小松左京のコロナウイルスの予言映画「首都消失」考

 更新日/2020(平成31→5.1栄和改元/栄和2).3.3日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「コロナウィルス考」をものしておく。

 2011.03.21日 れんだいこ拝



 小松左京「ウィキペディア首都消失」。『首都消失』(しゅとしょうしつ)は、SF作家小松左京によって書かれた小説、ならびにそれを原作とする映画である。小説はブロック紙3社連合に該当する北海道新聞、中日新聞(東京新聞)、西日本新聞にて連載(1983年12月 - 1984年12月)された。単行本は1985年に徳間書店のトクマ・ノベルズとして刊行され、同年のベストセラーとなった。第6回日本SF大賞受賞。

 あらすじは次の通り。S重工東京本社企画総務課長の朝倉達也は、愛知工場への単身赴任を終え、東海道新幹線で東京本社に戻る途中、異常事態に遭遇する。東京方面との通信・交通が突如として途絶し、新幹線が浜松駅でストップしてしまったのである。浜松駅で偶然、友人の航空自衛官・佐久間と出会った朝倉は、佐久間の車に便乗させてもらい、厚木市のS重工中央研究所へと向かう。 その日の午前7時過ぎ、東京の中心部から半径30キロメートルの範囲が、突如として出現した高さ1000 - 1500メートルの巨大な“雲”に覆われ、その内側との交通・通信・電波がすべて遮断された。

 S重工顧問で理学と工学の二つの博士号を持つ大田原剛造は、S重工中央研究所と城南医大の協力を得て、横浜新道が国道16号線とクロスする地点付近で“雲”の調査を行う。調査には、朝倉の高校・大学の先輩で、北九州のローカル紙『西部新報』の編集局次長格であり、たまたま伊豆の総理別荘を取材しに来ていた田宮も同行する。“雲”は竹槍を突き刺してもはじき飛ばされ、拳銃の銃弾すらもはじき返した。その晩、厚木中央研究所に近い厚木基地で、外務省国際連合局の堀江局次長の同席のもと、自衛隊と在日米軍との緊急予備会談が開かれた。在日米軍側は日本側に対し、早急な日本政府の再建を求める。寝酒を求めて厚木中央研究所を訪れた堀江は、そこにいた田宮に事情を話す。田宮は事態の深刻さに発奮し、翌日、古巣のA新聞関西本社に赴き、日本政府再建のための奔走を始める。

 “雲”発生から10日ほどして、緊急全国知事会議が名古屋で開かれ、全国知事会副会長である小室兵庫県知事を臨時首席代表とする「臨時国政代行会議」が樹立された。

 一方、“雲”からは強力な粒子ビームが発射され、上空を飛行していた飛行機や人工衛星が被害を受ける。アメリカが“雲”の軍事利用を画策、ソ連では日本の外交官が拘束されるなど、日本に対する外圧も強まっていく。

 翌年1月、三八豪雪の状況に酷似した異常寒波が日本列島を覆う中、ソ連が北海道近海に大艦隊を送り込む。だが、そのさなかに根室沖で巨大地震が発生し、ソ連艦隊は津波により打撃を受ける。

 “雲”出現から4か月ほど経った3月末、“雲”の国際調査が行われ、“雲”は地球外の知的生命が送り込んできた自動的観測装置である可能性が高い、という結論が発表される。そして4月初め、“雲”は現れた時と同じように、突然姿を消した。

 当初は、後半で「雲」が消失して生還した東京の人々の知能が異常に向上しており、彼らの処遇を巡って国際世論が紛糾する、よりSF的な展開が構想されていたが、連載期間の都合により「雲」の消失時点で終了している。

 1987年、製作は関西テレビ、徳間書店、大映映画。東宝配給のSF特撮映画。原作/小松左京。 監督/舛田利雄。脚本/山浦弘靖、舛田利雄。1月17日、公開。原作と映画において、企業の名称や一部登場人物の氏名、設定などに差違がある。 渡瀬恒彦 - 朝倉達也(42、北斗電機技術開発部長、神奈川県川崎市百合ケ丘)名取裕子 - 小出まり子(29、フリーキャスター、東京都杉並区)
 2020.2.17日、あき240新型コロナウイルス禍の中で観ると全く違って観えてきました」。「首都消失」(劇場公開日 1987年1月17日)。
 2020年2月28日、Zukko「50年前の原作が現実に!」復活の日 Zukkoさんの映画レビュー(感想・評価)」。
 泣ける 怖い 今日現在、新型コロナウィルスが世界を席巻している。南極以外全ての大陸に行き渡ったそうな。発祥とされる中国の武漢の医療機関は崩壊し、医療従事者は疲弊して次々と感染している。病院内には死体が放置されて、まだ息のあるうちに死体袋に詰められて焼却炉に入れられるケースもある。道路には自宅で亡くなった人が出されたのか、亡骸が並ぶ。突然死のようにいきなり倒れて痙攣して出血。

