各種の放射能汚染物質考

  更新日/2017(平成29).7.25日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「各種の放射能物質汚染考」をものしておく。「」氏の「日本だけは報道されない「日本の恐ろしい現実」」その他参照

 2017(平成29).7.25日 れんだいこ拝


【ストロンチウム】
 「★阿修羅♪ > 原発・フッ素45」の魑魅魍魎男氏の2016 年 3 月 17日付投稿「関東に住む2人に1人がストロンチウム汚染 (Kayo Kanekoブログ)」。
 「関東に住む2人に1人がストロンチウム汚染」 (Kayo Kanekoブログ 2016/3/16)
 http://ameblo.jp/mayura-ayur/entry-12139704799.html

 大切な内容ですので、しっかりと最後までお読み下さい。

 昨日は午前中に健康相談にのりました。バランスの取れた良いお食事を毎日手作りされていて感心したのですが、幾つか大きな落とし穴がありました。その一つが食品汚染に対する認識の低さ、特に海産物の産地。以前もデータを出していますが、今の日本の海の魚は産地を確認して食べないと、非常に危険です。私はニュージーランド産の物があれば食べますが、それ以外は 滅多に魚を食べることは無くなりました。海産物に限らず、内部被曝を最低限に抑えるためには全て口に入れる物にご注意下さい。

 以外、神原 将さんのFacebookから取材内容を全てコピーさせて頂きました。

 以下に掲載するのは、週刊現代、週刊文春、週刊大衆など長年一緒に紙面を作ってきた編集者に、1年半ほど前に草案として出した原稿です。どの出版社も記事掲載は拒否。理由は同じで「もはや原発関連の話題はスペースがない」でした。ぼくは説得しました。「大事な取材なんですよ。この記事が読者の視点を変えることができれば、担当行政にも大きな声が届いて、福島第一の汚染水対策に鹿島建設とのしがらみを超えた、今、本当に必要な対策に乗り出す理由づけになるかもしれませんよ。政治家が自ら言えなくても、こうした記事があれば政策提案もしやすいはずです」、「勘弁してください。もう福島のことは読者の関心も低いんです!」。のれんに腕押しでした。

 先日シェアした「福島第一は石棺出来ない」の内容に多くの方がシェアや共感を寄せていますので、せっかくの機会ですから、長い原稿なので大幅に修正・割愛して載せてみます。

 「福島第一原発の地下水と関東の人体汚染」取材・文 神原将

 【ストロンチウム人体汚染】

 2014年広島県にて、とある専門医療関係のフォーラムが開催された。そのフォーラムに講師として出席した医師のひとりJ天堂大学S医師が、楽屋にて多くの医療関係者が挨拶に訪れる中、ある事実を発表た。「関東の2人に1人がストロンチウムに人体汚染されていることが分かりました。またそのなかの多くの方からプルトニウム汚染も見つかりました」。S医師は、都内J天堂大学病院に所属しており、独自にここ2年間人知れず通院してくる患者の協力を得て、人体汚染を調査してきたという。そのきっかけは、S医師が自身の専門分野の関連として「放射能被曝と老化現象」を調査研究しようと考えたからだ。2人に1人というのはショッキングな結果だ。同フォーラムに出席し、S医師の発表を聞いた別の腎臓内科の専門M医師は次のように話す。「私たちの立場で、赤裸々にこうした調査研究をマスコミに発表してしまえば、特定秘密保護法が足かせになる場合もあし、業界内外から圧力があるのは避けられないだろう。神原さんがS医師から立ち聞きしたということで、資料やソースまでは示せないまでも、意識の高い方々にそれとなく知らせることはしてもいいのではないか」。

 M医師の力添えを得て取材を続けることに決めた。S医師が調査したストロンチウムの人体汚染が、関東の広い地域でみられているのはどういう理由からだろうか。徳島T病院の医師によると「ルートは水道水、もしくは野菜、または塩ではないだろうか」という。水道水であれば水源が汚染されただけで、その水源に依存する広範囲の地域に影響がある。また、流通に乗る野菜などの食材も同様のことが考えられる。何より、ストロンチウムは水に溶けやすいことが分かってもいる。

