東電の原発建設再開意気軒昂考

 更新日/2018(平成30).7.3日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「東電の原発建設再開意気軒昂考」をものしておく。

 2018(平成30).7.3日 れんだいこ拝


【東電の原発建設再開意気軒昂考】
 「★阿修羅♪ > 原発・フッ素49 」の赤かぶ氏の2018 年 7 月 01 日付投稿「<悲報>東電が原発建設を再開へ!年内にも青森県東通村で建設調査、福島原発事故後では初!」を転載する。

【悲報】東電が原発建設を再開へ!年内にも青森県東通村で建設調査、福島原発事故後では初!
https://johosokuhou.com/2018/06/30/6967/
2018.06.30 21:11 情報速報ドットコム

東京電力が青森県の東通原発の建設を再開すると発表しました。東通原発は青森県東通村に建設が予定されている原発で、2011年の福島原発事故から建設作業が止まっていた場所です。東電は今年後半から敷地内の地質調査を開始するとしており、地質調査で問題が無ければそのまま原発建設まで踏み込むと見られています。東電の小早川智明社長は「より安全性に優れたものをつくっていきたい」とコメントし、原発の建設に強い意欲を示していました。ただ、原発建設は与党内部からも疑問の声があり、依然として世論の大半は反対となっています。大規模な反対運動が起きる可能性もあると考えられ、東電の思惑通りに動くかは不透明です。

 青森・東通原発 建設再開 今年度後半から地質調査
 https://mainichi.jp/articles/20180630/ddm/002/040/040000c
 毎日新聞 2018年6月30日

 東京電力ホールディングス(HD)は29日、建設作業が中断している東通原発(青森県東通村)について、今年度後半から敷地内の地質調査を始めると発表した。東電が2011年の福島第1原発事故後、建設再開に動き出すのは初めて。同原発は、1号機(138・5万キロワット)が11年1月に国の新設認可を受けて着工したが、原発事故後は世論に配慮して建設を中断。現状は更地のままだ。

 一方、福島事故を受けた規制強化で安全対策コストが膨らみ、地元同意のハードルも高まる中、電力各社も原発の新設を検討しづらい状況だ。そこで東電HDは、既に新設認可を得て「建設中」の段階にある東通原発の共同建設・運営を各社に提案。コストを分担しつつ新たな電源を確保し、建設や運用に関する最先端のノウハウも得られるとアピールしており、東電HDの小早川智明社長は29日の記者会見で「より安全性に優れたものをつくっていきたい」と意欲を示した。

 今回始める地質調査は、今年度後半から20年度にかけ、約450ヘクタールの敷地内でボーリングを行い、地質や地質構造を調べる。敷地内に原発を何基建設できるかなどを分析し、調査結果は他の電力会社にも提供して共同事業への参画を判断する材料にしてもらう。東電HDは「20年度ごろまでに共同事業体の枠組み構築を目指したい」としている。ただ、他電力は巨額の廃炉・賠償費用を抱える東電と組むことを警戒、参画に二の足を踏んでいる。政府には、共同事業化もテコに国内原発事業の再編を進めたい思惑もあるが先行きは不透明だ。【袴田貴行】

