放射能物質の全国拡散、只今生体実験中その2

 更新日/2020(平成31→5.1栄和改元/栄和2).1.19日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「只今生体実験中」をものしておく。

 2007.7.26日 れんだいこ拝


【汚染されたトラックが当たり前のように行き来する日本】
 「★阿修羅♪ > 原発・フッ素52 」の魑魅魍魎男氏の2020 年 1 月 07 日付投稿「汚染されたトラックが当たり前のように行き来する日本」。

 https://twitter.com/namiekuwabara/status/
1210029834971181056

 (桑ちゃん)
 これ笑っちゃうから先に提示しておくね。線量率変化みると恐ろしさが分かる。何処を通って常盤道にはいったかは知らんが、皆さんの所も走行しているという事だ。除染工事車両と一般車両が行き来する福島県。想像してみてください貴方の町を。スクリーニングレベル13,000cpm無意味な基準。18:49 - 2019年12月25日

 https://twitter.com/namiekuwabara/status/
1210031475757699072

 (同上)
 ←前の車両は汚染土のフレコンバック積んでいるわけではない。盛土(新しい土)を積んだトラックだよく考えて観察しましょう。このようなトラックが料金所にいたら線量計の変化みると良い。18:55 - 2019年12月25日

 -----(引用ここまで)-------------------------------------

 後続車の車内で0.4uSv/hを超えていますから、トラックに近づくとおそらく1.0uSv/hを軽く超えるでしょう。汚染土ではなく新しい土を運んでいるようですが、トラック自体が汚染されている可能性もあります。放射性物質が車体にこびりついていて、洗車しても線量は下がらないかも知れません。いずれにせよ、これだけ高線量の汚染トラックが福島、いや日本全国を自由に走り回っているということです。あなたの家の前もこういったトラックが行き来しているかも知れません。汚染土の再利用が始まれば、さらに汚染はひどくなるでしょう。チェルノブイリでは検問が設けられ、汚染された地域から出て行く人、車や貨物の線量を厳重にチェックしています。日本では何も検査していません。「放射能ハンター」 の異名をもつウクライナのジャーナリスト、エフゲン・ゴンチャレンコ氏が福島原発事故後に来日、放射能汚染管理の杜撰さに驚愕していましたが、日本では世界の常識が全く通用しないのです。国民が被ばくでバタバタと倒れ、死んでいくのも当然のことです。

 (関連情報)

 「ドイツZDF「放射能ハンター」和訳全文 (放射能メモ)」 (阿修羅・赤かぶ 2012/4/30)
 http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/359.html

 「[注意喚起] とんでもなく高線量の汚染中古車が流通している」 (拙稿 2015/4/16)
 http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/561.html

 「恐るべき空気汚染 数日使った車のドア側面をぬぐったティッシュからベータ線核種を多数検出」 (拙稿 2018/7/10)
 http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/110.html  


 「★阿修羅♪ > 原発・フッ素47 」の魑魅魍魎男 氏の「(実録)3.11以降、日本人全員が内部被ばくしている! 検査を受けてわかった衝撃的事実 (TOCANA) 」。
 TOCANAに四人家族がホール・ボディ・カウンタ(WBC)で内部被ばくを検査したという記事が掲載されている。

-----(引用ここから)------
 東日本大震災の福島第一原子力発電所事故による放射線被ばくが問題となっているが、政府やマスコミが国民に実態を伝えないため、「内部被ばく」や「低線量被ばく」の恐怖はあまり知られていない。筆者は以前より、自分や家族がどれだけ内部被ばくしているかを知るためには、やはり検査を受ける必要があると考えていたところに、「我孫子内部被ばく検査センター」という施設が開設されたことを知った。しかも、比較的低料金で検査を受けられるというので、家族4人で行くことにした。結果として、極めて衝撃的な事実を知ることになった.だが――日本の放射能汚染、その知られざる実態についてお伝えしたい。
-----(引用ここまで)------

 「【実録】3.11以降、日本人全員が内部被ばくしている! 検査を受けてわかった衝撃的事実」 (TOCANA 2017/1/19)
 http://tocana.jp/2017/01/post_12058_entry.html
 「【実録】東京に住む筆者が、家族で「内部被ばく検査」を受けたら…!? 今こそ知ってほしい
 放射能汚染の真実」 (同 2017/1/20)
 http://tocana.jp/2017/01/post_12059_entry.html
 「【実録】恐怖の内部被ばく! 専門家に聞いた、放射性物質を体外に排出する3つの方法!」
 (同 2017/1/21)
 http://tocana.jp/2017/01/post_12060_entry.html