 311 の巨大地震はマグニチュード8〜9 波形は核爆発と同じようなものだった。あちこちの海底で、原油獲得と称して海底を掘削。本当に原油を探してる場合もあるかもしれないし核を埋め込んでいることもあるとの噂。

 新型コロナウィルスは生物兵器で、中国かアメリカで開発された。インフルエンザにエボラとエイズの遺伝子を掛け合わせたハイパーコラボ。SARSと似た構造を持つ。以上、映画の中と近似した現実を列挙しました。

 現実は、この新型コロナで人類滅亡にはならないだろうが、その恐ろしさを肌で感じつつ本作を見るのは、誠に臨場感に富み、草刈正雄演ずる主人公が、スナフキンのように彷徨い、そして最後モーゼのように、新たな地球の始まりを示唆するところは、感動ものである。医療従事者がノーマスクだったり、アメリカ大統領が人道派として描かれていたり、❓と思うところもあるが(感染症に対する当時の意識の問題か)お金もそれなりにかけてあり、見どころ満載である。さすがの小松左京と深作欣二だ。是非とも見てほしい。

【「高山清洲/世界平和 人類みんな兄弟ブログより
 やはり中国政府は感染を隠蔽していた!!
 2020-03-16 00:00:36 | 危機です!

 「新型コロナウイルス」の最初の感染は、湖北省で昨年の11月17日に発症していた。11月には少なくとも9人が感染していたという。この情報が隠ぺいされたために「新型コロナウイルス」は世界へと拡散されてしまった・・・。この時期には多くの日本人が「武漢」に滞在していた。70万人近い中国人が日本に来日している。誰かが何かの目的のために「新型コロナウイルス」を拡散させているのだろうか・・・。それとも事故により、拡散しているのだろうか・・・。

 クルーズ船下船後の感染7人確認 厚労省発表
  
 
厚生労働省は15日、新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を順次下船した乗客1011人の健康状態を調べた結果、7人の感染を確認したと発表した。下船時の検査では陰性だったが、厚労省がせきや熱などの症状がないかチェックを続け、症状が出た場合は医療機関を受診するよう求めていた。このほか急病などの理由で、船から医療機関に搬送されていた乗客15人の感染も確認された。

 イラン、死者が700人超に感染者は1万4千人

 【テヘラン共同】イラン保健省報道官は15日、新型コロナウイルスに感染した死者が前日から113人増えて724人になったと発表した。感染者は1209人増加し計1万3938人になったとしている。

 日本列島を震撼させている「新型コロナウイルス」の感染経路がおかしい!!
 2020-03-15 00:12:23 | 危機です!

 日本列島を震撼させている「新型コロナウイルス」の感染経路がおかしい!!

 「新型コロナウイルス」の感染が日本国内の随所でみられるが、感染経路がいまいちはっきりしない・・・。この「新型コロナウイルス」から生き延びるために我々は何をしなければならないのか、どうすれば生き延びることが出来るのだろうか?

★感染したらどうする
 2日~14日間の潜伏期間を経て症状が出ます。肺炎や、肺、心臓、腎などの機能不全を引き起こします。高熱も伴う・・・。致死率は2%です。

★うがいも、マスクも無意味
 N95マスクは、外気から人間の体内に入ろうとするウイルスなどが体内に入らないように作られていますが、ドラックストアーや、コンビニで販売しているサージカルマスクは感染した人のくしゃみが飛散するのを防ぐように作られていますので、予防にはなりません。
しかし、しないよりはしたほうが無難でしょう!!

★コロナウイルス保菌者で、異常のない者がいます。
 コロナウイルスに感染していながら、千葉県の市川市から「総武線」と「浅草線」を利用して、
満員電車で7日間も通勤した保菌者が、発覚していますが悲惨です!! もはや高い衛生観念と、神経質なまでの防衛措置が必要です!! 「新型コロナウイルス」に、感染したら最後~寄生されて最後は殺されてしまいますぞ!!

