カタツギ |
模様や厚みを形成する際におすすめの手である。カケツギやケイマツギだとノゾキやツケなどを利かされる心配があるが、カタツギなら傷がないので攻めに集中することができる。自陣ではカタツギが好手と云うことになる。 |
カケツギ |
この手は眼形が豊富という長所と、ノゾキを利かされるという短所がある。また、二つの断点を同時に補うこともできる。しかし、ノゾキにツイだ形が重く、攻めの標的となる可能性が高い。なので、中央などで使用する際にどうしても二か所の傷を補強したい時に限られる。但し、隅などで使用する際には、コウ立てなどの損もあるが眼形が豊富で死活問題になりにくいというメリットの方が大きい。つまり、カケツギは断点や眼形が心配な時と覚えるのが良い。 |
ケイマツギ |
この手は模様拡大などに適したツギ方のように思えるが、必ずしも自陣で使うのが適切だとは限らない。それよりも敵陣で使用するのが良い。この形はとても軽いので、全体をまとめて攻められる心配が少ない。具体的には、カタツキからトビ、ワリツギを打たれた場合などに使用するのがいい。サバキやすい形なので苦しむことなく中央へ進出することができる。言い換えると、ケイマツギは敵陣で軽く打ちたい時におすすめということになる。 |