのは1864年である。

 ウルフォークによれば、ロックフエラー家とアメリカ大産業金融家のほとんどが、ロンドンの金融権力の手下にすぎない。スタンダード石油は、各事業における独占をいかにして実現するかの典型的な例だ。鉄道会社を所有するには石油を運ばなければならない。そこで金融権力は、値をつり上げることでロックフエラーのライバルを倒産に追い込んだのだ。この「カルテルの中のカルテル」は、事業家階級を抑えつけるために共産主義の脅威をも作り出した。「大都市部で、共産主義と社会主義を煽る過激な活動を維持するのが彼らの方針だった。そうすることで、これらの思想に反感を持つ事業家たちは金融権力側にとどまる。社会主義のアジテーターがユダヤ人である点は特筆すべきだ。はとんどが、金融権力の工作員だと思われる。彼らは、自らの目的のためにこの扇動運動を維持しているのだ。これは金融王たちの絶妙な業の一部である」。
 貨幣供給での過ちが各国の首を絞めている

 「赤いドラゴン」は、既に150年前に富と権力が比較的少数の手に集中していた事実を伝える重要な史料だ。現代史には、この勢力の隠された計略が反映されている。世界全体が植民地化されたのだ。今日、すべての巨大多国籍企業が一つの手に動かされているのは明らかだ。その証拠に、どの企業も異口同音に多様性とフェミニズムを唱えている。アメリカ合衆国大統領は皆な、この銀行カルテルの看板役だ。ホワイトハウスの閣僚は、ロックフエラーが支配するCFR(外交問題評議会)から選出される。金融権力の命令を拒否する大統領は追放される(直近の例はJFKとニクソンだ)。大統領候補は皆な銀行カルテルが世界政府の首都にするべく創設したイスラエルを支持する。私は今まで、このカルテルの主要な動機は権力の強化だと考えてきた。だが現在は、サバテアン・ユダヤ異端信仰が彼らの計画の主な要素ではないかと推測している。無から何かを創り出す者は皆な自分が神だと考える。そしてサタンが約束したとおり、銀行家たちは全世界を相続しているのだ!この致命的な問題の原因は、世界中の国家が自国の貨幣供給をユダヤ人銀行家のネットワークに頼ってきた点にある。どの国も、この世界規模の帝国主義システムから脱却する力も知恵も持ち合わせていなかったのだ。

 「雑記帳01−0‎ > ‎イルミナテイのTop」の「07反ユダヤ主義の謎・謎・謎 」を参照転載する。
 反ユダヤ主義の謎・謎・謎

 「ユダヤ人が大量に押し寄せている!」ーあるカナダ人入国管理官が同僚に言った。時は1951年。管理官は、赤ん坊を連れた若いカップルの書類を確認していた。私の父は英語を理解できた。父はナチスの迫害を辛うじて逃れたのだった。しかしこれが、カナダでの最初の歓迎だった。幸いなことに、父は先発者ではなかった。私たちはさほど偏見を受けず我が家は繁栄した。にもかかわらず、両親は同化したがった。子供たちにはユダヤ人社会とは結びつかないような英語風の名前をつけた。わが家で行なわれたユダヤ教の行事は、金曜日に母がロウソクに日を灯したことと、主要な祭日を祝ったことくらいだ。両親は、亡くなった祖父母についてめったに話さなかった。まるで、ユダヤ人であることが忌まわしいことだと思っているようだった。私は確かに同化した。従って、現在85歳の父が、私を勘当したのは皮肉だ。父は、私が単純化された説明ではあきたらず、反ユダヤ主義を別の方法で理解しようとしたことが許せなかったのだ。反ユダヤ主義が非合理的でない事実は、ナチスによる虐殺を正当化するものではない。ユダヤ人が、実際に何が起きたのかを知りたいのだと理解してもらいたい。きちんと検証せずに再び同じことが起こらないとの確証は得られないのだ。
 壊れやすいガラス跡ように扱われるユダヤ問題

 反ユダヤ主義は、ユダヤ人が想像するような、非ユダヤ人による非合理的な憎悪でも疫病でもない。主としてキリスト教およびイスラム教の国家、文化、人種、宗教が、始息な方法(フェミニズム、大衆文化、世界政府)で絶滅の危機にさらされたときに取る健全な防衛機能だ。私が読んだたいていの「反ユダヤ主義」書籍には、驚くほど憎悪や怨恨が含まれていない。ユダヤ人に対する暴力を擁護しているのでもなく、今日イスラエルのユダヤ人が享受する国家的・人種的特性を維持する方策を紹介しているのだ。キリスト教とユダヤ教の世界観の対立が西洋世界発展の中心的要素だつた。「キリストの到来は、ユダヤ人、とりわけユダヤ人指導者にとって国家的大事件だった」とレオン・ド・ボンサンは記している。「それまでのユダヤ人は、契約を受け継ぐ息子たちの立場を独占していた。推一の受益者であり、大司祭の役割を務められるのは彼らだけだった。ユダヤ教が2000年もの間キリスト教に示し続けた敵意が、現代社会の崩壊の原動力となっている。〔ユダヤ人は〕精神の神秘的な世界を否定する理由を掲げた。ユダヤ人は不信心の医師だった。心に反抗心を抱く者は皆なユダヤ人のもとにやってきた。隠れて来る者もいれば堂々とやってくる者もいた……」(「ユダヤ教とヴアチカン」)。「ユダヤ人間題」は何百年もの間、重要な問題とされてきた。1879年には既にドイツ人作家が真正面から議論できない話題だと嘆いている。「1848年以降、我々ドイツ人がユダヤ人についてどんなに些細なことでも批判をすれば、出版業界から袋叩きにあった」とヴイルヘルム・マールは記している。「〔ドイツ人を風刺するときの〕ユダヤ人にはまったくデリカシーがないのに、私たちがユダヤ人について語るときは、壊れやすいガラス製品や非常に敏感な植物でも触るような扱いが求められる」(「現代世界における反ユダヤ主義」(Anti-Semitism in the Modern World、1991年)。
 非ユダヤ人には徹底隠蔽する信仰

 「ヒトラー以前にもっとも影響力のあったドイツ人反ユダヤ主義者」と呼ばれたテオドル・フリッツの影響力のある著書、「ユダヤ人問題ハンドブック」(Handbuch der Jundenfrage、1896年)は十数版も増刷を重ね、ナチス時代はドイツの学校で教材として使われた。第二次世界大戦後は大半が燃やされた。「ハンドブック」は1927年に英語に翻訳され、「ユダヤ人の成功の謎」と新たな書名をつけられ、F・ローデリッヒ=ストルトハイムというペンネームで出版された。数が非常に少ない本で、今も原書は最高値で1000ドルもする。フリッツは口角泡を飛ばす扇動家のイメージではない。著書を読んで、精神性の高い洞察をする教養の高い人物だと私は感じた。彼は、ユダヤ教が一神教を名乗れないと主張する。ユダヤ教の神は普遍的でないからだ。「ユダヤ教の神がキリスト教と同じような存在だとみなすのは、神学者たちの致命的な過ちだ。詳しく調べると、エホバはユダヤ王国の排他的な神であり、他の人類の神ではないのだ」。フリッツは旧約聖書から多くの節を引用し、ユダヤ人が神と交わした契約には、「非ユダヤ民族には非友好的な意味合いが含まれている」と述べている。例えば、「求めよ。わたしは国々をお前の嗣業(しぎょう)とし、地の果てまで、お前の領土とする。お前は鉄の杖で彼らを打ち…」(詩編、2編8~9節)。結果として、タルムード(ユダヤ教の法典)には、ユダヤ人用の道徳とウシやブタとみなされる非ユダヤ人用の道徳がある。フリッツは多くの引用をもとに、非ユダヤ人が相手なら嘘をつき、騙し、盗みを働いてもよいと記されていると指摘した。フリッツは、反ユダヤ主義とは、このような敵慢心に対する自然な反応だと結論づけている。

 多くのユダヤ人が実際にこうした敵対態度を取っているとも付け加えている。こうした信仰は非ユダヤ人には秘密にされている。そのためフリッツは、ユダヤ教が非ユダヤ人に対する陰謀だとする。ユダヤ教の目的は、契約を達成し、富を支配することで人類を征服することだ。フリッツは、すべてのユダヤ人がこの計画に加担しており、例外はいないと主張している。私はドイツ人や祖国を持つ非ユダヤ人の権利を尊重するが、フリッツのユダヤ人に対する人種差別的な判断は間違っていると思う。非ユダヤ人を敵視するユダヤ教の特性は、多くのユダヤ人にとって新しい発見だ。非ユダヤ人同様、彼らもまた洗脳されているからだ。他のドイツ人(ナチスなど)の言動について自分が非難された場合、フリッツはどう受け止めただろうか。ユダヤ人は個人であり、個人としての行動で判断されるべきだ。大半がユダヤ教から離れており、フリッツが上に引用した文言に不快感を抱くはずだ。
 ユダヤ教はなぜキリストを拒絶するのか

 ユダヤ人は、自分たちとユダヤ教の関係を見直さなければならない。ユダヤ教がなぜキリストを拒絶するのか。その意味は大きい。キリストは普遍的な神であり、普遍的な道徳を象徴する。キリストは、人類が自然に次の段階に進むと説いている。ユダヤ人は、自分たちの人種的特性を守りながら、この教えを受け入れるべきだった。パリサイ人がキリストの教えを拒否したことで、ユダヤ人は常に、人類の最高の利益と人間の精神的成長という究極かつ不可避な道に立ちはだかる立場に置かれてしまったのだ。キリストは、神とは愛であると説いた。愛は基本計画だ。愛は光だ。「隣人を愛しなさい。人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい」。パリサイ人は、人類の友愛と利他主義を説くキリストの教えのどこが間違っているというのか。パリサイ人の行動は、ユダヤ人が神の意思(実際は自分たちの意思だが)を執行する「選ばれた民」だとするユダヤ教の特別な教えを否定している。

 雑記帳01−0‎ > ‎イルミナテイのTop」の「08、共産主義 窃盗と殺人のための計略 」を参照転載する。
 共産主義 窃盗と殺人のための計略

 1896年、キリスト教に改宗したユダヤ人ジエイコブ・グラフマンは、ユダヤ人の共同組織「カハル」についてロシア語で書いた本を出版した(「カハル」(The Kahal)。グラフマンは著書のなかで、ユダヤ人団体が、実際にロシアの非ユダヤ人に対する陰謀を企てていた多くのユダヤ人や非ユダヤ人はこのことを知らないとほのめかしている。この類の本のほとんどがそうだが、現在同書は入手不可能だ。幸いなことに、Z・A・ラゴジン夫人が1881年にセンチュリーマガジン(23巻1号)に完璧な要約を掲載した。タイトルは、「ロシア的観点から見たロシアのユダヤ人と非ユダヤ人」(Russian Jews and Gentiles from a Russian Point of View)だ。この素晴らしい論考は、ネット上で閲覧できる。ラゴジンは古代近東史研究者で、カルデア人、ペルシャ人、アッシリア人に関する著書を1880年代に6冊ほど出版している。
 密告者が解説する「カハル」の細目

