アイヌ語考1(ア行カ行サ行タ行)

 (最新見直し2009.3.17日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここでアイヌ語を検証する。日本語にはいろんなルーツからの言葉が混ざっている。特に朝鮮語との絡みが指摘されている。しかし思うに、それを云うならアイヌ語の混ざり方こそ主なのではなかろうか。その辺りを確認する。「アイヌ語」(参考・スキッピー秘蔵のアイヌ辞典)その他を参照する。

 2009.3.17日 れんだいこ拝


【アイヌ語言葉】HOME
アイヌ語 意味
「私は」。前後の発音でアイやアウになる場合もある。どうやらアノにもなる場合もあるようだ。
アイ 矢。アイオプは、アイ(矢)+オプ(袋)で矢入れぶくろ。アイカプクルは、アイ(矢)+カプクル(下手な)で矢打ちの下手な人。
アイヌ 人間(神に対する人間の意味)。アイヌサンテクは、アイヌ(人)+サンテク(血)で血筋。アイヌプリは、アイヌ(人)+プリ(習慣)でアイヌの習慣。アイヌモシリは、アイヌ(人)+シモリ(国)でアイヌの国。アイヌレは、アイヌ(人)+レ(名)で人の氏名。
アイヌウッタプ 黒いカスベ
アイネ 〜したあげく、長い間〜して
アウシ 角(前後の発音でアウになる場合もあるようだ)
アウシニ タラノキの茎(直訳で角・木)
アウンクル 隣人・となり
アエロキタ 私の側に
アカム 円盤
アキ
アクス 〜だから
アクル 吐く
アコロワピリカプ 自分の持物は良い物
アシ 降る(風などが吹く意味もある)
アシカイクル 上手な人
アシキペッ 指・手足
アシク 5・5つ
アシクネプ 5・5つ
アシケペチ 足の指
アシケペッ
アシトマップ おそろしい
アシリキ あらためる
アシル 新しい
アシワアン 立っている
アシンル 便所
アシンルカムイ トイレ神
アスパプ 耳の不自由な人・耳が聞こえない
アタイエコレ 代金を払う
アチウチカプ 鳥(シロハヤブサ)
アチカ 汚ない
アチャ
アチャポ 叔父
アチュイ 海(アトゥイやアトゥイソともいう)
アッ つる
アッコチケ 魚などのしっぽ
アッコルス つる付き鍋
アッコルスー つるの付いたなべ
アッシ 樹皮(オヒョウなどの木の内皮)でつくられた着物(アトゥシともいう)
アッスル うわさ
アットゥシ アットゥシと言う種類の着物
アットゥシアミプ アツシ着物
アッドウシカラペ アツシ織機
アットゥシクッ たて糸、経糸
アッニ おひょうだもの木
アッリカ 糸の入る棒
アトゥ 〜のひも(アトゥフとなる場合もあるらしい)
アトゥイ
アトゥイソ 海(アトゥイやアチュイともいう)
アトゥサ
アトゥシ 樹皮(オヒョウ・ハルニレ・シナの木の内皮)でつくられた着物(アッシともいう)
アトゥナウ タコ(???イナウともいう)
アナク 〜は
アナクネ 〜は
アナクン 〜は
アニ 〜で、〜によって
アヌンイタク 外国語
アヌンコタン 死後の世界
アネ 自分があなたに何かを与えるような意味らしい。
アネカリポ もらい子
アノカイ 私・我々(直訳では、「私も〜」って意味になるようなので、そんな感じのにユアンスらしいです)
アパ 戸の入口・出入口
アパオッキ 戸口すだれ
アパチャ 戸の入口
アパチャウン 玄関
アパチャンカムイ 戸口の守り神
アパリ つな針
アパロッペ 入口にさげるもの
アプ 魚とりカギ
アプカシ 歩く
アプッキ むしろ
アフプ 入る
アプュ 釣ざお
アフン 入る
アフンカニ 着物を作る
アフンチャロ あの世への入口
アフンルチャル あの世への入り口(直訳では、口に入る道)海岸などの洞穴などを指す場合があり、干潮の時だけあらわれる洞窟などを指すことが多いらしい。
アペ
アペアレ 火をもやす
アペウチ 火の神
アペエトゥムペ 蛾(火に寄って来る虫の事らしい)アペトゥムペとも言う
アペエトク いろりの土座
アペオイ 囲炉
アペカムイ 火の神
アペカムイトゥリヒ 火の神の垢(炉の中の灰の事で炉の灰は神様らしい)
アペキライ 灰ならし
アペクル 火にあたる
アペケシ 木の燃尻
アペサマタ ろばた
アペソコッ
アペトゥムペ 蛾(火に寄って来る虫の事らしい)アペエトゥムペとも言う
アペニ
アペパスイ 火ばさみ
アペプシュ 火がはねる
アペプシユ 火がはねる
アマ 〜を置く・〜を脱ぐ・〜しておく
アマム 穀物類(ヒエ・アワ・米など)
アマメチカッポ スズメ(アマム・エ・チカポ・粟を食べる小鳥の意味らしい)
アマンイタンキ ご飯茶碗
アマンヌム 米粒
アミ
アミタンネ ザトウムシ、アシナガグモ(直訳では、長い爪の意味)
アミヒ
アム
アムケ 〜をむしる
アムルイ 爪がするどい
アヤポー ぴっくりした瞬間
アユシュニ たらんぼの木
アヨプ 矢筒
アリ 〜によって・〜と言う理由から・〜を使って・〜と言って・〜と思って
アリハウキカネ と言いながら
アルカ 痛い
