太田龍のネオシオニズム批判考

 (最新見直し2010.05.05日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、太田龍思想のネオシオニズム批判を検証しておく。

 2010.05.05日 れんだいこ拝


 「デービッド・アイクの2013.3.15日メッセージ」を参照転載しておく。
 みなさん、こんにちは。太田龍は、戦後の日本で、それも80年代のバブル崩壊後の日本で唯一正統的方法で「ユダヤ人問題」を研究してきた最初の人間であった。彼は、戦後には左翼思想に凝り固まっていたのだが、ある時期から改心してそのさらに背景に切り込んでいったのである。太田龍の残したいくつかの著作を読めば、今現代の全世界の主要な問題についての部分はすでに記載されているから、よく理解できるだろう。TPPしかり、政治問題しかり。全部の根源はそこにある。(もちろん、探せば、太田龍以外にも宇野正美、船井幸雄などなどもいるだろうがネ。) 
 いまでこそ知られるようになった、イルミナティー、300人委員会、世界人類牧場化計画、シオンの議定書、アムシェル・マイヤー・ロスチャイルドの行動計画書などなどもまた日本に徹底的に紹介したのも太田龍であった。かつての「日本義塾」、「太田龍の時事寸評」、「週刊日本新聞」などがそれである。今回はそんな太田龍の「ユダヤ問題入門」をメモしておこう。以下のものである。

 ユダヤ問題入門」(太田 龍・著、泰流社、1994年刊)の序文は次の通り。
 序 文

 ユダヤは、単なるありきたりの民族の一つでもないし、数ある宗教の一つでもなく、イスラエルは、百数十の国家の単なる一つでもありません。ユダヤは、今日では全人類、全地球に通用する唯一の普遍的文明です。唯一の普遍的な生活スタイルなのです。この地上のなんびとも(当然、我々日本民族も)ユダヤ文明から逃れることはできません。ユダヤ文明、ユダヤ式生活スタイルとは、どんなものでしょうか。それはおかね(あるいは、おかね万能社会)です。これこそユダヤの発明であり、2,500年かかって、ユダヤはこれを全人類に伝染させたのです。ユダヤ教は、マモンの神(おかねの神)を崇拝する宗教です。このマモン(おかね)崇拝教に取り憑かれると、人間の貪欲と強欲が無制限に膨張します。ユダヤは17世紀に、英国とオランダの国家を乗っ取り、18世紀末にはフランス革命を起こしてフランスの国も盗りました。更に19世紀末にはアメリカも盗り、この4つの国家を道具にして世界を支配するに至りました。そのおかげで、全人類がユダヤ文明に毒され、人間の欲望と浪費が爆発したのです。ユダヤ文明は人類を滅亡に導くでしょう。

 日本民族は、質実剛健なゲルマン民族と共に、このユダヤの毒に対してもっとも頑強に抵抗しまし
た。実は、それがあの「大東亜戦争(太平洋戦争)」だったのです。従って、日本民族はユダヤ禍に立
ち向かうに当たって、「大東亜戦争」の名誉を回復しなければなりません。「大東亜戦争」はまた、幕末の「尊皇攘夷」の継続でもあります。いずれも場合でも、我々の父祖、先輩たちは、日本(そしてアジア)を侵略する敵の正体がユダヤであることを見抜いていませんでした。そこに日本の敗因があります。今からでも遅くはありません。日本民族は、国家民族の総力を挙げて、日本を食い潰そうとかかって来ている敵・ユダヤの真の姿の研究に着手すべきではないでしょうか。平成4年5月20日 著者 
 
 「300人員会」の「オリンピアンズ」による「世界人類牧場化計画」は次の通り。これは1999年に日本で初めて出版されたものである。
 やがては見えなくさせるような否定的解釈を行うだけで、現状のまま利用しつつ、ゴイム文明を破壊しなければならない。我々の究極の目的は、法を調停で置き換えることである。我々に対してゴイムが武装蜂起するのではないかと、皆さんはお考えになるかも知れませんが、我々は西ヨーロッパに於いて、どのような強者さえ縮み上がるような組織を持っています。危険に脅かされないうちに、こうした組織を諸国家の各都市に組織することに致しましょう。
 これをもっと徹底したものがシオニストのバイブルでほあるシオン議定書と云うものである。さらに要約し現代の味付けをしたものがコールマンが暴露した世界人間牧場化計画と云うものである。
1、委員会指揮のもと、湾ワールド政府=新世界秩序(NWО)を確立する。
2、全ての国民国家のアイデンティティ(民族性と民族的な誇り)を完全に粉砕する。
3、世界の大宗教、特にキリスト教の壊滅を計画し、実行する。
4、マインドコントロールによって人間を管理、コントロールする手段を確立する。
5、脱工業化ゼロ成長政策に基づき、全ての工業化と核エネルギーによる電力供給を廃止する。但し、コンピ
ューターとサービス産業は免除する。
6、ドラッグの使用を奨励、最終的に合法化する。ポルノを芸術として公認、日常化する。
7、ポルポト政権(カンボジア)の実験を応用し、都市の人口を激減させる。
8、科学の発達は委員会が必要と認めるものを除き、一切抑制する。特に標的とするのは核エネルギーの平和利用で、委員会手先の新聞(ニューヨーク・タイムス、ワシントン・ポスト、タイムス)は核融合技術を忌避する。
9、先進国には局地戦争を起し、第3国には飢饉と疫病を広めて2050年まで30億人の無駄飯くいの人々を殺す。
10、ローマクラブが採用した脱工業化零成長政策により仕事が縮小した結果、膨大な失業者を発生させ、道徳心を低下させ、労働者の生産意欲を失わせる。家族という共同体を根底から揺るがし、破壊する。
11、意図的に危機的状況を次々に起し、それを操作、管理して、委員会を除く全人類が自らの運命に対して無力感しか持ち得ないようにする。
12、新たな破壊的カルトを増産し続け、既に役目を果たしている連中(ビートルズやローリングストーンズなどの邪悪なロックグループなど)を支援する。
13、キリスト教助成の宗教的義務と偽り、キリスト教根本主義の信仰を後押しして、ユダヤ選民思想の神話を当然のこととして人々に受け入れさせ、シオニズム国家イスラエルに貢献する。
14、ムスリム同胞団、イスラム原理主義、シーク教などの宗教的、破壊的カルトグループを圧迫し、マインドコントロールの実験をする。
15、信教の自由という思想を世界中に輸出し、既存の真摯な宗教、とりわけキリスト教の根底を揺るがす。
16、世界経済の全面的崩壊の原因を作り、政治の全面的な混乱を引き起こす。
17、米国の内外政策をコントロールする。
18、国連()、国際通貨基金()、国際決済銀行()、国際司法裁判所のような超国家制度を強化する。
19、全ての政府中枢に侵入し、政府が代表する国家主権を内奥から破壊する。
20、世界的テロリストグループを組織し、テロ活動が起きた際には、テロリストと当事者の交渉に介入する。
21、米国および世界各国の教育をコントロールし、破壊する。これは、結果本位教育と云う政策によって具
現化される。

