小泉は自衛隊を撤兵させよ |
(最新見直し2005.10.15日)
Re:れんだいこのカンテラ時評その61 | れんだいこ | 2005/06/26 |
【小泉首相は直ちに自衛隊を撤兵させよ】 靖国神社参拝論ですっかり平和愛好家をぶってみせた小泉首相は、舌の根も乾かぬうちに今度は自衛隊のイラク派兵及び居続け是認論をぶつお仕事に取り掛かっている。政治家稼業は誰にでも務まるものではないことが分かる。 しかし、小泉首相がいくら強弁しても、自衛隊員の危険は日に日に高まりつつある。既にイラクのレジスタンス派は何度にもわたって自衛隊の撤退を要請している。聞き入れない場合には武装襲撃することを通告している。 これを承知で「政治の不作為」で自衛隊を駐留させ続けたまま自衛隊員が殺傷された場合、どういうことになるのだろうか。小泉首相の政治責任を明らかにしておく必要が有るのではなかろうか。国家の責任は如何に。これにつき議論されているのだろうか。れんだいこに云わせれば、お前は重度過失により首相辞任後も裁判に付されねばならない。 れんだいこが思うに、小泉サイコパス首相によって超法規的に強行された自衛隊武装派兵に対しては、個々の自衛隊員は何の不利益も受けることなく出兵拒否、出兵先からの帰還の権利が与えられねばならない。これを咎める手合いに対して、訴訟で闘うべし。今や刻は一刻を争っている。小泉サイコパス首相はどうせ何の責任も取りはしないのだからおめ無駄死にする勿れ。 れんだいこが小泉首相に質してみる。少なくとも次の諸点を明らかにせよ。 その一、小泉首相は、自衛隊のイラク武装派兵、米英ユ軍の下請け的参戦が現行憲法の諸規定に照らして合憲と論ずる根拠を明らかにせよ。憲法改正を云うのは勝手だが、現行憲法のままでこれを為した責任は重い。 小泉首相は去る日、「神学論争ナンセンス」の一声で、それまで議論が積み重ねられてきた「専守防衛区域」の垣根を取っ払い、インド洋の向こうのアラビア海まで自衛隊派兵を強行した。この一事で、お前が余りにも遵法精神を持ち合わせていないことが分かる。 これが特段に問題にされずむしろ、そのアウトロー的なところを魅力とし歴代随一の名宰相と囃す手合いがなお多いが、一国の最高責任者としての首相がアウトローを実践したら一体、国の秩序はどうなるのだ。そういえば最近妙な犯罪が増えつつあるが、アウトロー政治との絡みが気にかかるところだ。 その二、小泉首相は先日結構な靖国神社参拝論理を聞かせてくれた。概要「私の参拝の目的は、心ならずも、家族を残し、国のために、命を捧げられた方々全体に対して、衷心から追悼を行うことにある。今日の日本の平和と繁栄は多くの戦没者の尊い犠牲の上にある。私は、平和を守り、二度と悲惨な戦争を起こしてはならないとの不戦の誓いを込めて参拝している」。 かく述べているが、「不戦の誓い」を何度も声明した小泉君よ、お前が押し進めたイラクへの自衛隊武装派兵とどう辻褄が合うのだ。れんだいこにはさっぱり分からないので聞かせてみてくれ。中国、韓国には「不戦の誓い」を説き、ブッシュには「参戦の誓い」で応ずるお前のマルチ舌の仕掛けを教えてくれ。 その三、財政再建はいよいよ待ったなしの局面を迎えつつある。「30兆円枠の公約を守らなかったからといって、この程度の公約破りはたいしたことではない」と居直った小泉君よ、その割には郵政民営化公約にはえらい熱心過ぎる。郵政民営化公約は譲れない線で、財政再建公約は譲れるというお前の政治姿勢の仕掛けをもうちょっと聞かせてくれ。 その四、木村愛二氏が「お前の慶応大学学生時のレイプ事件の真相を明らかにせよ」として裁判しているが、根も葉もない冤罪と云うならその旨はっきりさせたらどうか。(http://www.jca.apc.org/~altmedka/koizumi-rape.html)巷で囁かれ続けている噂を否定してみせたらどうだ。れんだいこがこれを重視するのは、お前の政治手法がことごとくレイプ的である故に、その相関関係を明らかにする為である。 