アルケ かたわら・片方
アルパ 行く
アルワン 7
アワ 〜して、〜したが、〜したら
アワン 〜してしまった
アン 私・我々
アンカラ 造る・造られる
アンカルペ 作酒
アンケシ
アンコラマン
アンコル 私たちの
アンコルアマムサヨ ヒエのおかゆ
アンノシキ 夜中
アンパヤヤ 毛ガニ
アンミクンペ
アンミプ
アンミプミ 着物を着る
私・我々
イウィタ 栽培
イウタ 臼などですり潰す事らしい
イウタニ きね
イウライ 洗う
イウライェ 洗う
イェ 〜と言う、〜を言う
イエメトゥ カムイノミの余り酒
イオクンヌカ 悲しい事・かわいそうに
イオマレ 酒を注げ・酒を注ぐ
イオマンテ 熊神の魂送りの儀(イヨマンテとも言う)
イオルウェンテ 話のじゃまをする
イカシマ あまる・余る
イカシマレ 加える・つぎたす
イカタイ しばらくぶりですね
イキ 〜する
イキア その〜
イキアイ そこ
イキアプ そのもの・それ
イキヤ 例の〜
イキロク それらの〜
イキロクペ その人達、連中
イクシペ
イクタサ 酒盛のおよばれ
イクパキキリ クワガタ(直訳で、噛み付く虫)
イクパス 祭具用の箸(凝った彫刻がしてある)
イクパスイ 奉酒箸
イケ 〜すると・〜していたが
イケサンパ 追う追いかける
イケスイ 怒る
イコイッバ うらやむ・うらやましがる
イコエプ おかず・副食物
イコカヌ 耳をかたむける・きく
イコカプテ オオバコの葉
イコチャシ 親が子供の心配をし、後を追いかける
イコチャス 急な災害時に助けをもとめる
イコラム うたがう
イコル お金
イコロスオプ 宝刀をしまう箱
イコンカプ シャクトリムシ
イサッケ たき火の上に魚肉を乾かす火だな
イサッケキ 炉だなのむしろ・火だなの上のすのこ
イサッケニ 干し竿
イサパキニ 頭叩棒、魚の頭をなぐる時につかう
イサム 〜ない・〜しない・なくなる
イシカ 泥棒する
イシコヘタリ 体を後ろに反らす(ヘタリは頭を上げる意味)
イシコヘポキ 体を前に倒す(ヘポキは頭を下げる意味)
イシリクラン おかしい・へんだ
イソ
イソイタック 昔話
イソキナ ミズバショウの葉
イタウケニ 刻む台
イタク 口の不自由な人(イタク・カ・エアイカプペとも言う)
イタクワ 言ってから
イタサレ 取りかえろ
イタタサ きつい痛み
イタッ 我が言葉・話し
イタンキ お椀
イチェン お金
イチャクケレ 汚い
イチヤッケレ きたない物
イチャニウ サクラマス
イチヤヌエ ます
イチャリ ザル
イチャルバ 先祖供養の祭場
イチャルパ 先祖供養祭
イチャンコッ ヤマベ・ヤマメ
イッカイヨル 男便所
イッケウ
イッケウポネ 背骨
イッマウレ げっぷ
イテセ ござを編む・ござ編み
イテセカ 裏返し
イテセニ 編み糸
イテッケ それはやめなさい
イテメキキリ シャクトリムシ、毛虫(直訳で、物を計る虫の事。歩き方の特徴を名前にしている)
イトゥイトゥイェ 穀物をふるってぬかを飛ばす事
イトゥイトゥイエ 箕でふるうこと
イトゥナプ アリ(イトゥンナプとも言う)
イトゥピシヌ 弔間客・哀悼の意味・互いに泣きながら
イトウペシヌ 弔間
イトゥラ 連れられて行く
イトッパ 家紋家の証
イトムンプヤル 東窓・左座側の窓
イナウ イナウ(木幣)(木を削った神聖な棒)
イナウキケ イナウの削り取った部分
イナウケ イナウを削る
イナウケマキリ イナウを作る小刀
イナウコッチェプ 鮭児(ケイジ)早帰の若い鮭(直訳でイナウを持つ魚の意味)
イナウシントコ イナウをかざったシントコ
イナウル 祭の際、男がかぶる物(イナウリ・サパンペとも言う)
イヌクリ おっくう・たいぎ
イヌンベ 炉縁
イネ 〜して、そして、〜なのに
イネウサルカ 伝承を唄う・人を楽しませる
イネプ 4
イノンチ 殺人
イノンチプ (愚弄する言葉)例えば、くそったれとかバカ野郎など
イノンノイクク 祈り言葉
イノンノイタク のりと
イノンノイタックル 神主
イパンネ こう・このよう
イピロレ ヌカカ
イピロレプ ヌカカ
イフムケ 子守歌
イフムパニ まな板
イフンケ 子守唄
イペ 食べる
イペアレ 死人と最後の食事の儀
イペウナラ 食意地が悪るい
イペエマカ 食物のすききらい
イペカタイキ 一食のためのはたらき
イペコッ 食物がなくなる
イペパスイ 食事の時使うはし
イペマラット 食物・供物
イペルスイ 腹がすいた・食べたい
イペレクッ 子守唄
イポカシ みにくい人
イポルセ 言い方
イポロピリカ 顔色が良い
イマカケワ それから
イマキ
イマキパラ エゾスカシユリの鱗茎
イマク
イマクコトゥク サイハイランの塊茎
イマニッ 刺し串
イミカラ ござ編機
イミレ 着せる
イム 女性特有の一種の陽性ヒステリー状態で、びっくりした時など思わず叫び声を上げたり、突発的な行動に出る。
イメキ ご飯をわんに盛る
イメキソ 死人用食事を入れる入れ物
イメクソ 白木で作った箱膳