 これをさらに簡単に言ったのがヘンリー・キッシンジャーの言葉である。
‘’who controls the food supply controls the people、who controls energy can control whole continents
、who controls monry controls the world‘’

 太田龍の「ユダヤ問題入門」はコールマン博士のものよりさらに5年ほど前のことである。その時に
すでに太田龍は内容的には同じ事を認識していた。次のように述べている。(「ユダヤ問題入門」より
転載する)
 ユダヤは日本民族滅亡も狙っている。

  我々日本人は、ユダヤについて、本当のことを何も知らない。 けれども、ユダヤは日本を知りつく
しています。 ユダヤと日本は、なにからなにまで対照的な民族でした。 日本民族は、自然に恵まれ
た日本列島で、この大自然とお天道さまに感謝して生きる和の秩序を築き上げてきました。 ユダヤ
は、旧約聖書とタルムードに記されているように、唯一絶対のエホバの神を奉じて、全世界を征服し
、ゴイム(すべての非ユダヤ人)をユダヤの家畜とする宗教的使命感で生きています。 我々にはとうてい信じられない話ですが、これは事実なのです。

  ユダヤが日本列島占領を初めて意識したのは、奈良時代の前後です。それから1400年、ユダヤは着々と日本侵略作戦をすすめてきました。 アメリカ、ペリー艦隊の来航はユダヤの謀略です。 そして、ついに昭和20年9月、ユダヤの手先・マッカーサーの軍隊が日本を占領し、ユダヤの日本民族滅亡作戦が最終段階に入ったのです。 日本民族滅亡とは、日本人が一人もいなくなるということではありません。 日本民族の精神、大和魂を根こそぎなくしてしまうことです。 日本民族が守り育ててきた日本列島の自然の生態系を、跡形もなく壊滅させてしまうことです。 ユダヤは長年の日本研究の結論として、農村を破壊すれば、日本民族滅亡作戦は八割方完成する、と見ています。

  「農業」が問題ではなくて、「農村社会」が問題なのです。明治新政府の、土地、農地私有化政策が、ユダヤの日本民族滅亡の謀略の第一弾でした。 それから、敗戦とユダヤ占領下で、民法が制定され、均分相続制となり、「農家」はこなごなに打ち砕かれました。 更に、パン食化、洋食化の政策で、日本の総合食料自給率は3割という、狂気の沙汰となってしまいました。「農村」はとっくの昔に崩壊し、農家の跡継ぎがいなくなりました。 昭和22年にユダヤ占領軍の暴力で押しつけられた憲法は、日本亡国と、日本を永久にユダヤの奴隷として飼いならしておくための仕掛けなのです。
 ユダヤは「世界人間牧場」の実現を狙っている ―― 「シオン長老の議定書」

  ユダヤの究極目的は「世界人間牧場」の完成です。 つまり、すべてのゴイム(非ユダヤ人)を、ユ
ダヤの家畜として飼育し、この地球をユダヤの管理する人間牧場にしてしまうことです。 この計画の基本は、旧約聖書と、タルムードに書いてありますが、19世紀も半ばを過ぎると(日本では幕末から明治前期)、ユダヤはついにこの2500年来の計画の仕上げに取りかかりました。 ここで作られたのが「シオン長老の議定書」といい、超重要な文書です。

  その筆者は、ロシア在住のユダヤ人・ギンスベルグと推定され、1897年(明治30年)の第1回シ
オニスト世界大会には成立していたもののようです。 ロシア帝国の秘密警察がそれを察知し、ロシア語に訳出出版され、1905年に大英博物館に収納の記録があります。1919年にドイツ語版が出版され、それから英語版、日本語版をはじめ、世界中に紹介されて、大きな波紋を引き起こしました。

  この「議定書」は、ユダヤの世界独裁国ができあがるまでに何がなされたか、何がなされねばなら
ないか、について、詳細に、彼らの本音を説明したもので、もともと読者対象はユダヤの指導層に限
定されています。 つまり、これは絶対ゴイム(非ユダヤ人)はおろか、ユダヤの一般大衆にも見せて
はならない、ユダヤの超秘密文書だったのです。したがって、1920年代から、ユダヤ側は執拗に「これは偽書である」と宣伝し続けています。 けれども、ここに書かれていることは、旧約聖書の申命記のことば(「汝は汝の神エホバの汝にし給はんところの民をことごとく滅ぼし尽くすべし」)や、イザヤ書のことば(「汝に仕えざる国と民とは滅び、その国々は全く荒れすたるべし」)にかなっています。 タルムードは「ユダヤ人のみが人間と呼ばれるのであって、非ユダヤ人は人間とは呼ばれず、動物と呼ばれる」と明記しています。 ユダヤは、世界人間牧場をつくる助手として、フリーメーソンという秘密結社を使います。日本の中からも、幣原喜重郎や鳩山一郎のように、フリーメーソンに入会して、ユダヤの手先となった人々が出ています。
 ユダヤ教と日本教