靖国神社参拝外交でも明らかになったが、お前は議論の餅つきがさっぱり出来ない。度が過ぎている。「罪を憎んで人を憎まず」と云うが、仮にレイプ犯が被害者にそれを云ったとしたら、あまりにもおこがましいと云うべきだろう。そったら論法を開陳して得々とするお前のサイコパス的感性が問題なのだ。 他にも論えばいろいろあるが、以上質問しておく。それにしても、イラクへ派遣された自衛隊の緊急の撤兵を議論しない延長国会のお粗末さよ。与野党団子政治の行き着いた腐敗の極みを見せ付けられており、総員クビにせねばなるまい。れんだいこは、靖国解体再生論者であるが、国会の解体再生論をも追加しておく。 2005.6.26日 れんだいこ拝 |
【テロ特措法の1年延長を決定 政府の安保会議】 |
2005.10.3日、小泉政権は、安全保障会議を国会内で開き、11月1日で期限切れとなるテロ対策特別措置法を1年間延長する改正案を決定した。同改正案を10.4日に閣議決定し、今国会に提出する方針だ。
前回の同法改正では、延長幅は2年だったが、今回は半分となった。小泉首相は当初、特措法の再延長に慎重な考えを持っており、こうした首相の意向が働いたため1年になったと見られる。同法に基づき、具体的な支援内容を定める基本計画の期限は、これまで通り半年単位とする。 同法は01年9月の米国同時多発テロを受け、2年の時限立法で01年に施行された。03年に2年間延長され、今回が2回目の延長になる。同法により、海上自衛隊が、インド洋やアラビア海で、アフガニスタンで対テロ作戦にあたる米英の艦船などに対し、重油や燃料、水などを補給する。 |
Re:れんだいこのカンテラ時評その129 | れんだいこ | 2005/12/09 |
【小ネズミ政権の自衛隊派兵再延長に抗議する】 予想通り、小ネズミは、2005.12.8午後、臨時閣議で、自衛隊派兵の再延長を取り決めた。12.14日に期限が切れるイラク復興支援特別措置法に基づくイラクへの自衛隊派遣が1年間再延長され、来年12.14日までとなった。 小ネズミは当初の目論見が崩れ、やむなく撤退条件を次のように確認した。1・政治プロセスの進展状況、2・治安状況、3・英豪軍をはじめ多国籍軍の活動状況と構成の変化、4・復興の進展状況の4項目に基づき、いよいよ撤退を日程化することになった。 但し、仮に撤退を余儀なくされても、陸自撤退後は航空自衛隊の輸送支援活動を継続強化する方針を打ち出している。日本の傭兵化の道筋がくっきりしつつある。 この状況で、新聞各社の社説はどれも生ぬるい。かって雁首並べフセイン討ち取れとエールを贈った経緯ゆえに、小ネズミ一人を責めるわけにはいかないのだろう。とはいえ、インターネット掲示板での議論も低調のようである。この国では政治評論も死んだのかも知れない。その間隙で、ルールとマナーに小うるさい手合いが跋扈している。 それはともかく、れんだいこが見解を申し上げさせていただく。第一に、自衛隊派兵の延長は閣議決定で為しえるのか。かような国の重大事の決定に関して国会質疑と決議を要しないのか。この当たり前のことが指摘されていない。 そうなら、国会なぞ要らん。他のことは官僚に任せても良いから、こういうことは国会中心で行かなくてはならん。「閣議決定で為しえる」という国会議員は自己否定しているのだからしてリストラしてしまえ。 第二に、一体、この間、日本はイラク戦争にいくら金をつぎ込んでいるのか。自衛隊派兵の維持費、戦争分担費、イラク復興費、その他関連費の総額を発表させねばならない。恐らく巨額であり、米軍基地維持費、思いやり予算等々加えていくと一体いくらになるのだろう。 国内の公共事業を削減し、地方交付金を削減し、あれも削りこれも削りの果実を、軍事防衛注ぎ込んでいるばかりではないのか。ブッシュの望み通りに持参金させられ過ぎているのではないのか。この当たり前のことが指摘されていない。この国の自称インテリは金目のことが分からないのだろう。 