イメラッ 稲妻
イモマ 宝物壇(カムイイモマとも言う)
イヤイキップテ あぶない・危ない
イヤイライケレ ありがとう
イヨクシ おぶいひも
イヨクンヌカ かわいそうに・お気のどく
イヨッペ かま
イヨハイカル 悪口を言う事
イヨマックッ 股引き
イヨマッメノコ 愛する女・かわいい子
イヨマレ 酒を注ぐ・おしやく
イヨマレピサック 酒をくむ杓子
イヨマンテ 熊神の魂送りの儀(イオマンテとも言う)
イラマッカ 物をきちんとしまつする
イラマッカフイパ きれいに拭き取る
イラマッシタ 狩犬、猟犬
イラマンテ 狩に行く
イラムパッテ 智恵くらべ
イラムマッカ 大切に・きれいに・貴重に
イランマッカ 立派な、素晴らしい
イリリプ いら草
イルイルイバ なぜさする・死人の体をさする
イルプ でんぷん(イルピヒとも言う)
イルラカムイ 基標又は死人を送る神
イルラチプ 渡し船
イレシパクル 養父母
イレシパハポ 養母
イレシュカムイ 養い育ててくれる神
イレス 育てる・飼う
イレスミチ 養父
イロンネ 厚い
イワクワ 祝いおさめる
イワシ マイワシ
イワン 6
イワンケ すこやか
イワンケレ なおる・全快
イワンケワオカヤン 達者でいてね
インカラ 見る(イカルとも言う)
インカル 見る
インネ 悪人
インネウタラ あつまり・郡集
互いに
ウイマム 交易する
ウウェカルパ 集まる
ウェカラパ 集まる
ウエカルパ 集まり・集まる
ウエネウサル 一緒に話して楽しむ
ウェン 悪い
ウェンカムイ 悪神
ウエンカムイ 魔神
ウェンキクキク をめった打ちにする
ウェンテ 壊す
ウェンペ 悪い者
ウェンペクル 悪人
ウォーコム ワカメ
ウオサ 糸より
ウォロ 水中
ウカ 堅雪(1度溶けて固まった雪の表面)
ウカウカ 〜を縫う
ウキアイネ そうして・そうした・あげく
ウキオンノ それから(オウンノとも言うらしい)
ウク 〜をとる
ウクラン 昨晩
ウコ お互いに対して・お互いに協力して
ウコイキ 喧嘩・せっかん
ウコイタク 話し合う事
ウコオンカムイ お互いに拝礼する・
ウコカプトゥイェプ オオバコの花茎(地上部)
ウコキクキク 殴る
ウコトゥイパ めった切り
ウコヌカラ くらぺる・比較する
ウコモコンノ だきね
ウコラチ 似たりよったり
ウサ 〜も
ウサッ おき(火のついている炭)
ウサラ 下座・戸口の前あたり
ウシ (靴など)をはく・
ウセウ お場
ウソイネ 隣り合い
ウタサ 順番に
ウタシパ 相互に・おたがいに
ウタリ 仲間・団体・親戚
ウタル 〜ども・〜達・人々
ウチ お婆さん・火の神
ウチャシクマ 口承文芸の一種・伝承
ウチャスコマ 語り合う
ウチャロヌンヌン キス
ウッカ 早瀬
ウッタプ えい・かすべ
ウテッアンパ 手をつなぐ
ウトゥラシノッ 共遊び
ウトゥラポッケ 一緒に寝る
ウトゥル 〜の間
ウトキアッ 墓標にまくひも・白と黒
ウナ
ウナクタヌサ 灰捨祭壇
ウナルペ おばさん
ウパシ
ウバシアッテカムイ 雪を司る神
ウパシチョルポクタ 雪の下
ウパス
ウパスキキリ 雪虫
ウバスヌエ 雪かき
ウパルヌンヌン 舌しやぶり
ウプ 〜の腫れ物が破れる
ウフイ 焼ける
ウプソロ 内ふところ
ウプソロクッ 貞操帯
ウプソロホ 〜の中
ウペウ イワニンジン(植物)
ウポポ 輪唱歌・座り歌
ウムペ クジラ
ウユユック ふるえる
ウラ 杭を打つ道具・木槌
ウライ 魚を取るために川にかけるドウ
ウライエオンタロ 洗たく桶
ウララ
ウリキ しらみ
ウルキ シラミ
ウレペルケ ひびわれ
ウワ 知らない・解らない
ウワッテ たくさんいる・繁殖する
ウン 〜にある・〜にいる・〜出身の
おまえ・〜を食べる(特に意味がな場合もある)
エアイカプ 〜できない
エアシカイ 〜できる
エアニ おまえ
エイヌ (火など)が燃える
エイメク 分配・分配する
エイワンケオケレヤクン 使い終ったら
エイワンケヤン 使いなさい
エウコイキ けんか・けんかする
エウサルン 下座の方へ・いろりの下座に
エウシ 刺される・刺さる
エエン 光り・するどい
エエンレラ 寒風
エオリパク 遠慮する
エカシ お爺さん・長老
エカシヌサ 祖先祭壇
エカチ 子ども
エカリ 〜を巡って・借用する
エキムネ (仕事をしに)山へ行く
エキムン 川上の山の方へ
エキムンネル 猟に行く道
エキムンネルー 猟に行く道
エキラ 〜をつれて逃げる
エク 来る・、やって来る
エクスコンナ 急に
エクスン 川向こうへ
エクワコル 〜を杖にする
エコイカウン 東へ
エコイトゥパ ほしがる・物
エコイポクン 西へ
エコテ 〜で死ぬ
エシアンテ 〜のことを怒る
エシカ 〜をさらう
エシカルン 思い出した
エシクキク 打倒
エシタ まさに・ついに・〜こそ/
エシタン 〜をさがす
エシリ 時・前に・先ほど
エシロッケ 〜で地面を突く
エソイネ ウンコしに行く
エソソッキ ケラ
