原発に関するローマ法王語録

 更新日/2019(平成31→5.1栄和改元).12.3日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「原発に関するローマ法王語録」を確認しておく。

 2015.03.28日 れんだいこ拝


原発に関するローマ法王語録
 「 ★阿修羅♪ > 原発・フッ素42 」の傍観者A 氏の2015 年 3 月 24 日付投稿「ローマ法王:
原発は「バベルの塔」 現代文明のひずみ指摘[毎日:原発と並び核兵器製造も非難]
」を転
載する。
 http://mainichi.jp/select/news/20150322k0000m030132000c.html
 ローマ法王:原発は「バベルの塔」 現代文明のひずみ指摘

 毎日新聞 2015年03月22日 09時00分(最終更新 03月22日 09時31分)

 【ローマ福島良典】フランシスコ・ローマ法王は20日、バチカン(ローマ法王庁)を公式訪問した日本の司教団と会見。東日本大震災の福島第1原発事故に関連し、人間のおごりと現代文明のひずみの一例として原発の開発に警鐘を鳴らした。法王が原発の安全性に言及するのは異例。 バチカンは会見の詳細を発表していないが、日本司教団によると、法王は「人間は神の定めた自然のおきてに逆らってはいけない」と指摘。原発を旧約聖書の「バベルの塔」になぞらえ「天に届く塔を造ろうとして、自らの破滅を招こうとしている」と表現し、「人間が主人公になって自然を破壊した結果の一つ」と述べたという。法王は「原発廃止」や「脱原発」には言及していないが、現代文明の抱える課題として懸念を表明した形だ。

 また、法王は広島、長崎への原爆投下と第二次世界大戦終結から70年を迎えることに触れ、核兵器製造を「人類の悪行」と非難したという。日本司教団は法王が日本に向けた平和のメッセージを発表するよう依頼した。 法王は禁教下に信仰を死守した潜伏キリシタンを「指針」とたたえた。キリシタン大名の高山右近(1552~1615)がカトリックで「聖人」に次ぐ「福者」に認定される見通しで、法王は来年、日本で予定される列福式に「可能なら行きたい」と述べたという。  



 「★阿修羅♪ > 原発・フッ素52」の 魑魅魍魎男 氏の2019 年 11 月 26 日付投稿「教皇、震災被災者と面会 核エネルギーからの転換訴える (朝日新聞)」。


「教皇、震災被災者と面会 核エネルギーからの転換訴える」 (朝日新聞 2019/11/25)
https://www.asahi.com/articles/ASMCT065JMCSUHBI039.html

来日中のローマ・カトリック教会トップ、フランシスコ教皇が25日、都内で東日本大震災の被災者と面会した。東京電力福島第一原発事故による避難者の「証言」を聞いた教皇は、演説の中で「将来のエネルギー源について、重大な決断がされなければならないだろう」と言及。事故の復興が進まない現状に触れ、エネルギーとして核を利用することからの転換を訴えた。

 教皇は、原発事故によって「科学的、医学的な懸念に加え、社会の構造を立て直すという大きな課題が残った」と指摘。問題の解決が進まないことから、日本の司教団が、原子力の使用を続けることに懸念を示し、原発の廃止を求めていることに触れた。

 その上で、「我々の時代は人間の発展を技術的進歩で測ろうとしてきた」とし、「このような技術中心主義が、しばしば人間や社会のあらゆる面を縮小させてきた」と述べた。最も重要なことは「立ち止まって、我々がどうありたいのか、批判的に見つめ直すことだ」と提言。「ただ自己中心的な決断をすることはできない。我々には将来の世代への責任があるということを、認識すべきだ」と訴えた。(河原田慎一)


菅長官「核抑止、安全保障の基礎」

 被爆地の長崎と広島を24日に訪れたフランシスコ教皇が、演説の中で否定した核抑止力について、菅義偉官房長官は25日午前の記者会見で、「核抑止力を含めた抑止が、我が国の安全保障を確保していく上での基礎であることに変わりはない」と述べた。

 教皇が米国の核の傘に入る日本を暗に批判したのに対し、日本政府として従来の方針を変えない姿勢を示したものだ。

 菅氏は会見で、日本は唯一の戦争被爆国として核廃絶に向けて国際社会をリードする使命があるとする一方、「安全保障上の脅威に適切に対処しながら、緻密(ちみつ)に、現実的に核軍縮を前進させる道筋を追求していく必要がある」とも話した。

 日本が署名していない核兵器禁止条約をめぐっては「条約が目指す核廃絶というゴールは共有している」としつつ、「現実の安全保障を十分に踏まえておらず、非核兵器国から支持を得られていない」と語った。

------(関連情報)-------------------------------------

核兵器の禁止から、原子力廃止へと一歩踏み込んで言及したことは、歓迎すべきことです。 ただ安倍政権は愚かなことに相変わらず核にしがみついています。世界でただ一つの被爆国として、全世界に核の廃絶を訴えるべき立場なのに、原子力を推進しその陰でこそこそと核武装を進めてきた。だから、福島第一原発事故という天罰が下って、広島原爆の百倍以上の汚染が国土に降り注いだわけですが、全く反省もなく懲りずにいることにあきれます。また原発が爆発するのは確実、国土も国民も汚染まみれになり、日本は終了するでしょう。時間の問題です。

6. 2019年11月27日 02:26:28 : qW5770aSac : ZHBpTDdEcXlON1U=[1783] 報告
 またまた政府による言論統制・弾圧。

 被災証言「内容変更求められた」 教皇との集い、東日本大震災体験(共同 2019/11/25)
 https://this.kiji.is/571643465721185377
 「25日に開かれたローマ教皇(法王)との集いで東日本大震災の体験を証言した被災者らが取材に応じ、事前にバチカン側に提出した原稿の一部が変更され、「この内容でお願いしたい」と頼まれていたことを明らかにした。ただ、被災者らは、教皇の前では、変更前の内容を読み上げたり、自分の言葉で伝えたりしたとしている。東京のバチカンの大使館は取材に応じていない。証言者の周辺者は「日本政府の政策と異なることを言うことに神経をとがらせていたのではないか」と推測している。内容変更を求められたことを明かした被災者の1人は「自分の言葉で伝えることができて良かった」と話していた。







(私論.私見)