孫子兵法の現代的適用考 |
(最新見直し2012.7.23日)
(れんだいこのショートメッセージ) |
【孫子兵法の現代的適用考】 | ||
「潜賢志林 NO.1 『孫子』はビジネスに向いていない!?」、「潜賢志林 NO.2 『呉子』こそビジネス向きの兵書である!?」は次のように述べている。
極めて的確な孫氏評であろう。同サイトは、この冒頭部分が参考になった。 「平津館」は次のように述べている。
これも分かり易い纏め方である。 |
【理論と実践考】 | |
兵学者と兵法家の違いについて、海音寺潮五郎氏の小説「孫子」の中に次の一節がある。
いわゆる理論と実践の問題であるが、れんだいこは、海音寺的識別をさほど評価しない。なぜなら、海音寺的識別自身が凡俗な理論であるに過ぎないからである。ここで真に為さねばならないことは、理論をして実践を生ますような理論にまで高め、実践をして理論を点検せしめるような実践にせしめねばならないと云う交互作用論を生む出すことである。理論と実践を対立させ、理論優位にするのも間違いである同時に実践優位論も然りである。そういう理論と実践の交互作用論の構築こそ望まれているものであると思う。海音寺がどういう真意で述べているのかは分からないが、このくだりだけで述べれば、そういうことが云えよう。 2012.7.23日 れんだいこ拝 |
(私論.私見)