エソル 〜に沿って下に。例→ペッエソル
エタイェ 〜を引っ張る
エチ おまえ達は
エチオカイ おまえ達・あなた達
エチュ 鼻(エトゥとも言う)
エチンケ
エツ 来る事・来た
エッソイタペシ 爆笑・おかしい
エッナンコンナ 来るように
エト
エトイラク 土臭い
エトゥ 鼻(エチゥとも言う)
エトゥケムヌ 鼻血
エトゥタン ちから
エトゥヌプ 片口
エトゥプイ 鼻の穴
エトゥペチッカ 鼻水
エトゥンラチチ 鼻たらし
エトップ かみの毛
エトプ
エトロ いびき
エトントンケ ひよめき、だいしんもん
エニヌイペ
エヌカラ 切れない
エヌワ どこから
エネ このような、〜など
エネパクノ たったそれだけ
エノワエッ どこから来ましたか
エノン どこへ
エノンオマン どこへ行くの
エハ ヤブマメ、ツチマメ(ハエマメとも言う)
エパウシ 〜を頭にかぶる
エパウシプ 鉢巻き(チェパヌップ・マタンプシとも言う)
エパカシ おしえ・教訓
エハトイ へその緒が切れる
エハパプ 貯える
エパヤイケ ぞっとする・身震いする
エパルパシネ パチパチ燃える(アペエパルパシネ・エパルパスネとも言う)
エパルパスネ (火が)燃える(エパルパシネ・アペエパルパスネとも言う)
エピシュン 海岸
エピッチェキナ タンポポの種子が飛散してしまった後の部分(ハゲた草の意味)・
エピルカ 〜でいい感じ
エプルセ 何かを口にふくんで吹きかける
エプンキ 看視・番人・守る
エプンキネ 〜を守る
エペライ 川上へ
エポタラ 心配する
エポタラクル 医者
エマウリ エンレイソウの果実・
エミムピ 小児時代に前頭部に剃り残す髪の毛
エムコタ 早く
エムコタヌカンルスイ 早く会いたい
エムシ
エムシアッ 刀のつる帯
エムシケプシペ 刀さや
エムシセツパ 刀のつば
エムシニッ 太刀の柄
エムビシ
エムンラク 青臭い
エヤプキリ 〜を投げる
エヤミ かけす
エライライ ちから
エラマスイ ほれる事
エラマン おぼえた・判った
エラムアン 〜を知ってる
エラムシンキ 気が済む
エランペウテッ 判らない・知らない
エランペテク 知らない
エルサ 貸す
エルムコイキ ねこ
エルムン ねずみ
エレクス たら
エレクスアッヤポ すけそう
エレヘ あなたの名前
エロルン 上座へ・上座の方へ
エン 〜へ・〜に
エンエネプンキネカムイ 家主を守る神
エンタ 疑問の焦点を強調する言葉らしい
エント ナギナタコウジュの茎葉
エントサヨ ナギナタ・コウジュ草を入れたおかゆ
エンルム 岬(ノットリとも言う)
〜に入る・〜を入れる(特に意味の無い場合もある)
オアラサム 死んでしまう
オイカラリ まわり・周囲
オイセチヤロ 口ばかり
オイラ 〜を忘れる・〜を忘れた
オウペカ まっすぐな
オウリ 〜を掘る
オウンノ 〜からずっと(ウキオンノとも言う)
オオワッ かえる
オカ いる・ある・〜になる(オカイとも言う)
オカケ 〜後に・〜のその後(オカケヘとも言う)
オキムンペ 山津波
オクケ を突き刺す
オクスン 川向こうから
オコイマ 小便
オコクセ 叫ぶ
オシ 〜の後・〜の後ろ
オシケ 〜の中・〜中に(オシケンとも言う)
オシコクンネ 暗い
オシマ 〜に入る
オシマク 後ろ・〜の陰、〜の後ろ
オスケネ 〜の中で
オスックシ 地名オスックシ(川尻に茅が多い所の意味)
オソプソプ すすぐ・すすぎ
オソマ 大便
オソロ
オソロプイ 尻の穴
オタ 砂浜
オタサム 海岸・砂浜
オタスッ 地名・オタスッ村
オタストゥンクル 物語の英雄オタストゥンクル(小樽の人)
オタフムペ 地名
オチウェ 〜を投げる
オチウチリ ハクセキレイ、セキレイ
オチッバ すてる
オチャンペラッ みずくさい、甘まい・味がうすい
オッ 土葬のための穴
オッカイ
オッカイカムイ 男神
オッカイポ 男・若い男
オッカヨクワ 男の墓標
オッケ 〜を突き刺す
オッタ 〜で・〜に・その時に
オテッテレケ ふんづける
オテルケ 〜を踏む
オトゥペカレ 〜を一気に飲む
オトプクサノオウ 髪の毛
オトプヌエカラ 髪の手入れ
オトムプイキナ クサノオウ(直訳で、肛門の草の意味)
オニカプンペ 模様のあるござ
オヌマン タ方
オノイェ 〜に巻き付く
オハウ
オハウコプ 汁の実
オパタッチェ 下利便
オハヨッケ 胸が悪くもどす
オピッタ 皆・全部(オピッタノとも言う)
オプ 入れ物
オプケ おならをする・おなら
オプケフラ へのにおい
オプサ ノリウツギの茎
オプチュイェ 〜を押す(オプトゥイェとも言う)
オプルスセ (雪に足が)埋まる
オプルセ (雪に足が)埋まる
オベツナシモナ 両膝を立ててお尻を床につけた座り方(老婆の座り方)
オペライ 川上から
オペリ 女の子
オペル 女の子・女性の陰部・割れている
オマ 〜に入る
オマッ 愛する
オマレ 入れる
オマワアン 入れてある
オマン 行く
オマンテ 〜を行かせる・〜を送る