 【止まらない地下水汚染】

 S医師から関東の人体汚染のことを耳にするのとほぼ同時期に、私はチェルノブイリ原発事故の石棺対策の際に、汚染水の漏洩を防ぐために技術指導をした日本人エンジニア、江口工氏への取材も行うことが出来た。 江口氏は、黒部ダムや青函トンネルの貫通工事の際に、滝のように湧き出る地下水を魔法のように止めて見せたトップエンジニアだ。 その江口氏の技術を知っていた旧ソ連政府は、チェルノブイリ事故の翌日には、江口氏に汚染水対策のために技術指導を仰ごうと、アカデミーから3人の人材を派遣している。当時のマスコミは、この事実を報道しなかった。

 江口氏に地下水汚染のことを聞いた。「福島第一原発の地下水は日産1000トン規模だといいます。福島第一原発の建つ地域には水量豊富な川が流れていて、それを埋め立てたとあります。建設に関わった専門家なら誰でも分かる事実です。 そのため、原発建設当初から溢れ出る地下水には困っていましたから、多数の井戸を掘って常時水を抜くようにしたわけです。それがサブドレーンの役割です。 しかし原発事故後、海洋汚染を避けるために水ガラスなどを利用して、汚染水をせき止めました。それがかえってあだとなり、水路(みずみち)が閉ざされたことで、豊富な地下水が原発の地下をずぶずぶの状態にしながら、他の地域へと流れていこうとしています。 そして、福島第一原発の地下汚染水をこのまま放置しておくと、遠からず関東のやわらかいスースーの地下を行き交うようになります」 。

 江口氏によると、地下の世界では地上と違い、水は高いところから低い場所に移動するだけでなく、圧力によって、たとえば低い場所から高い場所へ、海側から陸側へといったように自由に移動するという。そのスピードは100メートル進むのに1年かかる場合もあれば、数十キロメートルをわずかな時間で進むこともあるという。地表から眺めただけでは推測不能だという。もしも、福島第一原発で溢れ続ける地下汚染水が、関東の水源にすでに到達しているとしたら? ストロンチウムは水を媒介して、水の環境循環に乗り、広く拡散、汚染することが分かっている。たとえばその結果、S医師の調査した人体汚染に繋がるとすれば、一見すると異常だと思われる調査内容にも、道理がいくのである。原発事故で開いてしまったパンドラの箱は、福島だけでなく、日本そのものを飲み込もうとしている。

 -------(引用ここまで)-------

 神原将さんは、「原発引越し」を書かれた方だと思います。大変深刻な内容であり、どの出版社も記事掲載を拒否したのはわかります。もう少し詳しいデータが欲しいですが、公けにすると、研究を潰されるどころか、研究者の命までも脅かされることになるのでしょう。

 ストロンチウムは水に溶けやすいので、想像以上に広範囲に汚染が広がっているものと思われます。 野菜の含水率は9割以上ですから、水が汚染されればおしまいです。魚介類も生体濃縮により、汚染が蓄積されているはずです。 なぜ政府はストロンチウム汚染の測定をしようとしないのか、その理由がよくわかります。 突然の失神、けいれん、白血病、糖尿病、すい臓がん、易骨折などの疾患は、体内に取り込まれたストロンチウム90が原因である可能性大です。 これから、東日本の住民に何が起きるのか。それを考えると夜も眠れません。

(関連情報)

「糖尿病の激増とストロンチウム90による内部被曝との関係 カレイドスコープ」 
(阿修羅・お天道様はお見通し 2015/11/25)
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/395.html

「多発する骨折 確実にもろくなっている日本人の骨 内部被ばくの影響は明らかだ」
(拙稿 2015/10/26)
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/196.html

「1粒で2度危ないストロンチウム90」 (拙稿 2015/6/16)
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/232.html