 グラフマンの本は、カハルに関する数千の内部資料に基づいている。非常に衝撃的な内容が明かされている。カハルは、非ユダヤ人の財産はユダヤ人にとって「無料」であるとのタルムードの教えに従っていた。ユダヤ人は町議会(「カハル」)に料金を払えば、非ユダヤ人の財産を騙し取る許可を事前に与えられた。これは明らかに反ユダヤ主義の原因であり、理想的な表看板を掲げる共産主義(と新世界秩序)の略奪性の本質を解き明かす鍵かもしれない。ユダヤ人歴史家シモン・ドウブノフに「密告者」と呼ばれるグラフマンの説明はこうだ。「ユダヤ人『N』が、非ユダヤ人『M』の家を買う権利を買う。彼は『カザカ』すなわち非ユダヤ人『M』の家の所有権を獲得した。その結果、他のユダヤ人の介入や競争を受けることなく、『M』の家を獲得する排他的な権利が与えられた。その際『N』は、『いかなる手段を用いてもよい』。『N』が正式に『M』の家を自分のものとするまでは、現在の所有者から家を借りたり、家の中で商売をしたり、所有者やその家に暮らす他の非ユダヤ人に金を貸したり、住人たちを好きなように利用して利益を生み出す権利を独占する」。

 次の文章を読めば、個人がユダヤ人に従属させられる仕組みが見えてくる。「カハルは時々、特定の非ユダヤ人を不動産抜きでユダヤ人に売ることがある〔「メロピ」と呼ばれる行為〕。ユダヤ人には、偏見の対象である非ユダヤ人と接触してはいけない場所がある。しかしその他の場所では、非ユダヤ人に金を貸したり、賄賂を渡したりできる。非ユダヤ人の財産は 「ヘフケル」〔万人に無料〕とされるため、彼らから強奪することもできる。そしてユダヤ人なら誰でも非ユダヤ人の財産を獲得し、自分のものにできる」。

 グラフマンは次のように述べている。「自分たちの権利が制限されていたにもかかわらず、ユダヤ人は住み着いた地で常に異端要素を排除し、その地の資本や不動産を手に入れ、商売や貿易における競争相手をすべて排除してきた。この様子は、自分が手に入れた資料に非常に明確に記されている。ユダヤ人のこうした行動は、ロシア西部、ポーランド、ガリシア、ルーマニアで見受けられた」。酒の販売と金貸しは、財産を掠め取るための手段だった。ユダヤ人のウォッカ販売業者は、収穫時に現われ、農民に酒をツケで売る。やがて農民たちは酒を飲むのが習慣になり、ツケの利息も膨れ上がり、財産と未来の収穫がウォッカ商人の手に渡る(E・マイケル・ジョーンズ「ロシアン・ルーレット」、「文化戦争」誌2006年5月号)。
 革命的な窃盗手段による暴利

 「カハル」が出版されてから50年後、キリスト教ロシア文明はボルシエヴイキ革命によって無残に破壊された。ボルシエヴイキ革命は、イルミナチイ・ユダヤ人銀行家の表看板だ。この革命の際立った特徴は、陰惨で堕落した警察国家以外に、非ユダヤ人の無数の富の没収と、大半がユダヤ人による何百万人もの非ユダヤ人の虐殺だ。このホロコーストが注目されないのは、イルミナチイのユダヤ人がマスコミと教育を支配しているからだ。ロスチャイルドのフロント企業クーン・ロープ商会は、1917年の革命の際に拠出した2000万ドルから、たっぶり利益を取り戻していた。レーニンは1921年に、彼らに1億200万ドルを支払っている(ニューヨーク・タイムズ、1921年8月23日付)。その上、ロマノフ家(ロシア皇帝)が無謀にも彼らに預けた銀行口座も管理していたかもしれない。加えて、イルミナチイのユダヤ人銀行家はロシアの産業を手中に収めた。ドイツのシークレット・サービスの資料には、ポリシエヴイキに対する指示が次のように記されている。「ロシア人資本家は好きなだけ破壊してもいいが、ロシア企業には絶対に手をつけてはならない」。ドイツ帝国銀行は、ボルシエヴイキに600万ルーブルもの大金を送っている。この件に関して、A・N・フィールドは銀行家とボルシエヴイキが交わした文書10と11を引用している。「彼らは、ドイツの銀行が戦後ロシア産業を支配する条件を記した完璧な概要を提出している」(「スランプの真実」(The Truth About the Slump)、1931年)
 「2000万人虐殺」を指揮したレーニンとトロッキー

 レーニンとトロッキーは、悪名高いシークレット・サービス「チエカ」(のちのOGPU、NKVD、KGB)を創設した。目的は、財産を奪取し、反抗する勢力を粉砕するためだ。すべての市や町に配置された最初のチエカ部隊の最重要任務は、皇帝派の官僚、警官、高官、自衛軍の家族、一万ルーブル以上の資産を持つ市民を抹殺することだった。何千人もの科学者や技術者が「搾取者」として殺され、国内の医師の半数が殺されるか強制的に移住させられた。人々は年齢に関わりなく、家、通り、チエカ本部の地下室で殺された。何千人ものキリスト教司祭や修道僧がグーラグ(矯正労働収容所)に送られ、虐殺された。教会は、初期の頃からポリシエヴイキの敵意にさらされた。教会の財産没収に対する抵抗、とりわけ金銀製品取り上げに対する反対は激しかった。司祭たちは教区の信者に、没収に抵抗するように呼びかけ、当局が利益のほとんどを懐に入れていると糾弾した(スラヴア・カタミドゼ「忠実な同志、冷酷な殺し屋 USSRのシークレット・サービスー1917~1991」)。勇気あるユダヤ人作家ステイーブ・プロッカーによれば、チエカは少なくとも2000万人を殺したと思われる。プロッカーは、チエカを導き、配置していたのは主にユダヤ人だったと述べている。チエカに権限を与えていたのはレーニンとトロッキーだ。二人ともイルミナティのユダヤ人であり、イルミナテイ・ユダヤ人銀行家に資金援助されていた。「多くのユダヤ人が共産主義革命に魂を売り、手を血に染めた。血の痕は永遠に消えないだろう」とプロッカーは記している。「近代のもっとも凶悪な殺人者には、ユダヤ人が含まれることを忘れてはいけない」。殺人者を許すわけではないが、多くの一般のユダヤ人および非ユダヤ人共産主義者は、共産主義が貧しい労働者、富の分配、社会正義を象徴していると本気で信じていた。今日と同じように、イルミナティのユダヤ人が大衆を洗脳していたのだ。しかし、なかには詐欺に気づいたユダヤ人もおり彼らは勇敢に共産主義と戦った。イルミナテイの傀儡指導者たちは、つかず離れずの距離を取りながら働いた。歴史が無作為に展開していると見せかけるためだ。そのためスターリンは時折、支配者たちに反抗し、彼らのユダヤ人エージェントらを迫害した。多くの研究者が、スターリンは最後の弾圧を試みたときに暗殺されたのだと考えている。この「赤色テロ」の左右反転画像が、1930年代に行なわれたナチスによるユダヤ人迫害と、ユダヤ人富裕層の財産没収だ。私は、イルミナテイのユダヤ人銀行家が、ナチス台頭の裏で糸を引いていたと疑っている。 また、彼らは「自分たちより下位のユダヤ人同胞」や非イルミナテイ・ユダヤ人ライバルの富を奪い、利益を得たのだろう。ドイツの大銀行家たちは、ユダヤ人財産の「アーリア化」に大いに関わっていた。
 イルミナティの掌中にある私たちの国家

 西洋文明を癌細胞が蝕んでいる。原因は、私たちの経済的・政治的・文化的・精神的制度を支配するイルミナテイの中央銀行家たちだ。要するに、私たちの「指導部」は、私たちに戦争を仕掛ける秘密の帝国主義権力を代表しているのだ。私たちは、私たちの制度がすでに破壊されてしまっているために、そのことに気づけないでいる。今日のアメリカは、ロシア革命以前のロシアにたとえることができる。W・シェルジンによれば、「国家の頭脳は〔イルミナテイの〕ユダヤ人の手中にあった。そして、ユダヤ人の思考で物事を考えるのが当たり前になつていた…。様々な制約を受けながらも、ユダヤ人はロシア国民の精神を支配していた」(前掲ジョーンズ「文化戦争」誌)。もちろん、ユダヤ人の精神を支配しているのはイルミナティだ。正真正銘のユダヤ教徒(もちろんキリスト教徒、イスラム教徒もだ)は、神と普遍的な道徳的株序を支持する。 したがって、どれほど優遇されようと、世界政府は決して「ユダヤ人にとって良い」ものではない。世俗的ヒューマニズムでは神の代わりは務まらない。邪悪な計略と、過去の特徴である残虐性を覆う飾りでしかない。
 ソ連はシナゴーグを見逃し、教会を破壊した

 ある読者からこんな鋭い質問を受けた。「ポリシエヴイキの思想がロシアを襲ったとき、彼らは宗教を抹消しょうとした。彼らの哲学は無神論であり、キリスト教の教会を閉鎖し、聖職者を殺すか投獄した。しかし、ユダヤ教のシナゴーグは閉鎖されたのか。ラビたちは殺されたのだろうか。あるいは投獄されたのか。この疑問に対する答えが、初期の共産主義について多くの事実を明かしてくれるだろう。あなたなら、真実を突き止めてくれると願っている」。私はアメリカ人歴史家エドウイン・スクーンメーカーの著書のなかに、右の質問の答えを見つけた。マルクス主義を遂行するためのボルシエヴイキ革命から15年後、アメリカン・ヘブライ紙American Hebrewの記者はようやく次のような記事を書くことができた。「数週間前にロシアに滞在した記者が得た情報によれば、何百ー何千かもしれないーものギリシャ・カトリック教会が破壊されたのに、ユダヤ教のシナゴーグは1つも破壊されなかった。モスクワや他の大都市では、政府が大きな建造物を建てる場所にあるキリスト教教会は、破壊されている」(アメリカン・ヘブライ紙、1932年11月28日付)。「人々のアヘン」である宗教を破壊しようとする革命が、なぜかロシアのシナゴーグは見逃した」(「民主主義と世界支配」(Democracy and World Dominion)、1939年)。共産主義者が神と宗教を憎悪していたとするなら、なぜシナゴーグを破壊しなかったのか。キリスト教とユダヤ教は同じ神を信仰しているのか。あるいは、神の排他的独占を主張する宗教を宗教と呼べるのだろうか。もしかすると、ユダヤ教はフリーメイソンのような秘密結社なのか。メンバーは秘密の計画を知らされていないのだろうか。実際には、計画の内容は共産主義が示している。多くの敬虔なユダヤ教徒が実際は反共産主義者であったにもかかわらず、スクーンメーカーの著作は、タルムードに基づくユダヤ教と異教の悪魔崇拝共産主義の間には、共通点があると示唆しているのだろうか。