 WHOトップ、安倍首相を称賛 異例の対応、リップサービスか  

 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が13日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症への日本の対応について「安倍(晋三)首相自ら先頭に立った、政府一丸となった取り組み」と称賛する一幕があった。
テドロス氏が記者会見で加盟国の指導者の名前を個別に挙げ、ウイルス対策を称賛するのは異例。テドロス氏は、日本がウイルス対策で新たに1億5500万ドル(約170億円)を、感染国への緊急支援用としてWHOに拠出したことも紹介。外交筋は「あまりにも露骨(なリップサービス)」と述べた。

 
学童保育学会が緊急声明「学校以上に感染リスク高い」 予防物資の支給も要請 

 児童福祉の研究者や学童保育関係者で作る日本学童保育学会は14日、新型コロナウイルス感染症対策の緊急声明を公表した。子ども同士が密接に関わる場所のため学校以上に感染リスクが高く、国や自治体に感染予防に必要な物資の支給などを求めている。同学会によると、安倍晋三首相の全国一斉休校要請を受け、多くの自治体の学童保育では朝から児童を受け入れている。だが、消毒液などの物資不足で感染防止対策が十分に取れず、職員の不足や長時間労働も続いている。また、小学校教職員の支援があっても有効な連携が取れないなどの問題が生じているという。声明では、マスクや消毒液などの物資の支給▽学校や公共施設の有効活用と学校教職員による協力体制の推進▽代替職員人件費などの増加を踏まえた国の交付金の見直し――などを国と自治体に求めた。

 「新型コロナウイルス」は6種類あり、それぞれの目的に合わせてバラまかれた!!
 2020-03-14 00:28:07 | 危機です!

 「新型コロナウイルス」は6種類あり、それぞれの目的に合わせてバラまかれた!!

 「新型コロナウイルス」は、発生当初から色々なデマが飛び交い人々を恐怖の坩堝の中に落とし込んできましたが、その裏に隠されている「陰謀」については語られることは在りませんでした!!

1. 「新型コロナウイルス」は、京都大学で開発された。
2. 京都大学から、研究用の「新型コロナウイルス」がアメリカのハーバード大学へと渡された。
3. アメリカのハーバード大学から、カナダの研究所に渡された。
4. カナダの研究所の所長と副所長が中国人で有り「新型コロナウイルス」は、武漢に持ち出された。
5.2020年1月に武漢で「新型コロナウイルス」が、発生した。
 そして、現在に至っています・・・。

 「新型コロナウイルス」の発生の矛盾

1.2019年8月に武漢で「コロナウイルス」が、発生したとして訓練をしている。
2.実際は、2019年12月1日に「武漢」に「新型コロナウイルス」がバラまかれた。
3.2019年12月15日に米軍の細菌部隊200人が「武漢」に入っている。

4. 「新型コロナウイルス」が「武漢」で急激に拡散して感染者を増やした。
 この結果「武漢」は、人民解放軍に二重に取り巻かれているが1100万人の武漢市民の600万人は「武漢封鎖」前に「武漢」を脱出している。脱出したのは「役所」や「軍」の関係者と「富裕層」の者たちだけである。人民解放軍に二重に取り巻かれた「武漢市民」の現状は不明である。
 いったい何人の「武漢市民」が、消えたのだろうか?
5. 「新型コロナウイルス」が拡散しているのは、反アメリカの国々で有るが、何故か日本国でも拡散しているが、変な拡散の仕方である・・・。あっちこっちで突然、発症しているのだからおかしい・・・。

 ★真実は、今しばらくお待ちください・・・。

 新型コロナ 改正特措法が成立 「緊急事態宣言」発令可能に 

 新型コロナウイルス感染症を新型インフルエンザ等対策特別措置法の対象とする改正特措法は13日、参院本会議で自民、公明両党や立憲民主、国民民主、日本維新の会、社民の野党各党などの賛成多数で可決、成立した。早ければ14日にも施行される。改正により、新型コロナウイルス感染症の全国的かつ急速なまん延で、国民生活・経済に甚大な影響を及ぼすなどした場合、首相が地域を示して「緊急事態宣言」を発令できる。対象地域の都道府県知事は、不要不急の外出自粛や学校、興行施設の使用制限などを要請・指示できる。
 特措法は旧民主党政権時代の2012年に成立した。

 私権の制限を伴うため、立憲など野党は、緊急事態宣言を出す際は、やむを得ない場合を除き、国会に事前報告することなどを盛り込んだ付帯決議を行うことで賛成にまわった。共産党は反対した。11日の衆院審議入りから計3日間でのスピード成立となった。

 WHOが「新型コロナウイルス」がパンデミック(世界的大流行)を引き起こしていると発表!!
 2020-03-13 00:43:28 | 危機です!

