性器の神秘考

 更新日/2022(平成31.5.1栄和改元/栄和4).8.15日

【性器の神秘考】
 「あなたがヴァギナについて知らないかもしれない9つの秘密」参照。

 ヴァギナ(膣)から分泌される液体にはスクアレンと呼ばれる成分が含まれている。スクアレンはサメの肝油の主な成分としても知られている。スクアレンはアマランサスやオリーブなどといった植物にも含まれており、保湿剤などにも活用されている。  

 ヴァギナの不思議な仕組みについて知られていないことがある。それは、出産の時を想像すれば分かるが、子供を外界へ送り出すためにヴァギナは力強い伸縮を繰り返し、出産後には尿漏れなどを防ぐ膣圧を再び元の状態に戻し、セックスのときも、ヴァギナの筋肉が機能してこそ女性はオーガズムを楽しむことができると云う様々な機能を持っている。ヴァギナはすばらしい柔軟性を持っている。ヴァギナと子宮は、出産時のために強力な伸縮性を備えている。膣の持つ弾性は、子宮から生れ出る赤ちゃんが通れるだけの広さにまで広がることが可能である。この伸縮性は神秘的でさえある。

 女性器の温度が高まり過ぎると膣内の悪いバクテリアが活性化されてしまう。タイトなパンツ姿を好む女性は、ヴァギナが本来持っている湿度に加えて下着やパンツとの摩擦が起こり感染症を引き起こす環境が着々と整えられていることになる。そういう意味で、女性器を締めつけすぎずに風通しを確保し常に清潔に保っていることが大切である。ヴァギナは洗いすぎに注意が必要である。抗菌作用のある石鹸や膣洗浄、まして研磨剤などはヴァギナの手入れに必要がない。洗いすぎてしまうと、膣内に棲息する良いバクテリアも洗い流してしまうことになり、結果的に真菌などの感染症につながってしまう。ヴァギナは自らの分泌物で膣内の環境をキレイに保つことができるため、例えばセックスの後などを除けば石けんなどを使用して必要以上に洗うことは避けるのがよい。

 コットンの下着は女性器との相性抜群である。合成繊維肌着はコットンに比べて通気性がよくない。身体への密着度が高い下着は女性器界隈でバクテリアの繁殖を高めてしまう。日常生活ではコットンの下着をつけるように心掛けるのが賢い。コットンは股間の部分の温度や湿度を下げてくれる効果があるため、健康的な環境を保ってくれる効果も期待できる。 

 女性器、男性器は快楽機能を備えている。身体で最も繊細な場所である。これを担うのが神経であるが、ヴァギナにはペニスよりも多くの神経が集まっている。通常ペニスには神経が4000ほど集まっているのに対し、一般的にそれよりも小さいサイズのヴァギナには約8000もの神経が集中している。クリトリスが刺激を受けると、活性化される神経の数は15000にもなる。神経とは基本的に脳が身体とコミュニケーションをとるための道であり、その意味ではヴァギナは私たちの身体の中で最も「知的な」部分ということができる。

 この器官にまつわる知識を深めることがより豊かな生き方を得ることに繋がる。


 「★阿修羅♪ > 雑談・Story41」の「BRIAN ENO 日時 2019 年 2 月 23 日」「セックスの真髄と醍醐味と
避妊
」。
 生殖と乖離した性行為を行うのはヒトとボノボくらいである。さらに、セックスを男女で行う快楽、愛情表
現、関係構築や絆の構築に発展させたのもヒトとボノボくらいである。特筆すべきはヒトとボノボにおいては男女間(オス、メス間)における快楽、愛情、関係、絆のほうが優先順位の第一に来て生殖自体はいわばこれらのオマケになっている。そして、避妊と言う技術を開発したのはヒトだけである。

 有性生殖を行う生物にとっての優先順位の第一は男女間、オスメス間の性行為による生殖活動である。極端に言えば、男女間の生殖行為を行うために栄養摂取しているのである。だから、生殖行為と栄養摂取は優先順位の第一と第二にこなければならない。しかし、ヒトの場合、この生殖行為が優先順位でランク外に落ちぶれてしまい。性行為(セックス)が優先順位の最高峰に位置している。