 ロンドンに拠点を置くユダヤ・フリーメイソン銀行陰謀団は、ポリシエヴイキに出資しており、ニュー・ワールド・オーダー新世界秩序の後ろで糸を引いている。共産主義は壮大な弁証法的プロセスであり、これによって「アメリカの生活はソビエト連邦と難なく統合できる」と、フォード財団の会長ローワン・ゲイターは1953年に議会調査官ノーマン・ドツドに述べている。もしも実際に共産主義と民主主義が「テロとの戦い」という偽りの名目のもとで「難なく統合」できるならば、教会の破壊はキリスト教徒と神を恐れるすべての人々(私のようなユダヤ人も含まれる)にとって憂慮すべき事態だ。共産主義運動にユダヤ人が明らかに関わっていた事実は、資料で裏づけられている。ユダヤ人が気づいていないのは、悪魔崇拝共産主義が反ユダヤ主義の源である事実だ。神秘主義とソビエト連邦は、いずれも五彗星形をシンボルとしている。歴史を通じて、キリスト教徒はユダヤ人をサタンの僕とみなしてきた。なかにはこの評価が当たっていたユダヤ人もいたかもしれない。しかし結果として、すべてのユダヤ人が苦しむことになつた。

 世俗のユダヤ人は「国有」、「平等」、「社会正義」といった言葉に騙された。彼らは精神的救済を拒否し、世界的ユートピアという悪魔の欲望を受け入れた。現在も「役に立つ愚か者」を世界政府に参加させるために同じ餌が使われている。純粋な悪を表わすイデオロギーであり、私たちの財産を奪い、家族、神、国家、人種、自由に対する私たちの愛を破壊することを目的とする共産主義が、私たちの社会に受け入れられ、しかも名声を得ているとは驚きだ。人類はそこまで堕ちてしまったのか。共産主義は、私たちの人間性そのものを攻撃する。もちろん今日の共産主義は別の名前を関して広まっている人権(特定の人々にとっての)、フェミニズム、多様性、ポスト・モダニズム、共同体主義、世界政府そしてより巧妙に欺くために、常に善良そうな表情を見せている。銀行が所有するマスコミは、共産主義者がロシアで行なつた破壊行為と、2500万もの人々が殺された事実についてひたすら沈黙を守っている。彼らが同じ手を繰り返す前に、この事実を公表しなければならない。イルミナチイ=共産主義の信条が「目的は手段を正当化する」であることを思い出して欲しい。

 ナチスが家畜列車で人間を輸送することを思いついたのではない。スクーンメーカーは証拠としてユージーン・リオンを引用している。リオンは共産主義に騙された人間だ。彼は農民の追放について書いている。 「何百万人もの農民の家が破壊され、住人たちが家畜列車に詰め込まれ、凍てつく北の地か、乾燥した中央アジアの地に捨てられた。私は、疲れきった男女、子供たちの群れが、閉じ込められた動物のように家畜列車の換気口から外を覗いている様子を目の当たりにした」。ナチス同様、ポリシエヴイキは大量の人間を殺したが、遺体を処理するのにやはり苦慮した。スクーンメーカーは、フランス海軍の潜水夫たちがオデッサ港の底に山積する遺体を発見したと報告している。「海底には、波に揺られて垂直に立つ遺体が林立していた。遺体は、巨大なわかめのように静かに揺らめいていた。髪は垂直に立ち、腕は上に向かっていた。この海底墓地には、ロシアのもっとも高貴な出自の息子や娘たちも永眠していた」。

 こうした残虐行為は1920年に行なわれた。第三インターナショナルの指導者グリゴリー・ジノヴイエフ(別名ヒルシユ・アプフエルバウム)が、1000万人にも上るロシアのブルジョワジーの抹殺を命じた二年後のことだ。ユダヤ人を無実の被害者とする動きには、ポリシエヴイキ・ユダヤ人の殺人者としてのイメージから目をそらさせようとする意図があるのは明らかだ。「世に知られていない残虐行為でこれほど不愉快なものは世界史上記録されていない。このような行為が人知れず行なわれるとき、人間の残虐性が明らかになる」とE・J・デイロンは記している。

 エストニア人ジャーナリスト、ジユーリ・リナによると、カール・マルクス、レーニン、トロッキーはみなフリーメイソンのメンバーで、基本的に機能障害を抱える社会的敗者だった。彼らは大衆を騙すためにイルミナテイの銀行家に雇われていた。レーニンは、売れない弁護士だった。担当した訴訟はたったの六件で、万引き犯の弁護をしただけだ。しかもすべてに敗訴している。一週間後、彼は弁護士のキャリアをあきらめ、高給が見込める革命家に転身した。レーニンは次のように宣言している。「平和とは単純に、共産主義による世界支配だ」。彼の恐怖支配によって900万人が死んだ。しかしレーニンがヒトラーと比較されることはない。ユダヤ人が影響力を振るう秘密警察チエカは、1918年から19年にかけて彼らが殺害した170万人の名前を公表した。なかには30万人もの聖職者が含まれていた。「ロシアから、血の川が流れ出していた」とリナは記している。「ロシアの公式報告書によると、169万5904人が1921年1月から1922年4月の間に殺されている。犠牲者のなかには、司教、教授、医師、将校、警官、弁護士、公務員、作家などが含まれている。彼らの罪は、『反社会的思考』だった」(ジユーリ・リナ「サソリの印」(The Sign of the Scorpion) 、)。
 その邪悪な精神はどこから生じているのか

 スクーンメーカーは次のように報告する。共産主義者は、ブルジョワジーを虐殺したときと同じ熱意で「聖職者を追いつめた。キリスト教の祝日は廃止された。親は子供に宗教的な指示を与えることを禁じられた。信仰や崇拝の名残を嘲笑うために、無神同盟が結成された」。裁判が再び開かれるようになった。正義は、ポリシエヴイキの正当性を基準に判断された。反ユダヤ主義は国家犯罪となった。科学、芸術、教育はすべてマルクス主義の基準のもとに置かれ、多くの場合容赦なく抑圧された。ロシアの古典や童話でさえ、図書館や学校から姿を消した。婚姻制度は変更された。配偶者に書類を送るだけで離婚が可能になった。「女性の公的所有」が議論されたが、これは却下された。1936年の「解放」によって、女性たちは化粧をするようになつた。今日のアメリカでは、文化、教育、宗教、結婚、言論、報道、客観的真実の質が着実に低下している。二つの制度が「難なく統合」するなかで、私たちの生活のすべての側面を支配しようとする試みが見受けられる。ユダヤ人評論家たちは、非ユダヤ人の「非合理的な」憎悪、即ち「反ユダヤ主義」を理解しょうと頭を悩ませている。共産主義と、人類を自然な発展 家族、国家、人種、宗教(神)から逸らそうとする銀行家たちの試みに目を向けるだけでよいのだ。ユダヤ人が、誇大妄想狂の銀行家陰謀集団の手下になることや、彼らに騙されるのを拒み、隣人のキリスト教徒たちとともに共産主義と戦っていたならば、反ユダヤ主義など興らなかったはずだ(ユダヤ人の多くが共産主義者になつたことはないが、ユダヤ人なくして共産主義は決してありえなかった)。ユダヤ人評論家たちは、人類を脅かす邪悪な精神がどこから生まれているのかを考えるべきだ。そして、その精神が邪悪であり、決してユダヤ人のものではないと告発しなければならない。
 ユダヤ人の精神統一体 「エグレゴア」

 私は最近、旧ソ連が何千もの教会を壊滅させながら、ユダヤ教のシナゴーグを見逃したのを知った。宗教を「大衆のアヘン」とした共産主義者は、なぜユダヤ教を宗教とみなさなかったのか。キリスト教徒もユダヤ教徒も同じ神を信仰しているのだろうか。共産主義とユダヤ教には類似点があるのだろうか。

 もしかすると、ユダヤ人エリートは異なる神を崇めているのかもしれない。ある読者「ジョージ」は、「ロスチャイルド家ではないがロスチャイルド邸の近所の大邸宅に暮らす」裕福なユダヤ人銀行家一族の女相続人リアと面識があった。「リアは、スイス・ジュネーブ大学心理学部の同級生だった。彼女は金髪で碧い眼の魅力的な女性だった。ダビデの星を身につけていたので、ユダヤ教の信者なのかと尋ねた。すると彼女は『イエスとノー』と答え、ユダヤ人が仕える神ではなく、ユダヤ人に仕える神を崇めていると付け加えた。私はすかさず、それはエグレゴアのことかと聞き返した。彼女は『イエス』と答えただけであとは口をつぐんでしまった。その後私たちは二度とこの話題に触れることはなかった」。「エグレゴア」とは「思考様式」「集団的心理」を表わす超自然的な概念であり、一つの集団の思考で構成され、その集団の思考に影響を与える自立した精神的統一体とされる。近年では、エグレゴアとその集団の共生関係は、企業(法人)という非超自然的概念と比較される。

 前述のジョージは、ユダヤ人エリートがユダヤ教の神を「エグレゴア」として創り上げたのだと推測する。即ちユダヤ教の神とは、ユダヤ人の集団的意思の手段であり、異教徒を征服して至上の権力を手に入れるための手段なのだ。「かつて祭祀を司ったレビ人は、ユダ族の集団的心理から超自然的な統一体を創り上げたのだろうか。そしてこの統一体を自主的孤立主義と差別主義、またの名を超民族中心主義に染めたのだろうか。この統一体は、『選ばれた民族』として『異邦人』国家を破壊する手助けをし、物質的な見返りを与えるための存在なのだろうか。レビ人の黒魔術がこの統一体を生み出したのだろうか。史上初の教化された無神論者として、レビ人はモーぜが唱えた普遍的な神を否定し、『主たる神』に服従するよりも、むしろ自分たちの『エグレゴア』的神を通じて自分たちが『主たる支配者』になろうとしたのだろうか」。