 WHOが「新型コロナウイルス」がパンデミック(世界的大流行)を引き起こしていると発表!!

 この「新型コロナウイルス」が、緩やかに変異して「殺人ウイルス」と成っていますが、その対策を講じなくては「世界人類の富裕層」だけしか生き残ることができない!! 黄色人種貧困層皆殺し殺人ウイルスこそが「新型コロナウイルス」であると人々は自覚して、対応策を講じることである。多くが謎に包まれている「新型コロナウイルス」(新型肺炎)ですが、感染者の咳やくしゃみで周囲の人たちが感染する飛沫感染で広がっています・・・。日本人は自己防衛のためにマスクを買い漁り、在日中国人はマスクを買い漁り本国に送るために、日本国内ではマスク不足が起きています・・・。何と人に感染する「コロナウイルス」は、「新型コロナウイルス」を除いて6種類もあるようです・・・・!!

 「新型コロナウイルス」は、急に悪化するので要注意です!!

 肺炎とは、肺の炎症性疾患の総称である。肺炎は、細菌やウイルス、カビなどの病原微生物が肺にも感染して炎症がおきることを言います。通じようは、細菌やウイルス、カビなどの病原微生物を鼻や咽喉の上気道で食い止めて「気道」や「肺」への侵入を防ぎますが、免疫力の低下している人や持病のある人は鼻や咽喉の上気道で食い止めることができずに細菌やウイルス、カビなどを「気道」や「肺」へ侵入させてしまいます。高齢者や、持病のある人が「肺炎」に成ってしまうのは、このためです。治療法はその原因によって異なり、細菌性のものであれば抗生物質が用いられます。重症の場合は一般的に入院となる。酸素レベルが低い場合は酸素吸入を行います。肺炎の予防法に関しては、ある種の肺炎に限ればワクチンによって予防可能で、他の予防法としては、手洗い、禁煙などがあります。肺炎は世界で年間4.5億人(人口の7%)が発症しており、うち400万人が死亡しているという病気です。日本の死亡統計においても、肺炎は死亡原因の第4位です。

 肺炎は19世紀にはウイリアム・オスラーに「男性死因の代表格」として描かれていたが、20世紀には抗生物質とワクチンの普及により生存率(英語版)が改善されました。しかしながら途上国では、現在も主要な死因の一つとされ、高齢者と若年者において代表的な慢性疾患である。上で述べたように現代日本の全世代の死亡統計でも死因の第4位であり(あなどれず)、しかも85~89歳では死因第3位、90~99歳では第2位、と年齢が上がるにつれ次第に順位が上がる(高齢化社会になればなるほど肺炎で死ぬ人の割合が増え、医療側もそれを重視し、念入りに予防策を講じなければならないことになる)。しばしば肺炎は、死に近づいている者の象徴として描かれており「老人の友」と呼ばれている。 

 新型コロナ「中国の隠ぺいで世界の対応に遅れ」 米大統領補佐官が批判 

 オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は11日、ワシントンの政策研究機関「ヘリテージ財団」で講演し、新型コロナウイルスに関する中国政府の初動の対応について

 「隠蔽活動だった」と断じ、「そのせいで世界各国の対応が2カ月遅れた」、「中国の行動は最初から間違っていた」と述べ、感染が全世界に拡大したのは中国の責任であるとの認識を明らかにした。オブライエン氏は、中国湖北省武漢市で原因不明の肺炎に気付いて警鐘を鳴らした医師らが当局に口止めされたと指摘し、「武漢での感染爆発は隠蔽(の結果)だ」と非難。その上で、中国が事態を直ちに開示して世界保健機関(WHO)や米疾病対策センター(CDC)の現地入りを要請していれば、「中国で発生し、今や世界各地で起きている大規模な感染を大幅に抑えることができていたはずだ」と強調した。オブライエン氏はまた、一部の中国政府当局者や中国メディアが「ウイルスの感染は中国から始まっていない可能性がある」などと述べていることに対し、「ウイルスは武漢市が発生源だ」と言明した。同氏は一方、トランプ大統領が1月下旬、米国での感染拡大を予防するために中国から米国への渡航制限を大幅に厳格化した措置を「勇気ある決断だ」と称賛し、「米国は、この措置によってウイルス対策のための時間を6~8週間も稼ぐことができた」と語った。

 新型コロナウイルス大感染列島・日本国!!
 2020-03-12 00:28:19 | 危機です!

 新型コロナウイルス大感染列島・日本国!!