「カルシウム・イオンがストロンチウム90に置き換わり脳の神経細胞を破壊する スターングラス教授」
(拙稿 2015/6/15)
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/231.html

「太平洋ベニザケからストロンチウム90が65ベクレル/kgも検出される 」 (拙稿 2015/6/6)
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/161.html

「アメリカ政府が発表したストロンチウムの汚染地図がヤバイ!神奈川県を含めて関東各地で
放射性ストロンチウムを検出!」 (阿修羅・赤かぶ 2014/12/23)
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/471.html

「白血病の本当の原因はストロンチウム90の内部被曝です(とある原発の溶融貫通(メルトスルー))」
(阿修羅・赤かぶ 2014/1/21)
http://www.asyura2.com/13/genpatu35/msg/859.html


【セシウム】
 コンビニのお米から、セシウム134、セシウム137が検出された!  福島産の風評被害となることは避けたいし、そのような意図は毛頭ない。しかし、安全性の観点から見ると、実際に、強力な放射性物質であり、人体に入ると、DNAを焼き切ってしまう危険物質となり、その人の周りの人のDNAまで損傷させてしまう、おそろしい放射性物質、セシウムが検出されたことは残念だ。コンビニだけではないだろうが、お米からこのセシウムが検出され、調べた結果、福島原発由来のセシウムであることが分かった。

 セシウムの危険性

 放射能汚染の半減期は、セシウム134が2年、セシウム137が30年。セシウムは、人体に取り込まれやすい。なぜなら、人体に必要なナトリウムなどに似ているからだが、一度はいると除去が難しい。

 DNAを激しく攻撃し、焼き尽くす。そして、その人の周囲の人の細胞まで傷つける。近くにいるだけで、自身のDNAにも放射能が突き刺し、焼き尽くしてしまうかもしれない。それほどまでに強い破壊力がある。

 セシウム137は、これを30年間ずっと人体の中で行い続ける。その結果、白血病、各種のガンなどになりやすくなる。また、大人よりも、子供により被害が大きく出てしまう。子どものうちにセシウム137を人体内に取り込んでしまうと、健康な発育が難しくなる。これは、子供のような大人よりも細胞分裂が活発なため、放射能の影響がより出てきてしまうためだとか。残念だが、人生のうちの早い時期に、つまり、幼少期に被曝してしまった子供は、その後の長い人生をずっと、放射能物質を人体内に抱えて、破壊されつづける細胞とともに、身体を害しながら生きていくことになる。セシウム137などはまた、汚染土や作物なども浸透しやすく、人体にも吸収されやすいので、大変危険である。そのセシウムがはいった汚染土を、これから環境省は、日本全国にばらまき、建築資材や道路、コンクリートなどにもするそうである。セシウム入りの公演や運動場、公共施設、ベンチ、学校、家、道路が、日本の現実となるのである。日本中どこも暮らせないほど汚染されていく。明らかに日本民族を殺したいのである。しかも、子供から。さらに、以前に書いた記事の通り、環境省は農地にもセシウム入りの汚染度を再利用する方向性で、2018年の夏から実験を開始した。は、政府による、日本民族皆殺し作戦と言ってもよいのではないだろうか。

【トリチウム】
 トリチウムとは、放射性物質のことで、そのレベルは、危険度4である。危険度は1から4まであり、4が最も高い危険性であると分類されている。トリチウムは、三重水素とも呼ばれるように、水素の放射性同位体であり、人工的には、核実験や、原子炉内の核反応によっても造られる。トリチウムは、放射性元素が崩壊して、半減する時期、すなわち、半減期が、12年と比較的短く、原子核崩壊によって放出されるエネルギーが小さいことから、毒性が弱い放射性物質であると言われている。しかし、トリチウムで被爆した死者がすでに2名おり、これからも増えていくだろう。トリチウムはセシウム137などと比べ、半減期が早く、毒性が一番弱い放射性物質だ。致死させる被ばくを及ぼす危険物質であることには変わりない。さらに、人体の細胞の中に入ったときには恐ろしい危険を及ぼす。トリチウムは、ヘリウムに変化するため、DNAを攻撃し、破壊してしまう。

