関東

 (最新見直し2011.03.26日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、関東地方の疎開先リストを確認する。

 2011.03.22日 れんだいこ拝


【 栃木県 】
 3.17日、栃木県は、東京電力福島第1原発の事故で、福島県から栃木県の避難所に駆け込んだ避難住民が804人(午後4時現在)に上っていると発表した。今後、さらに増えるとみられ、県や市町は避難所の確保、維持を進めている。
那須観光協会 (那須塩原市) 那須観光協会 0287-76-2619

 ・約90軒の宿泊施設が、素泊まりプランを含めた宿泊プラン

那須御用邸

 3.26日、那須町の那須御用邸にある宮内庁職員や警備関係者らが使用する宿舎の温泉施設が被災者のため開放された。宮内庁によると、天皇、皇后両陛下の意向を受けた対応。同町に避難している福島県の住民ら22人が入浴を楽しんだ。那須町では25日現在、福島県の被災者406人を含む計450人が3施設で避難生活を送っており、4月末まで週2回、1日50人程度ずつ受け入れる予定。宮内庁は両陛下の意向を受け、栃木県高根沢町などの御料牧場に備蓄されている鶏卵やソーセージの缶詰などを避難者に提供した。

塩原温泉(那須塩原市) 塩原温泉旅館組合 0287-32-2248、塩原温泉観光協会 0287-32-4000

 ・約50軒の宿泊施設が、被災者向け宿泊企画
黒磯温泉(板室温泉)(那須塩原市) 黒磯観光協会 0287-62-7155

 ・約30軒の宿泊施設が、被災者・避難者受け入れ
鬼怒川・川治温泉観光協会(日光市) 
日光観光協会(日光市)  0288-77-2052(鬼怒川・川治温泉観光協会/藤原地域(鬼怒川・川治)、栗山地域(湯西川・川俣・奥鬼怒)の宿泊施設の紹介)、0288-54-2496(日光観光協会/日光地域、今市地域、足尾地域の宿泊施設の紹介)

 ・福島県等からの避難者のホテル・旅館等の受付窓口設置
川治温泉日光市) 鬼怒川・川治温泉観光協会 0288-77-2052、問い合わせは同組合(電)0287・32・2248。

 ・5軒の宿泊施設が、福島県からの避難者受入※ 報道

 県境の県北地域にある那須塩原市の塩原温泉旅館協同組合は旅館など41軒(計約2500人収容)で避難住民を受け入れることを決めた。計画停電や食材不足などで従来通りのサービス提供は難しいが、簡単な食事などを用意するという。1泊5000円前後で利用できる。また、塩原温泉は県内外の被災者向けに、旅館などで、午後1時から5時までの間、日帰り温泉入浴を100円で提供する。入浴料は義援金にあてる。

【 群馬県 】
水上温泉猿ヶ京温泉  みなかみ町役場 0278-62-2111

・無償で「3万人泊分」受け入れへ(報道報道2


 15日、水上温泉郷で知られる群馬県みなかみ町は15日、宿泊施設と共同で、東日本大震災の被災者を無償で「3万人泊分」受け入れると発表した。1人30日間宿泊する場合、1泊3食付きで1000人分となる。町によると、宿泊施設に被災者1人あたり3000円を補助する。それ以外の経費は施設側に委ねる。町は補助費用などに必要な1億円の補正予算を組み、県を通じ受け入れを希望する被災自治体を募る。年間予算が約120億円の町にとって大きな額だが「困ったときはお互い様」と岸良昌町長。町観光協会によると、制度発表後、数時間で加盟112施設中18施設が参加の意思を示した。

 3.16日、福島県いわき市から被災者が続々と避難。午後8時までに36人が町役場での手続きを終え、町内の旅館やホテルに向かった。いわき市で保険代理店を営む岩間実一さん(43)は、原発事故に不安を感じて16日未明に家族4人とともに車で出発。千葉県内の友人を頼ったが、風向きを考えて内陸部に向かった。高崎市内の公共施設でみなかみ町が被災者を受け入れていることを教えてもらい、同日午後1時すぎに町役場に到着した。いわき市には屋内退避指示が出されている。岩間さんは「地震の影響で水も出ないのに、自宅から動くなというのはひどい話。子供もいるので、急いで避難してきた。みなかみ町で受け入れていただけるのはありがたい」と、ほっとした表情を見せた、とある。
宝川温泉(みなかみ町)  宝川温泉 「汪泉閣」 0278-75-2611