 検査をしたのは我孫子内部被ばく検査センター[1][2]。WBCはウクライナで開発された「アンチドザ」という測定器である[3]。

 検査センター所長の新納悟氏によると、福島原発事故以降、4年間で2000名以上の方を測定、全国民が多少なりとも内部被ばくしているという。成人男性で事故前は平均20Bq、事故後は平均300Bq。これまでの受検者の中で最高値は800Bq。沖縄から来た高校生で300Bqの人がいたそうだ。これはまちがいなく汚染食品を食べたためと見られる。記者の家族構成は、記者(60歳)、妻(30代後半)、息子(4歳)、娘(2歳)。結果は、セシウム134は家族4人とも不検出。セシウム137は、記者58.06Bq(1Bq/kg) 、夫人は不検出、息子46.64Bq(1.86Bq/kg)、娘47Bq (2.6Bq/kg)。奥さんのように不検出という人は例外的で、この家族は平均にくらべたらかなり低いほうだという。この一家は食品の放射能汚染に日頃から気をつけており、「食べて応援」していなからだと思われる。同じものを食べていて奥さんが不検出なのは、汗をかきやすい体質のせいかもしれないそうだ。発汗する人はセシウムを体外に排出しやすいという。お風呂にはいって体を高め免疫力を上げる、ミネラル成分を取る等も放射性物質を体外に排出するデトックスとして有効だそうだ。バンダジェフスキー博士によると、体内汚染が5Bq/kgで15%に、12-25Bq/kgでは60%に心電図異常、30Bq/kg以上になると代謝異常が生じ、心筋に顕著な影響が起き、100Bq/kgではほぼ100%で心臓に異常が出るという[4]。 また例えば100Bq/kgの場合、体内に均等に蓄積されるのではなく、心臓に2500Bq、腎臓に1000Bq
というように、特定の臓器に集中するという[5]。とくに心臓にはセシウムがたまりやすく、心筋が破壊されて、実際に多くの人が心疾患で亡くなっている。この記者の子どもさんのように1-3Bq/kgでも決して安心はできず、汚染食品の回避、デトックスにさらに取り組む必要があると思われる。それほど測定料金は高くないので、内部被ばくが気になる人は、こういった測定サービスを利用してみるのもいいだろう。ただし、WBCは体内奥深くに潜むガンマ核種は検出できず、実際は計測値よりも高い汚染が体内に蓄積されていると考えるべきだし、プルトニウム239やストロンチウム90のようなアルファ・ベータ核種はWBCでは全く検出できない。そういった限界を知っておくべきだ。ちなみに、福島県で使用されているWBCは限界値下限が300Bqと異様に高く、それ以下ならすべて不検出となる。これでは「問題なし」と言われても全く信用できない。

 (関連情報)

[1] 「我孫子内部被ばく検査センター」
http://kensa489.com/

[2] 「ゴジラから学ぶ子供の未来!」 (YouTube・新納悟 2016/10/5)
https://www.youtube.com/watch?v=p1h91uQpkfc

[3] 「高性能内部被爆測定器 ANTIDOZA」 (ジャパン・プロモーション・エージェンシー)
http://www.hibakusokuteiki.jp/naibu_hibaku_sokuteiki.html

[4] 「バンダジェフスキー博士:「体内セシウム100bqで、100%心臓に異常」「体内汚染50bq/kgでも30%が白内障」」(阿修羅・赤かぶ 2012/8/10)
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/407.html

[5] 「チェルノブイリの犯罪・上巻」 (V・チェルトコフ著 緑風出版 p.231)

[6] 「東京・目黒在住の方がツイッターで内部被曝を報告」 (拙稿 2015/7/13)
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/408.html

[7] 「原子力推進団体ICRPの体内蓄積曲線からも100ベクレル/kgの食品汚染基準が危険なのは明らかだ」(拙稿 2016/4/14)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/482.html

[8] 「食べて応援、危険と判明  生活習慣と体内被曝の関係が明らかに (NAVERまとめ)」 (拙稿 2016/3/1)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/156.html

コメント
1. 2017年1月24日 15:14:26 : lv7vbj53vM : R5TUbJyqZ1g[1900]
 汚染食品に気をつけていてもこれだけ検出されるのだから、「食べて応援」している人は、押して知るべしだね。事実、心筋梗塞、脳卒中、白血病、がんでバタバタ逝っているわけだが。
16. 2017年1月26日 02:16:46 : lv7vbj53vM : R5TUbJyqZ1g[1911]
>>15
 工作員による典型的ないいがかりだね。
WBCには限界があるわけで、それを知って利用するのはまちがいではない。線量計による汚染の測定と同じで、非常に汚染されているかどうかの目安にはなる。値が低いからと言って安全とは判断できない。黄砂やグローバルフォールアウトは以前からあるわけで、それらの影響も発癌などに影響を与えているが、福島原発事故で放出された放射性物質の量は桁違いで比較にならない。だからバタバタ人が倒れている。いつもの原子力ムラのごまかしだね。玄米、雑穀米が放射性物質の排出に良いのは確かだろう。もちろん汚染されていれば逆効果で、慎重に選ばなければならない。玄米、雑穀米の全部が汚染されているわけではない。不都合な投稿がトップになると、必ずこういう工作員が出てきてイチャモンをつける。だが説得力ゼロ。いつものことだ。

