小目 1間開き 小ケイマ開き定石

上小ケイマ受け
(2−2−3)
 小目&一間高ガカリに対する小ケイマ受けの形。位を高く保ちつつバランスを取る構えである。  
 応じ手としてA(ツケ)、B()、C()がある。
A(ツケ)
(2−2−31)

上図のA(ツケ)選択
 (2−2−31)
 ツケ。ケイマにはツケ引キが普通である。  
 応じ手としてA(ハネ)、B()、C()がある。
A(ハネ)
(2−2−311)

上図のA(ハネ)選択
(2−2−311) 
 ハネ。

(次の着手)ヒキ
 (2−2−3111) 
 ヒキ。 
 応じ手としてA(カケツギ)、B(ノビ)、C()がある。
A(カケツギ) B(ノビコミ)
(2−2−31111)  (2−2−31112) 

上図のA(カケツギ)選択
 (2−2−31111)
 カケツギ。カケツギは眼形が豊富な形である。

指了図
  指了図。この後、黒A,白Bか,黒C,白Dの利かしの狙いが残っている。

上図のB(ノビコミ)選択
(2−2−31112)
 黒の隅へのノビ込みは地にカラい打ち方である。

指了図
(2−2−311121)
 指了図。白はやはり辺にヒラくくらいで今度は黒もヒラキが急がれる。黒地は大きいが後手で多少の薄みが残るので前図とは一長一短である。





(私論.私見)