放射能汚染による生態系異変、温暖化考

更新日/2021(平成31.5.1栄和改元/栄和3).6.1日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「放射能汚染による生態系異変、温暖化考」をものしておく。

 2018.4.3日 れんだいこ拝


【グアム異変考】
 「★阿修羅♪ > 原発・フッ素49」の魑魅魍魎男氏の2018 年 4 月 02 日付投稿「グアムの漁師曰く「腫瘍のある魚が続々と網にひっかかっている。警戒が必要だ」転載。
Letter: Guam should worry about contamination from Fukushima
(Pacific Daily News Louie Gombar 2018/3/28)
https://www.guampdn.com/story/opinion/readers/2018/03/28/letter-guam-should-
worry-contamination-fukushima/464696002

We islanders worry about too many things. Perhaps it is the limits of our confinement within our reef-fringed turf that makes us realize that size does matter.

We worry about North Korea, we are concerned about the erosion of our culture, we are uncertain about what the rhino beetles are doing to our coconut trees, we squawk at the ridiculous salaries our legislative employees are making, we have apprehensions about what dish to bring to Tan Rosa’s rosary or if we might wear the same dress that someone else is donning, purchased at Ross, no doubt.

Too many things. Although worrying is not bad. It can be thought of as constructive anticipation. But wouldn’t that effort be more productive if it was pointed at events that threaten or impact our existence as human beings?


Call to mind March 11, 2011. Two gigantic submarine mountains named the Pacific Ocean Plate and Continental Plate crash into each other off the coast of Sendai in Japan, creating a never-before recorded 9.0 tremor. The epicenter was only 43 miles offshore and barely 18 miles deep. Per geological sources, the jolt moved Japan’s main island of Honshu eastward by an incredible eight feet.

About 250 miles of Japan’s northern coastline dropped by two feet, displacing millions of tons of sea water. The event was called the Tohoku earthquake and it created a gigantic tsunami that peaked at 133 feet and slammed into the Japanese mainland in just a few minutes, killing 15,894 people. Some 2,500 are still missing.

Oddly, one house was found floating many miles out to sea several days later with a barking dog on its shingled roof. The dog was rescued.

Tohoku was a tragic and heart-rending disaster, but how does it relate to us? It is here that we come to grips with the true meaning of John Donne’s famous “No man is an island.”

In 1979, Hollywood released a timely motion picture called “The China Syndrome.” It depicts a reporter whose life is in danger after finding out about safety hazard cover-ups at a nuclear power plant. It fictionalized the fact that a nuclear plant meltdown is so tremendously hot it will burn its way through the center of the Earth, all the way to China.

Fukushima Daichi Nuclear Power Plant lies about 59 miles south of Sendai. It was heavily damaged by the earthquake and the following tsunami. Cooling systems were disabled followed by the meltdown in three reactors, spilling radioactive iodine 131, cesium 137 and strontium 90, or the Bone Seeker.

Of the sinister trio, the isotope strontium 90 is the most dangerous and feared. It is a well-known catalyst for bone cancer and leukemia. It came into prominence with the detonations of the Manhattan Project 73 years ago, when it was feared it might filter into the atmosphere and gradually cover the entire world. As a child, I remember studying nuclear fallout shelter plans in Popular Mechanics that would effectively shield occupants from strontium 90 contamination.

Well, the fears are with us once again. Fukushima continues to contaminate the environment despite the claims of the government and the Tokyo Electric Power Company that repairs have been fully contained. Contaminated water is continuously being dumped into the Pacific Ocean by the millions of gallons.

The powerful Kurushio Current picks up that contamination, conveys it northward and make a right turn between the 40th and 50th parallel. The Coriolis Force, the momentum created by the rotating Earth, nudges all that water downward along the Canadian coast until the whirlpool-like Great Pacific Gyres drives it toward the Hawaiian Islands. All that heavily contaminated water travels a few thousand miles westward and, hafa adai, it is in our waters.

