1間ハサミ 1間高ハサミ定石

一間高ハサミ
(1−2−8)
 星&1間がかりに対し1間高ハサミの手である。これを「元図」とする。
 応じ手として、A(辺向け1間トビ)、B(1間高掛かりの両がかり返し)、C((小ゲイマ掛かりの両がかり返し)、D(星下ツケ)、E(星上ツケ)がある。
A(辺向け1間トビ) B(1間高掛かりの両がかり返し) C(小ゲイマ掛かりの両がかり返し) D(星下ツケ) E(星上ツケ)
(1−2−81) (1−2−82) (1−2−83) (1−2−84) (1−2−85)

元図のA(辺向け1間トビ)選択
(1−2−81)
 辺向け1間トビ。A、Bどちらかへのトビ出しを見合いにしている。

元図のB(1間高掛かりの両がかり返し)選択
(1−2−82)
 高いハサミには両ガカリからサバくことが多い。応じ手として、A(コスミ)、B(星下縦下がり)、C()がある。
A(コスミ) B(星下縦下がり)
(1−2−821) (1−2−822)

前図の(次の着手) コスミ
(1−2−821)
 コスミ。コスミは分断して攻める手である。

(次の着手) 三三入り
 (1−2−8211)
 三三入り。

 指了図
 (1−2−82111)
 三三には上辺を封鎖して厚みを得る。

元図のB(星下縦下がり)選択
(1−2−822)
 サバキを防いでサガる手である。

(次の着手) 1間トビ&ツケ渡り
(1−2−8221)
 1間トビ&ツケ渡り。白封鎖すれば黒はツケてワタる。この後、白は右辺に展開することになる。

元図のC(小ゲイマ掛かりの両がかり返し)選択
(1−2−83)
 小ゲイマ掛かりの両がかり返し。応じ手として、A(小ゲイマ掛かりの両がかりへのツケ)、B()、C()がある。
A(小ゲイマ掛かりの両がかりへのツケ)
(1−2−831) (1−2−832)

前図のA(小ゲイマ掛かりの両がかりへのツケ)選択
(1−2−831)
 小ゲイマ掛かりの両がかりへのツケ。

 指了図
(1−2−8311)

元図のD(星下ツケ)選択
(1−2−84)
 星下ツケ。これを「星下ツケの基本図」とする。

元図のE(星上ツケ)選択
(1−2−85)
 星上ツケ。これを「星上ツケの基本図」とする。応じ手として、A(ハネ)、B()、C()がある。
A(ハネ)
(1−2−851) (1−2−852)

 「星上ツケの基本図」のA(ハネ)選択
(1−2−851)
 ハネ。

 指了図
(1−2−8511)




(私論.私見)