 この「エグレゴア」とはルシフアーだ。ユダヤ人エリートは、悪魔を新世界秩序の指導者に据えたのだ。ユダヤ人エリートとは、「共産主義資本主義インターナショナル」であり、婚姻関係にあるドイツ・ユダヤ系銀行家ファミリーだ。クリスチャン・ラコフスキーによれば、これらにはロスチャイルド、ウォーバーグ、シフ、その他多くの血族が含まれる。彼らはこのほかにも、自らをユダヤ人と信じるヨーロッパとアメリカの腐敗した非ユダヤ人エリートとも婚姻関係を結んできた。
 ひた隠しにされる略奪計画の秘密

 新世界株序の裏にはユダヤ教のエグレゴアが控えていると明かしたところで、もう一つ明らかにしておかなければならない。この考えのもとでは、支持者(「信者」)のみが人間であり、そうでない者は皆な搾取すべきあるいは虐殺するべき動物とみなされるのだ。ウクライナにおけるホロコーストに関する画期的な論考を著わしたニコラス・リッソンは、タルムードと旧約聖書に横たわるこの「我々対彼ら」思考の例を挙げている。イザヤ書60章12節(あなた〔イスラエル〕に仕えない国も王国も滅び/国々はまったく廃虚となるであろう)、イザヤ書61章5~6節(他国の人々が立ってあなたたちのために羊を飼い…あなたたちは国々の富を享受し…)である。リッソンは、タルムードのもっとも悪辣な節はトーンダウンされるか、あえて翻訳されていないと指摘する。「貸与人」という恐ろしい制度に関する情報は削除されている。リッソンは、ユダヤ人指導者たちが反ユダヤ主義を活発に煽るのは、ユダヤ人の結束と生存に不可欠だからだと指摘する。ユダヤ人もこの事実を認めている。ユダヤ人は、「エグレゴア」即ち略奪計画なくして、自分たちの集団的存在理由はないというのだろうか。もちろんこの秘密はフリーメイソン同様、一般人にはひた隠しにされる。このフリーメイソンについては、ラコフスキーが「共産主義の勝利」をもたらすための存在だと主張している。

 史上最大の虐殺、ウクライナの「ホロドモール」史上最大の大虐殺は、ユダヤ人に対するホロコーストではなく、ウクライナで起きた「ホロドモール」即ち「大飢饉」だ。スターリン自らの推定によれば、1000万人のウクライナ人が死んでいる。死者の大半を手にかけたのはユダヤ人共産党員だ。ウクライナの大飢饉は、ポリシエヴイキがすべての穀物を没収したことに端を発した。リッソンは次のように記している。「男女、子供といった農村部の人口の4分の1が国土の広範囲にわたって野垂れ死にするか、瀕死の状態で捨て置かれた。まるで巨大なベルゲン・ベルゼン強制収容所のような光景だった。死んでいない者も、亡くなった家族や隣人を埋葬する気力もないほど衰弱していた。〔強制収容所でのように〕犠牲者たちは、栄養の行き届いた警官隊や党役員たちに監督されていた」。

 ウクライナのクラーク(富農)の絶滅はクレムリンが指揮したものだ。その間ポリシエヴイキ指導部は首都の家族宿舎に暮らし、集産主義の理想、即ち彼らのエグレゴアで満たされた友愛の精神に浸っていた。このホロドモールの描写は、イギリスの裕福なユダヤ人エリートファミリーの御曹司である歴史家サイモン・シーバッグ・モンテフイオーレによるものだ。もちろんモンテフイオーレは、この悪事を主導したのが主にユダヤ人であった事実には触れていない。「党はまるで世襲制の家業のようだった。指導部のメンバーは派閥で占められていた。彼らはほとばしるアドレナリンと信念に突き動かされ、夜も眠れないほどの熱狂と興奮状態に包まれ、無慈悲な友愛精神を暴走させた。そして、天地創造の初日に立った神であるかのように振舞い、真っ赤な熱狂に包まれた新世界を創り出したのだ」(「スターリンー赤いツアーリの宮廷」)。
 グローバリストに変身したエグレゴアの体現者たち

 旧ソ連がシナゴーグを破壊しなかったのは、共産主義がユダヤ教のエグレゴアを表わしていたからではない。どうやら、キリスト教徒とユダヤ教徒が崇める神は同一ではないようだ。キリスト教の神であるイエス・キリストは普遍的な愛と友愛を体現する。ユダヤ教の神はエリートユダヤ人のみに「仕える」カバラ的エグレゴアに取って代わられた。これは、世界を支配しようとするユダヤ人の冷酷で反社会的な欲求を表わしている。同じエグレゴアー神に取って代わろうとする願望が、新世界秩序構想の原動力となっている。ユダヤ人であれ非ユダヤ人であれ、一般の共産主義者は騙されているだけだ。マルクス主義、平等、その他もろもろは、真の計略を隠すためのまやかしでしかない。人種・宗教・家族・国家の破壊であり、富の蓄積と人類の奴隷化こそが真の目的なのだ。時代とともに手法は変わったが、計略そのものは変更されていない。世界政府運動を盛り立てているのも、これと同じ借り物の理想主義だ。世界政府運動には、信心深い日和見主義者が溢れている。彼らは遺産を売り払い、世界主義者グローバリストの晩餐会に自分の席を確保している。現実を直視しよう。私たちは現在、極悪非道かつ冷酷、卑劣で汝滑、そして無限の資源を占有する悪に直面している。この巨大な悪に負けずに、ユダヤ人と非ユダヤ人は協力しあわなければならない。そしてルシファーを追放し、神たりえる存在は神しかなく、「主」は道徳的であり、私たちは「主」のみに仕えると宣言しなければならないのだ。

 雑記帳01−0‎ > ‎イルミナテイのTop」の「09、新世界秩序、それは神に対する陰謀 」を参照転載する。
 お気づきだろうか。毎年クリスマスが来るたびに宗教色は薄れ、キリスト教の精神も薄れている。施しの精神も今では目に見える贈り物に限定されるようになっている。キリストの「愛」という言葉が口にされることもほとんどなくなつた。この言葉は、一部の人間たとえば悪魔主義者のような連中にとっては不快なものらしい。神とは愛そのものである。愛を忌み嫌う悪魔主義者は、今日ではかなりの影響力を持つようになつている。にわかには信じ難いかもしれないが今日世界を支配しているのはイルミナティという悪魔カルトだ。ジョージ・W・ブッシュをはじめ、世界の政治、経済エリートの多くがこのカルトに属している。イルミナチィを構成しているのはロスチャイルド家、ロックフエラー家、ウインザー家など、世界のあまたの超富裕な一族だ。彼らは表向きは信心深い態度を取っている。しかし、本当に崇拝しているのはルシファー(キリスト教上の悪魔)だ。そして彼らの手先が、世界各国のメディアや教育、ビジネス、政治を支配している。

 手先として動いているこれらの人々は、自分は成功を追求しているだけだと単純に信じているかもしれない。しかし、成功とは往々にして悪魔に仕えることと同義なのだ。富の魅力に取り憑かれたイルミナテイは、愛よりも憎悪や破壊を好む。といってももちろんそんなことを公にはできない。あくまでモラルのある人間を装い、水面下で人類を奴隷化する新世界秩序を目指しているのである。ヒロシマ、ドレスデン、アウシエビッツ、カンボジア、ルワンダは、いずれも彼らイルミナティの悪魔的な神に捧げられた生資だ。二度の世界大戦を引き起こしたのも彼らだし、大恐慌や米ソの冷戦も彼らのしわざである。最近の例では9・11テロやその後の「テロとの戦い」、イラク戦争などが彼らによって引き起こされた。彼らイルミナテイの目的は一見、無限の権力と富を手にすることのようである。しかし、これらは二次的なものにすぎない。イルミナチイを真に突き動かしているのは、神と人間に対する憎しみなのだ。
 ルシファーを心底愛するエリートたち

 新世界秩序(ニュー・ワールド・オーダー)が目指しているのは、共産主義と同じものである。イルミナテイは、神の意志を愚弄して人類を奴隷化するために共産主義を生み出した。 カール・マルクスが平等の名の下に全体主義の原則(プロレタリアートの強権支配)を広めたも彼らの差し金である。マルクスは悪魔主義者だった。トロッキーやレーニン、スターリンも同様だ。リヒヤルト・ウルムプラントは1986年の著書「マルクスと悪魔」(Marx and Satan)で、マルクスが神や人間を憎んでいた実態を浮き彫りにした。マルクスは1848年の時点で既にロシア人やチエコ人、クロアチア人などの「クズ」を一掃する「来るべき世界戦争」に言及している。「来るべき世界戦争は、反動階級や王朝だけでなく、すべての反動的な民衆を地上から消し去る。それは進歩であり革命であり、(中略)失われる人間の命がかえりみられることはほとんどない。地震が家が壊れることを意に介したりしないのと同じである。階級や人種には新たな状況を支配するカはなく、打ち倒され、彼らの名前そのものが消え去るだろう」。マルクスは 『人間の自負』という詩の中で、「世界の廃墟の中を勝者として神のようにそぞろ歩き、創造主のような気分を味わうだろう」と述べている。マルクスは労働階級の擁護者どころか、実際には警察のスパイとして活動していた。1960年、オーストリアのラーブ首相はフルシチョフに、「共産主義の創始者」が他の革命家たちのことを密告していた事実を示すマルクスの書簡のオリジナルを手渡している。マルクスの100巻の著作のうち公刊されたものが13点しかないのは、彼の共産主義の本質を隠すためなのだ。
 マルクスが唱えた宗教と道徳の廃絶