Fishermen all over the Pacific Ocean are discovering unusual anomalies in their catches. More and more fish with cancerous growths are being found in their nets. This is extremely alarming.

We must be vigilant. Carefully observe any changes in the seafood we purchase or catch. Be aware of any skin changes if you are exposed to seawater for any given length of time. The Fukushima disaster took place seven years ago. The Pacific Ocean has had plenty of time to disperse all that dangerous material throughout its watery domain.

Louie Gombar is a resident of Mangilao.

 -------(引用ここまで)-------------------------------------------

 重要な最後の数パラグラフを翻訳します。

-------(翻訳ここから)-------------------------------------------

 「グアムは福島原発事故による汚染を憂慮すべきだ」 (ルイ・ゴンバー)。(中略)福島第一原発は仙台市の59マイル南方にある。地震とそれに続く津波で著しく破壊された。冷却システムが停止し3つの原子炉がメルトダウンした。そしてヨウ素131とセシウム137、そして親骨性物質であるストロンチウム90を撒き散らした。この凶悪トリオのうちストロンチウム90は最も危険で恐れられている。よく知られているように骨がんや白血病を引き起こす。73年前のマンハッタン計画による爆発により問題視され、大気に放出されゆっくりと全世界をおおいつくすのではないかと恐れられた。子ども時代、ポピュラーメカニクス誌に載った核降下物から逃れるシェルターの計画について読んだのを覚えている。それはストロンチウム90の汚染から避難者を効果的に守るものであった。今また懸念がひろがる。日本政府と東電が完全に収束したと主張しているが、福島原発は環境を汚染し続ける。何百万ガロンもの汚染水は太平洋に垂れ流され続けているのだ。強い黒潮が汚染をつかまえ北方に運び、北緯40-50度の間で右方向に曲がる。そして地球の回転による慣性力であるコリオリの力により、カナダ沿岸を南へ押しやられ、渦巻きのような北太平洋旋回によりハワイ諸島に達する。ひどく汚染された海水は数千マイルも西へ流れ、わがグアムの水域へと達する。太平洋全海域の漁師は、獲った魚にまれな異常を見つけている。がんのような腫瘍のある魚が続々と網にひっかかっている。非常に憂慮すべきことである。

 われわれは警戒を怠ってはならない。購入したり捕獲する海産物のどんな変化も注意深く観察すべきである。どんなに短時間でも海水に肌をさらした場合は皮膚の変化に気をつけるべきだ。福島原発事故から7年たつが、太平洋は長い時間をかけてあらゆる危険な物質をその水域へと拡散させているのだ。

 ルイ・ゴンバーはマンギラオ(グアム島)の住民である。

 -------(翻訳ここまで)-------------------------------------------

 日本のマスコミは絶対に報じませんが、太平洋の漁業関係者の間では、福島原発事故による放射能汚染により魚に異常が出ているのは常識のようです。東電はタンクが満杯でどうにもならず、今後汚染水を海へ堂々と垂れ流すつもりですから、魚介類の汚染はさらにひどくなるでしょう。太平洋は死んだ海となるのです。おそらく日本政府は太平洋沿岸諸国から莫大な漁業補償金を請求され、支払うことになるでしょう。しかし、太平洋の魚がもう食べられない事実を知られては困るので、賠償は国民には一切知らされず、秘密裏に行なわれることになるでしょう。

 (関連情報)

 「東電福島事故の放射性物質。事故から5年半を過ぎ北米沿岸の海洋、湖、サーモンから初めて低濃度セシウム検出立証(RIEF)」 (拙稿 2016/12/16)
 http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/139.html

 「カリフォルニア沖の魚は1年以上前から放射能汚染されている (カレイドスコープ)」(阿修羅・赤かぶ 2013/9/2)
 http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/370.html

