各種の放射能汚染物質考

  更新日/2017(平成29).7.25日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「各種の放射能物質汚染考」をものしておく。「」氏の「日本だけは報道されない「日本の恐ろしい現実」」その他参照

 2017(平成29).7.25日 れんだいこ拝


【ストロンチウム】
 「★阿修羅♪ > 原発・フッ素45」の魑魅魍魎男氏の2016 年 3 月 17日付投稿「関東に住む2人に1人がストロンチウム汚染 (Kayo Kanekoブログ)」。
 「関東に住む2人に1人がストロンチウム汚染」 (Kayo Kanekoブログ 2016/3/16)
 http://ameblo.jp/mayura-ayur/entry-12139704799.html

 大切な内容ですので、しっかりと最後までお読み下さい。

 昨日は午前中に健康相談にのりました。バランスの取れた良いお食事を毎日手作りされていて感心したのですが、幾つか大きな落とし穴がありました。その一つが食品汚染に対する認識の低さ、特に海産物の産地。以前もデータを出していますが、今の日本の海の魚は産地を確認して食べないと、非常に危険です。私はニュージーランド産の物があれば食べますが、それ以外は 滅多に魚を食べることは無くなりました。海産物に限らず、内部被曝を最低限に抑えるためには全て口に入れる物にご注意下さい。

 以外、神原 将さんのFacebookから取材内容を全てコピーさせて頂きました。

 以下に掲載するのは、週刊現代、週刊文春、週刊大衆など長年一緒に紙面を作ってきた編集者に、1年半ほど前に草案として出した原稿です。どの出版社も記事掲載は拒否。理由は同じで「もはや原発関連の話題はスペースがない」でした。ぼくは説得しました。「大事な取材なんですよ。この記事が読者の視点を変えることができれば、担当行政にも大きな声が届いて、福島第一の汚染水対策に鹿島建設とのしがらみを超えた、今、本当に必要な対策に乗り出す理由づけになるかもしれませんよ。政治家が自ら言えなくても、こうした記事があれば政策提案もしやすいはずです」、「勘弁してください。もう福島のことは読者の関心も低いんです!」。のれんに腕押しでした。

 先日シェアした「福島第一は石棺出来ない」の内容に多くの方がシェアや共感を寄せていますので、せっかくの機会ですから、長い原稿なので大幅に修正・割愛して載せてみます。

 「福島第一原発の地下水と関東の人体汚染」取材・文 神原将

 【ストロンチウム人体汚染】

 2014年広島県にて、とある専門医療関係のフォーラムが開催された。そのフォーラムに講師として出席した医師のひとりJ天堂大学S医師が、楽屋にて多くの医療関係者が挨拶に訪れる中、ある事実を発表た。「関東の2人に1人がストロンチウムに人体汚染されていることが分かりました。またそのなかの多くの方からプルトニウム汚染も見つかりました」。S医師は、都内J天堂大学病院に所属しており、独自にここ2年間人知れず通院してくる患者の協力を得て、人体汚染を調査してきたという。そのきっかけは、S医師が自身の専門分野の関連として「放射能被曝と老化現象」を調査研究しようと考えたからだ。2人に1人というのはショッキングな結果だ。同フォーラムに出席し、S医師の発表を聞いた別の腎臓内科の専門M医師は次のように話す。「私たちの立場で、赤裸々にこうした調査研究をマスコミに発表してしまえば、特定秘密保護法が足かせになる場合もあし、業界内外から圧力があるのは避けられないだろう。神原さんがS医師から立ち聞きしたということで、資料やソースまでは示せないまでも、意識の高い方々にそれとなく知らせることはしてもいいのではないか」。

 M医師の力添えを得て取材を続けることに決めた。S医師が調査したストロンチウムの人体汚染が、関東の広い地域でみられているのはどういう理由からだろうか。徳島T病院の医師によると「ルートは水道水、もしくは野菜、または塩ではないだろうか」という。水道水であれば水源が汚染されただけで、その水源に依存する広範囲の地域に影響がある。また、流通に乗る野菜などの食材も同様のことが考えられる。何より、ストロンチウムは水に溶けやすいことが分かってもいる。