 ルーマニアで獄中生活を送った経験を持つウルムプラント牧師は、共産主義の本質について、悪魔主義がさらに強大になったものだと指摘する。キリスト教徒は単に暴力的迫害を受けたり、殺害されたりしただけでなく、冒涜をそそのかされたという。共産主義即ち新世界秩序の目的は、神を嘲りルシファーを賛美することにある。共産系のある新聞も「私たちは神と戦って信者を獲得しょうとしている」と告白している。マルクスは「ドイツ・イデオロギー」でヘーゲル派の絶対精神を用いて神のことを述べている。「我々は極めて興味深い疑問を前にしている。即ち絶対精神の崩壊だ」。ウルムプラントは次のように述べている。「(ロシア革命の時代には)愛と善意、健全な感情が卑しく、頒廃的なものだと考えられていた。少女は純潔を隠し、夫は清廉であることを隠した。破壊は優れた嗜好として賞賛され、神経衰弱は健全な精神の証拠とされた。人は様々な悪行やゆがんだ行為を生み出し、道徳的だと思われることを徹底的に避けた」。ルシファー信者は神や自然に逆らうことが進歩であり、自由なのだと考えている。このような許容主義は、神の摂理の破壊をもたらすだけだ。悪魔主義で高位の信者が第七位階に上がるときには「真実なるものは存在せず、すべては許される」と唱えて誓約しなければならないが、マルクスは共産党宣言において、すべての宗教と道徳は廃絶されて、あらゆることが許されるようになると述べている。

 
近代西洋社会の宗教ー世俗的人本主義は、イルミナテイ主義(ルシファー崇拝)の隠れ蓑にすぎない。イルミナティ主義が目指しているのは人類と神の目的を引き離してルシファー(=イルミナチイ)を神の座に置くことである。彼らは人道的ユートピアの名の下に、オーウェルの地獄をこの世に現出させようとしているのだ。それこそが新世界秩序であり、一般にグローバリズムと呼ばれているものの正体である。グローバリズムの目的は、共産主義と同じところにある。世界のエリートは、ニュー・エイジ信仰やガイア信仰といった言葉でルシフアー崇拝を隠しているにすぎない。ルシファー・トラストの唯一の礼拝堂は国連にあり、国連ビルにある唯一の像は異教の神ゼウスなのだ。
 キリストの傑刑が現代に蘇る

 キリストは神の統治の象徴だった。その一万で、ルシファーを崇拝するパリサイ人がいた。この構図は現在も変わっていない。私たちは、神とルシファーのどちらに仕えることになるのだろうか。私たちは悪魔主義者の誘導により、宗教という言葉に鈍感になつてしまった。神が知覚不能の不可思議な存在であるとか、そもそも存在しないという考えは、彼らによって植え付けられたものだ。キリストは 「神は霊である。だから、神を礼拝する者は、霊と真理をもって礼拝しなければならない」(ヨハネによる福音書、四章23~24節)と言っている。神は絶対の愛であり、真理であり、正義であり、また善であり、美なのだ。これらを信じる人は、それを手に入れているかどうかに関係なく、神を信じていることになる。愛は人間の進歩の基盤である。神は創造物を通じて自らを表現したいと願っている。その願いは、私たちが神に従わなければかなうことはない。神は自らをかたどつて私たちを創られた。 聖書にも「だから、あなたがたの天の父が完全であられるように、あなたがたも完全な者となりなさい」(マタイによる福音書、5章48節)とある。私たちが霊的な理想を体現するほど、神に近い、現実の存在になっていくのだ。これは、逆のことをすれば、逆の状態になっていくということでもある。私たちは愛するもののために己を犠牲にする。神を愛するのなら、神に自分を捧げなければならない。新世界株序にどう対抗すればよいのかという声をよく聞くが、イルミナチイが何より恐れているのは神への信仰が復活することだ。神のために戦い、死ぬ覚悟を持った人間が何百万人も現われれば、それは彼らにとって大きな脅威となる。彼らがイスラム教を根絶しょうとしているのもそのためだ。
 イルミナティが危惧するのは「個人の自発的行動」

 私たちはすでに奴隷化や破壊を受け入れる心理状態にされつつある。彼らは「テロとの戦い」を旗印に、新世界秩序の基盤を整えているのだ。 イスラム教をねじ伏せたあとは、本格的に西側世界に目を向けてくるにちがいない。マスメディアは、映画や音楽、テレビ、コンピューターゲームなどを通じて私たちを暴力や野蛮な行為に慣れさせている。セックスやメード、生理機能や同性愛などを、単純な形で繰り返し私たちの耳目にさらしている。 私たちの上に立っている連中がルシファー信者でなければ、メディアやアートは真偽や善悪、美醜といったものにこそ目を向け、私たちは霊的に導かれてより高まっていくはずだ。だが、私たちの魂は汚稼にさらされている。騙され、惑乱され、舷められている。地球の居候のような扱いを受け、末期癌の患者のような状態におかれているのだ。

 イルミナテイの真の目的が神の排除にあるのだとすれば、私たちは神を意識の中心に置く必要がある。「どうすればいいのか?」と尋ねる人は多い。 しかし、あなたが導きを求めるべきは他の人間ではなく、神である。闇と戦うには、光を照らすことが一番効果的なのだ。それこそが、イルミナテイが最も恐れることである。「シオン長老の議定書」(第5議定)にはこんなことが書かれている。「我々にとって最も危険なのは個人の自発的行動である。それが叡智に基づくものであれば、我々が不調和の種を蒔いた何百万人もの人間が行動するよりも大きな事がなし遂げられる可能性がある」。現在の状況に怯える必要はない。世界の真の姿に気づいたからといって、その本質が変わるわけではないのだ。あなたはただ、神から与えられた目的を日々、達成することに努めればよいのである。
 イルミナティのお家芸 「多重人格プログラ、ミング」

 「問題をすべて解決するには、ユダヤ人を根絶やしにするしかありませんよ」。これは、女性のバイオニックジエミー(地上最強の美女)化、いわば中性化に関する私の記事を読んだ読者から先週送られてきたメールだ。「ユダヤ人を根絶やしにすれば、一夜にして世界は変わります。あなたがそのようなことを口にしないのはわかっていますが、これが唯一の解決策です。『議定書』に書かれていることはとうに現実となつてしまいました。ユダヤ人から権力を奪うようにみんなに言ってください。そうすれば問題は消え去ります。それともマラーノのような嘘つきになりたいですか」。政治的、経済的な状況が悪化するにつれて、ユダヤ人に対する不満が高まっていくのは避けられない。J・B・キヤンベルは、インターネットサイトに寄稿した「ユダヤ支配」と題する記事のなかでこんな指摘をしている(Rense.com)。「いずれユダヤ人と戦わなければならなくなる。彼らがユダヤ人で私たちがユダヤ人でないからだ。やつらは選択肢を与えてはくれない。ロシア人やパレスチナ人やハンガリー人にも選択の余地を与えず、今はレバノン人に同じ仕打ちをしている。戦うか、それとも投降して、飢えと渇きと責め苦の果てにむごたらしく死ぬか、その二者択一を迫るのが彼らユダヤ人のやり方だ」。

 一方、ジョン・カミンスキーはこんなことを書いている。「イルミナテイは完全なユダヤ組織だ。カトリックに改宗したユダヤ人が創設し、金融を支配するユダヤ人によって運営されている。そして今、ユダヤ人作家たちは、イルミナテイが神話に過ぎないというイメージを利用して、問題がユダヤ人とは関係ないと印象付けようとしている」。カミンスキーは私のことにも触れ、「シオニストのモグラ」呼ばわりしている。問題の中心にあるのは確かに悪魔主義のユダヤ・カルト、サバティアンかもしれないが、彼らにはオカルトの世界の全体像を把握するのはもはや無理だろう。彼にはお返しに 「イルミナテイのモグラ」という言葉を献上することにしよう。彼のような人間は、普通のユダヤ人をスケープゴートにすることで、自分でも気づかないうちにイルミナテイの計画に協力しているのだ。むしろ本当の原因から私たちの目を背けさせているのである。

 これから明らかにしていくが、イルミナテイは 「完全なユダヤ組織」とはとても呼べないものだ。ユダヤ人を一人残らず殺しても、問題が消えることはない。といっても、これは悪に手を染めているイルミナテイのユダヤ人や、彼らの手先となっている人々シオニストや共産主義者、女権拡張論者、自由主義者、社会主義者、ネオコンらに罪がないということではないし、ユダヤの輪から抜け出そうとしないユダヤ人にも罪はある。カミンスキーのような論者は、フリッツ・スプリングマイヤーの言葉に耳を傾けるべきだろう。多くのイルミナティ脱会者に取材してきた彼は今、人類救済のために奉仕した名も無き英雄として米国の刑務所に収監されている。イルミナチイ研究者の草分けであるスプリングマイヤーは、「問題は単にユダヤ人にとどまらない、はるかに大きなものだ」と言っている。イルミナテイの本質は人種に根ざしたものなどではなく、宗教への反逆(悪魔主義)なのだ。「陰謀をユダヤ人の企みとするのは、誤解を招きやすい。それはすべて、悪魔が仕組んだことなのだ。悪魔の陰謀では、使える人間は誰でも利用される」(「イルミナテイ悪魔の13血流」、KKベストセラーズ)。
 スプリングマイヤー、獄中からの告発

 私たちはフリッツ・スプリングマイヤーに感謝しなければならない。彼は数冊の主著を通じてイルミナティとそのやり口を白日の下にさらしてくれた。なかでも決定版とも言えるのが「蛇の如く賢くあれ」(Be wise as Serpents、1991年)と「イルミナテイ悪魔の13血流」(原著は1995年)だ。同書の巻末にはイルミナテイの息のかかった組織、ピルグリム協会、ボヘミアン・グローブ、スカル&ボーンズや関連組織などのメンバ-数百名のリストが掲載されている。そこにはアメリカのエスタブリッシユメントに属する古今の人々の名前が並んでいるが、別にユダヤ人に限られているわけではない。非ユダヤ系の人々を少しだけ紹介しよう。アスター、ボール、ベネット、バンデイ、グレース、ハマー、ケネディ、プレイデイ、アチソン、ロックフエラー、ダレス、ベデル・スミス、カーネギー、カウルズ、デユボン、ハリマン、シフ、ルーザ、プレジンスキー、キッシンジャー、フオーブス、ドノバン、ジャヴイツツ、メロン、ターナー、コフイン、ハインツ、マクリーシユ、スタンレー、ピンショー、ホイットニー、ウォーカー、ステッドマン、タフト等々…。

 他のイルミナテイのフロント組織- ビルダーバーガーズ、外交問題評議会、三極委員会、ローマクラブなどのメンバーについても同じように調べてみるといいだろう。確かに、ロスチャイルド家のようなユダヤ人サバティアンがイルミナティの中心的存在である可能性は高い。しかし、悪魔の所行に加担したいと考えている人間は、非ユダヤ系の人々の中にも大勢いるのだ。例えば、漫画「ドウーンズベリー」の作者ゲーリー・トルドーがスカル&ボーンズの会員だということを皆さんはご存じだろうか。また、ジョン・リーパーマンの対抗馬となったネッド・ラマントは、アメリカの共産主義者に資金提供していたJPモルガンのトマス・ラマント元会長の曾孫である。二人は敵対しているように見せかけていたが、どちらを選んでも結局は悪魔主義者が民主党候補になる仕組みだった。

 ユダヤ人だけに目を向けて非ユダヤ系が目に入らないカミンスキーのような人々を見ていると、暗澹たる気持ちになる。彼らはユダヤ人というだけで罪に関係なく批判し、非ユダヤ系は罪があっても見逃している。世界の問題を白か黒かで単純に片づけなければ気が済まないらしく、自分たちの人種や国家、宗教の指導者が裏切りに関わっているという事実を直視できないでいるのだ。普通のユダヤ人を蔑むことは、カのある富裕層に立ち向かうより簡単だ。カミンスキーや、彼と同じ発想の人々には、フリッツ・スプリングマイヤーの著作を読み、人種よりも罪そのものに目を向けることをお勧めしておく。
 トラウマを利用しての徹底的な洗脳

 フリッツ・スプリングマイヤーはイルミナテイの実態を暴いたため、1997年の銀行強盗に関わったという容疑をでっち上げられて逮捕され、禁固9年の実刑を2003年に言い渡された。これは、スプリングマイヤーをユナボマーのテッド・カジンスキーのような人間だと思わせるための策略である。氏への取材のやりとりをお読みいただけば、彼が実に知的な人物であるということや、イルミナティの連中の邪悪さが見えてくるはずだ。
 イルミナティとは何者ですか?