 「福島原発から1日400トンの汚染水が海へ流出!昨夏には米国西海岸で汚染されたマグロが捕獲されている!太平洋は汚染済み?」 (阿修羅・赤かぶ 2013/8/5)
 http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/771.html

 「アメリカ西海岸で漁禁止!太平洋側の魚はほぼ全滅。”被爆した福島のクロマグロが、西海岸まで回遊” (原発問題)」 (阿修羅・赤かぶ 2012/8/3)
 http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/247.html

 「アメリカのテレビドラマのワンシーン。娘『この魚は日本から輸入したのか聞くべきかな?』 父『何で?』 娘『放射能よ』」 (阿修羅・赤かぶ 2016/8/26)
 http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/367.html


【豪南西部異変考】
 「★阿修羅♪ > 原発・フッ素49」のお天道様はお見通し氏の2018 年 3 月 24 日付投稿「《豪南西部でクジラ135頭が浜辺に打ち上げられて死ぬ。汚染水のブロブだわ》バカにつける薬はないしヤバイと気づいても手遅れ」転載。
 《豪南西部でクジラ135頭が浜辺に打ち上げられて死ぬ。汚染水のブロブだわ。 弁財天》我々バカにつける薬はないしヤバイと気づいても、もう手遅れ

 "The strength of the animals and the windy and possibly wet weather conditions will affect when and where we attempt to move them out to sea," said incident controller Jeremy Chick.
********** 引用ここまで **********

 水棲生物の大量死がありもしない温暖化(近年の黒点数の減少傾向とその数をみても太陽活動の脆弱化は明白であるし、産業革命以降の人為的炭酸ガスの排出にしても、たった一回の越冬期間中に極洋部の氷床の体積や面積が150%以上の増加が見られた事実からも、それが大自然と比較して論議される必要の全く無い瑣末なことである点をみても”ありもしない”という形容は正しいと考えられる。-「地球温暖化調査」のために打ち上げられた観測衛星が明らかにした「 2012年から 50パーセント増えた北極の氷」)やそれに関連する事象だけで論理的な説明ができるわけもなく、それが複合的な放射能禍に起因していると考えるのが妥当であろう。
このことからも引用にもあるような近年断続して起こっている世界各地での水棲生物の大量死自体のメインストリームによる報道が矮小化、あるいは隠蔽傾向にあるのではないか。そして世界市民の大多数も、その詭弁にノセられて、全く気づいていない、関心がないのには、嘆かわしいを通り越して最早諦めさえ感じる。エドワード・スノーデンのいうとおり、深刻な事態を隠蔽するためのCIA似非温暖化だけが独り歩きして、人類の大部分が、地球に対して自分達の犯した罪はそれだけであると誤認している様は、滑稽極まりなく、人の愚かさがよくわかる。(≪スクープ≫地球温暖化はCIAによる”でっちあげ”であるとエドワード・スノーデンが暴露-面倒くさがる自身を急き立て遂に完成) 思考しようとしない我々バカにつける薬はないようだ。本当にヤバイと気づいたときはもう遅い。

 「★阿修羅♪ > 原発・フッ素51 」の魑魅魍魎男氏の 2019 年 3 月 06 日付投稿「原発事故から8年 川の魚は語る (TBS)」。
 「原発事故から8年 川の魚は語る」 (TBS)
 https://www.dailymotion.com/video/x73e02o
 (YouTube gomizeromirai)
 「川の魚は語る~原発事故後の福島 (2019/3/2 放送)
 福島第一原発近くの川や池で魚を捕獲し放射能の影響を調査する研究者たち。チェルノブイリの湖でも同様の調査を行うなど共同研究も進める。8年前の事故による放射能汚染の実態は? 」

