1間ハサミ 小ケイマハサミ定石

小ケイマハサミ
(1−2−7)
 星&1間がかりに対し小ケイマハサミの手である。これを「元図」とする。
 応じ方として、A(上辺向い1間トビ)、B(小ゲイマハサミへのツケ)、C()がある。
A(上辺向い1間トビ) B(小ゲイマハサミへのツケ)
(1−2−71) (1−2−72)

「元図」のA(上辺向い1間トビ)選択
(1−2−71)
 黒の1間ハサミに対してトビオリて遮断するのは力強い手です。
 応じ方として、A(合わせ1間トビ)、B(逆1間トビ)、C()がある。
A(合わせ1間トビ) B(逆1間トビ)
(1−2−711) (1−2−712)

上図のA(合わせ1間トビ)選択
(1−2−711)
 合わせ1間トビ。

(次の着手) コスミ
(1−2−7111)
 コスミ。

指了図 1間トビ&ケイマ掛け&1間トビ
(1−2−71111)
 1間トビ&ケイマ掛け&1間トビ。コスミに対しては、ハサんだ一子を軽く見て隅の実利を取るのが賢い。
 黒6は手抜きもある。

上図のB(逆1間トビ)選択
(1−2−712)
 逆1間トビ。黒が辺や中央を重視するなら、こちらにトンで堂々と構えるのが良い。

(次の着手) 三三入り
(1−2−7121)
 三三入り。ほぼ必然。

(次の着手) 分断下がり&押え&キリ
(1−2−71211)
 分断下がり&押え&キリ。

(次の着手) 当たり&当たり返し&抜き&ツギ&ツギ
(1−2−712111)
 当たり&当たり返し&抜き&ツギ&ツギ。

(次の着手) オリ
(1−2−7121111)
 オリ。遮断して戦いである。

「元図」のB(小ゲイマハサミへのツケ)選択
(1−2−72)
 小ゲイマハサミへのツケ。 この後はツケノビ定石の形に還元する。

(次の着手) ハネ&ノビ&押し&押え
(1−2−721)
 ハネ&ノビ&押し&押え。

(次の着手) 1間トビ
(1−2−7211)
 1間トビ。

指了図 ノゾキ&ツギ&1間バサミ
(1−2−72111)
 ノゾキ&ツギ&1間バサミ。





(私論.私見)