隅の詰め碁例題/二の2置き

 更新日/2019(平成31).1.27日

 (囲碁吉のショートメッセージ) 
 ここで、「隅の詰め碁例題/二の2置き」を確認する。

 2014.10.28日 囲碁吉拝


【隅の詰め碁例題/二の2置き】(一合マス)
 一合マスの「二の2置き」は「隅の詰め碁例題/一合マス」で確認する。

【隅の詰め碁例題/両ハネツギ一合マス&ダメ詰まり系の二の2置きの筋】
課題図
 外側(黒)先如何。

【№1、二の2置き】
№1(初手)
 №1(初手)/二の2置き(正解初手)。 ここが急所。
その後図
 №2/二の3突き当たり。以下、№3から14まで。白は辛くも虎口を脱した。この後は辺の、或いは中央の白黒の石立てによって是非が決まる。
 7で9から打てば、白11黒7となって二手ヨセコウになる。
№10変化
 白が10とトル手で11のオサエならば、黒10のツギとなり一手ヨセコウになる。
№3の変化
 №2に対し5とツキアタラずに№3/ハネ。
その後図
 №4から№10までセキになる。№4のコスミがうまい手です。№5で9のハネは№6/5で生き。

【№2変化図】
№2変化
 №2/横突き当たり。
その後図
  №3/上ハネ。以下、№4/押え。№5ケツギ。№6/ハネ。№7/ヒキ。№8/ブツカリ。№9/ハネ。№10/押えまで。内側(白)が両コウになり無条件の生き。
 №7でいとオサエれば、№8/キリ。№9/ろ、№10/はとなり同じく両コウで内側(白)の生き。
上図№3変化
  №3/下ハネ。
その後図
 以下、ナンバー4/押え。№5/ハネ。№6/ハネ。№7/放り込み。№8/ツギ。№9/欠け眼持ち。№10ツギとなって無条件の生き。

隅の詰め碁例題/二の2置き、敵の急所は我が急所の詰め碁】
課題図
  外側(黒)先如何→内側(白)死。

№1/二の2ツケ
№1(初手)
 №1(初手)/二の2ツケ(正解初手)。この手が急所。これで白に生きがない。
その後図
 №2/二の1挟みつけ。№3/下がり。№4/眼作り押え。№5/ハネ。この手がダメヅマリ狙いの筋となっている。以下、№6/押え。№7/1子抜き。
№2変化1
 №2変化1/ハネ。
その後図
 №3/サガり。№4/下がり。№5/眼形つぶしの曲がり。これで五目ナカデの死となっている。
№2変化2
 №2変化2/下がり。
その後図
 №3/コスミ。この形はどうしてもナカデになってしまう。

№2変化
№2変化1
 №2変化1/ハネ。
その後図
 №3/サガり。№4/下がり。№5/眼形つぶしの曲がり。これで五目ナカデの死となっている。
№2変化2
 №2変化2/下がり。
その後図
 №3/コスミ。この形はどうしてもナカデになってしまう。

№1(初手)間違い
№1(初手)間違い1
 №1(初手)間違い1/ハネ。
その後図
 №2/二の1置き。以下、№3/置き。№4/ツギ。これで白は生きている。
№1(初手)間違い2
 №1(初手)間違い2/三の1置き。
その後図
 №2/二の1ツケ。№3/ハネ。№4/ハネ返し。この筋でコウにされるので失敗。





(私論.私見)