 ・被災者支援長期滞在格安プランを設定
中之条町内温泉地(四万温泉など) 中之条町経済産業課商工観光チーム 0279-75-8814

 ・中之条町は3/22から町の温泉旅館で被災者を無償で受け入れ予定。四万温泉で600名規模。(→報道四万温泉からのメッセージ
草津温泉(草津町) 照会先:現時点で不明

 ・被災者1500人を受け入れ。3/20より(「きんだいペンション」Webより)。


 
3.24日、草津町は、福島県南相馬市などから被災者千人を町内の宿泊施設に当面1カ月の期間を無償で受け入れることを決めた。専決処分で1億円を予算化し、受け入れ施設に対し1人当たり1泊2食付きで2800円を支払う。町は今後も群馬県や南相馬市を通じて被災者を受け入れる方針で、「町としてできることを支援していきたい」としている。3.25日、被災者約170人がバスに分乗して到着する予定。これまでに約120軒が協力の意向を示している。
■ 群馬県片品村

 
3.17日深夜、片品村の職員数人が先行して出発。3.18日、東京電力福島第一原発の事故に揺れる福島県南相馬市にバス23台を送り出し、3.19日午前、避難者926人を受け入れた (YOMIURI ONLINE)。「片品村で被災者の受け入れを始めました!1000人のうち約500人を尾瀬戸倉で受け入れます。 今日10時ころバス11台で到着されました! 戸倉の役員の方で名簿を作り、宿の振り分けをしていざ宿へ…。ほんと長い時間お疲れ様でした。これから慣れない土地で不安な事も多いと思いますが、できるだけの事はお手伝いしたいと思います!!温かいお布団でゆっくり休んで下さい!!」(尾瀬戸倉温泉「旅館 玉泉」blogより)。千明金造村長は「この村に出来ることを、との思いで受け入れを決めた。傷ついた心身を癒やして復興への力を養ってほしい」と励ましの声を送る。

 片品村の人口は5236人(3月1日現在)。この小さな村が約5分の1にあたる避難者を受け入れる異例の支援となった。避難者が村に1か月滞在することを想定している。1人当たり1日2500円分の食費などを含む滞在費は村が全額負担する。村内には約260軒の宿泊施設があり、計約1万人が滞在できる。スキーシーズンが間もなく終わる上、震災の影響でキャンセルも出ていることから、余裕のある宿泊施設を活用する。到着した避難者をまず35軒の民宿に受け入れ、その後、ペンションなどにも少人数ずつ振り分ける。被災した児童・生徒には、4月8日から学校で教育を行うことも検討する。
■ 東吾妻町の吾妻峡温泉「コニファーいわびつ」

 
東吾妻町では温泉施設に211人を受け入れた。「湯船につかった瞬間、地震への恐怖が消えた。体がほぐれた」。福島県南相馬市で食堂を営んでいた男性(70)が、他の210人の被災者と一緒に東吾妻町の宿泊施設「コニファーいわびつ」に到着したのは17日午前8時45分。1週間ぶりに入浴し、温かいご飯を久しぶりに食べた」(毎日jp-web)。男性は11日の地震発生後、妻と三男の3人で、同市内の小学校体育館に避難した。4台のストーブが置かれ、他の避難所に比べて恵まれた環境だったというが、外では雪が降りしきり、室内でも寒さで体がこわばった。避難所ではおにぎりとパンの食事が続いたという。ともに食堂を営む長男夫婦は別の避難所にいるため東吾妻町に向かうことは伝えられなかった。次男は市職員で震災の対応に追われ避難できないのが気がかりという、とある。
【 千葉県 】
白子ホテル組合(白子温泉)(白子町)(「浜紫」Webより)  県災害対策本部放射能事故対応班 043-223-3331

 3/22〜4/5、毎日500室、2500人を限度として無料で受け入れる。




(私論.私見)