428913−2 | 戦後民主制=「主権在民制」、「議院内閣制」、「政教分離」について |
(最新見直し2006.3.24日)
Re:れんだいこのカンテラ時評その151 | れんだいこ | 2006/03/24 |
【永田議員、転んでも起き上がれ。合唱に屈するな】 戦後憲法は、史上稀なる民主主義政治制度の精華を組み立てている。1・主権在民制、2・三権分立制、3・普通選挙制、4・国会二院制、5・議院内閣制、5・政教分離、6・文民統制制等々にその素晴らしさ見て取れる。もし、戦後政治の政権与党がこれらの諸制度を遵守し機能させていったならば、余にも珍しいプレ社会主義とも云うべき社会を現出せしめていたのではなかろうか。 実際には、政権与党たる政府自民党は、これらの諸制度を終始骨抜きにし憲法改正に向けて切歯扼腕する手合いだからして、素晴らしき戦後憲法秩序が十全に機能することはなかった。政府自民党と最も対極的な立場に立つ社共は、口先批判だけの万年野党政治に堕し、あろうことか政府自民党内のハト派対タカ派の抗争に対して「左」からタカ派を側面支援してきた史実を見せている。 そういう訳で、戦後民主主義秩序は左右から骨抜きにされてきた。これらの動向を支配するのはネオ・シオニズムであり、裏政府的には国際金融資本であり、表立っては米英ユ同盟であり、彼らが世界をままにしている。世界各地にシオニスタンが養成され培養されている。 日本はその中でも理想的に成功した国であることを、ブッシュが頻りに持ち上げており、世界に向けて「小ネズミを見よ、我らが政治はかくも成功したのだ」と説く始末である。日本はとんだところで注目されているようだ。その小ネズミは稀代のボンクラ首相であり脛に傷持つどころか脳に欠損のある凶状持ちだとしたらお笑いというべきか。 今日の懲罰委員会を偶然見た。民主党の永田議員よ、君が謝るべきは、綿貫の言うような議会に対してではない。たかが駒でしかない武部幹事長の策略的追い落としに加担し、その挙句肩透かしを食らったことに対するブザマさに対してである。小ネズミの売国奴政治批判に向っていたのなら、むしろ天晴れであり、拍手が鳴り止まない。れんだいこはそう考える。 君は嵌められた。そのことは君は十分分かっているはずだ。議員辞職の大合唱に屈することはない。しかし、今後ともチンケな矛先にしか向わないなら辞めれば良い。質疑後間髪入れずガセネタと断定した小ネズミの首を取るために闘え。余りに臭い話では無いか。できすぎたシナリオは出来すぎのところからボロをだすとしたもんだ。 君は小ネズミ追討資格を得た稀有な議員である。小ネズミのレイプ政治総体に対する果敢な批判活動に邁進せよ。一国の首相の資質を問え。あらゆる政治手法がレイプ的であることを問え。そのレイプ被害者の綿貫の余りにも道徳的な批判がこれまた臭い。無能丸出しというべきではないか。 永田議員よ、君は目下の政治貧困に対して充満する怒りを叩きつける好都合な位置に立った。不退転で闘え。社共公明の懲罰除名好きに惑わされるな。議員は選挙で洗礼されればよいのだ。良くも悪しくもこれが代議員制の意味であろう。角栄も不見識にやられた。永田議員よ、堂々と居直れ。選挙民が見捨てるかどうかであって、任期一杯は議員活動に邁進しますと。 (当初の書き出しから軌道がそれたが、永田議員にエールを贈る) 2006.3.24日 れんだいこ拝 |
(私論.私見)