  我々日本人が「ユダヤ」と聞いてすぐに思い浮かべるのは、 1つには、イエス・キリストを殺害した(殺害させた)民族である、ということ、 2つには、シェークスピアの「ベニスの商人」のユダヤ人高利貸しシャイロックです。 たしかに、この2点はユダヤの本質に触れるのです。復讐の執念の権化です。 そして、このゆえに、キリスト教会とキリスト教徒は千何百年も、ユダヤ人(ユダヤ教徒)と戦ってきました。しかし、どうやらこの戦いで、ユダヤが勝ったらしいのです。 いま「キリスト教」と自称している宗教の中身は、すっかりユダヤ教に化けているようなのです。このユダヤ教に対して、日本教のシンボルはこれといって思い浮かびません。 それは、「桜」であったり、「菊の花」であったり、「梅」であったりするようですが、筆者は、日本教のイメージは頑健な胃腸のようなものではないか、と考えています。 つまり、この世のすべてを、好き嫌いなく、なんでも受け入れ、消化して、よいものを吸収して栄養とし、要らないものははき出してしまうのです。いったんは受け入れてみて、お腹の中で識別して、消化するものと要らないものを分けるのです。 これを「日本教」と言ってよいのかも知れません。 我々日本民族は、欧米人が発明した自動車産業を、わずか60年のうちに世界最高の水準につくり上げてしまいました。しかし、このように外のものを消化して完成するためには、それをやってのける日本民族の主体、日本精神、大和魂といったものが厳然として存在しているはずではありませんか。目に見えない、この日本精神が日本教の本体であったのです。 とはいえ、もしお腹や血液の中に入れるものが、必殺の毒性のものであれば、いくら胃腸が頑強であっても、本体は死ぬほかありません。幕末以来、我々が取り入れたユダヤ教とユダヤ文明は、どうやらこの種の猛毒であったようです。その結果、130年後、世代にして5世代を経て、さしもの日本教、日本精神も、滅亡寸前に追い込まれてしまいました。
 
 人類の貪欲をかきたて、地球を壊滅に導くユダヤ文明

  いま、この地上でただ一つ、普遍的に行なわれている文明は、ユダヤ文明です。 ユダヤ文明の力はどこにあるかといえば、それは人間の貪欲(人間性のもっとも低劣で、危険な側面)をかき立てる方法を知っているということです。 この貪欲を満たすために、科学界がユダヤの道具として使われています。 ダイナマイトで財をなしたノーベルはユダヤ人ですが、ノーベル財団が与えるノーベル賞によって、世界中の科学者を思いのままにコントロールしています。 20世紀のノーベル賞受賞科学者の、ざっと三分の一がユダヤ人と言われていますが、残りの三分の二も、すべてユダヤの指図通りに動く人工ユダヤ人以外の何ものでもありませせん。ユダヤの究極目標に役立つ科学研究のみが奨励され、それに反する科学を葬り去るしくみができあがっているのです。

  原子爆弾を計画し、製作したのはユダヤ人の科学者でした。爆弾はユダヤの世界征服に役立つ武器であったので、ユダヤの地下政府は、アメリカに(のちには、ユダヤのもう一つの陣営であるソ連に)それを作らせたのです。 麻薬性の植物から、科学者たちが純粋の人工麻薬物質を抽出したのは19世紀の初めですが、ユダヤはこの麻薬物質を、ゴイム(非ユダヤ人)大衆の家畜化の武器として使い、同時に、莫大な資産をつくりました。 「このままでは、間もなく人類は地球を食いつぶして滅亡する」と、多くの科学者、識者は警告していますが、自然にこうなったわけではないのです。現在地球を覆っているユダヤ文明が、人類を滅亡に導いているのです。

  日本列島も、明治以降このユダヤ文明の毒に犯され、一度は大東亜戦争でこの敵に立ち向かったものの、いまではユダヤ文明の模範的な優等生に「出世」しました。 いま日本人の倫理は、自分自身の、無限に肥大する欲望の肯定ということ以外には何もありません。この心理状態を、かつて仏教では「餓鬼」と呼び、地獄にまっしぐらに転落すると教えたのですが。 限りもなく「幸福」の充足を追求して、かえって人類が自業自得の地獄の苦しみの中で死に絶えていく日が近いのです。
 ユダヤの解答 ―― ゴイム(非ユダヤ人)が家畜の群れとして飼育されること

  ユダヤ地下世界政府が、手をこまねいて人類自滅を待っていることはあり得ないでしょう。彼らは「解答」を用意しています。 その答えは、すべてのゴイム(非ユダヤ人)を、ユダヤの家畜として完璧に飼育することです。彼らのこの計画が実現されることになれば、ユダヤ世界政府は、過剰なゴイム人口を殺処分するように処理するでしょう。また、ゴイムの過剰な消費も、ごくビジネスライクに処理するでしょう。確かにこれも一つの「解答」です。 しかし、この解答が実施されるためには、一つの条件が必要とされます。その条件とは、「すべてのゴイムの、ユダヤに対する反抗、抵抗の気持ちを根こそぎなくしてしまうこと」です。さらに進んで、自発的にユダヤを崇拝し、ユダヤの前にひざまずき、喜んですべてを投げ出す気持ちにさせることです。

  「シオンの議定書」にはそのことが明記してあります。 ユダヤ民族が神であり、ゴイム(非ユダヤ人)はその家畜となる――これが彼らの究極の解答です。彼らの布石は、すべてこのことのためになされています。 野生動物を家畜として飼育するためには、彼らの社会関係をバラバラに解体しなければなりません。それと同じく、人間を家畜とするためには、食と生殖を管理し、家族と民族の絆を切断すればよいのです。 カンボジアを、地獄の恐怖に陥れたポルポト共産政権は、自国の人民を家畜のように集め、殺戮しました。ポルポトと並んで、自国の国民を家畜のように飼育しているのが、金日成・金正日の北朝鮮共産政権です。 カンボジアと北朝鮮は、ユダヤによる将来の世界独裁国家のための、貴重な実験例となるはずです。 沼昭三という作家は、すでに『家畜人ヤプー』というSF小説で、ユダヤが実現しようとしている「世界人間牧場」を描きました。このSF未来小説によると、遺伝子操作によってつくられた家畜人ヤプーは、支配者である白人貴族を神のごとく崇め、貴族に奉仕献身することに無上の喜びを感ずるのだそうです。 人類を、超人貴族と、家畜人とに分裂させてしまう――これがユダヤの究極目的なのです。
 ユダヤの王、ロスチャイルド財閥 ―― その秘められた対日謀略は‥‥?