れんだいこは、タックスペイヤー論により、「一体、この間、日本はイラクにいくら金をつぎ込んでいるのか」はっきりさせるよう要求しておく。被災地の復興は後回し、必要な公共事業計画が放棄させられた挙句のかような金の使い方は許されないのではなかろうか。 第三に、どうみても自衛隊派兵は憲法上できない。小ネズミ派はだから憲法改正急いでいるのだろう。しかるに、違憲承知で先行的に実施している。これは法治国としては失格失態だ。この当たり前のことが指摘されていない。 小ネズミのやる事為す事が、「高度な政治政策故に司法判断に馴染まない」的逃げの限度を超えているというべきではなかろうか。我々は、小ネズミ政権の相次ぐ違憲政策に相当の政治責任を追求すべきである。 小ネズミの自衛隊派兵再延長論理ほど空疎なものは無い。手前の見通しが狂ったことを悪びれもせず、「ここで手を引けば、イラクに安定した民主的政府を作らせないというテロリストに味方するようなものだ」と云う。こういう論法に拠れば、自衛隊派兵は万年可能になろう。正確には、「ここで手を引けば、イラクに派兵した米英ユ戦略が崩れ、レジスタンスに敗北したことを認めることになる」と述べるところであろうが、口惜しくてそうは云えないのだろう。 「国際社会の一員として責任を果たすことが日本の利益につながる」とも云う。既に周知となった馬鹿の一つ覚え文句である。正確には、「今や世界を支配する米英ユ同盟の一員として責任を果たすことが日本の利益につながる。それが私の権力、保身にもなる」と述べるところであろうが、さすがにそうは云えないのだろう。 何しろ、アジア諸国会議に於いて、アジア諸国の友好をどう造りだすべきかが問われている時に、「日本は米英ユと一蓮托生する。これが日本の生きる道」論をぶつ御仁だからして、話にならない。この当たり前のことが指摘されていない。 国内では相変わらず「大宰相」説が有力なようである。マスコミは多少言い方は違うが揃いも揃って唱和し続けている。我が国は辛辣な政治批評の無いケッタイな時代に入っている。 れんだいこは、「小ネズミ政権を一日延ばせば一日不幸」と云いきっている。しかし、先の無茶苦茶な選挙で圧勝した為か磐石態勢に入っている。幹事長からして「私こそ一のイエスマン」と公言しているように、取り巻きが精勤を競い合いしている。他の大勢は刺客を送られるのを怖れてか直立不動なのが滑稽である。 結論。この閉塞を抜け出す道を切り拓かねばならない。敵はここ一番でマスコミを大動員する。その仕掛けが分かった。我々は日頃より自前のメディアを創出せねばならない。個人は無論党派及び団体が率先乗り出さねばならない。メットデモ敢行も良い。とにかく共感を生み出さねばならない。礼儀作法にうるさい無礼者を跳ね除けて大通りに出ねばならない。 2005.12.9日 れんだいこ拝 |
Re:れんだいこのカンテラ時評182 | れんだいこ | 2006/06/22 |
【航空自衛隊の参戦深化に怒り狂え】 2006.6.20日、小泉政権は、イラクへ武装派兵していた陸上自衛隊の撤退を決定した。額賀福志郎防衛庁長官は現在活動中の第10次イラク復興支援群などに撤退命令を出した。この7月に現地の治安権限が英国、オーストラリア軍からイラク新政府に移管されることに合わせて撤退を決断したと云う。派遣部隊は3カ月交代のローテーションで全国から派遣され、十次にわたり総数5千5百名を数えたことになる。 商業新聞は相も変わらず、「自衛隊の最高指揮官である首相が自分の任期内に撤退を決めたのは、最高指揮官としてけじめをつけたかったのだろう」などと傍観評論している。否、「一人の犠牲も出なかったのは奇跡に近い。全員無事に帰ってきてもらいたい」などと安逸評論している。 おいメディアよ。派兵時に賛成、撤兵時にも賛成とはええ加減な根性しとるなったく。お前達にはペンの責任つうものがないのか。ただの一社でも良い、これは内閣総辞職が不可避ではないのかと問わないのだ。ペン責問われるから書けないつう訳か。 れんだいこが思うに、小ねずみの場合、内閣総辞職どころの騒ぎでは済まない。