 -----(要約ここから)----------------------------

 福島大環境放射能研究所・和田准教授らが福島第一原発のそばを流れる前田川で魚類の汚染を調査。魚を始め、生き物の種類が非常に多い。全長15キロの前田川流域はほとんどがいまだに帰還困難区域。前田川を5地点で調査。河口から4番目の第4地点で線量が最も高い。橋のたもとで100uSv/hを記録。事故を起こした2号機の前と変わらない。沈着放射線量が一番多い。双葉町の南側。平均で10uSv/h。下流に行くと下がる。環境放射能研究所で魚を筋肉、消化管、生殖腺等に分けて測定。前田川最上流のヤマメやイワナ。渓流魚は汚染された森の昆虫を食べている。ヤマメ最大1720Bq、平均657Bq、イワナ平均154Bq。ヤマメのほうが陸生の甲虫類(コガネムシなど)を食べているので汚染がより高いのではないか。甲虫は幼虫時、土や木の中で育つため、森が汚染されると汚染されやすい。アユは川底の珪藻(ケイソウ)類を食べる。寿命が1年と短いので、アユを調べるとその年の川の汚染状況がわかる。平均438Bq。川魚でもコイは低めで、平均136Bq。ウナギはエビや小魚、虫を食べる。これまでの福島の川の調査で肉食性の魚のほうが線量が高い傾向がわかってきた。平均約500Bq、最大1000Bq。ウナギは下流の魚の中では線量が高い。食物連鎖の上位にいることも理由の一つ。秋に戻ってくるサケは平均1.5-2Bq。淡水魚とくらべ低い。ウクライナ・チェルノブイリ原発の冷却水貯水池。一昨年から、現地の研究者と共同調査をしている。魚の種類や湖の大きさも違うが汚染の基本的なメカニズムは同じ。比較対象になる。肉食魚「パーチ」はセシウム線量10000-15000Bq。事故直後、数十万Bq。数年間は急激に減少したが、その後は緩やか。ストロンチウムは横ばい。福島の最も汚染されているバスは10000Bq、比較しやすい。最近は魚も水も放射線量が増加に転じている。廃炉で給水ポンプが停止され、貯水池の水位が5メートル低下したのが原因。「ラド」という魚のストロンチウム90の線量は年々増えている。水量が減って、放射性物質の濃度が増えたため。大ナマズ。全長98センチ。肉食で汚染されやすい。昨年は同じ池で1.6メートル、27キロのナマズを捕獲。10歳以上か。6290Bq。ナマズに着目する理由は魚の耳石。木のように年輪が年1本形成される。放射線量など環境の変化も記録されている可能性あり。日本とウクライナの共同調査は2022年まで続く予定。

 福島第一原発から60kmの郡山市・酒蓋池。コイの養殖池。震災後、放射能が一番強かったので試験場になった。業者はコイを出荷停止。4年前から実験用に養殖を開始。実験には、福島大学、内水面水産試験場、郡山市などが協力。いけすの中で平均9 Bq、いけすの外23 Bq。いけすの中は人工飼料のみ、外の魚はそれ以外のものも食べている。コイが食べる池の底の堆積物から放射性セシウムを取り込んだ可能性大。年1回、酒蓋池の水を抜く"かい掘り"を行なっている。コイを始めさまざまな魚が網にかかり、放射線量を比較。2017-2018年、1年間除染をした。半年後の調査で、いけす北側、底から40cm下の泥でセシウム137が除染前の1/7。底の表層部分では15000Bq(除染前は35000Bq)。8000 Bq を超えると指定廃棄物として処理が必要。

 福島大学 共生システム理工学類 難波教授「除染で相当浅いところは全部なくなっていると期待はしたんですけど、私たちとしてはちょっと意外に残っているかなと」、「雨で運ばれてきたものが寄与している可能性もあり、今後の推移をみないとはっきりしたことは言えない」 南鯉養殖漁業協同組合 熊田組合長「完全にとるのは難しいのか。これやってもらっても」。難波教授「完全に取るっていうのは難しい」報告会には東電の社員も同席。熊田組合長「東電の人たちも放射能は今こんな状況だと素直に言ってもらえれば助かる」