オミヒ ふくらはぎ
オムケ せきをする
オムケカムイ 風邪の神
オムケラッ せきのたん
オメカプ 後夜祭
オモンペ 糸玉
オヤ 他の
オヤカク あちらこちらに
オヤパ 来年
オヤモッテ 不思議・へんだ
オヤモッテシリキ おかしな行動
オリパクトゥラノ 失札のないよう
オル ところ
オルンペ 〜にいた者
オレプンペ 津波
オレン 〜に
オロ 〜のところ・〜の中
オロワノ それから・今度
オワッ エゾアカガエル
オンカ 〜を発酵させる
オンカムイ 礼拝
オンクケルケプ やわらかくなったシナノキの繊維
オンタル 樽・桶
オンタロ 桶・たる
オンチェプ 鉾羊度の悪い魚
オントゥレプ 発酵したオオバユリ
オンネ 年老いた物・人
オンネエカシ 亡くなった祖父
オンネプ リーダー
オンネフチ 亡くなった祖母
〜の上
カイ 〜も・〜へ・〜か、〜
カイクマ うさぎ
カウカウ あられ
カエカ 糸開き
カククム 柄杓(ヒシャク)(カスプ・カックムとも言う)
カクコクカムイ カッコウ神(カッコクカムイとも言う)
カクセ せきばらい
カクセせ きばらい
カケンジャイ 掛け竿・着物かけ
カケンチャ 衣装かけ
カシ 〜の上
カシケキク よもぎなどの枝で体を打つ
カシケキッ た草・よもぎと笹でお払いをする事
カシパ あまりに〜しすぎる
カシユッニ えりまきの木
カスプ 柄杓(ヒシャク)カククム・カックムとも言う)
カスプニ 杓子・木・マユミの茎
カスムペ サメカスベ
カソマンテ 死人に小屋を作って、もやして送る儀
カタキ かたき
カタキヒ 〜のかたき
カタク を”り込む物
カックム 柄杓(ヒシャク)(カスプ・カククムとも言う)
カックラ フジコ(ナマコ類)
カッケマッ 貴婦人・奥様
カッコクカムイ カッコウの神様(カクコクカムイとも言う)
カッコチリ かっこう鳥
カッコロ そでなし
カニ 金属
カニカルシ カネカリウシナイ川(鉱を取る所)
カニッ 切り伏せ刺しゆうした単衣の着物
カネ 〜しながら・〜している・〜したままで
カパッチリ オオワシ
カパラ 薄い
カパラアミプ ござ
カプ
カプフ
カマカプ 糸巻木
カム
カムイ 神(自然も含む)
カムイイモマ 宝壇、宝物壇
カムイウチ 火の神(ウチはフチの事)
カムイウチイナウ 火の神のイナウ(ウチはハウチの事)
カムイオロンベ 不幸な事故で人が死んだときに行う儀式
カムイクッチ 悪魔(サルナシ)・マタタビ
カムイクッチプンカラ マタタビの蔓・茎
カムイサンテク 神の血筋
カムイシンプイ 神の井戸
カムイセッ 熊のおり
カムイソマウコロ 神を来客として迎える(捕獲する)
カムイチェプ サケ
カムイヌエ 神の威力
カムイヌサ 主神の祭壇
カムイヌレ 神に伝える
カムイノミ 祈り・神への祈り・クマ送り・お祭り
カムイパケ クマ神の・頭
カムイハル クマの肉
カムイフチ 火の神
カムイフチトゥリヒ 火の神の垢(炉の中の灰)(アペカムイトゥリヒとも言う)
カムイミンタル 大きな沼
カムイモシリ 神々の国
カムイル カムイの道・けもの道・熊の道
カムイワッカ 神の飲水
カムサカンケ 肉をゆでて干す
カムシュケ 肉をにる
カムタチ こうじ
カムルル 肉のおつゆ
カラ (ふた)をする
カラアイネ(イカラアイネ) そうして
カリ 〜から・〜を通って
カル 〜をつくる・〜をする・〜を治す
カルスプヤス 茸の多くある所
カン 〜をつくる・〜をする
カンカン 大腸・小腸
カントコロカムイ 天を司どる神
カンナカムイ
カンナカンナ 再び
カンナネコンネ それからどうしたの
カンナパプシ うわくちびる
カンピヌエ 記入・書く・手紙
する・して・〜をする・そうして
キアンネポ 大きい子
キキリ
キキンニ ななかまどの木
キキンニサヨ ななかまどの枝を入れたおかゆ
キク 〜を殴る・〜を打つ・〜をたたく
キクキク 〜をたたく・〜を叩く
キクッキク 〜をたたく・〜を叩く
キケ 木を削ったもの・イナウの削りかけ
キサラ
キサラアシパ 耳が聞こえない
キサラプイ 耳の穴
キナ ござ・ござの材料の細いもの
キナコロカムイ 龍神
キプトゥル ひたい
キプトゥレンカ ひたいの上方
キムウンクル 山の住人・山の村の人
キムシキナ 山の方に群生している草・サンカクイの茎葉
キムポ 肉の油
キムン
キムンカムイ
キムンヌサ 山祭壇
キムンヌタプ 山奥の峰の上の岩原
キラ にげる
キライ くし
キラウ
キリポ 脂身・
キリリルセ 金切声・かん高い声
キルキル ひっくり返す
〜を飲む・私は・弓
クアニ わたし
クアニイペルスイ 私は食べたい
クアニウタラ わたし達
クイクイ かむ・かじる
クイトプ ガン・マガン
クイトプキナ クサフジ(植物)
クイペルスイ 私腹がすいた
クウシペ
クエッ 私が来た
クエルスイ この物を私は食べたい
クオマン 私が行く
クケルケプ シナノキの内皮
クケルケプニ シナノキ
クコルウタリ 自分の一族