  ロスチャイルド。ドイツ語読みでは、ロート・シフト(赤い楯)。18世紀後半、ドイツのフランクフルトに発祥して、またたく間にヨーロッパを支配したユダヤの財閥の名前です。 「ロスチャイルドの全盛時代は19世紀半ば頃のことで、その後、新興企業、財閥に押されて、いまでは見る影もなく没落した」などと書く経済学者もいますが、こんな与太話はいただけない。ロスチャイルド家は、事実上ユダヤ地下世界政府の中核体なのです。 その資産は、いかなる国家、政府もコントロールできない。アメリカの二大財閥、ロックフェラーとモルガンも、ロスチャイルドの傘下にあると言われています。 つまり、日本を除く欧米のすべての多国籍企業が、ロスチャイルド家とつながり、その指揮下に置かれているのです。エネルギー(石油、ガス、ウラン)も、食糧(穀物メジャー商社と食品加工業)も、情報(マスコミ、電信電話、コンピューター)も、武器製造も、バイオテクノロジーも、化学も、貴金属と宝石、そして最後に金融・銀行も、ほぼ完全に、ロスチャイルド財閥の統制下にあります。 まだロスチャイルド(ユダヤ世界政府)のものになりきっていない唯一の地域が、日本であり、東アジアなのです。ユダヤ(ロスチャイルド)は、日本列島乗っ取りに綿密な布石を打っています。 彼らの対日作戦の究極目標は、ユダヤ世界政府のもとに日本の国家主権を吸収することでしょう。そしてそのあとは、若い男はシベリアへ、女はアフリカへ、というふうに、日本民族を日本列島から追放し、そのあとは、ユダヤ人および人工ユダヤ人になりきったゴイムが住むことになるのです。 なぜここまでしなければならないかというと、彼らが日本民族を、最後に残った強敵と見ているからです。いや、日本民族と言うよりは、日本列島の「地霊」を、ユダヤは恐れている、というべきかも知れません。 彼らは日本列島の生態系を、粉々に打ち砕き、壊滅させて、ユダヤにとって脅威となる、そこに宿る「地霊」を跡形もなく消滅させたいのです。
 ユダヤの軍門に降ったキリスト教会

  ユダヤ問題の真相は、表面からはまったくうかがい知ることのできない極秘のとばりに隠されています。しかし、順序立てて筋道を追っていけば、真実を知ることは不可能ではありません。 そのための第1のカギは、世界中の誰もが知っている「ユダヤによるイエスの殺害」です。15億人の信徒を持つキリスト教会の起点が、十字架上のイエスの刑死ですから、人類の歴史上、これくらい有名で、重大で、光を放っている事件はないでしょう。 そして四福音書(マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ)によれば、イエスが当時のユダヤ教(ユダヤ民族)の指導層(パリサイ派)を激しく批判したので、パリサイ派指導部はイエスの殺害を企図し、ローマの官憲に迫って、イエスを犯罪人として殺害させた、とされています。 したがって、誰が見ても、ユダヤ教(パリサイ派)がイエス殺害の主犯なのです。パリサイ派は、イエスを殺したのみならず、イエスを信ずる者たちも迫害し、イエスの教団をこの世から抹殺すべく、全力を尽くしています。

  歴史的に有名な、古代ローマ帝国の暴君ネロ皇帝によるキリスト教徒大虐殺も、実はネロの宮廷に深く浸透したユダヤ教徒の宣伝煽動の結果なのです。 このような体験を経たあと、初期キリスト教会は、「ユダヤ民族は、神の選民から悪魔の民に変わった」と断言したのです。 また、イエス自身も「汝ら(ユダヤ人)、己が父なる悪魔より出づ。またその父の欲を行なふことを好む‥‥」(ヨハネ伝)と説いています。 ユダヤの執拗な迫害にもかかわらず、キリスト教がローマ世界に広がってゆくと、ユダヤは、イエスの教えをねじ曲げ、キリスト教会の中にユダヤの毒を注入する策に出てきました。 キリスト教会の二千年近い歴史は、最初からユダヤ教との生死を賭けた闘争の連続だったのです。この闘争は、キリスト教側の連戦連敗であったと言わなければなりません。 そしてついに、キリスト教の総本山であるカトリック教会が降伏するときがやってきました。それが、1962年から1965年まで開かれたカトリックの第2バチカン公会議です。この公会議は、反ユダヤ主義を排除する宣言を、2,100票対88票で可決してしまいました。 ローマ・カトリック教会では、この「公会議」は100年に1回とか、300年に1回という尺度でしか開かれておらず、その権限は、法王(教皇)よりも強く、聖書をも超えるものだそうです。つまり、公会議の宣言の方が聖書を優越するのです。 第2バチカン公会議で、ついにユダヤパリサイ派は、イエスとその使徒たちを打ちのめすことに成功しました。ユダヤがキリスト教会を隷属させてしまったとも言えるのです。 「シオン長老の議定書」(第17章)には、「キリスト教的世界観が完全に崩壊してしまう迄には、もう数年しかない‥‥我々は、法王庁の最も奥の間までも入り込み、法王の権力を完全に覆すまではそこを去ることはしない」と書いてあります。このことばが記述されたのは、いまから100年前です。 この100年の間に、ユダヤは、ひたひたと社会の内部深くに浸透し、バチカンの最深部を占拠するに至った、と言わなければなりません。