 【止まらない地下水汚染】

 S医師から関東の人体汚染のことを耳にするのとほぼ同時期に、私はチェルノブイリ原発事故の石棺対策の際に、汚染水の漏洩を防ぐために技術指導をした日本人エンジニア、江口工氏への取材も行うことが出来た。 江口氏は、黒部ダムや青函トンネルの貫通工事の際に、滝のように湧き出る地下水を魔法のように止めて見せたトップエンジニアだ。 その江口氏の技術を知っていた旧ソ連政府は、チェルノブイリ事故の翌日には、江口氏に汚染水対策のために技術指導を仰ごうと、アカデミーから3人の人材を派遣している。当時のマスコミは、この事実を報道しなかった。

 江口氏に地下水汚染のことを聞いた。「福島第一原発の地下水は日産1000トン規模だといいます。福島第一原発の建つ地域には水量豊富な川が流れていて、それを埋め立てたとあります。建設に関わった専門家なら誰でも分かる事実です。 そのため、原発建設当初から溢れ出る地下水には困っていましたから、多数の井戸を掘って常時水を抜くようにしたわけです。それがサブドレーンの役割です。 しかし原発事故後、海洋汚染を避けるために水ガラスなどを利用して、汚染水をせき止めました。それがかえってあだとなり、水路(みずみち)が閉ざされたことで、豊富な地下水が原発の地下をずぶずぶの状態にしながら、他の地域へと流れていこうとしています。 そして、福島第一原発の地下汚染水をこのまま放置しておくと、遠からず関東のやわらかいスースーの地下を行き交うようになります」 。

 江口氏によると、地下の世界では地上と違い、水は高いところから低い場所に移動するだけでなく、圧力によって、たとえば低い場所から高い場所へ、海側から陸側へといったように自由に移動するという。そのスピードは100メートル進むのに1年かかる場合もあれば、数十キロメートルをわずかな時間で進むこともあるという。地表から眺めただけでは推測不能だという。もしも、福島第一原発で溢れ続ける地下汚染水が、関東の水源にすでに到達しているとしたら? ストロンチウムは水を媒介して、水の環境循環に乗り、広く拡散、汚染することが分かっている。たとえばその結果、S医師の調査した人体汚染に繋がるとすれば、一見すると異常だと思われる調査内容にも、道理がいくのである。原発事故で開いてしまったパンドラの箱は、福島だけでなく、日本そのものを飲み込もうとしている。

 -------(引用ここまで)-------

 神原将さんは、「原発引越し」を書かれた方だと思います。大変深刻な内容であり、どの出版社も記事掲載を拒否したのはわかります。もう少し詳しいデータが欲しいですが、公けにすると、研究を潰されるどころか、研究者の命までも脅かされることになるのでしょう。

 ストロンチウムは水に溶けやすいので、想像以上に広範囲に汚染が広がっているものと思われます。 野菜の含水率は9割以上ですから、水が汚染されればおしまいです。魚介類も生体濃縮により、汚染が蓄積されているはずです。 なぜ政府はストロンチウム汚染の測定をしようとしないのか、その理由がよくわかります。 突然の失神、けいれん、白血病、糖尿病、すい臓がん、易骨折などの疾患は、体内に取り込まれたストロンチウム90が原因である可能性大です。 これから、東日本の住民に何が起きるのか。それを考えると夜も眠れません。

(関連情報)

「糖尿病の激増とストロンチウム90による内部被曝との関係 カレイドスコープ」 
(阿修羅・お天道様はお見通し 2015/11/25)
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/395.html

「多発する骨折 確実にもろくなっている日本人の骨 内部被ばくの影響は明らかだ」
(拙稿 2015/10/26)
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/196.html

「1粒で2度危ないストロンチウム90」 (拙稿 2015/6/16)
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/232.html

「カルシウム・イオンがストロンチウム90に置き換わり脳の神経細胞を破壊する スターングラス教授」
(拙稿 2015/6/15)
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/231.html

「太平洋ベニザケからストロンチウム90が65ベクレル/kgも検出される 」 (拙稿 2015/6/6)
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/161.html

