はじめに |
禅入門
内山興正老師との出会い
「禅に親しむ会」発足
立志 ―21世紀の指導理念の確立―
「出家病」に罹る
角倉羅窓老師との出会い
公案禅入門
公案解答法
『大愚会』発足
K先輩のこと
渡辺玄道老師のこと
「身の悟り」。 |
第1章 |
苦労続くは運命の上り坂。負けるな焦るな一歩ずつ |
「アリ」の課程 ―ハラハラ、ギクシャク―
/「ナシ」の課程―スラスラ、ピタピタ―
「アリ」・「ナシ」交互に踏んで
欠点も弱点も、みんな生きてくる。 |
第2章 |
悟っても迷っても、仏様の温かい掌の上 |
迷・悟の定義
安心して迷えたら本物
迷いに徹したら悟り
百丈野狐の公案
仏がないのが仏様 |
第3章 |
本当は今ココしかないんだよ |
瞬々切り換え
臨済禅師『四料揀』
不登校の息子さん
流れるまま |
第4章 |
ヒトマネするな。へたくそでも自分の足で歩こうね |
モノマネじゃない
おシャカさまの開悟
私は私
イヌ君も仏様
自己イメージの鎖
鎖をほどく坐禅
生かされている私の発見
無我と真我
私のアリ・ナシ体験
身心脱落・脱落身心
他者・世界イメージの脱落
迷悟という禅の神話
哀しい、愛しい人たち |
第5章 |
どんな人のどんな人生も君は美しい |
法とは?
自然法爾作法・如法
妙法
〈お前の場所〉をさがせ
本分人
そのままオーケー!
その人だけが歩める尊い道
いのちの本願
君は美しい! |
第6章 |
君の人生のカジを取っているのは君自身 |
心と世界の関係
君が選び取った世界
〈今・ココ〉に成りきる行
「行」の力
編み物という行
「行」の効果
いのちの本質は「行」
「干しぶどう三粒療法」 |
第7章 |
今ココに落ち着けば、そこから新しい世界が開ける |
人生の薪の時、灰の時
過去や他の人と比べない
唯一絶対の位置
過去を生かし、未来を開くには
〈いのちのボール〉
「不生」
「不滅」
転生について
文句を言わず、腰すえよ
春の時は春が我がいのち
百丈と黄檗
自分を許す坐禅
一生1ミリ前進 |
第8章 |
大海にも露の一粒にも同じ悟りの月が宿る |
悟りは所有できないが使用できる
無心になれたら「悟り」が宿る
オシッコの水にも悟りの月が映る
悟りの深浅は、志の高低で決まる
大器の人ほど悟るのが遅いもの
悟りはレンタカー
ペアのマグカップ |
第9章 |
個我の囲いがほどけたら、必要な時に必要なものが入って来る |
形じゃない
一本足で立つ
カラッポ財布
アタマの限界
いのちのボールのサイズ |
第10章 |
この世界には表現する為にやって来た |
風景
鏡のたとえ
枯木龍吟
世界と共に歩む
世界込みに生きる
私は私を生きる
宇宙が私を生きる
行こそ我がいのち
宏智禅師『坐禅箴』
道元禅師『坐禅箴』
誰が書いているんだろう?
如・是如是我聞作礼而去信受奉行宇宙光明が作者
次々お面を取り換えて |
第11章 |
開き直ったら世界が開ける |
自由
腕組み魚君
『ダメでマル男』が最高人生
シモタ、シモタの五十年
悟った人はコロッと転ぶ
数なんてありはしない
距離なんてありはしない
夢を実現できる人
ここが僕の場所、これが僕の道
私の開き直り体験
終の住処(すみか)と覚悟を決める
自己制約の鎖をほどく
引き摺り女・腰かけ男
みんな私の分身。 |
第12章 |
あれこれ考えるな。やつてくる課題を次々やっつけていけ |
流れ作業式生活法
アメーバ式生活法
カラッポ財布で要るだけ引き出す
『何必』 とは? |
第13章 |
君の人生に永遠普遍の影を宿せ |
永遠・普遍を〈今・ココ〉に盛る
僧の誤った悟り
有限の絵の具で無限を表現する
『トキジクのカグのコノミ』
断つ→立つ→発つ |
第14章 |
何の変哲もない人生を生きながら、密かに世や人を癒している、禅が目指しているのはそんな人になる事です |
本気・無心・大信念
私は私に帰る
トントントン |
終講 |
(1)『公』とは?
(2)『公』の『現』について
(3)『案』とは何か?
(4) 『案』の『成』について
(5)『公案現成』について
(6)『現成公案』について |
あとがき |
さらに深く禅を学びたい人のために |