 にゃにゃ氏の999 年 1 月 09 日付投稿「太田龍「悪魔学としての西洋哲学を超克する」より」。
 四、

 「西洋哲学」の目で日本人の心性、心理を観察すると、まさに、アニミズム(人類の精神史では、数百万年か、数十万年もさかのばる、もっとも原始的な時代の水準、と定義される)に相当する。animismは、物活論(自然物にはすべて霊魂が内在するという信仰)、と、英和辞音に訳されている。哲学上の用語では、物活論(hylozoism萬物有生論)、物質は無機物でなく、生命をもつという説、とある。アニミズムのもとのことばは、Animaであるが、 これは、生命、意識、霊魂、の意味だという。右のアニミズムの定義では、(1) 自然物に、霊魂が内在する、と言う説(宗教)と、(2) 物質は、生命を持つ、と言う説(哲学)と、やや異なる、二系統が示されている。「自然物」と「物質」は同じものか。どちらも、明治以前の日本語ではあるまい。そもそも、「物活論」などと言う、妙チキリンな日本語は頂けないが、仕方がない。日本人は江戸時代迄、宗教的には、万物に霊魂が内在する、と信じ、哲掌的には、物質は生命を持つ、と認識した。ところが、西洋の学問によると、アニミズムは、狩猟と植物採集時代(考古学者は、旧石器時代と新石器時代に分けるが)の知的段階である、という。日本以外の地域では、新石器時代の末期に、狩猟採集民の一部は、畜産の初歩、即ち、羊、山羊、 牛、馬、ブタなどの遊牧生活を始めた、と記録されている。あきらかに、その結果、アニミズム的精神が衰亡するのである。家畜に、霊魂を認めるわけには行かない、ではないか。飼い主たる人間は、家畜に対して絶対的権力者でなければならない。既にここに、我々は、アリストテレスの階級構造の萌芽を見出す。西洋人はこれを「文明の始まり」、などと定義する。かくして、自然崇拝宗教(アニミズム)は時代遅れと成り、畜産を土台とした「文明人」は、多神教の時代に究入してゆく。多神教の時代はまた、神々の闘争時代(神々の間で、弱肉強食的生存競争、勝ち抜き戦が行われる)の幕あき、でもある。そしてその挙句の果てに、幾つかの「一神教」が出現し、更にその先に、人間理性が開花して、今日の如き西洋の哲学と科学技術時代に進化した。

 五、

 こんな風に、日本人は教えられ、なんとなく、そう、思い込んでいる。
 けれども、これは違う。
 この図式は、本物の西洋史と、似ても似つかない。
 「日本が知らないもうひとつのヨーロッパ(上)」「狂気」が「正気」を生んだ。(栗本慎一郎、
河上倫逸、丹生谷貴志、山口昌男」、(カッパ・サイエンス、光文社、「栗本慎一郎『自由大学』
講義録」)という著作に、「グノーシスー狂気と正気のはざまで」(丹生谷貴志、神戸市外国語大
学助教授)、がある。
 グノーシス(Gnosis)は、もともと、ギリシャ語で、知識を意味する、ごくあたり前のことばで
あった。
 英語では、Gを発音せず、ノーシス、と表記する。英和辞昔には「神秘的直観」と訳されている。
 西暦元年前後から四~五世紀頃(つまり、古代ローマ帝国の全盛期から没落、キリスト教が伸長
してゆく時期)、ヨーロッパに、グノーシス主義、グノーシス派と呼ばれる運動が出現した。
 グノーシス主義とアリストテレス哲学は、殆ど全く同じものと言ってよい。

 グノーシス流は、キリスト教会と激しく葛蔑しつつ、その中に入り込み、
 ルネッサンス、啓蒙主義に於いて、西洋思潮は決定的にグノーシス的に成った、
 グノーシス主義は、純枠の唯物論である。
 現代西洋文明は、著しく、グノーシス的時代である、
と言った具合に、前出の円生谷貴志論文は説明してくれる。
 明治以来、「グノーシス主義」は、日本人が、もっとも苦手とした領域の一つだ。
 日本人キリスト教徒の視野にも入らず、
 西洋哲学専門家も知らない。
 ようやく、敗戦占領下、日本民族が気付かないうちに、まっくろなグノーシス的悪魔主義の毒が、
全身に滲みわたるようになってから、
 数人の学者が、西洋の膨大なグノーシス文献の、ほんの一部を研究し、日本人に紹介し始めた(
柴田有著「グノーシスと古代宇宙論」、柴田他訳「ヘルメス文書」)。
 前出、丹生谷貴志氏は、東京芸術大学美術学部出身、とあるから、「西洋美術史」研究の視点か
ら、グノーシス問題に近づいたのであろう。
 近年(この二、三十年来)、日本のキリスト教会関係者が、グノーシス派に論及しているかどう

か、私はいまだ調べていないが。

 六、

「科学崇拝は、グノーシス主義的秘密組織によって、ルネサンス期に推し進められた。この秘密
組織の中心思想は、『全能』の人間の知力を介入させることによって、『欠点だらけ』の創造を『
完壁』なものにするという、胡散臭いものだった。そして、このようなルネサンスの魔法じみた伝
統が原因となって誕生したのが機械と公害と醜悪に満ちた奇怪な世界(今日の西洋文明にくまなく
浸透された地球)なのだ」(マイケル・A・ホフマンニ世著、藤岡、村上訳「フリーメーソンの操
心術」、六十八、九頁、青弓社、平成八年二月、原著題は、「秘密結社と心理戦争」、一九八九年)
との叙述は、きわめて興味深い。
 ここに、
 「グノーシス主義的秘密組織」なるものが登場する。
 日本語で出版されている関連学術文献を細大もらさず読んで見ても、多分、「ルネッサンス期の
グノーシス的秘密組織」なるものについて、ただの一行の説明も、発見することは出来ないであろ

う。
 それでは、M・ホフマンは、根拠のないデタラメを放言しているのか。
 そうではない。
 「科学主義的〔グノーシス的〕哲学の下で、神を気どる人間たちが信奉する教義は、堕ちるとこ
ろまで墜ちた観がある。科学主義的〔グノーシス的〕哲学は、人間を精神的、肉体的に完全に奴隷
状態にしてしまった。人工衛星やコンピューターによる監視システムを構築したテクノロジーも、
奴隷化を招く道具なのである」(前出、七十頁)、
と、M・ホフマンは宣言する。
 「神を気どる人間」、
とのことばが出てくる。
 「全能の人間の知力」、
 これは「全知全能の神」、
を連想させる。
 これらは、すべて、グノーシス主義の中核的概念である。
 だが、この話は、どこかで聞いたような気がするではないか。

 そうだ、
 これはかの有名な、
 「失楽園の物語」に出てくるのだ。
 旧約聖書創世記、造物主は、エデンの楽園にア ダムとイプを住まわせた。
 そこへ、蛇に化けた悪魔(造物主に敵対する者)が、イプを、造物主が固く禁止した、知恵の木
の実を食べて、造物主とひとしいものに成るように、誘惑した。
 イプはそれを食べ、アダムもイプにそそのかされてあとに続いた。
 そしてアダムとイプは、エデンの楽園を追い出された。
 つまり、グノーシス主義は、
 二千年前のキリスト紀元と原始キリスト教会時代にさかのばるのみならず、
 天地創造時に、造物主に反逆した悪魔に由来するもののようである。