 トリチウムの危険性のまとめ

①放射線によるダメージ
②DNAが破壊されるダメージ

 以上の2つが同時に起こす危険性がある。さらに・・・汚染水などにトリチウムが入っているが、それが魚や水道水などから人体に何らかの経緯を得てはいると、発がん性物質となる。白血病、脳腫瘍などの害をもたらす可能性がある。

 「阿修羅♪ > 原発・フッ素53」の「赤かぶ 日時 2021 年 6 月 04 日」投稿「竹野内真理の戦い<本澤二郎の「日本の風景」(4104)<科学者も嘘をつく=原発汚染水・トリチウムも内部被ばくの危険>」。
 竹野内真理の戦い<本澤二郎の「日本の風景」(4104)
 http://jlj0011.livedoor.blog/archives/29345701.html
 2021年06月04日 jlj0011のblog
 <科学者も嘘をつく=原発汚染水・トリチウムも内部被ばくの危険>

 「核の平和利用」というまやかしの宣伝武器を押し付けることで、日本もいち早く原発建設に取り組んできた。そうして自然エネルギーの有効活用を封じ込めてきたのだが、原発から大量に放出されるトリチウムについて、原発研究ジャーナリストの竹野内真理は、自身のブログなどでまともな科学者の資料などを使って「危ない」と警鐘を鳴らし続けている。
 https://takenouchimari.blogspot.com/2013/04/blog-post_500.html
 <東京五輪は原子力ムラのフクシマ隠しの陰謀か>

 トリチウム一つ取り上げても、原発が生き物と地球の大敵であることが理解できる。国民は無知の恐怖を、繰り返し体験させられてきているようだ。

 東京五輪強行が、フクシマの放射能を封じ込めるための、いうところの原子力ムラの陰謀だということ、それを利権へと格上げした電通の正体が見えてくるのである。日本人は、彼らの奴隷レベルに貶められてきている。その点でいうと、気付くのが遅かった小泉純一郎元首相の原発ゼロは、相応の思惑もあろうが、その認識は正しい。
 <小泉・小池の「五輪中止宣言」が爆発するか?>

 ならば安倍と菅と自民・公明・維新の右翼政党を打倒するための、原発全廃の国民政党を立ち上げるべきだろう。彼の盟友・都知事の小池百合子が「五輪中止」を宣言することは、原発派撃墜の隠し玉ともなろう。

 竹野内ファイルによると、トリチウムの半減期は12年から13年である。「飲料水や食べ物から、さらに膚からも取り込まれる」というから、これが無害だと宣伝する御用学者の嘘に、国民は騙されてはならない。
 <弱い放射線ほど怖い!奇形児・ガン化を促進する>

 「体内被曝の危険性は、既に80年代から指摘されている」「弱い放射線は安全と吹聴されているが、さにあらず弱い放射線ほど体内被曝で、突然変異の子供が生まれたりする、ガン化を促進する」のである。
 <カナダ「トリチウム放出量と新生児死亡率が比例」>

 「重水炉型原発ほどトリチウムは大量に放出される」、カナダではトリチウム放出量と新生児死亡率が比例して、高くなっている、との衝撃的な事実が判明されている。
 <イギリス「原発労働者の外部被ばく量と小児白血病」>

 イギリスでは、プルトニウム再処理工場労働者の外部被ばく量と、彼らの子供たちの小児白血病の因果が明らかとなっている。かの国の物理学者・スティーブン・ホーキング博士の「あと100年以内に人類は滅びる」は、的を突いた予言と認識すべきだろう。彼は具体的に、犯人を「人工ウイルス・軍拡競争・核戦争・地球温暖化」などと鋭く指摘して、この世を去った。
 <インド・アメリカ「先天性奇形児や細胞致死」>