「アメリカ政府が発表したストロンチウムの汚染地図がヤバイ!神奈川県を含めて関東各地で
放射性ストロンチウムを検出!」 (阿修羅・赤かぶ 2014/12/23)
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/471.html

「白血病の本当の原因はストロンチウム90の内部被曝です(とある原発の溶融貫通(メルトスルー))」
(阿修羅・赤かぶ 2014/1/21)
http://www.asyura2.com/13/genpatu35/msg/859.html


【セシウム】
 コンビニのお米から、セシウム134、セシウム137が検出された!  福島産の風評被害となることは避けたいし、そのような意図は毛頭ない。しかし、安全性の観点から見ると、実際に、強力な放射性物質であり、人体に入ると、DNAを焼き切ってしまう危険物質となり、その人の周りの人のDNAまで損傷させてしまう、おそろしい放射性物質、セシウムが検出されたことは残念だ。コンビニだけではないだろうが、お米からこのセシウムが検出され、調べた結果、福島原発由来のセシウムであることが分かった。

 セシウムの危険性

 放射能汚染の半減期は、セシウム134が2年、セシウム137が30年。セシウムは、人体に取り込まれやすい。なぜなら、人体に必要なナトリウムなどに似ているからだが、一度はいると除去が難しい。

 DNAを激しく攻撃し、焼き尽くす。そして、その人の周囲の人の細胞まで傷つける。近くにいるだけで、自身のDNAにも放射能が突き刺し、焼き尽くしてしまうかもしれない。それほどまでに強い破壊力がある。

 セシウム137は、これを30年間ずっと人体の中で行い続ける。その結果、白血病、各種のガンなどになりやすくなる。また、大人よりも、子供により被害が大きく出てしまう。子どものうちにセシウム137を人体内に取り込んでしまうと、健康な発育が難しくなる。これは、子供のような大人よりも細胞分裂が活発なため、放射能の影響がより出てきてしまうためだとか。残念だが、人生のうちの早い時期に、つまり、幼少期に被曝してしまった子供は、その後の長い人生をずっと、放射能物質を人体内に抱えて、破壊されつづける細胞とともに、身体を害しながら生きていくことになる。セシウム137などはまた、汚染土や作物なども浸透しやすく、人体にも吸収されやすいので、大変危険である。そのセシウムがはいった汚染土を、これから環境省は、日本全国にばらまき、建築資材や道路、コンクリートなどにもするそうである。セシウム入りの公演や運動場、公共施設、ベンチ、学校、家、道路が、日本の現実となるのである。日本中どこも暮らせないほど汚染されていく。明らかに日本民族を殺したいのである。しかも、子供から。さらに、以前に書いた記事の通り、環境省は農地にもセシウム入りの汚染度を再利用する方向性で、2018年の夏から実験を開始した。は、政府による、日本民族皆殺し作戦と言ってもよいのではないだろうか。

【トリチウム】
 トリチウムとは、放射性物質のことで、そのレベルは、危険度4である。危険度は1から4まであり、4が最も高い危険性であると分類されている。トリチウムは、三重水素とも呼ばれるように、水素の放射性同位体であり、人工的には、核実験や、原子炉内の核反応によっても造られる。トリチウムは、放射性元素が崩壊して、半減する時期、すなわち、半減期が、12年と比較的短く、原子核崩壊によって放出されるエネルギーが小さいことから、毒性が弱い放射性物質であると言われている。しかし、トリチウムで被爆した死者がすでに2名おり、これからも増えていくだろう。トリチウムはセシウム137などと比べ、半減期が早く、毒性が一番弱い放射性物質だ。致死させる被ばくを及ぼす危険物質であることには変わりない。さらに、人体の細胞の中に入ったときには恐ろしい危険を及ぼす。トリチウムは、ヘリウムに変化するため、DNAを攻撃し、破壊してしまう。

 トリチウムの危険性のまとめ

①放射線によるダメージ
②DNAが破壊されるダメージ

 以上の2つが同時に起こす危険性がある。さらに・・・汚染水などにトリチウムが入っているが、それが魚や水道水などから人体に何らかの経緯を得てはいると、発がん性物質となる。白血病、脳腫瘍などの害をもたらす可能性がある。






(私論.私見)