 七、

 サタンを、日本人は、悪魔、と翻訳した。
 実際、そうする他にないであろう。
 しかし、この訳語は適切でない。
 サタンとは、もともと神(造物主)に敵対する者、の意味だと言う。
 日本民族の神話、宇宙議、哲学には、宇宙の萬物萬象を創造した造物主、全知全能の唯一絶対神
などは存在しないし、
 従って、この造物主に反逆し敵対するサタンもあり得ない。
 しかし、 「造物主」なるものが、天地宇宙の萬有を創造されるお方であるとしたら、
 サタンもまた、この「造物主」によって造られたもの、と成るであろう。
 これは、やや、つじつまの合わない話しに聞こえる。
 西洋には、造物主に反逆する二系統の悪の流れが識別される。
 一つは、ルシファーであり、
 二つ目は、サタンである。

 ヨハネの黙示録では、イエス・キリストに敵対するものとして、淫婦と獣と、二つ、挙げられて
いる。
 ルシファーは「堕天使(文字通り、天上界から墜落し、または追放された天使)」と翻訳される。
 造物主と天使(エンジェル)はどんな関係にあるのか。
 これは、日本人にはまるで分からない。
 造物主が天地を創造された。
 天上界に、いわば造物主の助手として、天使(エンジェル)が造られていた。
 ところが、天使長ルシファー(ルシフェル)は、天使の軍団の三分の一を率いて、造物主に反乱
を起こし、戦いに敗れて天界を追放された、
と伝えられる。
 この話しは、いわゆる望書には書かれていないが、欧米では、広く流布されているようだ。
 ルシファーは光の天使、
 サタンは闇黒の大三、
と言うことかも知れない。
 つまり、光と闇の二本立てである。

 造物主に対する反逆が、光と闇の二つの顔を以てなされる、
と言うのであろう。
 「グノーシス主義的思考は、高度に、二元論的である。一方に光(霊魂)があり、それは、不可
視の世界、純粋な義でなり、他方に、闇黒(肉体と物体)、可視の領域、純粋な悪がある、と見な
す」(「天上界に於ける戦い―Makaing War in the Heavenlies」、ビル・ランドルズ著、 一七五
頁)、
と説明される。

 八、

 善悪二元論、魂と肉体の二元論、光と闇の二元論、
と言うのだが、これは非常にうさんくさい。
 むしろ、ここにこそ、西洋悪魔学の「極意」がひそんでいるのではなかろうか。
 悪魔、又は、悪魔主義者は、
 少なくとも二つの仮面を使い分ける。

 善と悪、光と闇の、二つの仮面を。
 ここのところが、日本人には、見えなかった。
 しかし要するに、サタン、又はルシファーは、二つ、又はそれ以上の仮面を付けて、何をしよう
と言うのであろう。
 「彼」の主要目的は何なのか。
 それをしっかりとつかむことが、
 日本民族の生死存亡に関わる大事である。
 ルシファー、サタンの目的は、
 (1) 造物主を模倣すること
 (2) 造物主によって創造されたものを偽造すること
 (3) 世界を再建すること
 (4) 宇宙を完成させること
である、などと、ものの本に記されている。
 (1)→(2)→(3)→(4)と、
 「初級」から「高級」 へ、

 古代から現代へ、
 「彼」の目的は「進化」している。
 それを、読み取らなければならない。
 まず、模倣から始まる。
 次に、偽造する。
 更にその先、「彼」は、造物主の創造の仕事(結果)が不完全であり、欠陥だらけである、との
判断に達し、従って、それを「彼」の、より高度の「知」にもとづいて、「再建」しなければなら
ない、と考えるに至る。
 そして、最後に、「彼」は、己れの計画のもとに、宇宙を完成させる(不完全なものから完全な
ものに進化させる)べきことを決定する。
 まあ、ざっと、
 こんな具合であろう。
 しかし、少し、立ち入って考察すれば、
 まさにこれは、明治初年、大久保利通ら、日本の国家最高指導者たちが、総力を挙げて輸入する
ことにした、「啓蒙主義的近代西洋文明」そのものではないのか。

 と言うことは、
 明治初年以来(少なくとも、西南戦争で、大久保が西郷隆盛を排除してよりのち)、
 日本の国家は、
 そして、当然、日本の学術もまた、
 ルシファーとサタンの思想計画にもとづいて構築され、運営されてきた、と成るのではないか。

 九、

 西郷には、なんとなく、直観的に、そのことが見えていたのかも知れない。
 サトウルヌス、
これは、日本人には殆ど全く知られていない。ひと握りの古代西洋史専門家以外には。
 しかし、マイケル・A・ホフマンニ世によれば、旧ソ連の国旗(鎌とハンマーを描いた赤旗)は、
ローマ神話の農耕の神、サトウルメスに由来する、と言う。
 サトウルヌスは、クロノス・サトウルヌスとも呼ばれる。
 ギリシャ人はこの神をデミウルゴスと呼び、宇宙の創造者に対抗して、宇宙の運行を操作する神

となした。
 サトウルヌスは、人知を超えた創造と造型の活動を司る。
 フリーメーソンが、「神」を、「偉大なる建設者」もしくは「建築家」にたとえてぃるのは、こ
のサトウルヌスの神話に影摯を受けてのことだ(「フリーメーソンの操心術」十六頁)、
 そして、鎌は、サトウルヌス神の象徴であり、この鎌によって、天と地の一体性が切断されたの
だ(この「鎌」は、人間の自然からの分離、人間の自然からの疎外、の象徴である)、
とも言われる。
 もちろん、幕末明治初年の(そして今に至るまで)日本人一、そんな内幕は知らない。
 ソ連の国旗の「鎌」は「農民」を、ハンマーは「労働者」を象徴する。
 つまり、全世界の労働者こ農民の祖国であることをそれは示すのだ、
 などと説明され、お人好しで底抜けに無知な日本人は、そのまま、素直にそれを受け入れた。
 デミウルゴス。
 これは一体何者か。
 Demiurge
 プラトン哲学では、造物主としての神、