 インドでは、重水炉型原発の風下や下流村落で「先天性奇形児がうまれた」と報告されているし、アメリカでも「神経系統の異常出産の増加や大人の白血病の増加」が、さらにトリチウムによる「細胞致死効果が高い」ことも分かっている。アメリカでの原発建設は、もはや過去のこと、それゆえに不要となったWHを東芝に売りつけ、東芝は311の東電3号機の核爆発で、あえなく沈没したものである。

 反省も謝罪も出来ないおろかな東芝の再生は、ほぼ不可能といっていい。
 <玄海原発「高い白血病死亡率を地元紙報道」>

 日本でも玄海原発の周辺住民から、高い白血病死亡率を地元紙(2019年3月1日付)が報道している。ということは、54基の原発の周辺住民の健康調査をすれば、トリチウムよる深刻すぎる健康被害が判明するだろう。

 トリチウム被害だけでも、特に幼児・子供・妊婦が内部被ばくによって、深刻な事態を招来させる。原発を全廃しないと、日本列島の住民は、フクシマだけに限らいことが分かるだろう。
 <隠ぺいされているフクシマの健康被害と御用学者暗躍>

 311以後のフクシマには、原子力ムラ派遣の御用学者や医師らによって、子供たちの甲状腺被害などが隠ぺいされている、と強く指摘できるだろう。まやかしの東北復興と東電福島の放射能被害の継続に対して、徹底して封じ込めを図って、そのうえで安倍と菅の原発再稼働と東京五輪だった。
 <真実を報道しないNHKは公共放送にあらず>

 この辺の事情を小泉は掴んでいるはずである。勇気を出して公表してもらいたい。もんじゅ西村謀殺事件の真相を暴いた、女性ジャーナリストの叫びを握りつぶしたNHKは、断じて公共放送ではない。筆者は、息子が届けてくれた大型テレビを、廃品業者に持って行ってもらって、NHKに対して小さな抵抗を試みている。むろん、東芝製テレビは不買運動の対象であって、断固として反対である。
 <地球の温暖化は原発が引き起こしている!>

 地球温暖化の元凶は原発である、これもはっきりしている。もう「核の平和利用」の大嘘は通用しない。人類は目を覚ます必要がある。原発全廃が地球と人類が、100年以上生きる唯一の道である。

 不思議な夢を見た。ある集会でのことである。それは泉下の宇都宮徳馬さんを偲ぶ会合だった。前にいた人たちに勧められて、立ち上がって話始めた。それは繰り返し筆者に対して「権力に屈するな、屈すればジャーナリストではない」と口を酸っぱくして語っていた故人の思い出を、会場の宇都宮ファンに披露し始めた。そして結末は「先生!権力に屈しないジャーナリストを見つけました」と報告した場面で、夢から覚めた。権力に屈しなかった、竹野内真理のファイルを、今日も披露する所以である。それにしても不思議な夢であろうか。

 余談だが、市民運動家の仲村さんは、選挙ともなると、千葉県館山市の姉から、よく電話がきた。決まって「公明党たのむ」と。彼女は昨今、池田思想をドブに捨てた公明党創価学会に見切りをつけた。信仰を止めてしまった。最近の電話は「もう生きていても仕方ない。早く両親のもとに行きたい」と言いだし始めた。因果応報は、どこにでも起きてきている!

 原子力ムラの幕引きも、そう遠い話ではなくなるだろう。

 2021年6月4日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 トリチウムについてのメモ書き What is tritium?
 https://takenouchimari.blogspot.com/2013/04/blog-post_500.html
 2013年4月14日日曜日 Takenouchi Mari Files~竹野内真理ファイル~Bilingual journalist


 ※拡大→http://img.asyura2.com/up/d13/1997.jpg

 2013年4月にはIAEAがトリチウム放出への意見を出していた!!(New Scientist誌)

Originally an idea from IAEA in April 2013.
"This idea was put forward in April by a delegation from the International Atomic Energy Agency (IAEA) after a visit to the site.
Read more: https://www.newscientist.com/article/dn24100-should-fukushimas
-radioactive-water-be-dumped-at-sea/#ixzz6SXC5LJ00
"
 IAEAが日本政府のトリチウム水放出をサポートすると声明!
  IAEA supports discharge of tritium water!
 https://world-nuclear-news.org/Articles/IAEA-supports-discharge-
of-Fukushima-Daiichi-water