憲法率先遵守規定違反罪で刑事告発されるべきだ。国費無駄使いの責任も取らすべきだ。私費をはたいて弁償せよ。今のところ、各界からの小ねずみ失政を問う姿勢が微塵もないが、それは寛容というより単に政治痴呆を証左している。 小泉政権はさる日、「1・自衛隊の、2専守防衛区域外の、3・戦地、4・武装派兵」という暴挙を憲法違反承知で強行採決し、国民の血税を莫大に投入した挙句何の成果も無いまま撤退を余儀なくされることになった。これの政治責任取らなくて良いとしたら、今後は全てが許されようぞ。 こういうことなら、国会なぞいらんがな。議院と議員の維持経費浮かせて、公共事業に回せ。過重累積国家債務の償却に回せ。その方がよほど理屈に合っているわな。 小ネズミは陸上自衛隊は撤退させるが、航空自衛隊はその後も残し、否国連や米国など多国籍軍の輸送支援に乗り出し、輸送先をバグダッド空港と北部アルビル空港に拡大することを表明している。こったらことが何ゆえ勝手に許されるのか。天皇をも超える首相権限万能論がいつから形成されたのだろうか。 ところが、日共と社民は聞き分けが良いようで、政府説明を聞くと云う。小沢が会談を蹴ったようだが、当り前だろう。本来、国会で堂々と質疑すべき国政重大事案件であるからして、姑息な会談根回しなどもってのほかと拒否し、この件に関する限りの特別国会開催まで要求するのが見識だろう。政府は国民に弁明せねばなるまい。この問題に関する限り、小沢民主党がかっての左派の立場に位置し、日共と社民が馬脚を露わした感がある。 それにしても、小ネズミは、「専守防衛区域」を聞かれ、意訳概要「じゃかましい。神学論争などに興味ないわい」と一蹴し、自衛隊派兵圏域の枠を取り外した。司法は沈黙したが、「高度な政治判断事項故に司法判断なじまない論」を超えて、この場合には「憲法上許されない」とする見識が欲しかった。望むべくもない事は百も承知だが。 しかし、こういう上から法治主義の原則を崩すという暴挙を許すと、下々の社会も崩れるのが法理だろう。何や最近はけったいな犯罪が多過ぎる。マジ、小ねずみになってから目立つな。社会犯罪学者は、小ねずみ効果として検証してみればよいのに、こういうことになると尻込みするな。 小泉政権は、その越権により費やした国費の無駄振りを明らかにせねばならない。政府が発表しないのならメディアが追跡せねばなるまい。ところがどうだ、両者は阿吽の呼吸でこの機密を隠蔽したがっているように思われる。 もしこの蓋を開ければ、5年余の小泉政権の構造改革の舞台裏が暴かれよう。米英ユ同盟に吸い取られた天文学的巨費の垂れ流し政治の実態が明るみに出よう。民営化路線の虚飾が剥げよう。このご時世でマジメ顔して地方切捨て中小零細企業いじめの財政改革に明け暮れている者のとんま顔が浮き彫りになるだろう。 思えば、2003.7月、小ネズミは、当時の菅民主党代表の国会質問「非戦闘地域はどこか」に対し、「(どこが非戦闘地域か)そんなこと今私に聞かれたってわかるわけがない」と答え、翌年11月、当時の岡田民主党代表には「自衛隊が行っているところが非戦闘地域である」と答えている。凡そ不真面目であるが、こんな発言が許されてきた。 そして、自衛隊の撤退が決まった。但し、陸自は帰るが航自は更に深入りすると云う。この新事態に際して街頭デモに移すでもなく、日共と社民は、政府説明を聞くと云う。れんだいこ史観によると、日共は宮顕ー不破以来当局と裏で通じているヌエだからして云うに価せず、故に云わない。福島よ君には云う。聞くまでもない事を何で聞こうとするのだ。国会でガンガンヤランカイ。空気抜き御用政党として金魚のフン運動するのは見飽きたんだつうのに。 2006.6.22日 れんだいこ拝 |
Re:れんだいこのカンテラ時評183 | れんだいこ | 2006/06/23 |