クコルペ 私の所持品
クコルマッ 私の女房
クコルミップ 私の着物
クシ 〜ので
クシタプ 〜と
クス 〜して・〜ため、・〜するために・〜だから・〜ので(クシとも言う)
クタ 〜をあける・〜を全部だす
クチヤ 仮小屋
クッ
クッコレ 帯をしめさせる
クッチ こくわ
クッチプンカル こくわのつる
クッチヨッチャ 渋い
クットモ
クッピタタ 黒い布
クトゥ イタドリ
クナウ フクジュソウの花
クニ 〜するように・〜しよう
クパパ 〜にかみつく
クマ 干し竿
クマサイ 玉飾り
クル
クルクリアンテ まだそんな事が
クレヘ 私の名前
クワ つえ
クンチホプニ 葬式が出る時・死人を表に出す時
クンネ 黒い
クンネカマカタ カラスアゲハ
クンネサランペ 針ぬい針
クンネソヤ 黒蜂
クンネチュプカムイ
クンネニシ 黒雲
クンネマレウレウ カラスアゲハ
クンネワノ 暗いうちから
〜を削る
ケウトゥム 〜気持ち・心
ケウトゥムハイタ マヌケ
ケシ 〜の下流・のしも手
ケシト 毎日
ケシトアンコ 毎日・日々
ケシトゥランコ 毎晩・毎夜
ケスピ かかと
ケトゥシ 嫁さんに行くときに荷物をござに折ってとじたもの。死に装束入れ。
ケネニ 棒の木
ケマウシペ 脚つきシントコ
ケマハ
ケマハ又はチキリ
ケム 飢饉
ケムオプ 頭巾ぼうし
ケムヌ 血を流す
ケラ
ケラアン おいしい
ケリ 靴(犬の皮で作ったもの)
ケリムン 靴の中に敷く草
ケル
ケルケリ こそげる・けずる
ケロ ヒザラガイ類
ケン 〜の上へ
ケンケム なめる・しゃぶる
〜しながら・〜しつつ・〜するもんだから・〜すると・〜したとき・〜すれば・〜すると・〜するときは
コイキ いじめ・せっかん
コイスムポク 波打ち際
コイタッカラ 〜に祈る
コイタッカル 〜に悪態をつく
コイフムケ 〜に子守歌を歌う
コイヤンケ 〜にうち上がっている
コウチャシクマ に物語ってくれる
コオンカムイ 火の神へ礼拝する
コキンピ いなきび
ココ むこ
ココホ 〜の婿
コシネウェ 〜に訪問する・〜に遊びに来る
コシマッ よめ
コシルワンテ 〜を眺める
コタヌフ 〜の集落・〜の人々の住む地域
コタン 集落・人々の住む地域
コタンカラカムイ 国作神
コタンコルカムイ フクロウ神
コタンコロカムイ しまふくろう
コタンコロニシパ 酋長
コタンレ 村の名称
コチャン いやだ・きらいだ
コッカパケ
コッチャ 〜の前
コテクトゥリリ 〜の方に手を伸ばす
コトゥッカ 生える
コトゥルシンニ コシアブラの茎
コトニ 凹みに、なっている、所
コトム 〜〜らしい・〜するように・〜したように
コトル 〜面
コニン リピート・くりかえし
コピサシアムケ 〜から貝をむしる
コポイケ 交る・まじる
コホラリ 〜に住む
コマムオナイ 枯れ葉がたくさんある沢
コヤイヌパ 目が覚める・気がつく・正気づく
コラチ 〜のように
コリ 意味不明
コル 〜しながら・〜しつつ
コルカ 〜けれども
コルコニ 〜フキの葉を持つ木・フキ
コレ 〜に〜を与える・○コレに関連のある言葉→「エンコレ
コレク 持ってくる
コロ 〜を持つ・〜の・〜をしめる
コロカイ けれども
コンカニクワ 金のつえ
コンチ
コンド 今度
コンプウ 昆布
コンル 凍る
コンルルイカ 氷の橋
サーコルペ 節を持つ口承文芸
サーハ 物語の繰り返しの文句
サカエカスプ 酒をまぜる杓子
サク なくなる
サクアン 夏になる
サクケシ
サクパ 夏の間
サクリ 黒い着物・黒い布
サケ
サケサッケ 酒の味をみる
サコルペアリイタク 伝承や祭礼の時の節を持った言い方の事らしい。
サコロペ 節を持つ口承文芸
サッ
サッケ 物を干すこと
サッケシ 夏の末頃(サクケシのなまったものらしい)
サッチェプ 乾燥魚
サッチエプ 閂き干しの魚
サッテ がま草
サッテキイペ 乾燥魚
サパウトルサム 側頭部
サパウンペ 儀式のとき男の人が頭にかぶるもの
サプ 川へ降りていく・下る
サプテ 〜を出す
サポ
サマッキ 横たわる
サマッキイウォロ 横たわっている猟場
サマンペ 女性性器
サムンニ 倒れた木
サヨ おかゆ(例アンコルアマムサヨ
サヨカスプ かゆ杓子
サラニップ 屋根がやそろえ
サラリプ 編み袋
サラリプアトゥフ 編み袋のひも
サラリプカラ 編み袋を作る
サランペ 背貸いぶくろ輻袋
サル カヤ・葦(葦の生えている湿地帯も指す)
サン (川下へ)行く
サンケ (しまってあるものや中にあるもの)を出す
サンテク 血筋・子孫
サンテケヘ 〜の子孫
サンニヨ 考える・〜を心づもりしている
サンペ 心臓
サンペエコイキ 胸やけ
サンミッポ 子孫
本当の・主な・大きい
シーソ 右座
シウニン 黄色い・カボチャ色・青い・草色・緑
シカプネカ どこでも
シキチマウシ 目やに
シキナ ガマの葉
シキヒ
シキラップ まつ毛
シク いっぱい
シクオシケタマオ 眼球にできる白いもの(白内障?)