 Tritium is very toxic to human bodies!
 トリチウム(水素の同位体で放射性元素。原発を稼働させると放出される。半減期は12.3年)について、2009年ころに書いたメモが残っていましたので掲載します。
 I wrote the following note about tritium (radioactive hydrogen with a half-life of 12.3 years) in 2009.
 日本政府が現在、トリチウムの海洋放出を考えている現在、非常に大事な問題と考えます。
 Since the government of Japan has been considering the release of tritium water into the Pacific Ocean, I believe this is one of the gravest environment issues which needs urgent attention.

トリチウムによる被害 Damage caused by tritium
 ちなみにカナダ・オンタリオ州トロント近くのピッカリング原発はトリチウムを大量放出する重水炉型原発であり、年間2500TBq(セラフィールド再処理工場と同程度)のトリチウムを放出している。そこから放出されたトリチウム放出量と新生児死亡率が高い相関関係を示している。(図表を入れる)
 Pickering nuclear power plant in Ontario, Canada has heavy water reactors that emit a large amount of tritium with annual release of 2500 TBq (similar to the one in Sellafield reprocessing plant). There is a high correlation between the amount of tritium released and the neonatal mortality rate. (Chart to be inserted)
 周辺の都市では80%増ものダウン症候群の赤ん坊の出産がある。また中枢神経系統に異状のある赤ん坊の出産も明らかにされています。(カナダ原子力委員会報告)
The surrounding cities have 85% increased birth rate of down syndromes. Increased birth rates with abnormalities in the central nervous system has also been revealed. (Canada Atomic Energy Commission Report)
 イギリス/セラフィールド再処理工場で原子力量労働者が受けた外部被曝線量と、その子供たちの小児白血病との関連を見出した。小児白血病は増加しており、被曝をもたらす可能性の核種としてトリチウムとプルトニウムがあげられた。(ガードナー報告)
Correlation between external radiation dose of nuclear workers at the UK / Sellafield reprocessing plant and their children's leukemia rate was also found. In the surrounding area of the Sellafield, childhood leukemia was on the rise, and tritium and plutonium were cited as potential nuclides that could cause exposure. (Gardner Report)
 インド/ラジャスタン重水炉の風下や下流の村落で、赤ん坊たちの間で先天性の奇形が高レベルで生じています。(イギリス4チャンネルテレビ)
Congenital malformations are occurring at high levels among babies in the downwind and downstream with villages with Rajasthan heavy water reactors in India. (UK 4-channel TV)
 アメリカ/ハンフォード軍事施設周辺で神経系統異常出産(無脳症など)が増加している。(父親がハンフォード軍事施設で働いている息子であるSever報告)
Birth rates with abnormal nervous system (such as anencephalopathy) are on the increase in the US surrounding the Hanford military facility. (Sever Report written by a son of a worker at Hanford Military Facility)
 アメリカ/サウスカロライナ州サバンナリバー工場周辺では大人の白血病が増加している。また同州バーンウエル地区の周生期(出世期~早期新生児期)の死亡率が高いことも非公式に伝えられている。(アメリカガン研究所NCI報告)
Adult leukemia has been increasing around the Savannah River plant in the US South Carolina. It is also informally reported that the death rate in the perinatal period (from birth to early neonatal period) is high in the Barnwell area of ​​the US. (National Cancer Institute NCI report)
 ヒトの末梢血液をin vitro(生体外)で照射してTリンパの急性障害をしらべた結果、トリチウムの細胞致死効果はγ線より高く、また放射線感受性はいずれの血液細胞もマウスよりヒトの方が高いことが明らかにされている。
As a result of examining human peripheral blood in vitro (in vitro) for its acute damage on T-lymph cell, it has been found that tritium has a higher cell lethal effect than γ-rays, and its radio sensitivity is higher in humans than in mice.
 トリチウム被ばくの場合、幹細胞レベルでは変化があっても通常の血液像の変化は小さい。したがって急性障害のモニタリングには幹細胞チェックが重要である。
