例題№17()

 (最新見直し2013.05.22日)

 (れんだいこのショートメッセージ) 


 2005.6.4日 2013.5.22日再編集 れんだいこ拝


【】
 「黒小目、白の小ケイマ掛かり」に対する黒のいきなりカタにくる手である。白2出、黒3押えは必然。この後、白はどう打つべきか。
 1図。白1ハネの流れ。黒2キリ以下白7。この後、黒8とツケるのが手筋で、白がグラっとくる。白9と取るぐらいのものだが黒10と引かれて隅の実利が大きい。白ハマリの図である。   2図。白1単キリの流れ。黒2の引きと換われば白3と取り白5までとなる。これなら白に不満はない。  3図。2図の黒2を白1当りとした場合にして、白3ノビ、黒4ソイに白5を黒2の下切りにした場合の流れ。白5、7は黒18まででシチョウになってしまう。白のハマリである。
 4図。3図の白5を本図のように白1とノビる。これがハメ手はずしの好手となる。黒2とオサエてくれば、白3、5のハネツギが良い手で、黒6には白7とハネて白が有利な形である。  5図。2図の白1に対する黒2を本図のように下がりで応じた場合の流れ。以下黒10まで互角の分かれとなる。  6図。2図の白1に対する黒2を本図のように横引きした場合の流れ。黒10までシチョウが関係なくなる。但し、一長一短というところ。




(私論.私見)