辺の殺し詰め碁例題/ハネ一発の筋

 更新日/2019(平成31).3.1日

 (囲碁吉のショートメッセージ) 
 ここでは「辺の殺し詰め碁例題/ハネ一発」の筋を確認する。

 2005.6.4日 2013.5.22日再編集 囲碁吉拝


【辺の殺し詰め碁例題/ハネ一発の筋】
課題元図
 黒先攻め合い如何。

正解初手
 1/ハネ(正解初手)。

【辺の殺し詰め碁例題/ハネ一発の筋】
課題元図
 黒先白死。 

正解初手
 1/ハネ(正解初手)。
 「死はハネにあり」ではあるが、どちらをハネるべきか?。考え方は、コブ(提灯)ツキの方からハネて狭めていくのが良い。ハネる方向を間違えると生きてしまう。
その後図
 2/押え。3/ハネ。4/押え。5/置きまで。

【「死はハネにあり」】
【問題33】(黒番)<1分で3級>棋譜(83頁の問題図)
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☆第一感をきたえるのは、石の形をよく見極めること。 とくに死活の場面では石が混みいっており、その見極めがむずかしいこともたしかである。ひとつの目安としては石の弱いところに注目すること。弱点というのは、断点とダメヅマリ。そこを突破口にして、感覚を高めること。

【正解:ハネからホウリ込み】棋譜(84頁の正解図)
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・黒1のハネ一本から、3のホウリ込みが三手の読み。
※このように、ハネてスペースをせばめ、急所に打って殺す基本公式の代表例である。「死はハネにあり」という格言は、応用範囲が広く、ぜひ覚えてほしい。

【失敗1:功を急ぐ~ハネずにホウリ込み】棋譜(84頁の失敗1図) 黒5(1)、白6(1の左)
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・黒1のホウリ込みから打つのは、白2と取られ、3と4の点が見合いとなって、生きられてしまう。
※正解図のハネの効果をよく知ってほしい。

【失敗2:無策のアテ】棋譜(84頁の失敗2図) 
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・黒1で正解なら問題にならない。
(山田至宝『初段合格の死活150題』日本棋院、2001年[2013年版]、83頁~84頁)

【問題115】(黒番)<5分で初段>
≪棋譜≫(247頁の問題図)
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☆隅の基本形である。
 黒番で白をどう仕留めるか。
 初段合格のためには、ぜひマスターしなければならない関門である。
 あらゆる攻防手段について、たがいに正確に対応できなければいけない。
 それが即ち、応用力であり、この形をマスターしたことになるのだから。

【正解1:ハネ殺し】
≪棋譜≫(248頁の正解1図)
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・黒1が、いちばん自然な攻めで、本題はこれに限る。
※「死はハネにあり」の格言の好見本で、スペースをせばめて殺す公式がみごとにあてはまる。
・白2のオサエには、黒3の打ち欠きがスペースをせばめる第二弾。
・白4に黒5とナカ手して仕留める。

【正解2:白のマガリには急所の攻め】
≪棋譜≫(248頁の正解2図)
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・白2のマガリには、黒3の急所の攻めから、5のハイが好手順。

【正解3:白のトビには急所に】
≪棋譜≫(248頁の正解3図)
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・白2のトビには、黒3が急所。
※形によって、急所は移動することを覚えてほしい。
(山田至宝『初段合格の死活150題』日本棋院、2001年[2013年版]、247頁~248頁)

【山田至宝『初段合格の死活150題』(日本棋院)はこちらから】

【辺の殺し詰め碁例題/ハネ一発の筋】
課題元図
 黒先攻め合い如何。

正解初手
 1/ハネ(正解初手)。
その後図

 2/。
 3/。4/。5/。6/。7/。黒1と本体を攻めて、その後(あと)、捨石にする
のが
よい手。

【辺の殺し詰め碁例題/ハネ一発の筋】
課題元図
 黒先白死。

正解初手
 1/ハネ(正解初手)。黒1かaのハネで白死。
その後図
白先生き

【辺の殺し詰め碁例題/ハネ一発の筋】
課題元図
 黒先白死。

正解初手
 1/ハネ(正解初手)。
 こうハネて相手の眼形を狭めてから急所に打つのが手筋である。
その後図
 2/カケツギ。3/ツケ置き(決定打)。4/眼持ち。
 5/ツギ。この手が手筋で、白はダメづまりで継げないので死。黒1では3のオキからいっても同じ結果である。

【辺の詰め碁例題/ハネ一発の筋】
課題元図
 黒先白死。

正解初手
 1/ハネ(正解初手)。
その後図1
 2/押え。3/置き。
 この手が急所の置きとなっている。白のダメヅマリを突くのが狙いでハネてオクのが手筋でオク手順が大切である。
その後図2
 4/眼持ち下がり。5/当り(決定打)。
 この手が筋のミソである。
 6/。7/まで。

【】





(私論.私見)