シクシ 天気
シクスウエント くもり日
シクナク 耳の聞こえない人
シクヌ 生きてる
シクヌカ 〜を生かす
シクプ 成長する
シクラプ まつげ
シケ 荷物
シケルペ キハダ
シケレペ キハダの実
シケレペニ 黄肺
シサム 和人
シサムイタク 和人の言葉
シサムウッタプ 白いカスベ
シソヤ スズメバチ
シタ イヌ
シタイキ 〜を織る
シタウオセ 犬が吠える・遠吠え
シタウル 犬皮
シタクタク 赤ちゃん
シタコルコニ ゴボウ
シタト マツルボの鱗茎
シッカムッ 目をつむる
シッタップ 又木で作った土堀道具
シッテンテム 手さがしする
シッテンパテンパ 手さぐり
シットエ 自殺
シットキヒ 目がとび出ている
シットココ 目をかっと開く
シッポ
シト 団子
シトゥイナウ イナウの一種(イナウとは木で作った祭礼用の道具)
シトゥカプ ぶどうづるの皮
シトゥカプサラリプ ぶどうづるの皮の編み袋
シトゥナウ シトイナウ・イナウの一種(イナウとは木で作った祭礼用の道具)
シトゥリ ただ横になる・寝ている
シトゥリリ 背のび
シトカル 餅づくり
シトッケウェ ひじ
シトペラ 団子べら
シトマ 〜を怖がる
シトマオッカイ こわい男の人
シトマラット だんご・供物
シナシナ 〜を結ぶ
シヌイェ 入れ墨をする
シヌエ 入墨
シネ 1・一つの・一人の・ある
シネアニ ある日
シネウェ 訪れる・あそぶ
シネッ 1
シネト 一日
シネトシカプネカ 日中
シネパ l年
シネプ 1つ
シネペシ 9
シネンネ 1人の事
シノッ 遊び
シノッチャ 即興の歌
シノッチャキ 歌を歌う
シノッポンク 遊びの小弓
シノルッパ つばをのみこむ事
シパスクル カラスの一種
シピニ 身仕度
シピリカ 最も美しい
シムシシカ せきばらいをする・あいさつ
シモン
シモンモエ 動く
シャモマナイ 和人のいる沢
シュサム シシャモ
シュシュ 細葉柳
シュシュハム 柳葉魚
シュム
シュムウンクル 西方人・静内より西の方の人
シラウ アブ
シラツ 磯(シラルが変化したもの)
シララアン 潮が引く
シララエピス 潮が満ちる
シラリ 酒のこし粕
シラル
シラレワクパシクル カラスの一種
シリ 〜ようす・〜の山
シリアン 時がたつ・そう言う状況
シリクンネ 暗くなる
シリコルカムイ 山の守り神
シリセセク 暑い
シリピリカ 晴天
シリペケレ
シリポッケ 暖かい天気
シルカイ 貝の一種・
シルクンネ 暗い・暗くなる
シルシキナ アカザ
シルシル こすって洗う
シルセセク 暑い日
シルペケレ 明るくなる・朝・夜明け
シロヌマン 晩になる
シンケプ エゾヤマハギ
シンタ ゆりかご
シントコ 樽型の容器・桶
シンドコ 樽型の容器・桶
シントコケマシペ 脚付きの〜
シンナイ 別に・別な・違う
シンプイ 湧出泉・井戸
シンリッ 血統
シンリツ
なべ
スアッ 鍋つる
スイ また
スイェ 〜を振る・〜で酒を捧げる
スー
スーアサム 鍋の底
スウェ 〜を料理する・〜を煮炊きする
スーニ なべかけ
スープタ 鍋のふた
スープタカル なぺのふたをする
スオプ
スオロコニン カレイの一種
スケ 炊事
スサム シシャモ
ストゥカプ ぶどうつるの皮
ストケリ わらじ
スニ たき火の所で煮炊の時につかうつり金
スネ 明かり
スネニ 燈火用かばの皮をはさむ木
スプキ 禅男の下帯
スプヤ
スプン アカハラ、ウグイ
スマ
スマウコロ 来客として迎える・(神を)しとめる捕獲する・クマを殺す・クマをとる
スム 西の〜
スムレラ 秋風
スヤンケマッ なべのおく所の神女・女の神
スリスリ 〜をこする
スルククスリ ショウブ
スワッ 炉かぎ
〜を背負う
セイ ホッキ貝
セセッ 熱い
セタ
セタル エゾノコリンゴの果実
セチュル 背中
セッ ね床・部屋
セッセレケ しくしく泣く
セトゥル 背中
セプ 広い
セレマッコルカムイ 護神
セレマッコレ 占い時に古老が力が付くよう古銭をつける
座(他の言葉の組み合わせで広い意味を表す場合もある。例アトゥイソ
ソイ
ソイエンパ 外に出る
ソイネ 外に出る
ソー 座・床
ソーパ 家の神窓と祭壇の間の空き地
ソーパオル 家の神窓と祭壇の間の空き地
ソコッ 炉・床・内底
ソコニ エゾニワトコの茎
ソコンニ にわとこの木
ソコンニイナウ 病魔を追う・にわとこ・イナウ
ソシケ さける・やぶれる・むける・めくれてはがれる
ソッキ 寝室
ソモクイペ 私は食べません
ソモヌア まだ開いていない
ソモマプ 赤ちゃん
ソヤ ハチ
ソユン 外の〜
ソルマ ゼンマイ
ソレクシカイ それこそ
ソレクス それこそ
ソロマ コゴミ(シダ類)
ソンノ 本当・話の合づち
ソンノカイ 本当に
〜に・〜で
タア これ
タアカイ この〜
タアタアンワ ここに居る
タアタネポ たった今
タアニ ここ
タアン ここにある
タアンタ ここに・こっちに
タアンペ 今居る物・この物
タアンペクホッルスイ この物を私は買いたい
タアンペコラチ ここに居る
タイキ のみ
タクネ 短い
タクネピコロ 短い刀
タシコロ 霜柱
タシコロアツテカムイ 寒気司る神
タシロ 山刀
タスム 病気になる・病気である・病気
タッニ かんばの木
タッニカプ かんぱの木の皮
タッネ 短い
タトゥシペ タイマツ(棒の先に割れ目を入れ、樺の木の皮をはんさんで、そこに火をつけた物)
タヌクラン 今夜
タヌクランエ 今夜・おまえ
タネ もう・今や・今・今すぐ
タネオカイクル 現代の人
タネパクノ 今までは
タネピリカ これで良い
タネポ
タノクラン 今晩
タパン これ
タパンアマムケルスイ この飯食ぺたい
タパンオハウケルスイ この汁私は食べたい
タパンペ これ
タプ 〜こそ・
タマ 首飾り
タマンコ
