日本に於けるイスラム教史 |
(最新見直し2007.3.16日)
(れんだいこのショートメッセージ) |
1917年、ロシア革命後、トルコ系少数民族タタール人約600名が迫害を逃れて東京、神戸に来日。1932年、満州国を建国。日本は、ソ連を意識し、満州やソ連に居たイスラム教徒の懐柔を図る。軍部や財閥は在日タタール人の悲願だった礼拝所建設を後押しし、1938年、東京も好くが完成。開堂式には戦前の大アジア主義を代表した頭山、陸軍大将が参列した。東京モスクの初代導師はアブデュルレシト・イブラヒム。「イスラムの道徳は日本人に自然に備わる」との言葉を残している。 1930年代、イスラム研究が国策となる。「大日本回教協会」、「回教圏研究所」が設立される。東南アジア進出で、「南方回教徒」も研究された。1938年、外務省調査部が発行した雑誌「回教事情」は、次のように記している。
1943年、大東亜共栄圏の理論家・大川周明が、「回教概論」を刊行している。 |
(私論.私見)