小泉・竹中・川口三角売国同盟イルミナティ論 |
2005.4.27日付け「太田龍の時事論評」は、「平成十年(一九九八年)に始まる米国(イルミナティ)の第五次対日侵略戦争に惨敗した日本、今まさに、敵は、首相官邸を占領した」が興味深い指摘をしているので、これを検討する。 太田氏は、次のような注目すべき所見を述べている。(なぜか知らないが「転載禁止」とある。ならば、こういう概要意訳はどうなるのだろう)
更に、次のような歴史観を披瀝している。
れんだいこが時に共感するのは、「田中内閣の退陣、つづいて、ロッキード事件」を大東亜戦争の敗北に続く戦後史上画期の敗戦とみなしていることである。田中角栄の政界追放に興じてうつつを抜かした日本左派運動の能力ではとても理解できまいが、この歴史観が欲しいと思う。 ちなみに、れんだいこ史観による敗戦過程は次のようになる。第一の敗戦は、ペリー米艦隊の来航から始まり大東亜戦争で仕舞う軍事戦での敗北。第一の敗戦は、戦後復興から始まり田中角栄の政界追放に至る経済戦での敗北。第一の敗戦は、田中角栄の政界追放から始まる小泉首相登場から現在に至る政治戦での敗北。今、小泉ー竹中ー川口の三角イルミナティ同盟による第四の日本侵略戦が開始されている。郵政民営化は、外堀を埋められ内堀埋められた挙句の最後の本丸炎上戦に例えられる。 自民党内がこの期に及んでようやく重い腰を上げ、第四次対日本奴隷化戦略に抵抗見せつつある。興味深いことは、野党という野党が対岸の火事視して指をくわえて見守っている痴愚ぶりである。野党というのは、歴史上何が闘われているのか全く見えない政治的稚児でしかないことを物語っていると云えよう。 それというのもこれというのも、れんだいこは、日本左派運動の主体的能力が、歴史観、政治組織論、闘争戦略戦術論、未来青写真論という基本中の基本に於いていずれも暗愚集団であるが故であるように察している。このことを指摘すると、れんだいこの指摘はこれまで聞いた事が無いものだから左派ではないなどと詰(なじ)って得意がる。申し訳ないが、そういう手合いの左派レベルは左派ではないのだ、せいぜいサヨと云われる類のそれに過ぎないのだと気づくべきだろう。 この落差が如何ともし難い。それだけ政治運動が貧困で時差ぼけしているのだろう。例えて云えば、長距離トラック走で、二、三周遅れなのにそれに気づかず、一見一緒に走っていると見える先行ランナー達に絡んでいる姿になろうか。その挙措動作こそナンセンスと云わざるを得ない。 2005.4.28日 れんだいこ拝 |
(私論.私見)