 「イルミナチイは世界を動かし、扇動している組織です。血流で結びついたエリート集団で、私は部族や一族と呼んでいますが、主な血流が13あります。いわゆる『同世代の悪魔主義者』で、何世紀にもわたって秘密の魔術を実賎し、独自の信仰を次の世代へと伝えています。表と裏の顔を持っていて、表向きの活動とは別の、知られざる活動を行なつているのです。この秘密活動の全体像に迫ることのできた人はごくわずかです。頂点に立つ13の血流というのは、アスター、バンデイハコリンズ、デユボン・フリーマン、ケネディ、李、オナシス、ロックフエラー、ロスチャイルド、レイノルド、クルップ、ラッセルで、13番目がメログイング朝の血筋です。その他に、ヴアン・ダイン・イルミナテイの血流があります。13番目の血流のメログイング朝はとりわけ重要で、いくつかのヨーロッパの王族が含まれています」。
 彼らイルミナティの目的は?

 「究極の目的は、世界の注目を集める『反キリスト者』が君臨する、いわゆる新世界秩序を実現することです。それが彼らの最終的なゴールです。人々に信仰を押しっける気はありませんが、これが事実なのです。 人の洗脳を解いていけば、反キリスト者の支配の下に世界を統一するという極めて緻密な計画に向けて、いかに多くのことがプログラムされているかがわかるはずです。

 ジェームズ・ビリントン〔プリンストン大学歴史学教授〕は著書「人の意識にある炎」(Fire in the Minds of Men、)で、このオカルト主義エリート集団によってすべての革命が引き起こされてきた経緯を辿っています。革命という言葉は、人間社会を黄金時代に引き戻そうとするオカルトの考えから出てきたものです。世界には、千年王国を出現させようとする大きな動きがあるのです。共産主義というのはまさにこれです。共産主義の草分けとなった人々を調べれば、彼らが革命を通じて私たちを失われた黄金時代に逆戻りさせようとしていたことがわかります。彼らは常に社会主義的、共産主義的なユートピア、オーウェルの「1984」と「動物農場」を合わせたような世界を目指してきたのです」。トラウマを利用してメンバーをマインドコントロールしているのはなぜなのでしょう? 「そうしないと組織を運営できないからです。イルミナチイのメンバーになって裏の活動をしていくには、多重〔人格〕プログラミングを受けるのが基本です。そのようなプログラミングを受けていないメンバーもわずかにいますが。基本的な儀式がいくつかあります。聖ウェインバルド、聖アグネス、グランド・クライマックス、ワルプルギス、ベルテーン、冬至、夏至、春分、秋分、ラマス、ハロウィーン、ハイ・グランド・クライマックス。これらのすべての日に基本儀式が行なわれます。いずれも恐ろしいもので、人が生賛にされていました。ハイ・グランド・クライマックスでは赤ん坊が生贅にされます。女の子や男の子を生資にするサバトも様々なものがあります。正気の人間はとてもついていけません。これらの儀式を次の世代へと受け継いでいくには、マインドコントロールで「ジキルとハイド」のような多重人格にするのが不可欠でした。彼らは錬金術、インド魔術、ドルイド教、エノク魔術、グノーシス主義、ヘルメス魔術、カバラ、プラトン哲学、イスラム神秘主義を教え込まれ、オカルトのあらゆる分派に通じた人間になります」。
 トラウマはどのような役目を?

 「イルミナチイは子供が二歳くらいのときにこの上なく恐ろしいトラウマを植え付けます。それによって記憶の壁を作るのです。これらの分断された意識の断片は、彼らにとってフロッピーディスクのようなもので、別々の領域にプログラムを書き込んでそれぞれ目的にかなつた意識に成長させるということをよくやります。〔彼はヨーゼフ・メングレの実験にもマインドコントロールがからんでいたとも言っている。メングレはイルミナテイであり、戦後も米国で研究を続けた)。

 イルミナテイは特定の子供を選んで、背後で手を回し、人生のレールを調えることができます。奨学金や教育など、本人が必要としているものをすべて用意して、マインドコントロールでその道に向かわせることでキャリアの推進剤にするのです。その結果、非常に高い能力を持った技術者や弁護士や政治家が生まれることになります。ごく控え目に類推しても七つの異なる観点から分析したので本当は類推などという曖昧なものではないのですが控えめな数字でも約200万人のアメリカ人がトラウマを利用した完全マインドコントロールによってプログラムされています」。
 イルミナティが最終的に目指しているのは何ですか?

 「長期的な最終目標は 長期的といっても今のペースならそんなに長くはかからないでしょうが、その目標は、地球全体を、一つのスーパーコンピューターでコントロールできるマインドコントロールされた奴隷の惑星に変えることです。彼らイルミナテイは私たちの思考や精神的傾向を操作して、家畜のように特定の方向に追い立てています。彼らにとって私たちは動物と変わらないのです。イルミナテイは自分たちが神で、他の人間は動物だと思っています。彼らは、私たちを自分たちの都合のいい方向に向かわせているんですよ」。
 マインドコントロールから脱出するために

 私たちは、「分断して統治する」というイルミナテイの罠に落ちないように気をつけなければならない。スプリングマイヤーは、これは「悪との戦いであり、人種間の戦いではない」と言っている。古いヴアイオリンを美しくひきこなす名手でもある彼の言葉を借りれば、「名人の手にかかれば、どんなものも美しく化ける」のだ。スプリングマイヤーによると、イルミナテイの一族のメンバーの中には、キリストに目覚めて解放された者も多いという。イルミナテイの協力者についても、ユダヤ人であれ非ユダヤ系の人であれ、真実の愛のメッセージが届く可能性はある。マインドコントロールは必ず解くことができるのだ。

 雑記帳01−0‎ > ‎イルミナテイのTop」の「10、高位階イルミナティ離脱者の証言」を参照転載する。
 ハロウィーンがちょうどよい機会なのでお話ししておこう。イルミナティを支配しているのは13名の魔術師からなる「大ドルイド評議会」であるが、彼らはハロウィーンを含めて年に8回集まり「魔術師のサバト」を行なう。このサバトでは何百万人ものオカルト実践者が乱交にふけり、ときには人間が生贅として捧げられる。私の情報提供者は、過去にイルミナテイを離脱した人間のなかで最も高い位の魔術司祭長の称号を得ていた人物である。彼は「13人評議会」のメンバーで、17世紀に米国に魔術を持ち込んだコリンズ・イルミナチイの血流に属している。この人物によるとイルミナテイは強大な権力を持つ高度に組織化されたオカルト陰謀組織で人類を悪魔的頚廃行為にふけらせている。イルミナチイは「何千もの陰謀を並行して進めて」おり、魔術に関する宣誓と入会儀式はフリーメイソンを彷彿とさせるものだという。この情報提供者はジョン・トッドという人物だ(彼にはクリストファー・コリンズという名前もある)。彼は1972年に救済され、イルミナチイの実態を暴露した。トッドは米国で13州を統括し、5000のコヴエンと6万5000人の男女の司祭の頂点に立っていた。これはあくまで司祭の人数で信者の数ではない。人類のために立ち上がったトッドだが、二つのネットのサイトがなければ今でも無名だったかもしれない。その二つのサイトとは、日本在住のアメリカ人「ジェームズ」と、かのウエス・ペンレが運営しているものだ。懐疑的な人々は、イルミナテイが本当に実在するなら離脱者が出てくるはずだと主張する。しかし、離脱者は現にたくさん存在している。CIAのマインドコントロールや悪魔的儀式の犠牲者を治療している施設は彼らであふれている。但し、声を上げる者は消されてしまう。トッドは1987年に婦女暴行の容疑をでっち上げられ、30年の実刑判決を受けた。フリッツ・スプリングマイヤーによると、トッドは1994年に釈放されたものの、「ヘリに連れ去られて」殺害された。ただしジェームズのサイトでは、トッドはサウスカロライナ州の刑務所から2004年4月に釈放され、その後同州精神保健部の「行為障害治療所」に収容されたことになっている。私は所長のチャド・ロミニクに問い合わせてみたが、回答はなかった(トッドがもしここに収容されて生きているのなら、誰か教えてもらえないだろうか。少なくとも彼には消息を探るくらいの敬意を表してしかるべきだろう)。トッドは数多くの衝撃的な事実を暴露している。これらについてはフリッツ・スプリングマイヤーも、13人評議会のメンバーしか知るはずのない情報だと認めている。
 イルミナティはユダヤ人を悪辣に利用している