 激震!!対岸の火事かと思えば、世界有数の「新型コロナウイルス大感染列島・日本国」と成ってしまい「オリンピック」どころの話ではなくなってしまったが・・・。「新型コロナウイルス」騒動で、日本経済は大海の小舟のように大揺れしていますが作為的なものを感じます・・・。国民を「新型コロナウイルス」騒動で、翻弄して資金を巻き上げるつもりなのでしょう!!株価の乱高下で、国際金融資本は大儲けしていると考えます・・・。国民を不安のどん底に突き落としていて、ある日いきなり~「新型コロナウイルス」のワクチンが完成と、ぶち上げるのが奴らの手口でしょう・・・。

 新型コロナ予防商品に注意 消費者庁「根拠ある物ゼロ」 

 新型コロナウイルスの感染拡大に乗じて、感染予防の効果をうたう健康食品や空気清浄機、空間除菌剤などがインターネット上で販売されている。予防効果を裏付ける根拠は認められていないとして、消費者庁は10日、注意を呼びかけた。 2月25日~今月6日にインターネット広告を調べたところ、30事業者の46商品が予防効果をうたっていた。

 新型コロナウイルスの特性は明らかになっておらず、民間施設における試験もできないことから、予防効果をうたう表示は現時点では客観性や合理性を欠く。景品表示法や健康増進法に違反するおそれがあるという。同庁は商品の販売事業者に表示の改善を、サイトの運営事業者に類似商品が出品されていないかなどの確認を要請した。担当者は消費者に対し、「予防効果に根拠のある商品は現時点では存在しない。表示をうのみにせず、手洗いなど正しい対策をしてほしい」と話している。

 消毒用アルコールが品薄…お酒で代用できる? 


  新型コロナウイルスの感染予防策として、マスクに続き、品薄になっているのが「アルコール消毒液」だ。SNSでは「手に入らない」と悲鳴が上がる。そもそもウイルスにどのような効果が期待でき、代用できるものはあるのか、専門家に聞いた。ウイルスには、エンベロープ(封筒の意味)と呼ばれる膜のあるものと、ないものの2種類がある。エンベロープのあるウイルスは、アルコール消毒すると膜が壊れて感染力を失うとされ、新型コロナウイルスはこれにあたり、アルコール消毒が有効とみられている。新型コロナの感染拡大で、厚生労働省や感染症の専門家らが手指などのアルコール消毒を呼びかけるなか、各地のドラッグストアなどで在庫が尽き、棚から手指用の消毒液が消える事態になっている。もし、専用の消毒液が手に入らない場合、ほかの製品で代用できるのか。アルコールについての研究や使い方の啓発に取り組む一般社団法人アルコール協会に聞いた。一口にアルコールと言っても、いくつか種類があり、消毒に使うのはエタノール(エチルアルコール)だ。サトウキビなどの糖質とトウモロコシなどのでんぷんを発酵させて作られる発酵アルコールと、石油由来のエチレンを原料につくられる合成アルコールがあり、ともに消毒効果がある。

 集団感染起きれば…

 10日に閣議決定された新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案。
状況によっては首相が「緊急事態」を宣言でき、都道府県知事は外出自粛や興行施設の利用制限などを要請できるようになる。だが、感染者への待機要請の効力については疑問視する声も出ている。
新型コロナウイルスは2月施行の政令で、感染症法に基づく指定感染症(2類感染症)に指定された。感染者の強制入院が可能となったが、検査や自宅待機は要請どまりで、強制ではない。神奈川県警友会けいゆう病院感染制御センターの菅谷憲夫センター長は特措法について、「どの程度個人に効力があるのか現段階では判断できない」としながらも、感染拡大を抑える観点からは「感染爆発が起きた際の社会の混乱を抑える可能性がある」と評価する。

 一方、海外では強制力を伴う措置を取る国・地域もある。

 シンガポールでは、感染検査を拒否したり、自宅待機命令に違反したりすると、最大で罰金1万シンガポールドル(約76万円)か禁錮6月の罰則が科される。台湾では自宅待機者にスマートフォンの位置情報を提供させ、外出の有無を確認しているという。菅谷センター長は、蒲郡市の男性の行動を非難しながらも、現時点では国内で大規模な集団感染が起きていないとして「個人を強制的に隔離や自宅待機させる措置までは必要はない」と指摘。ただ仮に、集団感染が複数発生した場合は「経済的な損失を覚悟してでも、海外のように都市封鎖などを断行し、感染拡大の抑止を徹底すべき」と述べた。





(私論.私見)