岡山移住についての注意

 (最新見直し2014.04.04日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、岡山移住論について確認しておく。

 2014.04.04日 れんだいこ拝


【人気の移住先岡山県の危険な情報】
 とある原発の溶融貫通(メルトスルー)」の「岡山移住についての注意」を転載しておく。
 以下は,放射能汚染からの避難 国内移住の為の参考情報さんからの引用です。

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 放射能汚染地域である関東・東北から移住する為の、参考情報をシェアして行きたいと思います。ドイツで作成された日本の放射能汚染マップによると、北海道から九州・沖縄までが全て汚染されており、移住先は最早どこがより「まし」かという選択になってしまいましたが、それでも放射能汚染を避けたいのであれば、「行ってはいけない所」はあります。具体的には原発・再処理工場・チタン工場・リサイクル工場・瓦礫処理場・核融合施設・劣化ウランの保管場所などの周辺です。

 まずは、人気の移住先である岡山県から検証していきます。

 岡山の自然放射線量とウラン汚染

 岡山県は、「おいでんせえ岡山」とうたっている通り、避難者への支援が手厚いそうです。地震や津波の心配もなく、関西からも近い。でも、岡山は広島と並んで、「自然放射線」からの被爆が大きい県だということは、あまり知られていません(ちなみに日本一は岐阜県です)。広島に落とされた原爆はウラン型だったので、風下に当たる岡山にはその影響もあるのかも知れませんが、岡山には鳥取県との県境付近に、人形峠というウランの産地があり、今もこれが原因で広まった汚染が、人が住む場所にも残っています。

 チタン廃棄物からのトリウム汚染

 「酸化チタン」という、自動車の塗装や印刷インクなどに使用される化学物質は、チタン鉱石から生成されます。ところがこの鉱石には、トリウムやウランという危険な放射性元素が含まれているため、酸化チタンの生成過程で排出される汚泥は、汚染された放射性廃棄物となります。トリウムの半減期は141億年。一度汚染されたら手遅れです。

 岡山市内には、テイカというチタン関連工場があり、岡山県内の民間処分場で廃棄物を処分していると推定されています。 

 また、1990年には、岡山県邑久分邑久町の錦海塩田跡地にある産業廃棄物最終処分場で、毎時5ミリシーベルトもの猛烈な放射線量が測定されました。原因はここにあった26トンのチタン廃棄物でした。

 岡山県内では当時他にも10箇所で140万トンものチタン廃棄物からウランやトリウムが検出されています。にもかかわらず、91年には科学技術庁や厚生省等の4省が、チタン廃棄物の放射線量が年1ミリシーベルト以下の場合は、工場外に搬出できるとした為、放射性廃棄物であるそれは、通常の産廃として処理が可能となってしまったのです。原子力発電所からの放射性廃棄物は厳重に管理・規制されており、基準値は年0.01ミリシーベルト以下でなければならないのですから、チタン廃棄物の規制にはその100倍の被爆量が許容されていることになります。

 原発からの放射性廃棄物はドラム缶にして年間2万本弱位。それに比べて、酸化チタンの生成過程で生み出される放射性廃棄物は、年間約300万本にもなります。この総量の大きさ自体が、危険でもあります。企業としては、適正に処理するよりも、捨てた方が安くて楽な為、廃棄には歯止めがかかりません。現在、全国のチタン廃棄物は管理型の最終処分場へと運ばれるとのことですが、処分場から放射線を放った赤い水が流れて来る地区もあるそうです。

 90年に岡山市の東隣にある、邑久町と牛窓町付近の廃棄物処分場から異常な放射線量が検出された時は、覆土などの措置を行っただけで安全宣言が出されました。古い処分場は住宅地として造成されたり、公園やグラウンドなどの公共施設どころか、畑になっているところもあるそうです。近年でも、邑久町と岡山市の境界を流れる吉井川沿いの公団住宅付近で年2.6ミリシーベルトが検出されたようです。

京都大学原子炉実験所の小出裕章氏も、この岡山におけるチタン産廃の汚染に懸念を表しています。「規制もなかった当時の、いまよりさらに高濃度だった放射性廃棄物がどう処分され、埋め立て跡地が何に使われているのか、誰も把握できない。岡山では、グラウンドで遊ぶ子供たちの横に、明らかにチタン産廃と思われる赤土がゴロゴロしている。これを手で触り、粉塵を吸ったりすれば、相当の内部被爆になります」

 ところで、全国には他に、大阪市(大阪湾)・兵庫県神戸市と尼崎市・三重県四日市市・福島県いわき市・山口県宇部市(廃棄場は山口市)・秋田県秋田市・神奈川県茅ヶ崎市にもウラン関連の工場と廃棄場があるそうです。

 尚、岡山県では、岡山市の水道の取水上より少し上流に、日本最大級の最終処分場が出来るそうです。

 直島での瓦礫焼却

 岡山と香川県高松からは目と鼻の先にある直島で、三菱マテリアルの事業所が、震災瓦礫の焼却灰をリサイクルしています。当然焼却もしている為、放射能汚染が広がっているのですが、県はモニタリング等の当然な法的処置を一切求めていません。この工場が操業している限り、マスクでも防げない気化した放射性物質を吸わされてしまいます。また、倉敷にはセシウム汚染の心配もあります。