 いけす外のコイ 2015年平均23Bq、除染後2018年8Bq。郡山市は食用コイの生産量が全国一。養殖業者は風評被害に苦しみ続けている。酒蓋池など4つの池での養殖を中止。市西部の汚染度が非常に低い池でコイを育てている。2014年以降、モニタリングで1匹から10Bqが検出されただけ。その他は放射能は全く検出されず。郡山市西部の北沢池、コイのプール。泥をはかせる蓄養をすると放射線量が低下。フナは抜けない。コイは新陳代謝が激しい魚。約20日間の蓄養を経てコイを出荷。検査して5でも10Bqでも出れば出荷できない。食べられる基準値が100Bq以下と言っても、お客さんはゼロじゃないと絶対にだめ。鯉が放射能を輩出するメカニズムが科学的に解明されるのはこれから。魚たちは身をもって多くのことを語っている。

 取材担当 金氏ディレクター「線量の測定結果が出て、それぞれの魚の習性ですとか特徴、さらに周りの環境で全然線量が変わってくることに驚いた」「原発すぐそばの前田川がいろいろな魚が住む豊かな川で、だからこそそういうことがわかってきたということが皮肉」。「一昨年、原発近くの沼で1万数千Bqのオオクチバスが見つかっており、汚染はチェルノブイリと同レベル。共同研究する意味がある」。「養殖の魚は、郡山の組合のように汚染されていない場所を選び、安全な餌を食べさせるなど、人間の手で二重三重に対応できることが調査結果からもわかってきている」。「天然の魚は、水が汚染されていなくても、森を始めとする周囲の環境が汚染されていると線量が高くなってしまう。森の汚染のため、阿武隈川は全流域禁漁。放射能が自然に減っていくのを待つしかないのが現状」。

-----(要約ここまで)----------------------------

 基準の100Bq/kgよりはるかに汚染が低くても売れず、風評被害に苦しんでいる、まるで買わない客が悪いかのような報道に疑問を感じます。100Bq/kgというのは放射性廃棄物レベルの汚染であり、政府がご都合主義で決めたものであり、安全であるという科学的裏づけ、保証は一切ありません。原発事故前の汚染は0.05-0.1Bq/kgだったわけで、5-10Bq/kgでもお客が敬遠するのは当たり前でしょう。測定も中立的な第三者が立ち会わないと信用してもらえません。汚染のひどい頭部や骨は除外したり、ストロンチウム90の検査はしていないでしょう。厚労省の検査では他県では汚染が検出されているのに、福島産はいつも不検出です。こういう状況からして、汚染はないと言われても誰も信じないでしょう。養殖魚は汚染を防ぐことができるという話も疑問です。養殖池も森などの自然環境の中にあり、汚染された雨水などが流れ込むことは避けられません。「放射能が自然に減っていくのを待つしかない」これはその通りです。ただし影響がなくなるまで何世代もかかるでしょう。


 (関連情報)

「川魚の放射能汚染地図、2015年の最新版が作成される!依然として関東地方や福島周囲は高い!」 (阿修羅・赤かぶ 2015/8/4)
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/547.html

「5年目のホットスポット 福島市で20マイクロ超え  (福島日報ダイジェスト)」 
(拙稿 2015/11/14)
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/333.html

「阿武隈川の遊漁未解禁 続く魚汚染、豊かな川どこへ (東京新聞)」 (拙稿 2017/4/16)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/782.html  