タラ 荷造りロープ
タン こんな・こちらの・この
タント 今日・本日
タントオロ 今から
タンネ 長い
タンネカムイ ヘビ
タンネピコロ 長い刀
タンパクオプ 煙草入
私たちは
チウイテクウッシュウ 神の使い
チウリ アサリ
チエバスップ 涙頭巾
チェパヌップ 鉢巻き(エパウシプ・マタンプシとも言う)
チェプ
チェプケリ 魚皮靴
チェプコイキクル 漁師
チェプルル 魚のおつゆ
チエヘ 男性性器
チェホッケプ ごぎ縄む
チオカイ 私たち
チオルクシテコ こんなところに
チカプ
チカプセツ 鳥の巣
チカプラプ 鳥の羽根毛
チカラカラペ 刺繍入りの着物
チキサニ にれの木
チキサニカルシ にれの木のキノコ
チキリ
チキリウェン 足の悪い人
チキリヤム 足がつめたい
チク 〜ならば・もし〜ならば
チケンキ マッチ
チコイキプ いきもの・生物
チシ 泣く
チシキンナカル 泣きわめく
チスイ アマニュウ
チスイェプ ウド
チセ
チセオシマク 家のかげ
チセコッチャ 家の前
チセコロカムイ 家の守神
チセコロニシパ 家長、家主、旦那
チセヘ
チタタプ たたき料理
チタラペ 神に祈る時につかう模様つきごぎ
チタルペ ござ
チノミシリ 吾等の札拝する山
チピヤンケウシ 舟揚場
チプ
チプコロクル 舟主
チポプテニペシ 木灰で煮たしなの木の皮
チポル 筋子(イクラ)
チポルシト すずこを付けたもち
チポロ すず子イクラますの子
チマ かさぶた
チマカニ かじか
チマキナ 山うど
チャ 〜の岸
チャエトク 談判・非をせめ合う事
チャキサラ 口角部
チャシ とりで
チャシコッ とりでの跡
チャス 走る
チャチャ 古老
チャチャキワモナ あぐら(男の座り方)
チャッチャリケ しびれる
チャツチャリケ しびれる
チャトゥパレ 祭礼の一種らしい。
チャトパレ カムイノミする
チャプシ
チャプシトゥリリ 走る
チャペ ねこ
チャヤイケ (とげが)出る
チャランケ 談判・その非をせめ合う事
チャル
チャロ
チヤロ 古老
チヤロ又はパロ
チャロヌイ 口にする刺青
チャワスルコルクンペ 話し合いしに行く人
チュイ 肝臓など
チュイェ 切る
チュイマ 遠い
チュク
チユク
チユクアン 秋になる
チュシ
チュプ
チュプカムイ 月神
チュプカムイタスム 日食になる事
チュプペケレ 月あかり
チュプライ 月が死ぬ
チュラ 〜と
チヨッキ ふんどし
チヨッキテパ ふんどしの生地
チョルポケ 〜の下
チョルポッケ 女性の性器
チライニ ミヤマカマズミ
チロシネイペ サブロウ(魚)
チロンヌップカムイ 北キツネ
チロンヌプ きつね
チンル かんじき
ツプワアン 目をとじている
こっち・ここ
テイネ 濡れた・濡れる
テウンノ これから
テエタ
テエタクル 昔の人
テク 〜して・そして・
テククニ 手首
テクサイカル 〜をを掴む・〜サッと手に取る・
テクサム 〜の際・〜の横・〜の脇
テクトゥマム
テクヌイェプ キツリフネ(植物)・
テクンペ 手こう手ぶくろ
テケ 手。テケウクは、テケ(テケ)+ウク(取る)で手を取り合う。テケウラエは、テケ(手)+ウラエ(洗う)で手を洗う。テケコモンケは手がかじかむ。
テケシヌイ 手にする刺青
テケシヌィエ 手にする刺青
テケヘ
テケペッ 手の指
テケペテクネ 手がかじかむ
テケヤム 手が冷めたい
テケルイルイ 手をにぎり合う
テシマ かんじき
テセ 〜を編む
テッキラリ 手をふる
テッコトロ 手の平
テッサイカリ 〜を引きさらう
テッテレケ よろけて歩く事
テッヌンヌン おしやぶり・子供のおもちや
テパ 生地(ふんどし・おしめ・生理用の布等を指す)
テワノエノノオマン これからあなた、どこへ行くのですか
湖・沼
トアアン この
トアアンクル この人
トアニ あっち
トアン あの・あっち・あそこ
トアンタ あそこ
トイキクキク 〜をぶん殴る・〜をリンチする
トイコキッキク ひどい殴られ方
トイタ 畑・種まき
トイタタンパク 煙草
トイタチリ キジバト(鳥)
トイトイ
トゥ 二つの
トゥイ 魚の内臓・腸・内臓・臓蔵
トゥイェ 切る
トゥイタク 口承文芸の一種
トゥイトゥイェ 脱穀した殻を箕で飛ばす事
トゥイマ 遠い。トゥイマイタックは、。トゥイマ(遠い)イタック(物語り)で古い昔の物語。トゥイマウタリは、トゥイマ(遠い)+ウタリ(祖先)で遠い祖先。
トゥウキイタク 杯で酒を捧げる
トゥキ
トゥキパスイ 酒箸
トゥク 伸びる・生長する・出る・育つ
トゥシュ 占・占ない
トゥス 巫術
トゥスニンケ リス
トゥッカ 〜にくっつく
トゥトゥッチリ はと
トゥナ 火棚
トゥナシカ 行って手伝う・〜を急がせる
トゥプ 2
トゥペシ 8
トゥペンニ 紅葉いたや
トゥママ 身体・体・胴体
トゥマムカシ 体の上・胴体の上
トウマムンニ 布まきとり棒
トゥラシ (川)に沿って(上へ)
トゥリ 〜を伸ばす
トゥル 火の神の垢(炉の中の灰)
トゥレップ 姥百合
トゥレプ オオバユリ・ウバユリ(植物)
トゥレプタ オオバユリを掘る・オオバユリ採取
トゥワ ワラビの新葉(植物)
トゥンネワ 二人で
トオ あれ
トオアン あの
トオアンウタラ あの人たち
トーケシ 正午頃
トカプチュプカムイ 日神
トケシイペ 中食
トコルカムイ 湖や沼地の神
トッコニ まむし
トットキ 突く・ついばむ
トニン ミミズ
トノト トノトクウは、トノト(酒)+クウ(飲む)で酒を飲む。
トペ 乳・ミルク
トペンペ 甘い物
トマリコルカムイ 泊の神
トム 中ほど
トモトゥイェ 〜を渡って
トランネクル 甘い物
トレプタニ ウバユリを堀る道具
トレンカムイ おろか神
トントネ はげている
トントンケ 赤ちゃんの頭の所




(私論.私見)