岡山移住の注意点

 放射能汚染に関して岡山の良い点を挙げると、企業などによるウランの保管場所が少ないこと(岡山大学自然生命科学研究支援センターくらい)。ちなみにウラン等の放射性物質は、日本では公的な記録にない場所にも知らずに保管されていることが多く、学校等からも発見されています。新潟県では、柏崎高校をはじめ、少なくとも8校から発見されました。これらは戦時に東京の大学から疎開して来たらしいので、創立100年以上の歴史のある学校では注意しましょう。

 http://shiawaseippai2525.seesaa.net/article/356299228.html
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 「★阿修羅♪ > 原発・フッ素50 」の魑魅魍魎男氏の 2018 年 11 月 09 日付投稿「「東京いいことない」 地方移住セミナーが盛況 なぜ20~30代は地方都市を目指す? (YAHOOニュース)」。
 「『東京いいことない』 地方移住セミナーが盛況 なぜ20~30代は地方都市を目指す?」
 (YAHOOニュース・NIKKEI STYLE 2018/11/7)
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181107-00010004-nikkeisty-bus_all

 首都圏から地方に移住するセミナーが盛況です。移住相談の窓口として39道府県が相談員を置くNPO法人ふるさと回帰支援センター(東京・千代田)の2017年の利用者は3万3165人と前年より25%増えました。今年は4万人を超える勢いで真剣に移住を考えている人のほか、地方の暮らしぶりを知りたいという人も多いようです。ふるさと納税もそうですが、そのまちと関わりを持っていたいファン、いわゆる「関係人口」の広がりを映しています

 10月末の週末金曜の夜、同センターで広島県が開いたセミナーでは、広島に移住して起業した3人のゲストの話に20~30歳代中心の23人が聞き入りました。仕事はアンティーク家具や雑貨の製造販売で年商は3200万円から400万円まで様々。ネット販売が主体で年商400万円でも「東京で美容師をしていた頃より生活水準は上がった」という話に参加者はうなずいていました。  

 セミナー後は懇親会で交流。知り合いになったゲストのもとを実際に訪れる参加者もいてファンが広がります。珍しい特産品や田舎暮らしを楽しむ人との出会いに期待する参加者も多いようです。すぐに移住しなくても「観光以上、移住未満」のつながりを持ってくれる関係人口を自治体は増やそうとしており、同センターのセミナーは今年500回を超えそうです。

 かつて移住相談に訪れる人はシニア層が中心でしたが、今は20~30歳代が半数を占めます。移住希望の若い世代の関心は仕事です。この日、別の部屋では山口県が事業承継をテーマに移住セミナーを開いていて24人が耳を傾けていました。共働きの奥さんと参加していた30歳代男性は「来春に移住を考えていますが、事業承継は少し違うと感じました。転職先を探しています」と話していました。

 転職先の企業を見つけやすいのは地方の中核都市でしょう。同センターの高橋公理事長は「最近の傾向は山村より地方都市」と指摘しています。移住を希望する地域で地方都市は17年に64%と前年より14ポイントほど増え、農村や山村、漁村の希望者は減りました。政府も地方創生の一環で地方都市の魅力を高める方針を打ち出しています。

 ただ人口移動をみれば、地方から東京圏への流入はなお流出より年10万人以上多く、東京一極集中の流れは変わりません。17年の移住希望先ランキングでトップの長野県の移住相談員は「若い世代は将来、出産や仕事の転機に移住を考えたいという人が多く、とても計画的です」と話しています。若い世代に関係人口から始めて長い目で寄り添う移住対策が大切かもしれません。

--------(引用ここまで)--------------------------------

 「東京いいことない」と理由をぼかしていますが、まちがいなく移住希望者の大半は放射能汚染回避が目的でしょう。自分や家族の体調が思わしくない、友人知人も倒れたり亡くなったりして、
放射能被ばくの恐ろしさに気づき、移住を決断する人が増えているのだと思われます。
20-30代の若い人はネット情報に通じているので、政府やマスゴミの言うデタラメにも惑わされることがありません。東京はもって2020年の五輪まで、その後は衰退する一方になるでしょう。とくに東日本で慢性的な体調不良に悩んでいる方は、数日間でもよいですから汚染のないところに滞在してみるとよいでしょう。それで体調が良くなるのなら、まちがいなく原因は放射能汚染ですから、移住を真剣に考えるべきでしょう。


(関連情報)

「東京から神戸に避難移住した下澤陽子さん 体調悪化で学校にも行けなかった娘さんが
元気になった」 (拙稿 2018/5/12)
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/737.html

「東京都内で空き家が激増中 2020年東京五輪を待たず不動産市場は崩壊か」
(拙稿 2017/2/18)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/543.html

「福岡市、年に1万人の人口増 若者「移住」相次ぐ理由  (JCASTニュース)」
(拙稿 2016/11/2)
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/720.html

「移住者みるみる健康に 自治体も驚く「鳥取市パワー」の不思議  (日刊ゲンダイ)」
(阿修羅・赤かぶ 2015/9/11)
http://www.asyura2.com/15/hasan100/msg/494.html

「移住して体調が回復した方たちの報告」 (拙稿 2015/12/1)
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/430.html

「地方への移住、4割「検討」=東京都民に調査-政府 (時事ドットコム)」(拙稿2014/11/19)
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/252.html  

コメント
1. 2018年11月09日 09:43:21 : qW5770aSac : k9XcZ01CpGM[1187] 報告
避難移住する人は、放射脳とか中傷されるのが嫌だから、黙ってひっそりと去っていく。ひっそりとね。残った連中は、気づいてみれば体はボロボロ、どうにもならない状態だがもう手遅れとなる。
2. 2018年11月09日 13:50:48 : wu6JNYQXhg : nGd9EYPg19k[1] 報告
>「東京いいことない」と理由をぼかしていますが、まちがいなく移住希望者の大半は放射能汚染回避が目的でしょう。「東京いいことない」なんて言うのは政治、経済を滅茶苦茶にした小泉以降そうなのに、今更言う「東京いいことない」は福島原発の放射能のことですものね。







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