元貴乃花親方の浪人暮らし考その1


 更新日/2018(平成30).12.21日

 (れんだいこのショートメッセージ)
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 2015.11.29日 れんだいこ拝


【花田家が注目を浴び続ける理由考】
 2018.12.24日、「」の「花田家が注目を浴び続ける理由、報じる側の事情と“渡鬼化”」。
 ここ最近、花田家の周辺が騒がしい。元貴乃花親方(以下・貴乃花)を中心に、その弟子たち、長男の優一、つい先日離婚した妻の景子さん、兄で元若乃花の花田虎上、その元妻の美恵子さん…花田ファミリーの名前を目にしない日はないほどだ。なぜ花田家は、これほどまでに注目を浴び続けるのか? ベテラン芸能記者の石田春男氏が分析する。

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 花田ファミリーが世間の注目を浴びるようになったのは、貴乃花の父親の代までさかのぼります。貴乃花の父・満氏は元大関の貴ノ花で、伯父の勝治氏は元横綱。角界のサラブレッドとして、相撲の世界に足を踏み入れた貴乃花は、兄の若乃花とともに、ものすごい勢いで番付を駆け上がって、兄弟での優勝決定戦も実現し、2人とも横綱にまで昇進します。その時に起きたのが“若貴フィーバー”ですが、一方で貴乃花には、当時人気絶頂だった宮沢りえとの婚約→破局という一大トピックもありました。

 そしてその後、徐々に本業以外で花田家がクローズアップされるようになります。“りえ騒動”後、貴乃花はフジテレビの人気女子アナだった景子さんと結婚、若乃花は元モデルでJALの客室乗務員だった美恵子さんと結婚。さらに、度重なるケガ、早すぎるようにも思える引退、兄弟の確執、離婚、金銭問題…考えうるあらゆるスキャンダルが若貴兄弟に降りかかります。近年、そのペースは衰えるどころかむしろペースアップ。相撲協会との悶着、弟子の暴力事件、さらに「靴職人の息子」という新たなスターまで登場しました。

 花田ファミリーがこれほどまでに注目を集める最大の理由は、日本全国津々浦々、老若男女に圧倒的な知名度があることでしょう。若い芸能人の話題であれば、お年寄りは振り向かないですし、ベテランの場合は当然その逆。その点、花田ファミリーのニュースは老若男女がわかるので、報じるマスコミとしても確実に数字(テレビでは視聴率)が望めます。

 ワイドショーの事情としては、「素材が多い」という点も大きな理由です。昨今の芸能人の話題であれば、「親しい友人が…」「SNSでは…」と、ニュースを膨らませるのに苦労しますが、花田家であれば、過去の報道や映像のストックが大量にありますし、パネルにして報じる情報もこれまた大量にあります。確実にある程度の“尺”が計算できるのも、制作側にとっては嬉しいことでしょう。

 しかし何と言っても最大の理由は、騒動で登場する人物が、キャラクターが濃い人ばかりだからでしょう。主役の兄弟2人はいずれも元横綱で、文句なしの大スター。一方の女性陣は、貴乃花の元妻の景子さん、若乃花の元妻の美恵子さん、兄弟の母親の藤田紀子さんなど、いずれも美人揃いで、さながら映画やドラマを見るようです。

 しかもネタに詰まると、消えかけた火に薪をくべるかのごとく、新たなトラブルが持ち上がるのも、注目が途切れない理由です。アスリートが現役を退けば、徐々に忘れられるのが常ですが、花田家の場合、金銭問題、不倫疑惑、離婚、相撲協会との悶着、弟子の暴力事件…もはやすべてを思い出すのが不可能なほど、次々と新ネタが登場。しかも、“謎の整体師”、母の紀子さん、紀子さんと熱愛報道のあったピース綾部(祐一)、息子の優一など、ネタが尽きたかと思えば新たな“出演者”が登場し、見る側を飽きさせません。

 長寿ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)は、愛憎半ばする親族間のゴタゴタを描いて人気を集めていますが、花田家の人気は、ある意味で“リアル渡鬼”を見ているようなものなのではないでしょうか。『渡鬼』は放送が30年近く続き、出演者のうちの何人かは鬼籍に入りましたが、それでも放送は続いています。今や“リアル渡鬼”と化した花田家も“本家・渡鬼”と同様、まだまだこれからも注目され続けていくことでしょう。


【】
 2018.12.24日、 フジテレビ系「バイキング」(月~金曜・後11時55分)では、元貴乃花親方の花田光司氏(46)と元フジテレビアナウンサーの河野景子さん(54)の長男で、靴職人でタレントの花田優一(23)が、一部で報じられた金銭トラブルなどについて特集した。優一は21、22日に都内で自身初となる絵画展を開催。今月13日に発表した離婚のことや靴の納期遅れを巡る金銭トラブルについて報道陣に対応した。靴は1足あたり2週間の製作期間がかかるといい「納品までお待たせし、キャンセル対応をすることもあった」と明かした。