 1978年の前後、トッドはイルミナテイがユダヤ人をフロントにしていると述べている。「イルミナチイは、いずれ正体が明らかになることを認識している。最善の方法は、別のものに意識を向けさせ、それが真実だと認めることだ。だから彼らはシオニズムに注意をそらすことにした。問題は、イルミナティのメンバーの大半がユダヤ人ではないという事実だ。創設者は出自こそユダヤだが、ユダヤ教を信じていたわけではない。指導者の大半は、ロスチャイルドを例外としてすべてスコットランド系またはフランス系のゲール族だ。ユダヤ人とは何のつながりもない。私の一族を含めほとんどのメンバーは大ドルイドを信仰していて、家系をさかのぼるとローマやギリシアやイングランドの異教に仕えた神職にたどり着く。なかにはエジプトやバビロンに起源を持つ一族もいる。ユダヤとはまったく別物だ」。デヴイツド・リヴイングストンも次のように書いている。「エリザベス・ハーシユマンとドナルド・イエーツの研究書「スコットランドがユダヤだったとき」(When Scotland was Jewish)によると、スコットランドの名家の多くはユダヤ起源で、シンクレアやスチェアートをはじめ、フオーブス、ブルース、キヤンベル、ゴードン、コールドウエル、フレイザー、レスリー、クリステイ、ケネディ、コーワン(コーエン)もそうした家系であるという」。

 トッドはイルミナテイの頂点に君臨しているのがユダヤ・カバラ家系のサバティアンであるロスチャイルド一族だと明言している。「ロスチャイルド家がイルミナチイの司令塔であり、彼らの一族はあらゆる国に散らばつて組織のトップになっている。アメリカにはロックフエラー家がいる。デイヴイツド・ロックフエラーは外交問題評議会と三極委員会のトップだが、これらはアメリカにおけるイルミナティの組織名にほかならない。ビラミッド(階層組織)の頂上には日のついた冠石がある。冠石はロスチャイルド家の象徴で、イルミナティを支配する審判者を意味する。彼らはイルミナティの創設者であり、目は彼らの神であり声であるルシファーの象徴だ。すべての組織の頂上には三つの層がある。私は一番上の層まで行った。大ドルイド評議会という13人の組織だ。ここの人間はロスチャイルド家の指令だけで動く。彼らの私的な聖職者集団だ。その下に、世界のフリーメイソンの最高位会員33名で構成される33人評議会がある。さらに、世界トップクラスの富豪や財閥で構成される500人評議会が続く〔ビルダーバーガーズやデユボン、ケネディ一族などがここに属している〕。第四層には『黄金の夜明け』という魔術者の組織がある。ロスチャイルド家の私的コヴエンだ。彼らは個人的にメンバーを引き抜いていく」。トッドによると、C・S・ルイスやJ・R・R・トールキンもこのメンバーだったという。大ドルイドのアイザック・ボーンウイツツとACLU(米国自由人権協会)は、オカルトの名誉を傷つけたキリスト教信者を訴えるための組織も作っている。彼によると、サイエントロジーや全米キリスト教会協議会もイルミナチイの組織だという。
 離脱者が証言した恐怖支配の諸相

 トッドがイルミナティ組織を抜け出したのは、1972年の労働の日の前後に開かれた会合がきっかけだった。彼らのもとにはロンドンから6通の書簡が入った郵便袋が届けられた。「〔レイモンド・〕バックランド博士が袋の封蝋を切り、イルミナティのかぶと飾りの封蝋がほどこされた手紙6通を取り出した。最初の4通は事務的なもので、こことここに金を払うようにといった内容だった。大ドルイド評議会といってもその実態は虚飾に満ちた銀行のようなもので、政界や宗教界の人々に毎月数百万ドルの小切手を送っていた。私に離脱を決意させたのはその次の2通だった。私は世界政府樹立の計画に関わっていたが、そんなことは起こらないだろうと心のどこかで馬鹿にしていた。くだらないゲームを真面目にやっていると冷めた目で見ていた。ロスチャイルド家から計画の資金が出ているからその通りに金を使っていただけで、その2通が開けられるまでは本気にしていなかった。1通目には表が収められていて、そこには1980年の12月に完了する予定の、世界支配に向けた8年越しの計画が記されていた。そして次の書簡にはこう書かれていた。『我々はルシファーの息子だと思われる人間を見つけた。彼の仕事と我々のサポートが組み合わされば、彼は世界の支配者になれる。すべての戦争を終わらせ、戦争に満ちたこの世界にようやく平和をもたらすことができるはずだ』。要するに、救世主は自分しかいないと人々に納得させられる強大なカを持った人間が見つかったということだ。キリスト教の言葉で言えば、かつてない規模の悪魔憑きが見つかったことになる」。

 トッドによると、この世界支配計画にはイルミナテイの会社も潰れるほどの徹底した経済破壊が盛り込まれていた。彼らにはそのような状況も乗り切る算段があるのだ。トッドは、フイリップ・ド・ロスチャイルドが小説「肩をすくめたアトラス」(Atlas Shrugged)の参考にと、愛人の作家アイン・ランドにこの計画を教えたとも言っている(この小説はCFRメンバーのアンジユリーナ・ジョリーの主演で映画化(Atlas Shruggedのyou-tubeプロモーションVTR)が進んでおり、そのあたりも興味深い)。トッドの話では、イルミナチイは経済の崩壊に乗じて米国を乗っ取るため軍隊の訓練を進めているという。その軍隊には囚人も含まれているそうだ。これは現在消息不明のもう一人のイルミナテイ離脱者スヴアリの証言とも一致している。その際にはポリシエヴイキ革命のときと同じように、恐怖支配の「混乱」の中で数百万人が殺されるだろうとトッドはみている。この計画を阻止するには、アメリカ国民の多くが銃で武装するしかないと彼は主張する。トッドは1980年代に、第三次世界大戦を起こして世界を壊滅させ、エルサレムだけを残してそこから統治する計画の存在についても明らかにしている。
 「ブリティッシュ・イスラエル」が目指すエルサレム神殿の玉座

 ユダヤ人との婚姻関係がなくとも、ヨーロッパ貴族の多くが自らを聖書のヘブライ人の子孫であると考えていた。たとえばハプスブルク家は、ベンヤミン族の子孫を名乗るメログイング家と婚姻によって結びついている。加えて、多くの貴族が「ブリティッシュ・イスラエル」運動に加わっている。この運動は、英国元首をイスラエルにおけるアングロ・サクソン系の「失われた種族」の頭領とし、世の終末とともに大英帝国が完全に復活すると主張する動きだ。バーバラ・アホによれば、薔薇十字会とフリーメイソンはブリティッシュ・イスラエル主義を支持しており、自分たちの血統を再建されたエルサレム神殿の玉座に据えようとしている。このように偽の救世主を登場させ、キリストとして世界中から信仰させようとする計画は何百年も前から画策され、実行されてきたのだ。バリー・チヤミッシユは次のように記している。「イギリスのフリーメイソンなしに、現代のイスラエル国家はあり得なかった。ブリティッシュ・イスラエル運動は、1860年代にフリーメイソン内部から興った。彼らの目標は、パレスチナのトルコ領にユダヤ=フリーメイソン国家を建設することだった。当初は、ロスチャイルド家やモンテフイオーレ家といったイギリスのユダヤ=フリーメイソン・ファミリーが大量の移民流入を想定し、インフラ整備のための資金を提供した。しかしユダヤ人は思ったほどイスラエルに集まらなかった。 彼らはヨーロッパの生活を好み、大陸を去る気にならなかったのだ。そこで彼らは、ヨーロッパをユダヤ人にとって悪夢の地に変えたのだ」(「イスラエルを切望するイギリスのフリーメイソン」(British Freemasonry Covet Israel)、インターネット)。結果的に、ユダヤ系イギリス人エリートたちの世界支配のもくろみはイギリスとアメリカの帝国主義という形をとり、のちにシオニズムと新世界秩序NWOへと姿を変えたのである。
 ロックからポルノまでが裔廃手段として利用されている

 ここまでの話からもわかるように、イルミナテイは人々の買収に多くの金を費やしている。とりわけキリスト教の伝道者や牧師の買収にカを入れているそうだ。「教会が自由主義になつたように見えるのも、ほとんどは買収の結果にすぎない。聖職者であっても、目の前に積まれた50万ドルは、賄賂だとわかっていても断りにくい。もっと大きな額のこともある。私の知っているある教会は2年間に800万ドルを受け取った。別のところは1年で1000万ドルもらっている。教会も金になびくということだ」。トッドによると、ロックは聴く者に悪魔の呪文をかける目的で作られた音楽だという。そんな馬鹿なと思う人が多いことは承知している。しかし、ネットで視聴できる彼の「ロックンロールの魔術(Witchcraft of Rock and Roll)」という動画をご覧いただきたい。ジーザスロックはイルミナテイがメッセージをコントロールするために始めたもので、KISSというグループ名は「Kings in Satanic Service(悪魔の儀式の諸王)」の略語だという。トッドの講演録を読めば、彼が実際に悪魔主義の教えを受けており、この分野に関して深い知識を持っているということがよくわかる。同じように投獄されたフリッツ・スプリングマイヤーは、トッドが語っているのは自分が何年もかかって理解するに至った知識だと述べている。トッドの話は一見現実離れしていて、にわかには信じがたいかもしれない。しかし、捏造された9・11のテロ攻撃や見せかけのテロとの戦い、米国憲法無視の常態化、警察国家の台頭、議会とメディアの機能停止、愚民化と同性愛の蔓延、セックスの低年齢化、あからさまな悪魔主義、「娯楽」産業にあふれる須廃やポルノなどの現状を見る限り、トッドの言っていることは的を射ていると言わざるを得ない。人類は想像を絶するスケールで進められている巨大な陰謀の犠牲になりつつある。そのようなことから私たちを守るために報酬をもらっているはずの政治指導者たちは、彼らの仲間か、利用されているかのどちらかだ。人類には神が望む通りに進歩するための知恵と手段が与えられているが、現在は地上に現われた悪魔の化身によって寮落に引き戻されようとしている。私たちに何ができるのだろう。答えはあなた自身の中にある。彼らが目的を遂げるには、大衆を欺きつづけなければならない。今のうちに真実を広めることに、ぜひカを貸してほしい。