 記事コメント

 匿名/安倍政権は他のことも含めて日本を全部焦土にする気があるようにしか見えない。
 こうやって再エネ世界からどんどん遅れて行くんですね。エネルギー面でもガラパゴス国家になるつもりのようです。
コメント
1. 2018年7月01日 18:19:45 : fI52K9Y0kg : vyGxWIvu56o[64]
●「原発これからも建てる」東電が高らかに宣言,まずは青森県の東通原発から
https://buzzap.jp/news/20180701-tepco-nuke-plant-again/
3. 2018年7月01日 19:13:10 : BXjTkzvn1U : hTPl0uM2Xxs[2]
 盗電はキチガイ会社です。電力会社は皆、カス経営者と、アホ技術者しかいない。社員も上から目線の奴が多い。電力会社の末端家族は白い目で見られている事でしょう。でも、電力会社に入ったあなた方が悪いんだよ。
4. 2018年7月01日 19:17:24 : hYgDyQ7GVw : FW2CaKAMq2k[103]
 隣接する東北電力東通原発は敷地内に活断層が認定されており再稼働も危ぶまれているのになあ。これから調査するのかよ。
6. 2018年7月01日 22:51:34 : vtProk3stQ : 3IGKlhiVQa0[3]
 こんなことはできるのは、福島原発事故による猛毒ばら撒き、それによる10年後に数百万人が肺癌発症の被害が揉み消されているからです。本来なら、猛毒ばら撒きと揉み消しによる殺人の罪(大量虐殺)で幹部が死刑、会社は消滅していないとおかしい!猛毒の保管場所(3号機プール)の画像を公開させれば簡単にバレるのに、大手マスコミはダンマリ、ネット上でも、工作員どもが、必死にはぐらかしと誤魔化しを繰り返し、この、やってあたりまえの公開をしないままで済む、異常な事態が続いている。猛毒が含まれる爆発物の保管場所あたりで(爆発物とは使用済燃料、保管場所とは3号機プール水中)、https://youtu.be/OiZmLqWnjgc (←上昇気流が高さ300メートルまでわずか5秒で着く程の高温ガス発生)http://c23.biz/eV77 (←一瞬通っただけで鉄骨の構造物全体(数十トン)を800℃上げた高温ガス発生)が起き、その爆発物が爆発して猛毒がばら撒かれてしまった疑いがあるのに、つまり、200km圏内に住む数百万人が10年後に肺癌にされて殺される公害が起きた疑いがあるのに、その疑いを晴らす最低限のこと、その保管場所の画像を公開するというたったそれだけのことも東電はしていない。住民が気にしてるのは、そっちの方だと思うのだけど... この爆発映像を見ればそうなる。

 未公開の550体分の保管場所の画像を撮影・公開し、猛毒含む爆発物(使用済燃料)が全部そこにあるか否か見せれば、簡単に晴らせるのに、わざと晴らさないせいで、もし公害が起きていない場合は不要な風評が起き、もし公害が起きていた場合は200km圏内に住む数百万人が10年後に肺癌にされて殺される(大量虐殺が行われる)わけだから、そこの画像を見せない方がいい、という理由はない。

 東電が、本当にだたの風評だと思っていたら、わざわざ風評が起こる行為(猛毒の保管場所をわざと隠す)をするわけがないのだから、東電自身も公害が起こってると思っていながら国民には風評だと思い込ませて騙そうとしていると誰でも思うだろう。だから帰還しない。そう思う奴が悪い!と言う暇があったら保管場所を見せろ!

 公開されてるのは瓦礫が邪魔で3%しか見えない頃の画像だけで、
 http://fukushimadisasternote.1apps.com/
 残り97%を覆い隠してる小瓦礫群を撤去した後の画像は、未だに隠蔽したままです。

 2016年1月末、時事通信に
 「マップ案は2020年ごろまでの作業を想定。3号機使用済み燃料プールのがれき撤去は今年3月ごろ終了し、1号機は...」と報道させてるし(2016年1月末に)、
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2016012700738 ←リンク切れ
https://www.logsoku.com/r/2ch.sc/newsplus/1454073752/ ←当時転載された物
し、資料
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images1/images1/
d160526_08-j.pdf#page=17&zoom=50

のページ18の図で、下の方に「床狭隘部残留小瓦礫撤去」と書いて、その「床狭隘部残留小瓦礫撤去」の直前まで実施済と書いているのだから、実施済のどこかで、残り97%を覆い隠してる小瓦礫群の撤去を完了したと発表してるのと同じです。(「床狭隘部残留小瓦礫撤去」は、残り97%を覆い隠してる小瓦礫群の撤去が完了していないとできない)

