1835(天保6)年 丈和の持ち込み三手妙手

 更新日/2023(平成31.5.1栄和改元/栄和5).2.11日

 (囲碁吉のショートメッセージ) 
 ここで、「丈和の持ち込み三手妙手」を参照する。

 2019.3.4日 囲碁吉拝


【丈和の持ち込み三手妙手】
 2017.04.03「棋士200人が選んだ語り継ぎたい妙手・名手 第3位 本因坊丈和」。
 

白:本因坊丈和
黒:赤星因徹

天保6年(1835年)、江戸時代の対局。

白4が問題。黒1でコスんで、白2で守って、黒3でハネ。

White
Rank
-
Caps
0
Black
Rank
-
Caps
0
白4でT5なら、そのあと黒は先手でE9にまわれる。しかし丈和は白4でS9と打った。この手
がプロ棋士が語り
継ぎたい名手。そのあと白は先手でC7へ打ち込むことができた。山城宏
によると、この手を知らないプロの
棋士はいない、というくらい有名な手だそうだ。ちなみに、
黒番の赤星は対局後に血を吐いてしまったらしく、
それ故にこの対局は「吐血の局」とよば
れるようになったという。







(私論.私見)