 「雑記帳01−0‎ > ‎イルミナテイのTop」の「11、イルミナティの性奴隷、恐るべき現実 」を参照転載する。
 イルミナチイにより二人の女性が虐待を受け、洗脳されて売春させられていた。これは、世界の水面下で不気味な事態が起こつていることを物語っている。二人はともに、世界の指導者の児童買春の相手をさせられてきたと証言している。この二人の女性というのは、『思い出をありがとう(Thanks for the Memories)、1999年)の著者プライス・ティラーと、「マインドコントロールで作られるアメリカ」(Trance -Formation of America)(マーク・フイリップスとの共著)のキヤシー・オブライエンである。二つの著作は一貫した内容で、イルミナテイのマインドコントロール担当者「スヴアリ」の話とも一致している。世界の実態を知りたいのなら、この二人の女性の著述は必ず読んでおく必要がある。世界の諸国家はほぼ例外なく影の政府によって動かされている。これらの政府は、イルミナテイの「13人評議会」が支配する新世界秩序の構築を至上命題としている。スヴアリによれば、「各統治者はヨーロッパの各地域を代表する存在で、それぞれが古代王朝の血流を代表している」という。アメリカの指導者の多くは彼らの直系の子孫だ(ただし非嫡出の場合もある)。ティラーによるとへンリー・キッシンジャーはイルミナテイのCEOであるが、当然ながらそのことを表沙汰にはしたがらない。アメリカの政治指導者は道徳的な弱さや脅迫できる過去の有無、イルミナテイの計画を推進する情熱などで選ばれている。イルミナチイが影で糸を引き、選ばれた連中がいつの間にか表に出てくるのだ。共和党も民主党も関係ない。どちらに属していても、裏では結局、イルミナテイの「大義」のために動いている。政治指導者の多くは、小児性愛、麻薬の取引と使用、児童ポルノ、獣姦、マインドコントロール、婦女暴行、虐待、悪魔儀礼、人間を生贅にする儀式などに手を染めている。頚廃にふけるためのありとあらゆる機会が提供され、それらによって服従と協力を続けるよう籠絡されているのである。麻薬取引、白人奴隷、売春、ポルノなどで得た金は、水面下で進められている新世界秩序構築の資金に充てられている。CIA、FBI、沿岸警備隊、軍、警察などにもこの計画のための組織があり、マフィアも関わっているという。

 この種の話に嫌悪や怒りを覚える人もいるだろう。私自身、二年以上もこれらの資料を読む気にはなれなかった。書かれている暴力や頚廃行為はあまりに悲惨で、私は生理的に受け付けられない。そのことについて書くだけでも苦痛だ。世間の人々は社会的指導者を無条件に信頼している。特にアメリカ大統領はそうだ。彼らが残虐行為と犯罪に手を染める売国的シンジケートの手先だなどとは夢にも思わない。私たちは現実から目を背け、指摘を受けたときは逆ギレする。自分が騙されているとか、見た目とは異なる現実があることを認めたくないのだ。私たちは愚民化政策により真の常識をはぎとられ、集団で立ち向かえなくなつている。現在起こつている事態を考えることを拒絶し、真実を訴える人々を冷笑してチャンネルを切り替える安易な態度を取りつづけているのである。
この二人の女性は黙っていれば、少なくとも今よりは平穏に暮らすことができたはずだ。しかし、そうはせず、リスクを承知で人類に警告を発した。問題は、私たちがそれに耳を傾けるかどうかだ。
 「MKウルトラ」が造り出すセックス・ロボット

 キヤシー・オブライエンとプライス・ティラーは、CIAのマインドコントロール計画である「MKウルトラ」の犠牲者だ。この計画は人間をロボットにして売春から伝令、殺人まであらゆる目的に使おうというものである。二人は悪魔主義秘密セクトの家系に生まれた。これらのセクトでは、性的虐待で子供にトラウマを植え付けて多重人格にするということが何世代にもわたって行なわれてきた。このようなトラウマを受けると、意識が多くの断片に分裂してしまう。そして記憶や忍耐カが異常に高まり、プログラミングで容易に様々な行為や行動をさせられるようになるのだ。これらのカルトは慈善団体、教会、青少年団体、フリーメイソン・ロッジ、介護施設、私立学校などの様々な組織に存在している。一般の国民も、同じようなトラウマによるプログラミングにさらされている。アウシユビッツ、ヒロシマ、ケネディ暗殺、9・11、アブグレイブ刑務所」金融危機など、絶え間ない戦争や残虐行為で感覚を鈍磨させられる一方、セックスや暴力、些未な出来事や無意味な社会の営みに意識を向けるようプログラムされているのだ。二人の女性は乳児のときから性的虐待を受けていた。キヤシー・オブライエンは哺乳びんの代ゎりにしばしば父親のペニスを与えられた。彼女をMKウルトラ計画の被験者にしたのは、ミシガン州のギャングとつながり麻薬取引や児童ポルノに関わっていたジエラルド・フォード(当時上院議員)である。妻がアル中になるのも当然だろう。オブライエンの父親は彼女が子供のときから、便宜を与えたり金銭を得る目的で、ビジネスで付き合いのある人間や政治家を相手に売春させていた。彼女は多くの児童ポルノや獣姦フィルムにも出演させられている。彼女の本を読めばジョンベネ・ラムジーがどういう少女だったのか、彼女の殺人事件がなぜ解決していないのかがわかるだろう。
 クリントン夫妻とのおぞましき変態行為

 オブライエン(1957年生まれ)は大勢の政治家の相手をしたという。クリントン夫妻との「3P」をはじめ(夫妻はコカインを吸っていたそうだ)、ロナルド・レーガン、ジョージ・H・W・ブッシュ、デイツク・チエイニー、ピエール・トルドー、ブライアン・マルルーニー、ラマー・アレグザンダー知事とリチヤード・ソーンバーグ知事、ビル・ベネット(「道徳読本」(The Book of Virtues)の著者だ!)、パトリック・レーヒー上院議員、ロバート・バード上院議員(彼女の監督役)、アーセン・スペクターなどとも関係を持ったそうだ。ジミー・カーターとリチヤード・ニクソンの名前が挙がっていないことは注目に値するだろう。一方、ティラー(1951年生まれ)は、思春期を迎える前からJFKやリンドン・ジョンソンと肉体関係を持ち始めたという。オブライエンは1980年に娘のケリーを産むと、彼女と一緒に性奉仕をするようになった。ジョージ・H・W・ブッシュはケリーがお気に入りだったという。チエイニーはペニスが大きくて子供が怖がるため少年愛ではないという。

 ジョージ・ブッシュについては、デイツク・チエイニーからこんな話を聞かされたそうだ。「″副″大統領というのは、大統領のために麻薬産業をコントロールしている秘密工作員なんだよ」。息子ジョージ・ブッシュは現場で見つかったことがあったが訴追はされなかった。オブライエンは1988年にマーク・フイリップスにより救い出された。息子ブッシュがこのマインドコントロールとドラッグ、セックスの問題に関わっている可能性は高い。この前大統領をめぐつては多種の噂があり、奇矯な行動も目についた。例のプレッツエル事件を覚えているだろうか。2003年には、レイプされたとして現職大統領を訴えていたテキサス州の黒人女性マーギー・シユレディンガーが”自殺”している。キヤシーによると、国の財布のひもを握っているロバート・バード上院議員は、自分が関わっている麻薬流通やポルノ、白人奴隷について、「世界の違法行為のコントロール」で得られた金を「世界を支配して完全な管理を実現し、全世界に平和をもたらす」ための秘密活動に費やしているのだと正当化していた。バード議員は「95%の人間は5%の人間に付いていくことを望んでいる」とも言っていたという。「95%の人間が政府の実態を知りたがらない」のがその証拠だそうだ。バードは「より優れた人種を生み出し、進化において大きな飛躍を遂げる」必要があるという信念の持ち主だった。彼はまた、組織的殲滅で「下層の国や社会を一掃し」、遺伝子工学で「より優れたブロンド人種」を創り出すべきだとも信じていたという。オブライエンはカリフォルニア州シヤスタ山をはじめ米国各地に設けられた軍事関連秘密施設もたびたび訪れたという。「機密管理のそれほど厳しくないこれらの軍事施設には、特殊訓練を受けたロボット兵士が常駐し、黒塗りの覆面ヘリや、電磁マインドコントロール装置などの極秘兵器があった」。オブライエンと娘はこれらの施設で野生の動物のように追われて虐待やレイプを受け、CIA職員や軍人や政治家の慰みものになつていた。オブライエンはカリフォルニア州ロシアンリヴアーにあるエリートのための変態プレイの楽園ボヘミアン・グローヴにも出向き、性奴隷として奉仕していた。彼女によると、ここにはビデオカメラが仕組まれていて、世界の指導者の不品行の現場を隠し撮りしているという。「年を取ったりプログラミングに失敗した奴隷は無作為に選ばれ、樹々に囲まれたボヘミアン・グローヴの敷地内で儀式的に殺害される。伽のある拷問部屋、アヘン窟、儀式的セックスの祭壇、乱交部屋などもある。私は『金門』の部屋で『人形』や『便器』として利用されていた」。マインドコントロールされた性奴隷は、驚くべきことに外交やロビー目的でも利用されていたそうだ。彼女はある知事会議でビル・ベネット教育長官から「知事たちにひざまずいて奉仕し、へろへろにさせて、グローバル教育〔「教育2000計画」〕が未来につながる唯一の道だと説得しろ」と強要されたという。
 証言者の勇気ある言「真実は消えない!」

 イルミナテイはなぜこの二人の女性を生かしておいたのだろう。理由は私にはわからない。何人殺されたのかについても知るすべはない。彼らは少しずつ真実を暴露していくつもりなのかもしれない。それとも多少は人間的な心が残っているということなのか。あるいは自分たちのカに自信があって、放置しておいても誰も信じないと高を括っているのか。ケネディ暗殺や9・11が証明しているように、アメリカ合衆国をはじめほとんどの国は、ルシファーを崇拝する国際犯罪エリートに完全に乗っ取られている。政治家やメディア、教育は、国民に幻想を見せて真実から目をそらすために利用されている。その間に、エリートたちは水面下で世界支配の計画を着々と進めているのだ。今日の西側社会は、大いなる欺瞞以外の何ものでもない。勇敢な若き米兵が洗脳され、自由を広めているつもりで逆のことをさせられている現状は、悲劇というほかない。ある読者から、こんなことを書くのは国賊行為だという批判が寄せられたが、この読者は売国奴に従うのが愛国的だとでも言いたいのだろうか。

 西側諸国の人々はスポイルされ、自分のことしか考えない社会に無関心な人間になつてしまった。こんなに豊かなのに何が不満なのだ、というわけだ。しかし、彼らは金融経済が引き締められた瞬間にすべてが奪われるということには気づいていない。私たちが他のことに気を取られている間に、独裁に対する防波堤であるはずの政治機関や社会組織には反逆分子が入り込んで解体されつつあり、子供たちは洗脳されている。「だったらどうすればいいのですか?」と人に聞くような態度は改めたほうがいい。 他人に頼りたがるのは、あなが無力感を植え付けられているからである。何をすべきかを自分で考え、やるべきことをやることだ。現状を一夜にして変える特効薬などない。それでも、真実のために立ち上がらなければならない。彼らには大衆を騙す武器がある。しかし、キヤシー・オブライエンは言っている。「真実は消えない」と。





(私論.私見)