 番組初出演のお笑いコンビ「2丁拳銃」修士(44)の妻で、放送作家の野々村友紀子さん(44)は「もし、優一君に靴を注文している立場だったら、はよ家帰って靴作れよ!」とチクリ。「私自身、放送作家で執筆業もしているんですけど、締め切りを過ぎることもある。(その時は)こっそりと生きている。待っている人がいるってことが申し訳ないという気持ち。あれだけ堂々とテレビに出て、時間をいっぱい使ってやっていることはすごいなと思います」と23歳という年齢での優一の立ち振る舞いに驚きを語った。
 タレント・坂上忍が24日、フジテレビ系「バイキング」で元貴乃花親方の長男で靴職人、花田優一について言及。自身の離婚、両親の離婚、靴の受注トラブルなどを抱えながらワイドショーのハシゴ出演をしたことに「肝は据わっている」と、語った。

 優一は21日、自身の絵画の個展を開催した都内で、報道陣に対応。ワイドショーにも生出演を続け、「靴を注文した方を取材したが、いくら待ってもこなかったとという話が出てきた」など、さまざまな質問を受けた。問題について正面から受け答えした優一の姿に、坂上は「まあ、このタイミングで個展を開いて、取材陣の対応を受けるということになれば、今のような質問は飛び交う。それを受けること自体、肝は据わっているのかな」と、タレント性に注目。タレントのガダルカナル・タカも「厳しいこといえば言いたいことあるのは分かる。でも、この若さでひとりであの状況で各局生でハシゴ。しっかり対応するのはすごいと思うところはある」と、坂上の意見に同調した。靴職人としての仕事ぶりに批判の目が向けられていることにも、坂上は「お父さんが職人というか、我が道を突き進んだ人。あの人と比較されちゃうとね…」と同情的だった。

 元貴乃花親方の花田光司氏と元フジテレビアナウンサーの河野景子さんの長男で、靴職人でタレントとしても活動する花田優一(23)が24日、読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」に生出演。納期をめぐるトラブルについて「作るのに時間がかかるもの。『時間がかかるなら返金してください』というお客様にはご説明して対応させていただいている」などと説明した。

 タレント業との二足のわらじ批判については「僕、正直あんまりテレビに出演させていただく本数、あんまり多くなくて。タレント業だけでもし僕の生計成り立たせるのであれば、もっともっと一生懸命やっていかなくてはいけない部分多いので。そこはちょっと誤解はあるのかなと思うんですけど」「靴を売るまでが仕事なんで。作って終わりではない、ということをご理解いただきたい」とあくまで軸足は靴職人であることなどを強調した。

 また、ベストドレッサー授賞式当日に納車されたばかりの推定700万円の新車のバンに乗っていたことを週刊誌で報じられ、「靴の材料を運ぶのに(車が必要)」と説明し、代金については「もちろん自分で払わせていただいてますので」と、親に援助してもらったとの説を否定した。


 12.25日、「NEWSポストセブン」の女性セブン2019年1月3・10日号「3代にわたって離婚をした花田家、“離婚遺伝子”の影響も?」。
 離婚してるわ。しかも全部父の家系」。「でも、3代も続くって…もしかして、離婚も遺伝するのかなぁ」。などと話題沸騰なのは、先日離婚を発表した花田優一(23才)だ。2018年11月、母・河野景子さん(54才)と元貴乃花(46才)が離婚を発表したばかり。思い返してみれば、貴乃花の母・藤田紀子さん(71才)も2001年に、兄・花田虎上(47才)も2007年に離婚している。3代に及んで離婚が繰り返されたことで、冒頭のように“遺伝”を疑う突拍子もない声が出ているようなのだ。

 だが、この疑惑、「ない」わけではない。実は欧米では、結婚生活と遺伝の関係についての研究が進んでいる。2008年、スウェーデンの研究チームが発表した論文によると、「AVPR1A」という遺伝子に、ある特定の変異をもつ男性は、妻に不満を持たれている割合が高かった。さらに、過去1年以内に離婚や結婚生活の破たんを経験した男性の割合は、他の男性の2倍以上だったという。ちなみに、女性はこの遺伝子変異による影響がみられなかった。

 慶應義塾大学教授(行動遺伝学)の安藤寿康さんが解説する。「この遺伝子『AVPR1A』は、バソプレッシンというホルモンの生成をコントロールする役割があります。バソプレッシンは俗に父性愛のホルモンといわれていて、妻子への愛情や、妻子を守るための縄張り意識に影響を与えることがわかっています。このホルモンが多いと一夫一婦制が維持しやすい。この研究で遺伝的変異がみられた男性は、バソプレッシンがうまく生成されず、妻や子供との関係が悪化しやすくなり、離婚に結び付く傾向があるのかもしれません」。

 離婚の原因というのはさまざまだ。子供や妻に愛情はあっても浮気を繰り返してしまったり、浪費癖がある人もいる。それらも遺伝が関係しているという。「人間のあらゆる性格、行動の個人差には約30〜50%の遺伝の影響があります。離婚の原因となりやすいアルコールへの依存体質や暴力的な性格なども遺伝的ですので、それが子供にもみられると、間接的に離婚しやすい傾向になる。しかし、男女の仲にはたくさんのきわめて複雑な要因が関与していますから、親が離婚しているからといって子も離婚しやすいとは思わないでほしい」(前出・安藤さん)。花田家の場合は果たして!?






(私論.私見)