2. 2019年3月06日 18:36:35 : qW5770aSac : ZHBpTDdEcXlON1U=[51] 報告
衝撃の専門書「川魚の放射能はなくならない」:話題の日刊ゲンダイ記事全文公開
2012/10/22
https://furainozasshi.com/asakawa/%E8%A1%9D%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B0%82%
E9%96%80%E6%9B%B8%EF%BD%A2%E5%B7%9D%E9%AD%9A%E3%81%AE%E6%94%BE%E
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【原発冷却放射能汚染水の放流による海面の気温上昇考】
 「」。
 「海面の水温上昇は、台風の発生、豪雨、地崩れ、地震を誘引する。これを指摘する学者は居るが、海面の水温上昇が、過去数十年にわたる原発冷却放射能汚染水の放流を原因とすると指摘する、勇気のある学者は日本には居ない。フクシマ原発の汚染水は大量に太平洋に捨てられ、それで太平洋が死に掛けている。魚は人間が愚弄しているよりは賢いので、放射能汚染水を嗅ぎ取ると回遊路を変える。これにより、日本近海から遠ざかる魚群が増えつつある。魚は、人間を愚弄し始めている」。

 「★阿修羅♪ > 原発・フッ素53」の「赤かぶ 日時 2021 年 5 月 30 日」投稿「地球温暖化の犯人判明!<本澤二郎の「日本の風景」(4100)<原発の温排水=神道政治連盟・日本会議=自公維は犯罪党!>」。
 地球温暖化の犯人判明!<本澤二郎の「日本の風景」(4100)
 http://jlj0011.livedoor.blog/archives/29286556.html
 2021年05月30日 jlj0011のblog <原発の温排水=神道政治連盟・日本会議=自公維は犯罪党!>

 地球温暖化による気候変動で、毎年予想外の人命を含む巨大災害が発生している。その元凶が原子力発電所による温排水であることを、反原発派の指摘によって目を覚ました国民は多いに違いない。原発全廃が人の道である。他方、日本の原発推進派は、右翼的な国家主義に傾斜する改憲軍拡派・自公維政党である。犯罪党と断定したい。

 原発推進派ではなかったが、真っ向からこれに反対の論陣を張らなかった筆者を含め、全言論人もまた犯罪者の側に立っていたことになる。いま猛省して反原発の立場に立つことを、内外に鮮明にしたい。温暖化による地球変動を阻止する戦いを開始せねば、人類が滅びることになる。言論界の全ても、覚醒する時である。2019年15号台風の恐怖が蘇ってきた。

 振り返ってみて1972年から政界、特に自民党派閥を20年政治記者として取材してきた印象から、正確な数字はともかくとして、吉田茂の保守本流に対抗してきた、岸信介・中曽根康弘ら保守傍流の派閥や、そのメンバーが原発推進派であると決めつけることが出来る。彼らはまた改憲軍拡派である。現在では安倍晋三を筆頭とする清和会に原発推進派・改憲軍拡派が少なくない。いわゆる国民生活を重視する、自由主義を信奉するリベラル・穏健派ではなかった。反発する社会党の政治力が弱かったことも、自民党原発派を放任する原因であった。背後の財閥による潤沢資金が、同党を支えてきていた。財閥が操る右翼・原発派の三権とも断定したい。カネで動く自民党議員の「核の平和利用」というワシントンから持ち込まれた偽りの論理に、政界・官界・司法界も呑み込まれてきた不条理日本だった。今も、である。

 とりわけ21世紀においても「天皇中心の神の国」という原始の神社信仰にこだわっている輩、それはすなわち神道政治連盟=日本会議の面々と決めつけてもおかしくない。彼らこそが自民党に根を張る、戦前派・国家主義に傾倒する政治屋勢力である。

 右翼議員の核に対する関心度は、つまるところ、核兵器開発論と結びついている。核兵器の原料は、原発稼働によって出てくるプルトニウムだからである。これの推進役は、霞が関では経産省官僚だ。背後の三井・三菱など、財閥が強力に後押ししているという、悪魔の構造が強固に存在、それに新聞テレビの言論の自由が拘束され、電通経由で徹底してきた。押さえつけてきた。

