123. 2013年7月04日 23:30:50 : zXa491hDRk
爆発の詳細は、物理・化学に関係なく、全ての学者が、70%も把握できていません。ある程度以上は推測する以外に無いでしょうけれど、爆発は様々に起きているはずです。
元経産省で放射能測定のエキスパートといえば、現在・独協医大・北海道大学準教授の木村さんです。彼の測定資料はPrやNpの他、Amや多くの核種を測定しています。
その種類と、何処でもCsとほぼ同量のPr,U,Np,Amなどなど・・・検出されていることから考えられるのは、複数種類の爆発の夫々が、ある程度は起きているような感じです。
神戸大学の山内教授の測定結果も似ています。これらの資料は細かいので割愛します。私も分析化学では学会発表をしてきている者なので、彼らの測定値を信用しています。
ところで、米国も詳細に調査して、ワシントンなどで公表されてるものが多いので、幾つか掲載します。中を覗いて解体して調べなきゃ、爆発の絶対的な評価・分析は困難でしょうが、学者自体も分からないことも少なくないので、誰も断言できない部分はあるでしょう・・・。ただ、殺人放射能がCs以上にばら撒かれたのは事実です。
◆米政府が発表した放射能汚染の実態
日本へたくさんの研究者を派遣し、測定して纏めた放射能汚染の結果を、先日、米政府が公表してます。
土壌調査で、ウラン、ストロンチウム、プルトニウムなどを測定しています。
一部を抜粋します。
宮城県 福島県 いわき市 いわき市 神奈川県
名取市 双葉群 A B 横須賀港
Cs134 303 1181 2743 1717 345
Cs137 303 1202 2758 1743 337
I 131 861 22173 44208 26655 762
Pu 236 2.6 2.0 2.5 2.0 2.7
Pu 241 7.8 2.1
Sr(Total) 14 19 17 3.2 7.2
U(Total) 110 138 94 109 102
Gross
~Alpha 188 209 120 206 155
Gross
~Beta 1249 5317 4797 2634 762
★東北近隣は勿論、栃木~神奈川など、言っておいた通りに、関東全体もどっぷりどっぷりドブドブに放射能に塗れてしまった。
★先日の春の嵐の砂埃が放射能の埃だったと言ったとおり、横は案の多くの小学校校庭から1m2当たり、8000~14200BqもCsが検出、市役所が除染願いを国へ陳情したわけです。
先ず、東京の土壌汚染に関してです。
アニー・ガンダーセン博士の調査報告によりますと、
“東京の「中心地」”の土壌・1k平米当たりのCs137の濃度が、何と、
7000Bq にもなっています。福島ではなく、東京の中心地でです。
恐らくは、いいえ、間違いなく、新生児の死亡率は、ウクライナ以上であろうといわれる所以は、この様な事実からなのかもしれません。
ケビン・ビュセラー博士の調査報告によりますと、更に恐ろしい結果となっています。
太平洋側の海底には、
“94テラ” Bq
もの膨大な量のCsが、海水中であっても、“15テラ”BqものCsが存在してしまっています。
ところが、何故に、Csのみしか報告されないのでしょうかぁ・・・。
ウランが爆発・崩壊するときには、
ヨウ素 と、 ストロンチウム に分裂するのですから、
ヨウ素と同じ量のストロンチウムが存在していなければ、つじつまが合いません。
Srの半減期は、28.8年間です。Csの300倍も害があるとも言われています。Caの同属ですから、骨や貝殻や海老カニの甲羅にも蓄積されます。
ビキニ諸島の実験結果では、マグロにも大量のSrが検出されてましたが、残念なことに、当時は知らされずに食べさせられた日本人が大勢居たわけです・・・。
海底にCsのみでも、“94”テラBq・・???。大丈夫なのかぁっ・・・???
日本沖の海水では、1立方メートルあたりに、“1000Bq”を超えるCsが溶け込んでいる・・・と報告されました。
これにより、太平洋の魚の実に「18%以上」の魚が、基準以上に汚染されていることになる・・・と主張しておられます・・・・。
また、ムソー博士によりますと、
鳥や昆虫にも、顕著な異常が確認されており、福島県内の400箇所もの地点で資料を採取し・調査した結果としています。
奇形が現れた個体種では、顕著な減少傾向も確認されています。
例えば、ちょうですが、形が奇形なものが多数確認され、個体数も減少していると。
鳥でも昆虫であっても、放射能の高いレベルの地域では、その個体種の数が著しく減少しているのです・・・。
さて、木村潤教授の話に戻りますが、ちょっと経てばPrになる物もCs並みに検出されているのに、帰還とか云々言ってる場合じゃありません。いわき市でさえ、30km圏内と変わらない高線量地域もあるほどです。
福島県の3分の2は、一生涯、戻るべき地域ではありません。
※先日は、通学の歩道脇の土ほこりから104万Bq/kgのCsが検出されましたが、Csの何倍もUやPrやその親戚が含まれてるのですから、通りすがりでさえ、危険きわまりまりません。春の嵐などで吸いたい放題です。その仕組みは、春には山の雪解け水でケイ藻類が生えます。これはきのこに勝るCsを吸収し、やがて乾燥して埃と化し、春の嵐で福島中を吹き荒れます。
今後、何年間もの間、これを繰り返すでしょう・・・。
北海道から琉球トラフ、日本海の海底活断層、誰も忘れてる世界一の活断層~1000km以上の中央構造体~豊中・大阪・和泉市には縦に上町断層群~これらはT字に交差、
スマトラも未だに大地震と火山爆発を繰り返し続けているように、M9クラスは、一旦起きると、全てのトラフがドミノ倒しのように連動して動き切ってしまいます。
原発が無くても、日本は数十年来は生き地獄となるでしょうねぇ・・・
(だから、私は、311前にとっくに安全な地域に引越し済みです。)
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