シルバ―川柳

 更新日/2024(平成31.5.1栄和改元/栄和6)年6.11日


【シルバ―川柳】
この動悸 昔は恋で 今病気
恋かなと 思っていたら 不整脈
年重ね くしゃみするのも 命がけ
いびきより 静かな方が 気にかかる
カ―ドなし ケ―タイなし 被害なし
医者と妻 急に優しく なる不安
万歩計 半分以上 探し物
LED 使い切るまで ない寿命
忘れ得ぬ 人はいるけど 名を忘れ
土地もある 家もあるけど 居場所なし
我が家にも 政権交代 夢に見る
起きたけど 寝るまで特に 用はなし
お辞儀して 共によろける クラス会
「アア-ンして」 昔ラブラブ いま介護
なぜ消える メガネと鍵の ミステリ―
腹八分 残した二分で 薬飲む
味のある 字とほめられた 手の震え
誕生日 ロ―ソク吹いて 立ちくらみ
まだ生きる つもりで遊ぶ 宝くじ
目覚ましの ベルはまだかと 起きて待つ
無病では 話題に困る 老人会
食べたこと 忘れぬように 持つ楊枝
聞き取れず 隣にならって ウソお笑い
脳のシワ 顔に出てると 孫が言う
厚化粧 笑う亭主は 薄毛症
大事なら しまうな二度と 出てこない

【2024シルバ―川柳】
どの薬 飲んで効いたか わからない
また溺れ 昔は恋で 今は風呂
新聞と 妻の機嫌は 斜め読み
脆いのは 昔こころで 今は骨
つまずいた むかし女で いま段差
叱らずに 育てた子供に 叱られる
シルバーの 顔パス嬉し やや寂し
あの世とも スマホでつながる 気がしてる
歳の数 もうとまだを 使い分け
少し待て 答えは入歯を 嵌めてから
主治医どの パソコン見ずに 俺見ろや
こぼさずに 食べたと孫に ほめられる
言い合いの果てには  「先にボケてやる!」
電気屋も 医者のセリフも  「寿命です」
気にするな きっとむこうも 忘れてる
蚊でさえも 若いほうへと 吸いに行く
ついて来い 言った女房に ついて行く
久しぶり よう元気かと 病院で
目も耳も 弱って勘が 冴えてきた
耳遠い ふりして生きる すべを知る
よっこらしょ 自分を鼓舞して 立ち上がる
名刺入れ 診察券が 幅きかせ
君の名は 何度も聞くな 夫だろ
スクワット しゃがんだままで 立てません
朝起きて ヤル気スイッチ 又故障
減ってきた 貯金体力 妻の愛
缶詰めは 猫はマグロで わしイワシ
寝坊して 雨戸開ければ 人だかり
特売日 手押し車で かっ飛ばす
退職後 犬の散歩で 知る近所
「お若いわ」 その一言で お得意さん
三回忌 頃から光る 未亡人
主治医には 内緒鍼灸 まむし酒
合コンだ 入歯みがいて 紅さして
昔酒 今は病院 はしごする
昼寝して 「夜眠れぬ」と 医者に言い
人生も 野球も最後は ホームです
70歳で 年少組とは まいったな
妻の名を 呼んだつもりが ネコが来た
四元号 生き抜き迎える 白寿かな
問診に オレより妻が 答えてる
じいちゃんに スマホ教える 孫5才
デイサービス 「お迎えです」は やめてくれ
ベンツから 乗り換えたのは 車椅子 
仲いいね いいえ夫は 杖代わり 
「インスタバエ」 新種の蝿かと 孫に問い 
「ご主人は?」 「お盆に帰る」と 詐欺に言い 
歩幅減り 歩数が増えた 万歩計 
古希を過ぎ 鏡の中に 母を見る 
無宗教 今は全てが 神頼み
退院が 決まって破り 捨てた遺書
気乗りせぬ カミさんの待つ 冥土カフェ
また溺れ 昔は恋で 今は風呂
朝起きて ここはあの世か 旅先で
もう枯れて 良いころなのに まだ燃える
メルカリで 売って買っちゃう 孫のもの
ブログより コンロ炎上 気をつける