 心身ともに健康な男であれば日常的に、女性とセックスしたい!女性の膣に己のいきり立ったペニスを挿入して膣内射精したい!と心の中では思っているのである。渇望するのである。ただ、ここで問題が発生する。セックスの真髄や醍醐味は、生で女性のヌルヌルした膣の中に己のカチカチに勃起したペニスを挿入しピストン運動を行い最高潮に気持ちよくなりなら相手女性をオーガズムに導き己も膣内で大量の射精を行い果てることであるが、このときに妊娠を望まない男女が99.9999%であるという事実と向き合わなければならなくなる。

 避妊との遭遇である。ただ、コンドーム膣外射精はセックスの真髄から乖離する。女性のあのヌルヌルした膣壁との間にゴムが立ちはだかるのがセックスといえようか?違うだろう。セックスの真髄は生なのである。さらに、膣外射精もどうなのか?一番気持ちよくなったときにペニスを抜いて自分でシコシコやるのである。オナニーとそう大きくは変わらない。これもセックスの真髄や醍醐味から大きく逸脱する。セックスの真髄や醍醐味から乖離した避妊法は邪道である。死守すべきは生での豪快な膣内射精である。

 これが本来のセックスでありセックスの真髄であり醍醐味である。それを可能にする避妊を極めるべきである。実際には科学的な避妊の歴史はひじょうに浅い。99.999%の男女が日常的に行っているセックスで子作りを前提していないのに人類の科学は科学的な避妊法の開発に決して前向きではなかったのである。ここで、愚痴ってもしょうがないが、生で膣内射精しても99.9%の確率で避妊できる方法を紹介する。

1.ピルの継続的な服用
2.卵管結紮術(らんかんけっさつじゅつ)
3.IUS(ミレーナ52㎎)子宮内避妊システム
4.パイプカット(男性)

 補足するが、もう生涯にわたって子作りはしないと思う人は2と4が良いだろう。3のミレーナは器具を外せばすぐに妊娠可能になるので将来的に子作りしたい人はミレーナをお勧めする。1はご存知のように副作用が強く、継続的に服用する手間があるのであまりお勧めしない。重要なのは、ほとんどの大の大人がこれらの避妊法について無知だと言うことである。

 人間はセックスを生殖活動と切り離し、人間としての最高の快楽の娯楽に引き上げたが避妊についてはほとんど無知な状態が続いている。人工妊娠中絶の件数も全体としてはピルの導入以降顕著に減ってはいるが避妊に無知な20代未満の件数が一番多いが、次に多いのが45歳~49歳の中年女性。次に多いのが、20~24歳。次に多いのが40~44歳。次に多いのが50歳以上となっている。早い話がセックスのベテランであり避妊のベテランであるハズの40歳以上の中年女性の中絶件数がひじょうに多いのである。

 これは何を意味するのか?単純に避妊の知識がない、避妊していない、確実な避妊方法を知らないという愚かな事実を表している。人工妊娠中絶の費用も相当な費用になる。ミレーナは5~6万円の初期費用で5年間99.9%の確率での避妊が可能で、5年間、妊娠リスクのストレスから開放され毎日、生で膣内射精三昧である。人工妊娠中絶して多大な肉体的精神的負担を余儀なくされ高額な医療費を支払うことを考えたらなぜ、ミレーナを使わないのか?なぜ、四十も過ぎているに卵管結紮術(らんかんけっさつじゅつ)で避妊をしないのか?パイプカットをしないとか?知らないんだろう。無知が災いを呼ぶのはどんな場面でも同じなのである。セックスが人類にとって重要なことで避妊も子作りしたくない人間にひじょうに重要なことでセックスはどうせやるなら生で膣内射精してセックスの王道、セックスの真髄、セックスの究極の快感と快楽、セックスの醍醐味を短い人生楽しんでみたほうが実り多い人生になると思うのだが、やはり、コンドームや膣外射精で皆さん、満足するんでしょうかね?






(私論.私見)