 グノーシス教 では、造物主の介助者、
などと英和辞音に記されている。
 しかし、こんな説明では、日本人を迷路に入り込ませることにしかならない。
 「サトウルヌス=グノーシスは、暗黒は光を含む、と教える。これは、光が存在するためには、
暗黒が必須である、との意味である。そして光は、デミウルゴス=サトウルヌス、即ち、ロゴス(
論理)によってのみ、暗黒のマトリックスの中に現れる〔この場合、光は、暗黒を母体として、暗
黒の行列式の中から、デミウルゴス=サトウルヌスを媒介として、出現する、の意味〕」(F・ス
プリングマイヤー、C・ウイーラー著(「イルミナティII」百六十一頁)、
との一文は非常に重要な示唆を日本人に与えてくれる。
或いは、長い間、日本人にとって「死角」、ないし「盲点」となっていた部分を、気付かせてく
れる。

 十、

 サトウルヌスは、サターン(Saturn)とも表記される。

 サターンは、古代にしての農耕神、天文学では土星(Suturday 土曜日)、錬金術では鉛、
と記される。
 バビロニア人は、サターンを「太陽の星(スター・オブ・ザ・サン)」と呼び、
 ミトラ教の秘儀では、
 サターンは、太陽の神(The Sun of God)である(フリーメーソン著三十三階級、メーソンの最
大の著述家の一人として有名な、マンリー・P・ホールの「ザ・ロスト・ティーチングス・オブ・オ
―ル・エイジス」)、
とされた。
 更に、悪魔主義的秘密結社の頂点に立つイルミナティでは、
 サターンはサタンである(Saturn is Satan)、
と定義される(スプリングマイヤー「イルミナティ」IIの百六十頁)。
 とすると、
 太陽神イコールサタン(悪鹿の大王)、
 に成ってしまう。
 日本人には、何とも言いようのない奇怪な話しの展開だ。

 何故なら、
 この論法を「彼等」の立場から、日本の神話にあてはめると、
 天照大神 → 太陽神 → サタン → 悪魔、
と解釈されるではないか。
 皇室が天照大神の子孫であるとすれば、
 天皇は悪魔の血筋(!)
とされてしまう。
 こんな見方を、日本民族は受け入れることは出来ない。
 しかし、ここには、きわめて重大な問題がひそんでいるようだ。
 文明がますます精巧になり、大地に対して、ますます多くのことを要求するようになる。即ち、
農耕から、より多くの収種を得ようと言う欲望が増殖する。
 このとき、理性と知性のシンボル、中央集権のシンポルとしての太陽神が登場する。
 太陽神にまつわる伝説では、常に龍(即ち自然)と対する勝利が誇られている(マイケル・A・
ホフマンニ世著「フリーメーソンの操心術」二十三頁)、
と、我々は読む。

 なるほど、農耕の神サトウルヌス→サターン→サタン(悪魔)→太陽神、
と言う筋道らしい。
 つまり、ここに出て来る「太陽神」とは、或る種の人間が太陽を己れのみの欲望充足の道具とし
て利用(征服)したい、
 との願望(疑いもなくこれは悪魔的である)を表現しているのかも知れない。
 私は二、三十年前(正確な日付けは記憶していない)、
 この辺のことを、何かに書いた。
 西洋文明は、太陽の独占を意向しているのではないか、
との批判である。
 更に私は、西洋のキリスト教世界では、
 龍が悪魔の化身とされ、
 騎士が槍で龍を刺し殺している場面を描いた絵や、その彫刻が、ヨーロッパにやたらと多い、
 それに反して、東洋では、龍はむしろ、なにかしら高貴な、偉大な存在として位置付けられている、
ことにも、気付いていた(三十年ほど前)。

 龍を槍で串刺しにすることは、悪魔にそそのかされた人間が自然を征服し、自然を破壊して、こ
の世を地獄と化してゆく歴史過程の象徴である、
 と、前出の著作で、ホフマンは述べている。
 この人は興味深い。
 西洋白人で、ここまで言い切れる人は珍しい。

(太田龍「悪魔学としての西洋哲学を超克する」p.47-p.66、泰流社、1997) > と定義される(スプリングマイヤー「イルミナティ」IIの百六十頁)。>  とすると、>  太陽神イコールサタン(悪鹿の大王)、>  に成ってしまう。>  日本人には、何とも言いようのない奇怪な話しの展開だ。 >  何故なら、>  この論法を「彼等」の立場から、日本の神話にあてはめると、>  天照大神 → 太陽神 → サタン → 悪魔、> と解釈されるではないか。>  皇室が天照大神の子孫であるとすれば、>  天皇は悪魔の血筋(!)> とされてしまう。>  こんな見方を、日本民族は受け入れることは出来ない。>  しかし、ここには、きわめて重大な問題がひそんでいるようだ。>  文明がますます精巧になり、大地に対して、ますます多くのことを要求するようになる。即ち、> 農耕から、より多くの収種を得ようと言う欲望が増殖する。>  このとき、理性と知性のシンボル、中央集権のシンポルとしての太陽神が登場する。>  太陽神にまつわる伝説では、常に龍(即ち自然)と対する勝利が誇られている(マイケル・A・> ホフマンニ世著「フリーメーソンの操心術」二十三頁)、> と、我々は読む。 >  なるほど、農耕の神サトウルヌス→サターン→サタン(悪魔)→太陽神、> と言う筋道らしい。>  つまり、ここに出て来る「太陽神」とは、或る種の人間が太陽を己れのみの欲望充足の道具とし> て利用(征服)したい、>  との願望(疑いもなくこれは悪魔的である)を表現しているのかも知れない。>  私は二、三十年前(正確な日付けは記憶していない)、>  この辺のことを、何かに書いた。>  西洋文明は、太陽の独占を意向しているのではないか、> との批判である。>  更に私は、西洋のキリスト教世界では、>  龍が悪魔の化身とされ、>  騎士が槍で龍を刺し殺している場面を描いた絵や、その彫刻が、ヨーロッパにやたらと多い、>  それに反して、東洋では、龍はむしろ、なにかしら高貴な、偉大な存在として位置付けられている、> ことにも、気付いていた(三十年ほど前)。 >  龍を槍で串刺しにすることは、悪魔にそそのかされた人間が自然を征服し、自然を破壊して、こ> の世を地獄と化してゆく歴史過程の象徴である、>  と、前出の著作で、ホフマンは述べている。>  この人は興味深い。>  西洋白人で、ここまで言い切れる人は珍しい。 > (太田龍「悪魔学としての西洋哲学を超克する」p.47-p.66、泰流社、1997)


 「実は何が最大の問題か?」。
 このあとも興味深いものが続くが、これらは省略する。
人類の貪欲をかきたて、地球を壊滅に導くユダヤ文明
ユダヤの解答 ―― ゴイム(非ユダヤ人)が家畜の群れとして飼育されること
ユダヤの王、ロスチャイルド財閥 ―― その秘められた対日謀略は‥‥?
 まあ、これらを読めばすぐ分かることは、例えば、TPPの何が問題かというと、それが農産業を奪うというふうに普通は解釈する。関税撤廃やら、さまざまな国際ルールのために、極度の自由化がもたらされ、日本の産業が滅ぶ、空洞化するからだ。だから、TPPは悪い。とまあ、普通の頭の人たちはこういう受け取り方をする。なぜなら、「人間牧場化計画」やら「シオンの議定書」とか、「ロスチャイルドの25の行動計画書」とかを知らないからである。

 実は何が最大の問題か?