【シルバ―川柳/身スギ世スギ扁】
カ―ドなし ケ―タイなし 被害なし
万歩計 半分以上 探し物
LED 使い切るまで ない寿命
忘れ得ぬ 人はいるけど 名を忘れ
土地もある 家もあるけど 居場所なし
我が家にも 政権交代 夢に見る
起きたけど 寝るまで特に 用はなし
お辞儀して 共によろける クラス会
なぜ消える メガネと鍵の ミステリ―
誕生日 ロ―ソク吹いて 立ちくらみ
まだ生きる つもりで遊ぶ 宝くじ
目覚ましの ベルはまだかと 起きて待つ
食べたこと 忘れぬように 持つ楊枝
聞き取れず 隣にならって ウソお笑い
大事なら しまうな二度と 出てこない
シルバーの 顔パス嬉し やや寂し
あの世とも スマホでつながる 気がしてる
歳の数 もうとまだを 使い分け
少し待て 答えは入歯を 嵌めてから
言い合いの果てには  「先にボケてやる!」
気にするな きっとむこうも 忘れてる
蚊でさえも 若いほうへと 吸いに行く
目も耳も 弱って勘が 冴えてきた
耳遠い ふりして生きる すべを知る
よっこらしょ 自分を鼓舞して 立ち上がる
朝起きて ヤル気スイッチ 又故障
寝坊して 雨戸開ければ 人だかり
特売日 手押し車で かっ飛ばす
退職後 犬の散歩で 知る近所
人生も 野球も最後は ホームです
70歳で 年少組とは まいったな
四元号 生き抜き迎える 白寿かな
無宗教 今は全てが 神頼み
朝起きて ここはあの世か 旅先で
ブログより コンロ炎上 気をつける
褒められて また一つ減る 鉢の数 (栄和子)
財産へ 友達の数 入れておく (多恵子)
婆さんは こたつの廻りに すべて置き

【シルバ―川柳/健康、病気、薬扁】
スクワット しゃがんだままで 立てません
味のある 字とほめられた 手の震え
脆いのは 昔こころで 今は骨
目も耳も 弱って勘が 冴えてきた
歩幅減り 歩数が増えた 万歩計
無病では 話題に困る 老人会
この動悸 昔は恋で 今病気
恋かなと 思っていたら 不整脈
年重ね くしゃみするのも 命がけ
いびきより 静かな方が 気にかかる
腹八分 残した二分で 薬飲む
どの薬 飲んで効いたか わからない

【シルバ―川柳/医者、病院、診察、介護扁】
主治医どの パソコン見ずに 俺見ろや
主治医には 内緒鍼灸 まむし酒
医者と妻 急に優しく なる不安
電気屋も 医者のセリフも  「寿命です」
昼寝して 「夜眠れぬ」と 医者に言い
昔酒 今は病院 はしごする
退院が 決まって破り 捨てた遺書
久しぶり よう元気かと 病院で
名刺入れ 診察券が 幅きかせ
書き込んだ 予定はすべて 診察日
問診に オレより妻が 答えてる
「アア-ンして」 昔ラブラブ いま介護
デイサービス 「お迎えです」は やめてくれ
ベンツから 乗り換えたのは 車椅子 

【シルバ―川柳/恋扁】
この動悸 昔は恋で 今病気
恋かなと 思っていたら 不整脈
また溺れ 昔は恋で 今は風呂
もう枯れて 良いころなのに まだ燃える
合コンだ 入歯みがいて 紅さして
「お若いわ」 その一言で お得意さん

【シルバ―川柳/女、未亡人扁】
つまずいた むかし女で いま段差
三回忌 頃から光る 未亡人

【シルバ―川柳/夫婦、夫、亭主、妻、女房扁】
確かめる むかし愛情 いま寝息
仲いいね いいえ夫は 杖代わり
君の名は 何度も聞くな 夫だろ
厚化粧 笑う亭主は 薄毛症
「ご主人は?」 「お盆に帰る」と 詐欺に言い
缶詰めは 猫はマグロで わしイワシ
ついて来い 言った女房に ついて行く
新聞と 妻の機嫌は 斜め読み
減ってきた 貯金体力 妻の愛
妻の名を 呼んだつもりが ネコが来た
気乗りせぬ カミさんの待つ 冥土カフェ

【シルバ―川柳/孫扁】
メルカリで 売って買っちゃう 孫のもの
「インスタバエ」 新種の蝿かと 孫に問い 
じいちゃんに スマホ教える 孫5才
脳のシワ 顔に出てると 孫が言う
こぼさずに 食べたと孫に ほめられる

【シルバ―川柳/家族。子供扁】
古希を過ぎ 鏡の中に 母を見る 
叱らずに 育てた子供に 叱られる

【シルバ―川柳/**扁】





(私論.私見)