 「Masanori Shibata」。
 チェルノブイリは年間被ばく線量が 5ミリシーベルト以上は移住義務 1~5ミリシーベルトまでは移住権利 の選択の権利を与えている。 しかもその年間被ばく線量はセシウムだけでなく、ストロンチウムとプルトニウム(2種)までも網羅した丁寧なものだ。日本はセシウムだけで 20ミリまでは大丈夫だと帰還させ死ね死ね棄民だ。 #チェルノブイリ法日本版 がどうしても必要な理由のひとつ。

 国会事故調委員を務めた崎山比早子氏


日本は子どもの健康を危険にさらし、原発を続けるために被害を小さく見せようと子どもさえ犠牲にしている。
・チェルノブイリは年間被曝線量が5ミリシーベルト以上は避難、1ミリ以上5ミリまでは移住の選択の権利を与えている。日本は20ミリまでは大丈夫だと帰還させている。
・「それが危険だと言うと、せっかく安心している人に不安を与えると。復興できる、復興せねばという幻想の上に幻想を重ねて、現実から目をそらしている」
・国会事故調でチェルノブイリの保養プログラムも視察した。子どものケアは国策だ。翻って日本は将来の子どもの健康を危険にさらしていないか。「チェルノブイリから日本人は学んでいない。福島からも。まだ原子力安全神話にだまされたいの」と崎山は問う。

◆(現場へ!)チェルノブイリを伝える:4 市民の力で被曝の実態を 朝日デジタル無料会員版

 2011年3月の福島第一原発事故を受けて、大急ぎで邦訳が進められた書物がある。チェルノブイリ原発事故の健康・環境被害をつぶさに見てきたウクライナ、ベラルーシ、ロシアの現地医師や研究者らによる膨大なデータをまとめたものだ。スラブ系諸言語から英訳されたものを、さらに日本語へ。有志の翻訳チームによる2年越しの「市民の力」で、B5判約300ページの「調査報告 チェルノブイリ被害の全貌(ぜんぼう)」(岩波書店)が13年4月、世に出された。      


 監訳を務めたのは屋久島に住む作家・翻訳家の星川淳(じゅん)(68)。民間の市民活動を助成する一般社団法人「アクト・ビヨンド・トラスト」の代表理事でもある。01年の9・11後、音楽家の坂本龍一らと「非戦」(幻冬舎)を出す際に翻訳チームを組んだ経験が生きた。  「日本でこんな事故を起こしてしまった」と福島の事故に脱原発側の責任を感じた星川は、翻訳を急いだ理由をこう明かす。「恐らく日本でも被害の実態を隠そう、被害を小さく見せようとするのはすぐ予想できたので。それを防ぎたいという気持ちも大きかった」  

 国際原子力機関(IAEA)など原子力推進側が「チェルノブイリ事故による放射線被曝(ひばく)の影響は小児甲状腺がんのみ」としてきたのに対し、この本は多種多様な疾患や子どもの健康への深刻な影響を指摘している。星川は、子どもの避難や保養といった手立てを取る一つの下地としても、この本が参考になり得ると考えた。

 あの福島事故から10年。原発は再稼働し、国は核燃サイクルを諦めない。エネルギーシフトにつながる市民活動の後押しを続ける星川は、「NGO側、市民側の力不足を痛感します」と吐露した。      

*  
《被曝のリスクを軽視すればどうなるのか、学ぶべきデータが示されたことの意味は大きい》。同書の「日本語版序」でそう記した医学博士で元放射線医学総合研究所主任研究官の崎山比早子(ひさこ)(81)は、専門家アドバイザーとして翻訳チームに加わった一人だ。東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調)の委員も務めた。核化学者の高木仁三郎が始めた「高木学校」で、放射線がどういうメカニズムでがんの原因になるのかなど、かみ砕いて話す「市民科学」の訓練を積んだ。

 「知らないデータがかなりあって衝撃だった。なぜ小児甲状腺がんしか発症しないのかを説明する方が難しい」と崎山は語る。チェルノブイリは年間被曝線量が5ミリシーベルト以上は避難、1ミリ以上5ミリまでは移住の選択の権利を与えている。日本は20ミリまでは大丈夫だと帰還させている。

 「それが危険だと言うと、せっかく安心している人に不安を与えると。復興できる、復興せねばという幻想の上に幻想を重ねて、現実から目をそらしている」  国会事故調でチェルノブイリの保養プログラムも視察した。子どものケアは国策だ。翻って日本は将来の子どもの健康を危険にさらしていないか。「チェルノブイリから日本人は学んでいない。福島からも。まだ原子力安全神話にだまされたいの」と崎山は問う。原発を続けるために被害を小さく見せようとしているのではとの疑念は、脱原発を決めない限りぬぐえない。=敬称略(副島英樹)  




(私論.私見)