 というと、これから(もっともすでに多くがそうだったが)TPPのように「国際的」という名目で行われる「国際ルール」というものは、その本当の目的とは、世界経済を良くするためというものではなく、こういうものはすべてそれに規制される国の人間が、「人間」という名の「家畜」になるということなのである。
遺伝子改変食物は人類改変食物か?:その目的は人口削減と人類2種分裂化だとサ!
Human species 'may split in two'(人間種は”2種に分化し得る”)(2006年10月17日火曜日)
ヒトラーの「最終予言」:2039年に人類は新人類になる!
 一見、日本の政治家や官僚や経済学者や社長や経営者は、我々日本人がその上のレベルの国家の間の取り決めに参加しているから、さも自分が偉くなって、その国のエリートとして振舞っているかのように錯覚するかも知れないが、それは幻想である。なぜなら、これから何十年、何百年と時代が進むに従って、我々が文字通りの「家畜」になるための法律だからである。

 なぜ?

 いまだにこの理由が分からないというひとがいるがから、めんどくさいがまたメモするとしよう。おおよそが分かるように、大筋だけまとめておく。
(あ)今のワクチンは、かつての動物用ワクチンである。それを今我々の子どもたちが受けている。多くは、哺乳動物の不妊用ワクチンとして開発されたものが今人間に使われている。(い)今のモンサント食料は、今後何十年と食べ続けると不妊になり、奇形児を産み、体が小粒になり、脳が小さくなり、ろくに今の人間のようにはものを考えることができなくなる食料である。(う)今の経済では、ごくごく一部の金持ちや特定の家系だけが自由を享受し、他の人間は一定の枠の中だけしか生活できない。(え)今の土地所有制では、ごくごく一部だけが土地を所有し、普通の人間は不動産を持つことができない。そしてこれからますますそうなる。(お)今の”欧米の”農業では、大企業が大土地を持ち、普通の人間はその中で働くだけの労働者にすぎない。

 これらはごく一部だけだが、これらが何を意味するか明白だろう。つまり、「エリート」=「ユダヤ人」=「人間」、「普通の人間」=「家畜」、「家畜」=「家畜」ということである。言い換えれば、TPPに代表されるような、これからの国際ルールというものは、すべて「人を家畜にするためのルール」という意味なのである。

 簡単に言えば、「我々はこれから家畜としての人生を送るような社会の実現」を急いでいるのである。これには、人種は関係ない。白人も黒人も黄色人種も普通の人間は全てユダヤ人の家畜になる。彼らの出す、言い換えれば、彼らの持つ巨大企業(モンサントのような)の提供する食料を使ってコンビニ弁当を作っている限り、我々はいずれ正真正銘の家畜になる。

 なぜなら、知能も運動能力も肉体も世代ごとに劣化していくはずだからである。子供を持つ力もない。一代限りになる。いま年配者が、モンサント提供の「ターミネーター種子」という、一回しか実を収穫できない作物をかわされているが、それと同じように、人間は一回しか生存できない。一代限りの人間になる。彼らが欲しければ、彼らの手で作る。そういう社会を狙っているのである。

 欧米や日本の心ある人々がなぜ「ノーワクチン」、「ノーモンサント」、「ノーマクドナルド」、「ノーメディシン」などと叫んでいるかというと、それが理由なのである。そういったものを使いづづける限りにおいて、いずれは子供はできない、今の牛や馬や羊と同じような哺乳動物の一種としての人という種に変わり果てるだろうと考えられているからなのである。

 問題の深刻さが分かるだろうか?

 まあ、無理でしょうナ。いまだにこれほどワクチン被害が出てもまだワクチン摂取を呼びかけている有様である。

 医者、官僚、政府、役員、経営者、教師などなど彼らすべてもまた「家畜」になるのである。だから、最初に「家畜としての洗脳」を受けるのである。それが「〜〜神話」というものである。「原子炉神話」、「ワクチン神話」、「夢のワクチン」、「夢のiPS細胞」などなど。こういう洗脳を受ける。一旦洗脳にかかるとなかなかここから抜け出すことは難しい。

 というわけで、「TPP問題」の何が面白いかというと、いよいよ「世界人類牧場化計画」も完成間近だなというところなのである。

 ところで、こういう家畜にもあまり知られていないが、家畜には家畜なりの宗教があるらしい。羊には羊の、牛には牛の、馬には馬の、豚には豚の、鳥には鳥の、宗教がある。俗にそれを「アセンション」という。家畜は屠殺されるときに「アセンション」するのである。

 そのためかどうか、つまり、これから家畜になるための人のためかどうか知らないが、昨今では人も「アセンション教」が盛んである。何でもかんでもアセンション。死後の世界は実在する、である。いまはまだ自分からアセンションしようということですんでいるが、これから数世代もモンサント食品を食べ続けていけば、確実に今の家畜同様の知能に落ちるだろうと生物学者たちは知っている。まあ、その時のための準備というものだろうヨ。

 とまあ、そんなわけで、今回は「TPP」にまつわるもっとも怪しい話をメモしておいたというわけサ。全て真実、その時が来たらわかります。というやつですナ。くわばら、くわばら。

 おまけ:ロシアのコンスタンチン・P・ペトロフ少将「世界の真実」を語る!

 英国の秘教科学とイルミナティ世界支配の歴史  太田龍







(私論.私見)

http://snsi-j.jp/boards/past.cgi?room=sirogane&mode=find&word=%BC%AF%C5%E7&cond=AND&view=30