【記者記事載せるのは良いが、しゃんとせぇ】 2006.6.23日付け毎日新聞の「記者の目」に、論説室委員とおぼしき高畑昭男記者の「間違っていなかった人道支援限定」なる記事が掲載されている。れんだいこがこれを罵倒する。 「間違っていなかった人道支援限定」タイトルからして胸糞が悪くなる。それはそれとして、この御仁はのっけから、英国の諺の「困った時の友人こそ、真の友人」を持ち出し、小ネズミのブッシュ支援政策を礼賛している。 そうやって陸上自衛隊イラク派兵を是認するが、さすがに気が引けるのか、「多くのイラク人たちもまたそうだったのではないだろうか」と何の根拠も無い事を付け足して安堵しようとしている。続いて、「敢えて人道復興支援に限定して陸自を危険な任務に派遣した日本政府の決断は決して間違っていなかったと私は思う」とも述べている。 れんだいこは、この下りだけで、高畑記者の阿諛追従性格を見て取ることが出来る。一応はジャーナリストのはしくれだろうに、居酒屋談義以下のレベルの感想しか記していない。これで高給とっていたら許さんぞ。 毎日新聞にしてこうだから、他社のそれはもっと酷いだろう。今や日本のジャーナリズムの見識不足は極まっているとしかいいようがない。高畑的御仁の性格は直らないだろう。こういう手合いは、今後いくら情報を得ても、いざ本番の判断となると誤るタチだろう。その自信の無さ故にいつも政府の太鼓もちを常態とさせ、御身保身に走らせるのだろう。 高畑よ、「困った時の友人こそ、真の友人」と云うが、その友人が何をしてどんな助けを求めているかを尋ねることが肝腎だろう。このことは日常生活レベルでも分かることだ。その上での対応が問われている訳で、闇雲な助けは真の友人のすることではなかろう。 体制側に立ってみても、9.11テロ以来のブッシュ政権の国連決議要せずの暴走先制攻撃戦争に対しては一家言あるべきだ。その政策を助けるのが真の友人となる保証はない。おまえの論に拠っても、「苦口で言いにくい事を云うのが真の友人」とも云えるだろうに。 要するに高畑は、世界最強とされている米英ユに随っておれば御身安泰というドグマに捉われているだけの事でしかない。しかしなぁ米英ユ同盟が病んでいる可能性も見て取るのが歴史眼というもので、複眼思考とも云う。 そういう観点を微塵も持ちあわさない高畑は、珍妙な見解を縷縷披瀝した後で、「自衛隊派遣が国益に大きなプラスになった」、「派遣の意義をこのように前向きに位置づけることがその苦労にも報いることになる」とまで述べている。 云うのは勝手だが、この御仁が根っからの体制べったり派であることが分かる。今為すべきは、自衛隊派遣が国益にプラスにならなかったことの自省であり、「派遣の意義を否定的に位置づけることで今後の教訓にする」ことである。お前は全て逆さまに解説している。 何の意味があって逆さま解説するのか分からないが、恐らく当人も分かっていないのだろう。こういうおざなり記事書いておれば社内も政府も満足するだろうという読みで追従しているだけなのだろう。こういう記者ばかりになると社も発展せんわな。 「日本の行動に対しても『対米従属』 『ポチ』といった心ない批判を浴びせられがちだった」とまで云う。おい高畑よ、小ネズミが対米従属ポチ政策とっているのは自明だろうが。「心ない批判」ではなくまさに「的確な批判」だろうが。普通に見ればよいだけの事を、何で持って回って反対に解説しようとするのか。お前の奴隷性ジャーナルはもう聞きたくない。 「ポスト小泉候補たちには同盟と国際協調のバランス感覚を今からじっくりと磨いてもらいたい」で締め括っている。ここでも無茶苦茶な書き方をしている。おい高畑よ、ポスト小泉候補たちにまで対米従属ポチ政策を強制しようとするお前はどこまでアホなのか。誰が見ても軌道修正するチャンスだろうが。 「同盟と国際協調のバランス感覚」などと書く神経も分からない。「憲法的枠組みと日米同盟とのバランス感覚」が問われているのであり、普通はそう書くべきところであろう。「同盟と国際協調のバランス感覚」は、この場合ほぼ一緒であるからして何の意味もなさない。おい毎日よ、こったら胸糞の悪くなる記事載せるなら購読止めるぞ。 2006.6.23日 れんだいこ拝 |
(私論.私見)