In the case of tritium exposure, changes in the normal blood image are small even if there are obvious changes at the stem cell level. Therefore, stem cell check is important for monitoring acute effect.
 トリチウム水を一時に多量摂取することは現実的にはあり得ないが、低濃度のトリチウム水による長期間被ばくの場合を考えねばならない。
It is not likely for people to take a large amount of tritium water at a time, but cases of long-term exposure to low-concentration tritium water must be considered.
 実際に、トリチウムをヒトが長期間摂取した被ばく事故例が1960年代にヨーロッパで起きている。トリチウムは夜光剤として夜光時計の文字盤に使用されているが、これを製造する二つの施設で事故が発生している。一つは、トリチウムを7.4年にわたって被ばくした例で280テラベクレル(TBq)のトリチウムと接触し、相当量のトリチウムを体内に取り込んだ事例である。尿中のトリチウム量から被ばく線量は3~6Svと推定されている。症状としては全身倦怠、悪心、その後白血球減少、血小板減少が起こり、汎血球減少症が原因で死亡している( 表3 )。
As a matter of fact, there were accidents in Europe in the 1960s when people ingested tritium for a long duration of time. Tritium was used as a luminous agent on the dial of luminescent clocks, and these accidents have occurred at the two facilities manufacturing the clocks. One is a case where the person was exposed to tritium for 7.4 years, and the person was contacted with 280 terabecquerel (TBq) tritium, and a considerable amount of tritium was taken into the body. From the amount of tritium in urine, the exposure dose is estimated to be 3-6Sv. Symptoms included general malaise, nausea, then developed to leucopenia and thrombocytopenia, finally leading to the death due to pancytopenia (Table 3).
 もう一つの例も似たような症状の経過をたどり汎血球減少症が原因で死亡している。臓器中のトリチウム量が体液中よりも6~12倍も高く、体内でトリチウムが有機結合型として存在しているものと推定されている。
Another accident example followed a similar series of symptoms and the person died due to pancytopenia. The amount of tritium in the organ was 6 to 12 times higher than that in body fluid, which suggested that the victim’s tritium existed in the body as OBT (organic bound tritium).
 発電所および核燃料再処理施設の稼働によりトリチウムも放出されるが、ブルックヘブン・トリチウム毒性プログラムは低濃度トリチウム水に長期間被ばくする場合の健康影響について示唆を与えてくれる( 表4 )。
Tritium is also released by the operation of nuclear power plants and nuclear fuel reprocessing facilities, and the Brookhaven Tritium Toxicity Program provides suggestions for the health effects of prolonged exposure to low-concentration tritium water (Table 4).
国際放射線防護委員会(ICRP)が提示しているトリチウムの化学形別の線量係数(Sv/Bq)、すなわち単位摂取放射能当たりの実効線量では、吸入および経口摂取のいずれの場合もトリチウム水(HTO)の線量係数は、トリチウムガス(HT)の10000倍となっている。
The tritium chemical dose coefficient (Sv / Bq) by the International Commission on Radiological Protection (ICRP), shows that the dose coefficient of HTO is 10,000 times that of tritium gas (HT) effective dose per unit ingested radioactivity for both inhalation and oral ingestion.
植物等の組織と結合した有機結合型トリチウム(OBT)の線量係数はトリチウム水(HTO)のさらに約2.3倍である。環境中でトリチウム移行に関与するさまざまなプロセスには、拡散、沈着、再放出、HTのHTOへの変換、HTOの有機形トリチウム(OBT)への変換などがある。
The dose coefficient of organically bound tritium (OBT) combined with tissues such as plants is about 2.3 times that of tritium water (HTO). Various processes involved in tritium migration in the environment include diffusion, deposition, rerelease, conversion of HT to HTO, and conversion of HTO to organic tritium (OBT).





(私論.私見)