 残り97%を覆い隠してる小瓦礫群の撤去を完了したというのなら、今、2015年秋にやったのと同じ方法で撮影して公開すれば疑いが晴らせる筈なのに、なぜかやらない。そんな態度を見ていると、この報道と資料が嘘で、残り97%を小瓦礫群に覆い隠させたままにわざとしてる、と誰でも疑う。猛毒飛散済でそれが発覚し、住民が怒って「残り97%を覆い隠してる小瓦礫群を撤去したと発表したから、燃料の保管場所が見えてて、 燃料が今も全部,プール内にあることが確認され、1体も飛散してないことが確認されてる と思って避難しなかったんだ。なぜ騙して毒を吸わせた! 未必の故意による殺人だ!」と追及して来たときに、「はて? 残り97%を覆い隠してる小瓦礫群を撤去したなんて言ったかな? 小瓦礫群の撤去は、燃料取出しと並行して行うと当初から発表している。皆さんが、もう撤去されたと勝手に思っただけ」ととぼけて、「小瓦礫群に覆い隠されたままだから、猛毒飛散済だと自分にもわからなかった。故意ではない」と言い逃れできるよう、保管場所を見せないために瓦礫をわざと放置してる、と誰でも疑う。

 ■とぼけるのが可能なのは、残り97%を覆い隠してる小瓦礫群が今どうなってるのか曖昧だからです。皆様、その小瓦礫群が今どうなってるのか明確に答えろ!と東電を追及しようではないですか!それを追及するデモを、全国に巻き起こそうではないですか!

 ■550体分覆い隠してる小瓦礫群の撤去は、燃料取出し工程に入ってから行うことに、こっそり変更されている。
https://www.toshiba.co.jp/about/press/2016_01/pr_j1801.htm
「燃料取扱設備は、使用済燃料プール内に堆積したガレキを撤去し、燃料を取り出し」のちに猛毒飛散済が発覚したとき、東電が「はて?残り97%を覆い隠してる小瓦礫群を撤去したなんて言ったかな?」ととぼけるためです。

 水の中にある使用済燃料は爆発物です。燃料プールは平常時の時点で、核分裂1回当たりの、核分裂数の増倍率が 0.95 もある。
(根拠 http://www.jca.apc.org/mihama/stop_pu/takahama3_kenkai101213.pdf#page=2 )
ある程度、隙間があるから、もしラックが壊れたら密集度が1割上がる場所が出来てもおかしくない。
その場所では増倍率が 1.05 になるから、強烈な連鎖反応が起こって燃料が一瞬で気化します(爆発)

 増倍率は、プール底にシャーベット状に拡がる等の極端に薄い形状でない限り、だいたい密集度に比例します。密集度が上がるとウラン235に当たる確率が上がるから、増倍率が上がるわけですが、中性子が吸収される確率も上がるから増倍率も上がらないと言い張る人達が居ますが、吸収する確率が、ウラン235に当たる確率が上がることを相殺するほど上がるわけがないのだから、ほとんど密集度で決まってしまうのです(完璧に比例ではないがだいたい比例)。

 核分裂1回当たりの、核分裂数の増倍率が 1.05 になると、即発中性子だけで0.0001秒ごとに 1.0395 倍ず増えて行くので、核分裂する個数は、たったの 0.12秒 で 1.0395の1200乗 = 1 5000 0000 0000 0000 0000 倍になります。これは、燃料集合体自身が気化してしまう温度になる熱量です。

 ただし、これは目安。ラックが壊れて燃料の間隔が徐々に狭まっていったとき、増倍率が、0.95からいきなり1.05になることはなく、徐々に上がって行くわけですから、それを考慮したことはシミュレーションしないと求められませんが、実際にシミュレーションした結果
http://fukushimadisasternote.1apps.com/reason_and_detail.html#reason_3
を見ればわかるとおり、増倍率が徐々に上がって行く場合でも、燃料が気化するまでの時間がずれるだけで、気化してしまうことに変わりはありません。途轍もない公害が起きた疑いがあるのだから、東電には疑いを晴らす義務がある!








(私論.私見)