 不条理きわまりない原発推進勢力は、311の東電福島原発の大爆発でさえも変わらなかった。神道政治連盟のボスが、首相の安倍であったことを、国民は忘却してはならない。東北の人々は、依然と騙されて、選挙で原発派を選んで恥じない、正に無知の人々だった。その中で、人体実験のような地域社会までが存在していることを、最近まで知らなかった。反原発派の女性ジャーナリストは、もんじゅ西村謀殺事件を暴いただけでなく、福島の深刻なモルモット行政のことも暴露してくれていたというのに。

 思うに、涙が出てくるような戦いに先頭を切ってくれていた反原発ジャーナリストに、繰り返し敬意を表したい。

 したり顔に「そんなことは常識。ようやく分かったのか。この大バカ者め」という非難が寄せられて当然だが、しからばなぜ、それが本格的な国民運動にならなかったのか、野党は体を張って戦わなかったのか。愚民は東北県民だけではない。日本列島に無数に存在している日本人は、またしても広島長崎の教訓を忘れ、311で二度目の敗戦で、あたかものた打ち回る八岐大蛇そのものではないのか。

<無知は犯罪=無知人間=犯罪者>

 東京で次男の介護のための体力強化のためのジム通いのおり、元日立製作所で働いていたというエリートの「無知は犯罪」という言葉が、今回ほど脳裏を叩きのめしたことはなかった。右翼の言論人も覚醒すべき時だ。原発全廃が人類が生き延びる正しい道路である。無知なる者は、すなわち原発推進派と同じ犯罪者となるだろう。

<森喜朗以下の岸信介・清和会と中曽根康弘・ナベツネは万死に値>

 戦前派のA級戦犯・岸信介につながる政治屋・学者・文化人・言論人・法曹界の面々は、万死に値する人々と断罪せざるを得ない。

 「神の国」を公然と信じ込んでいる森喜朗や安倍はいうまでもなく、原発建設に率先して取り組んできた中曽根康弘とナベツネ、そして懸絶会社の鹿島を許してはならない。

 東芝・三菱・日立の原発御三家と、そこに食らいついた多くの通産官僚と原発技術者もまた、その責任は重大である。原発労組もまた、自らの首を絞めてきたことに猛省すべきだろう。連合である。

<安倍の原発再稼働にアクセルを踏んできた公明党創価学会>

 安倍の右翼政治を抑制すると称してきた公明党創価学会、とりわけ太田ショウコウ・山口那津男・原田・谷川の責任も問われるべきだ。

 平和を吹聴して有権者を欺き続けてきた罪も、計り知れないほど重い。ブレーキを踏むどころか、アクセルを踏んできた太田昭宏らによる、戦争三法強行が、いかに罪深いか。

<狙いは日本の核兵器開発>

 原発推進派の目的・野心は、核兵器の開発であろう。それゆえの改憲軍拡論であった。安倍は、ことあるごとに軍拡に執着してきた。日米首脳会談とは、安倍の武器買いそのものだった。

 彼ら大きな壁が、9条憲法そのものだった。安倍改憲論の本丸の本丸が、9条なのだ。日本人は地球変動で命を奪われるだけでなく、核兵器による大災害を受けて、沈没しようとしている。

 孫や子供の世紀を奪うつもりなのだ。冗談ではない。断じてNOである。

<反原発ジャーナリストの叫びに怒り狂う悪魔の原発推進派>

 以下のブログを読んでみれば、悪魔の素顔が見えてくるだろう。

 http://koukaishitsumon.blogspot.com/2014/07/75.html


 「福島の子供たちに多数の甲状腺がんや白血病など健康被害が出ているので疎開させよ、エートスは人体実験である

 「おかしいですねえ。ふしぎですねえ。これ、こんなにボロボロでしょ。断層や節理(ひび割れ)が縦横に入っていて、まるで寄木細工みたい。この地層は、原子炉設置場所の基礎岩盤と一連のものなんですけどね。九電は、地質上の問題はまったくないようにいっている。。

 2021年5月30日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)




(私論.私見)