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このような配置では白1と打ち込むのが面白い。黒2のツメを待って白3とツケる手筋がある。 |
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1図。黒1ハネの流れ。白2のサガリが用意されている。以下、白8とシチョウに抱えることになっては白がやっている。 |
2図。黒1タチの流れ。上下の白を遮断するため黒1と立つ。以下、白8までで白十分。下方の白を軽く見る。黒9のツケコシが手筋、白12タチが肝心。 |
3図。2図の変化図。2図の白12のタチを本図12と抱えるのは逆に白がハマル。黒13とキリ込み、黒15で封鎖されてしまう。 |
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4図。黒1下ハネ。これには白2と黙ってノビていて良い。黒3には白4とトビ。このように常に中央へ向かっていくような考えが大切で白成功の図である。 |
5図。1図の変化図。1図の黒3を本図黒3と上をがっちりツグのが良い。渡らせるのを嫌がるのではなく、低い形なら渡らせても良いくらいの気持ちで打つ。黒は上下ともしっかりしている。 |
6図。1図の変化図。黒5とヒクのも好手段である。このあと白は黒の2子を抜き安定するが、黒もしっかりした形になる。黒2子を捨石にして周りを固める場合の打ち方である。 |